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2014年9月

2014年9月30日 (火)

【相棒】『season13』 10/15放送初回SPに仲間由紀恵出演/話題の大物女優が相棒に!

10月15日に放送される『相棒season13』初回2時間スペシャル「ファントム・アサシン」に
女優の仲間由紀恵さんがゲスト出演することが公表されました。
放送は終了しました。感想等は→こちら


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連続テレビ小説『花子とアン』(NHK)での好演、俳優・田中哲司さんとの結婚と、
最近話題の大物ゲストの登場です。


今や21世紀を代表する人気長寿ドラマシリーズとなった『相棒』。
2000年に2時間ドラマとして放映され、2002年より連ドラ化。
2003年のシーズン2からは10月スタートで翌3月までの2クール半年の放映が定着。
三代目相棒・成宮寛貴さん登場以降も17%台の高視聴率を維持しています。

成宮さんが登場してから『13』で3シーズン目ですが、
その間、大ベテランの岩下志麻さんの出演はありましたが、
仲間さんのような20~40代の大物主演女優のゲストは初めてといえるかも知れません。

先日、このブログでも紹介した30秒スポットCMに仲間さんの姿はなかったので、
10月直前まで引っ張ったサプライズゲスト的な位置づけでもあるのでしょうが、
実は、『相棒』出演はネットでロケの目撃情報が流れていました。

一方で、仲間さんは10月期に警察物ドラマ『SAKURA~事件を聞く女~』(TBS系)への
主演が決まっており、他局の同分野のドラマへのゲスト出演を疑問視する向きもあったのですが、
出演は事実だったということです。


第1話「ファントム・アサシン」
それにしても、相棒らしからぬ仰々しいタイトルです。

この回で仲間さんが演じるのは、警察庁から日本政府の情報機関「内閣情報調査室」へ
出向中の社美彌子。「やしろ・みやこ」と読むようです。
水谷豊さん演じる特命係の杉下右京と成宮寛貴さんの演じる甲斐享(カイト)、
おなじみ三代目相棒コンビが追う連続殺人に絡む極秘ファイルの持ち主という役とのこと。

機密の死守が最優先される情報機関に属する役どころで、
相棒コンビに協力するか、対立かが焦点のようです。

仲間さんは成宮さんとは『ごくせん』や『TRICK(トリック)』シリーズなどで共演経験がありますが、
水谷豊さんとは初共演とのこと。

また、『相棒』ではかつて松下由樹さんや木村佳乃さんら主演級女優が、
弁護士、議員といった切れ者の女性の役で複数回出演し、
相棒コンビと鋭い絡みをしてきましたので、今回も仲間さんの役も大いに注目されます

Old Fashioned Club  月野景史


以下、オリコンニュースより引用
http://www.nack5.co.jp/oricon_2042736.shtml
☆☆☆
仲間由紀恵、『相棒』シリーズ初参戦&水谷豊と初共演「光栄」
人気ドラマ『相棒season13』10月15日放送の初回2時間スペシャル「ファントム・アサシン」に仲間由紀恵(左)がゲスト出演。水谷豊(右)とは初共演(C)テレビ朝日
 女優の仲間由紀恵が、10月15日スタートのテレビ朝日系人気ドラマ『相棒season13』の初回2時間スペシャル「ファントム・アサシン」(後8:00~、通常は毎週水曜 後9:00)にゲスト出演、主演の水谷豊と初共演することが29日、わかった。「長い歴史のある人気シリーズ『相棒』に、ゲスト出演のお話をいただきき、大変光栄に思っております」とオファーに応じた仲間が演じるのは、国家の機密を握る謎多き女。「面白い作品になるよう撮影を頑張りました」と手応えを語っている。

