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2014年9月15日 (月)

【美術展】『オルセー美術館展 印象派の誕生』国立新美術館/マネとモネの競演! 他にも見所多し

六本木の国立新美術館で『オルセー美術館展』が10月20日まで開催中です。
ロングラン開催ですが、会期もそろそろ後一ヶ月というところです。


2014

オルセー美術館展
印象派の誕生 ―描くことの自由―
Naissance de l'Impressionnisme : La liberté de peindre. Collections du musée d'Orsay
2014年7月9日(水)~10月20日(月)

国立新美術館 企画展示室2E (東京・六本木)
主催:国立新美術館、オルセー美術館、読売新聞社、日本テレビ放送網
http://orsay2014.jp/

上のポスターにも使用されている本展の看板作モネ『草上の昼食』が9月20日放送の『美の巨人たち』で取り上げられます。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/920-0584.html



オルセー美術館

芸術の都、フランスはパリの美術の殿堂「オルセー美術館」。
1986年の開館なので、意外と新しい美術館です。

パリの美術館というば、ルーブル美術館が有名です。
パリのみならず、世界一有名な美術館と呼んでいいでしょう。
オルセー美術館とは、所蔵作品の制作年代で住み分けされています。

オルセーには原則として2月革命のあった1848年から、
第一次世界大戦が始まる1914年までの作品を展示されています。
それ以前の作品はルーヴル、
そしてそれ以降の作品、つまり現代美術はポンピドゥー・センターに収められています。

19世紀中盤から20世紀初頭といえば、パリが芸術の都として大輪の花を咲かせた時代。
そして、特にその時代を象徴する言葉「印象派」。
この展覧会は印象派の、その誕生に焦点を当てています。


オルセー美術館展
印象派の誕生 ―描くことの自由―

本展にはそのオルセー美術館から名画84点が来日しています。
その中でエドゥアール・マネの絵画が11点、一挙公開されています。

近代絵画の祖と称されるマネは、「印象派の父」とも呼ばれます。
しかし、マネ自身は印象派には分類されないことが多いです。
これが、絵画のジャンル分けのややこしいところでもあります。

簡単に言ってしまえば、マネは印象派の画家達を導いたリーダー的役割を果たしましたが、
彼らの催した印象派展には出展しなかったことが大きいです。

本展はそのマネの作品の比率が高いこと、
また印象派に先行する写実主義の名画の展示も多いことから、
「印象派の誕生」と名付けられたのでしょう。


Manet_0011
エドゥアール・マネ『笛を吹く少年』(1866年)
本展の看板作品。マネの代表作。
テレビ東京系『美の巨人たち』で取り上げられた際にレビュー、よろしればご覧ください。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/730-47e5.html


Photo
クロード・モネ 『草上の昼食』(1865-66年)
これも本展の看板作。まさに大看板です。

こちらはモネ。
「マネ」と「モネ」、西洋絵画初心者が戸惑うポイントです。
マネは前述のように「印象派の父」ですが、本人は印象派ではない。
一方、モネは印象派の象徴的な存在。
なにしろ、「印象派」の命名は、モネの作品に由来するのですから。

そして『草上の朝食」といえば、マネにも超有名な作品がありますね。
こちらも『美の巨人たち』で取り上げられ、このブログにも記しました。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/106-7aba.html


しかし、さすがオルセー展! 見どころが多いです。
印象派以外にも見逃し難い作品は多くあります。
印象派と同時代で対極に位置する、アカデミズム絵画の巨匠ブグローやカバネルの作品も。


Photo_2
アレクサンドル・カバネル『ヴィーナスの誕生』(1863年)
このような絵をアカデミズム絵画、アカデミック絵画と呼ぶのです。
ちょっと不思議ではありませんか?


ともかく、見どころ多々。是非お見逃しなく。

Old Fashioned Club  月野景史

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