俳優の田中哲司との結婚、27日まで放送された連続テレビ小説『花子とアン』(NHK)での好演も記憶に新しいところ。しかも、10月期に主演ドラマ『SAKURA~事件を聞く女~』(TBS系)が控える身で、国民的人気ドラマシリーズの初回ゲストとは何たる勢い。
今作で、仲間が演じるのは、警察庁から日本政府の情報機関「内閣情報調査室」へ出向中の社美彌子(やしろ・みやこ)。水谷演じる特命係の杉下右京、成宮寛貴演じる甲斐享が追う連続殺人にからむ、極秘ファイルの持ち主という役どころだ。犯人検挙が目的の右京たちに対し、機密の死守が最優先される情報機関に属する美彌子。両者が歩む道は協力か、それとも対立か。どんな化学変化が起きるのか。

水谷は「第1話の重要な役柄なのですが、仲間さんに演じていただいて本当に良かったです。仲間さんの声って心地が良いんです。長台詞を聞いていると気持よくて眠ってしまいそうでした」とユーモアを交えて合格点をつけた。

『TRICK』シリーズなどで仲間と共演経験がある成宮は「俳優として歩み始めた時に共演させていただき、影響を受け、自分にとってかけがえのない先輩です。初めての共演は先生と生徒という立場でしたが、久しぶりにお会いしてもどこかその距離感で接し、お芝居出来た時間が幸せでした」と感慨深げ。仲間も「久しぶりにお会いしたら、とても頼もしく男らしくなられていたので大変驚きました」と目を細めていた。
★★★

2014年9月25日 (木)

【美術展】国立新美術館「チューリヒ美術館展」開幕/「オルセー展」と異例で豪華な同時開催

今日9月25日、東京六本木の国立新美術館にて、
「チューリヒ美術館展ー印象派からシュルレアリスムまで」展が開幕しました。
12月25日まで三ヶ月間の開催です。


Photo

チューリヒ美術館展ー印象派からシュルレアリスムまで
2014年9月25日(木)〜12月15日(月)
国立新美術館 企画展示室1E

主催:国立新美術館、朝日新聞社、テレビ朝日、BS朝日
後援:外務省、スイス大使館
http://zurich2014-15.jp/


しかし・・・、国立新美術館では他に大きな展覧会をやっていたような・・・。
そうです、同館では10月20日まで「『オルセー美術館展 印象派の誕生」が開催中なのです。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-766f.html

国立新美術館はコレクションを持ちません。
作品を所蔵せず、よそから借りて来て展覧会を行うことが専門の美術館です。
ですので、複数の企画展が重なること自体は珍しくありません。

しかし、今回のように海外の大美術館の名を冠した
西洋絵画の大型展が併催されるのは稀だと思います。

しかも、共にタイトルに「印象派」の名が入ります。
時代や分野も近い二つの展覧会。
オルセー展を未見の方は、まとめて観るのも楽しいかも知れません。


公式ツイッターより 本日の開幕式の模様です。Tw
黒柳徹子さんの顔も見えます。


◆チューリヒ美術館
1910年開館。所蔵作品約10万点。
今回の展覧会には近代美術コレクションから主要作品から厳選された、
モネ、セザンヌ、ピカソ、ダリ、ジャコメッティら、
近代美術史を彩る巨匠たちの傑作や名品が来日しました。
出展作のうち初来日作品は全体の約8割を占めます。


近くレポートを記すつもりです。
Old Fashioned Club  月野景史

2014年9月24日 (水)

【ドラマ】『HERO』終了 平均視聴率21.3%/勢いまかせの感あるも、キムタク神話は死なず

木村拓哉さん主演のフジテレビ系ドラマ『HERO』(フジテレビ 月21時枠)が
9月22日の放送で最終回を迎えました。
2001年に視聴率34.3%を記録した伝説のドラマの13年ぶりの復活として注目を集めましたね。

初回26.5%を記録した視聴率はその後やや落としましたが、最終回は22.9%、平均21.3%。
13年前には遠く及ばないものの、今の水準を考えれば超高視聴率ともいえる数字で、
キムタク神話は死なず、との印象を残しました。

内容については、初回から賛否両論だったと思います。
ただ、このドラマは全11話と最近の1クールドラマとしては話数が多いですが、
木村さんがSMAPのメンバーとして出演した『FNS27時間テレビ』での発言等から、
27時間TV放送の7月26日・27日の時点でクランクアップ寸前だったことが明らかになっています。

直後の7月28日が第3話の放送。
つまり、放送開始後にどんな批判が寄せられたとしても、
軌道修正が難しい撮影スケジュールだったのです。
木村さんが演じた久利生公平同様、「ふれない」ドラマ作りだったということでしょう。


個性派脇役大挙出演

キャストについては、前作に比べて地味との言われ方もしました。
前作から、木村さん以外の主要キャラは降板、
脇役を残して、更に脇役を追加した、との感はあります。

ただ、脇役といっても、いずれも“超”をつけていい個性派で、
しかも売れっ子の方ばかり、ある意味豪華で、賑やかな配役でした。

なので、キャラクターがそれぞれ個性的なのはいいし、個々には魅力もあるのですが、
検事が主役なのだから基本は事件物、の筈なのに、
毎回、検事や検察事務官達の、誰が好きだの嫌いだの、何を食べたのという、
学校の休み時間や放課後のような騒ぎが多過ぎて、
食傷気味になる面はありました。


最終話
最終二話は前後編で、休み時間騒ぎはやや抑えられましたが、
ストーリーは相変わらず勢いまかせでしたね。

例えば、前編で特捜部に手伝いに行っていた為、
聴取にまったく関わらなかった連続通り魔事件の公判で、
なぜか久利生が検事をしていること。

最終話のメインゲストである元検事役の井上順さんが態度を一変させる理由も不可解でした。
本来なら久利生が説得するのがドラマの王道だと思うのですが、
他の検事や事務官は説得に行ってるのに、久利生は接触すらしませんでした。

ただ、そういった前振りなしにいきなり証言した方が、
どんでん返しのサプライズとしてはよかったのかも知れませんが。

等々、挙げればキリがないのですが、
細かいこことをガタガタ言わずに楽しもう、というドラマなのでしょう。
人気ドラマならではの強烈な押しの強さのようなものを感じました。

ともかく、視聴率20%越えで、この7月期のみならず、今年の1クールドラマの中で断然トップです。
ただ、10月期にはテレビ朝日の『ドクターX』第3シーズンが控えていますが。

Old Fashioned Club  月野景史

2014年9月22日 (月)

【ドラマ】『ST』『信長のシェフ』 世にも稀なWヒロイン掛け持ち/志田未来 芦名星

先日最終回を迎えた2014年7月期の連続ドラマ
『ST 赤と白の捜査ファイル』について、このブログに書きました。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/st-beb6.html

脇役も個性的でおもしろかったと記しましたが、
そういえば、このドラマのキャスティングで、かなりレアなことがありました。

『ST』は藤原竜也さんと岡田将生さんの若手俳優二人のW主演ですが、
ではヒロインはとなると、STメンバー・青山翔の志田未来さんと
結城翠役の芦名星さんでしょう。

St_2

志田さんがヒロイン、芦名さんが準ヒロインというところでしょうか。


さて、なにがレアかというと、この二人、やはりこの7月期の連続ドラマ
『信長のシェフ』(テレビ朝日 木曜20時枠)にも二人揃って出ていたのです。

しかも『信長のシェフ』も玉森裕太さん、及川光博さんの男性二人が主演で、
それのヒロイン・準ヒロインという、ほとんど同じポジションです。

Photo_3
Photo_4

二人とも、役柄もよく似たキャラです。
これは、それぞれの持ち味があるから、当然の面もあるでしょうが。


それにしても、別に事務所が同じわけでもないようですし、これはかなりレアでしょう。
同時期のゴールデンタイム連ドラで、ヒロインの女優が掛け持ちというのも珍しいのに、
それがヒロイン・準ヒロインのセットでなのですから。
なぜこんな無理なキャスティングがなされたのか?


前回書いたように、『ST』は昨年単発でドラマ化され、今回連ドラになりました。
二人はその時も出演しています。

一方、『信長のシェフ』の方は2013年1月期に深夜枠で連ドラとして放送され、
今回ゴールデンに昇格して、続編の形で放送されました。
二人はこの時も出演していました。

つまり、二人にしてみれば、過去に出演したドラマの続編の制作が、
たまたま同クールにかちあってしまったのですね。

ここは微妙なところで、二人とも、本当の主演だったり、
例えば男優一人に対して、互角の相手役のヒロインだったら、
さすがにそんな掛け持ちはしないでしょうし、制作側もさせなかったでしょう。

しかし、両方のドラマの公式サイトのトップ画像を見れば明らかなのですが、
共に男優二人の主演ドラマで、他は基本的に脇役。
その中で“位置づけとしてはヒロイン”という感じなのです。

推測ですが、「掛け持ちになってしまうから出演は難しい。」と制作側に伝えたとしても、
その為に放映時期をずらすということはなく、
なんらかの形で代役・代演が立てられ、降板となる可能性が高かったでしょう。
実際、深夜枠の『信長』第1期にはもう一人、香椎由宇さんが主要な役で出演していたのですが、
出産の為に降板しています。

だから、あえて二人とも(というか、事務所の判断でしょうが)引き受けて、
この稀有な共演が実現した、というところなのだと思います。

ただ、『信長』の志田さんは出番も多く、実質的なヒロインといってもよかったくらいでしたが。
いずれにしろ、掛け持ちで大変だったでしょうけど、
二人とも、どちらもなかなか魅力的に演じていました。


『信長のシェフ』は視聴率では苦戦したので、続編の可能性は薄いですが、
『ST』は、とりあえず映画版の二人に期待しています。

Old Fashioned Club  月野景史

2014年9月21日 (日)

【美術】モネ『草上の昼食』9/20『美の巨人たち』より/印象派の道標となった来日中の大作

このブログでも既報の通り、9月20日放送のテレビ東京系『KIRIN~美の巨人たち~』
テーマ作品「今週の一枚」はクロード・モネ『草上の昼食』(1865-66年)でした。
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/140920/index.html

Photo

現在、六本木の国立新美術館で開催中の『オルセー美術館展 印象派の誕生』に来日、展示中の絵です。

この番組は現代人の登場人物が、古典芸術を探究する、という構成が多いのですが、
今回はそれがなく、モネと恋人(後に夫人)のカミーユ、
そしてモネの友人で画家、また支援者でもあったフレデリック・バジールに扮した俳優により、
この絵が描かれ、そして切断される事情が入念に描かれました。


番組によれば、
1865年、サロン(官展)で入選を果たした24歳のモネは、
森でピクニックを楽しむ人々を実物大で描く縦4メートル、横6メートルの大作に取り掛かります。
二人の画家を越える為に。

一人はモネに先んじて、同じてタイトルの絵を描いたマネ。

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エドゥアール・マネ 『草上の昼食』 (1862-63年)

スキャンダルを巻き起こしながらも、若い画家達から高い支持を得た絵ですが、
モネの狙いは別のところにありました。
若い頃から屋外での制作に親しんできたモネは、外光の下で、
“今“を生きる等身大の人々を描こうとしたのです。

どことなく舞台の背景のように見えるマネの描いた森に対して、
陽光鮮やかなモネの森は、やがて印象派へと繋がる道標といえるでしょう。


では、もう一人の画家とは誰でしょう?
写実主義の巨匠ギュスターブ・クールベです。
モネより21歳年上のクールベはモネとカミーユの結婚立会人も務めました。

聖書や神話の世界を描くのが王道だった時代に、
市井の人々による葬式風景を大画面に淡々と写した『オルナンの埋葬』を描いたクールベ。

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ギュスターヴ・クールベ『オルナンの埋葬】1849年

“現代人のレジャー”を等身大で描いたモネの『草上の昼食』は、クールベへのオマージュでもあったのです。

しかし、モネの『草上の昼食』はクールベに批判されたようです。
詳しい事は判りませんが、その為にモネはこの絵のサロン出展をあきらめ未完のまま封印。
やがて、ためてしまった家賃のかたに没収されてしまいました。

後年、早く亡くなったカミーユの遺言により、モネはこの絵を買戻しますが、
カビで痛んでおり、約半分を不自然な形で残して、切り取らねばならなかったのです。


モネとクールベはこの絵をめぐって何を話したのか?
それは永遠の謎のようです。

Old Fashioned Club  月野景史


2014年9月20日 (土)

【カメラ】NikonD750発売記念イベント「Nikon Digital Live 2014」速報 9月20日AM

先日、このブログでも話題にしたニコンの新作フルサイズデジタル一眼レフカメラ D750。
本日、ベルサール新宿グランドホールで開催の、
D750発売記念イベント「Nikon Digital Live 2014」に行ってきました。
http://www.nikon-image.com/event/ndl2014/


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今日、9月20日と21日に東京新宿、
23に大阪梅田のハービスホール大阪で開催されます。


今日は予定が詰まっているので試写の体験はせず、
カメラマンの阿部秀之氏と大和田良氏の講演を聞いてきました。

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お二人の話を聞いただけの感想ですが、
小型・軽量・薄型で持ちやすいグリップ+チルト液晶(可動式液晶)で、
携帯性に優れたスナップカメラ、という推し方のように感じました。

阿部氏はそれだけではなく、撮影に訪れたタイにあるニコンの工場の労働環境から、
動体ではタイの格闘技ムエタイの連写まで、幅広く、微に入り細に入り解説でしたが、
全体としての推奨どころは、気軽に持って撮りに行こう、というところらしい。
キャッチフレーズの「攻めよ、表現者。」もそのあたりに由来するようです。

しかし、普通の人からすればレンズキットで25万円するカメラは超々高級品です。
とりあえずの相手は“広義におけるハイアマチュア”でしょう。
気軽に持ち歩いてスナップをと押されても、あまり響かないようにも思えます。


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試写コーナーには立派な恐竜や、美しいモデルさんがいましたが、
もう少し、スピードの速い被写体を撮らせてほしいようにも感じました。

Old Fashioned Club  月野景史

2014年9月19日 (金)

【美術展】「耀きの静と動 ボヘミアン・グラス」 サントリー美術館/古典から現代アートまで ガラス芸術史を一気に俯瞰

六本木のサントリー美術館で9月28日まで
「プラハ国立美術工芸博物館所蔵 耀きの静と動 ボヘミアン・グラス」展が
開催中です。会期末もせまってきました。


2014

プラハ国立美術工芸博物館所蔵
耀きの静と動 ボヘミアン・グラス
2014年8月2日(土)~9月28日(日)
サントリー美術館

主催:サントリー美術館、読売新聞社
後援:チェコ共和国大使館、チェコセンター
協賛:ルフトハンザ、ルフトハンザ・カーゴ、三井不動産、三井住友海上火災保険、サントリーホールディングス
特別協力:プラハ国立美術工芸博物館
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibit/2014_4/


魅惑的なガラスの世界。
3年前、このブログでも同じサントリー美術館で開催された
『コーニング・ガラス美術館特別出品 あこがれのヴェネチアン・グラス』展を紹介しました。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-8463.html

本展はヴェネツィアンガラスと並び名高い、
ボヘミアンガラスの展覧会です。


ボヘミアン・グラス
カットとエングレーヴィングにより水晶のよう輝きを放つガラス。

ボヘミアは現在のチェコ共和国西部・中部地方を指す歴史的地名です。
この地で13世紀頃に始まるガラス製造は1670-80年代、
透明度が高く、光との共鳴が美しいカリ・クリスタルの開発によって興隆し、
18世紀にはヨーロッパのガラス市場を席巻するまでとなりました。

更に19世紀に様々な着色・絵付け法が開発され、
従来のモノクロームの美は一転、色彩豊かに変貌します。
そして、20世紀には世界に冠たる「ガラス彫刻」を築き上げ、
今もなお発展し続けています。


本展は、現在のチェコ共和国周辺に花開いたボヘミアン・グラスの変遷を、
15世紀から現代にいたるプラハ国立美術工芸博物館の収蔵品170件で紹介する催し。

本当に、クラシカルなガラス工芸から現代アートまで、
ガラス美術史を一気に俯瞰する展覧会です。


展示構成は以下の通り

第1章 中世:14~15世紀

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第2章 ルネサンスとマニエリスム:1550~1650年頃
第3章 バロックとロココ:1650~1790年頃
第4章 古典主義、帝政様式、ビーダーマイヤー様式、ロココ・リヴァイヴァル:1800~1865年頃

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第5章 歴史主義:1860~1890年頃
第6章 アール・ヌーヴォー、アール・デコ、機能主義:1890年頃~第2次世界大戦
第7章 1945年から現代まで

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ガラス美術史の概要はこちらでも紹介しています。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-eacc.html

Old Fashioned Club  月野景史

2014年9月18日 (木)

【美術】9月20日『美の巨人たち』 テーマ作は来日中の“モネ『草上の昼食』”

明後日、9月20日放送予定のテレビ東京系『KIRIN~美の巨人たち~』
テーマ作品「今週の一枚」はクロード・モネ『草上の昼食』(1865-66年)です。

Photo

この絵は現在、六本木の国立新美術館で開催中の
『オルセー美術館展 印象派の誕生』に来日、展示中です。



『草上の昼食』というタイトルですと、モネと似た名前のマネの絵が有名です。
↓この絵ですね。

The_luncheon_on_the_grass
エドゥアール・マネ 『草上の昼食』 (1862-63年)
この時代において話題作、いわばスキャンダル作でもありました。


マネはモネより8歳ほど年長で、両者には深い親交があります。
来日中のモネ『草上の昼食』が描かれたのはマネの2~3年後。

今回のオルセー展にはマネの絵も11点来日しており、「マネ展」の趣もあります。
マネとモネ、二つの 『草上の昼食』。

しかし、モネの絵は不自然に二つに寸断されています。
なぜ?


『美の巨人たち』がどう解析するのか、楽しみです。
Old Fashioned Club  月野景史

2014年9月17日 (水)

【ドラマ】『ST 赤と白の捜査ファイル』/今期健闘のドラマも、映画に向け急展開のラスト

木村拓哉さん主演『HERO』の最終回をまだ残していますが、
7月~9月期のドラマもあらかた終了しました。
視聴率は総じて不振だった中で健闘したのが、9月17日で最終話となった
『ST 赤と白の捜査ファイル』(日本テレビ 水曜22時枠 全10回)でしょう。
http://www.ntv.co.jp/st/


St

視聴率は中盤に一桁台に落ちましたが、ラスト2回で盛り返し、
平均11.36%を残しました。

それほどの数字でもないですが、7月期の1クールドラマの中では第3位。
20%越えが間違いない『HERO』を除けば、
数ある事件・警察関係物(監察医・探偵物等含む)の中でトップでした。


このドラマの主演は藤原竜也さん(赤城左門役)と岡田将生さん(百合根友久役)。
20代~30代の若手俳優(今は30代も“若手”と言っていいでしょう)のW主演でした。
この若手男優主演というのも、特に今期のドラマでは珍しかったのです。

女優さんの方は、主演もしくはヒロインが20代~30代の“若手”でも、
相手役の男性俳優は40代以上、というのが多かったです。
例えば『HERO』『ゼロの焦点』『東京スカーレット』『監察医アキタ』『匿名探偵』・・・。
警察関係物はほとんどそうですね。
まぁ、若い、いい男が活躍するドラマもなくてはですね。


しかし、視聴率で挽回したラストの2回は前後編で、急展開がありました。

実はこのドラマ、放送中盤で、映画の制作が告知されました。
http://st-movie.com/
2015年1月に公開予定です。

ですので、ドラマのラストがどう終わり、どう映画に繋がるのか大きな注目点でした。
このドラマは元々、2013年4月に、
原作と同名の『ST 警視庁科学特捜班』として単発ドラマで放送され、
1年ちょっと経った今クールで連続ドラマ化されました。

その単発ドラマで「ST」という部署を作った三枝俊郎参事官(渡部篤郎)が、
連ドラでは第1話で警察をやめ、カフェのマスターとなってしまいました。
そして、警察関係ドラマによくある、主人公達行き付けの飲食店の店主、
という役どころになるのですが、
ラス前の回で突如、連続殺人事件に関与する、いわゆるラスボス的な存在ではないのか?
というとんでもない流れになってきました。
そういう状態で迎えた最終話でしたが、その心配は杞憂に終わり、事件も解決。
となったのも束の間、更にとんでもない急展開で、
赤城左門か逮捕される!  後は映画で、となってしまいました。

いったい何が起きたのか?
そもそも赤城の逮捕は、最終の2話連続で描いた連続殺人事件に関係あるのか?
何もわからない状態で終わってしまったのです。

さすがにこれはネットでも賛否両論で、
映画が待ち遠しいという人もいれば、
映画は映画として、テレビの連続ドラマなのだから、
一応きちっと完結させるべきという声も多いようです。

そういう意見も当然でしょうが、まぁしかし気になってしまいます。

ところでこのドラマ、全員に充分な見せ場があったかというと疑問ですが、
結構人数の多いサブキャラも、それぞれ個性的でおもしろかったです。
だからこそ、続きとなる映画が観たい、という面もありますね。
※付記 “Wヒロイン”の志田未来さんと芦名星さんについて記しました。


Old Fashioned Club  月野景史

2014年9月16日 (火)

【カメラ】「Nikon D750」「CANON EOS 7D MarkⅡ」発表/ファンの明暗分かれる

日本の二大カメラメーカーであるキヤノン(CANON)とニコン(Nikon)。
9月12日にニコンが「D750」
http://digicame-info.com/2014/09/fxd750.html

9月16日にキヤノン「EOS 7D Mark II」を、
http://digicame-info.com/2014/09/eos-7d-mark-ii-21.html

相次いで新作デジタル一眼レフカメラの発売を正式発表しました。

( ※9/20 NikonD750発売記念イベント「Nikon Digital Live 2014」 速報

共に「7」という数字を名称に持つカメラ。
ボディ本体の小売り価格も、どちらも20万円ほど。
とはいっても、イメージセンサーのサイズの違うので、単純に同クラスともいえないのですが、
大別すれば、共にミドルクラスのハイアマチュア向けカメラというところでしょう。

さて、この発表をめぐって、両社のユーザーが悲喜こもごも、明暗が分かれています。
もちろん、色々な反響がありますが、総じていうと、
お祭り状態のキヤノンファンに対して、
お通夜・・・というより、抗議集会状態のニコンファンというところなのです。

状況を少し説明しましょう。
発表順とは逆ですが、キヤノンから先に記した方がわかり易いのでそうします。


CANON EOS 7D Mark Ⅱ (11月上旬発売予定)
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名称から一目瞭然ですが、「EOS 7D」というカメラの後継機です。
2009年10月の発売で、動体、つまりスポーツや航空機、野鳥撮りなどに強く、
フルサイズよりは少しイメージセンサーの小さいAPS-Cサイズですが、
モンスターと呼ばれ、多くのユーザーを獲得しました。

熱心なユーザーが多く、以前より後継機の登場が待たれていましたが、
今回5年ぶりという、デジタルの分野ではかなり長いサイクルを経て、
新商品が誕生したのです。

そして、発表されたスペックも、期待を裏切らないものでした。
つまり、たいぶ待たせはしましたが、熱烈なファンの期待に応えた、ということです。


この7D2のケースと比較すると、ニコンファンの落胆というのが、判り易くなります。


Nikon D750 (9月25日発売予定)
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ニコンには2008年に発売された「D700」というフルサイズ機がありました。
すでにディスコン(生産終了)になっています。

その後、オリンピックイヤーの2012年にニコンはフラッグシップのD4に加え、
フルサイズのD800とD600を発売しました。
共にD700とは少し性格が違うカメラで、既に両機種ともマイナーチェンジされ、
D810とD610が登場しています。

今回、D750というネーミングのカメラが発売されるということで、
D700のユーザーからすれば、当然D700の後継機だろうと予測したのです。
が、しかし、その期待通りにいかなかった、いうことなのです。
しかも、その直後にキヤノンが7Dの正統な後継機といえる7DⅡを出してしまったから、
よけいそう思えてしまうのです。

では具体的にD750の何が問題なのか?
D700後継を望んでいたファンの期待は主に、7Dと同じ動体撮影に向いていました。
しかし、発表されたスペックを見る限り、シャッタースピードと連写撮影の数値が期待通りではありませんでした。
これは、事前にはもう少し高いスペックの噂が流れていたので、余計落胆が強かった面もあるでしょう。
加えて、全体の作りがフルサイズのエントリー機(入門機)であるD600系に近く感じられる点も、
不満要素のひとつかも知れません。

そして、もうひとつ囁かれている推論があります。
D600という機種は廉価なフルサイズ機として発売されたのですが、
センサーへのゴミ付着の不具合があり、早々とほぼその点のみを改善したD610が発売されました。

D750は本来ならD600の後継機として開発されていたのを、
不具合の為に一部だけ変えたD610を発売してしまった為、
700番台として発表したのではないか、との見方がされているのです。
これも、有り得なくはないかなとは思います。

そして何より、D700の後継とはいえないD750にこの名前を付けてしまったら、
今後、正統な後継機が出る可能性は低くなったようにも思えます。


しかし、元々D700と無縁の人間からすれば、D750もなかなか魅力的です。
特に私のようなフルサイズ初心者・初級者からすると、
進化したAFと高感度、また可動式液晶(チルト液晶)の採用。
初値の20万円も、少し前までのフルサイズ機の価格を思えば無茶ではないし、
この時点でそうなら、発売後はもう少し下がる可能性もあるでしょう、
それに、微妙な問題ですが、7DⅡの評判がよければ、更に下がる要因になるでしょう。
価格的にも魅力あります。

もちろん、7DⅡは凄いカメラだと思います。
ただ、こと高感度耐性については、APS-Cはフルサイズにどうしても敵いません。
それを承知の上で、キヤノンはファンに応えるべく、APS-Cモンスターの二代目を出しました。

一方、ニコンはフルサイズカメラへの撒き餌を出してきたというところでしょうか。
他社を含めて、APS-C一眼のユーザーの引き込みを狙っているのかも知れません。

動き物でも、航空機や野鳥メインの方は、それほどの高感度は必要ないし、
望遠の画角でAPS-Cの優位性もあり、7DⅡはベストのカメラなのでしょう。
しかし、私のように屋内スポーツメインだと、高感度性能に求める比重が大きく、
なまじフルサイズに手を出してしまった今では、APS-Cには触手が動きません。


と、拙い知識と憶測で色々書きましたが、
一部実写サンプルも出回っているとはいえ、画質の評価はこれからだし、
動体撮影で重要なオートフォーカス(AF)の精度について、
その他使い勝手についての論評もまだこれからです。
大いに注目しています。


Old Fashioned Club  月野景史

2014年9月15日 (月)

【美術展】『オルセー美術館展 印象派の誕生』国立新美術館/マネとモネの競演! 他にも見所多し

六本木の国立新美術館で『オルセー美術館展』が10月20日まで開催中です。
ロングラン開催ですが、会期もそろそろ後一ヶ月というところです。


2014

オルセー美術館展
印象派の誕生 ―描くことの自由―
Naissance de l'Impressionnisme : La liberté de peindre. Collections du musée d'Orsay
2014年7月9日(水)~10月20日(月)

国立新美術館 企画展示室2E (東京・六本木)
主催:国立新美術館、オルセー美術館、読売新聞社、日本テレビ放送網
http://orsay2014.jp/

上のポスターにも使用されている本展の看板作モネ『草上の昼食』が9月20日放送の『美の巨人たち』で取り上げられます。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/920-0584.html



オルセー美術館

芸術の都、フランスはパリの美術の殿堂「オルセー美術館」。
1986年の開館なので、意外と新しい美術館です。

パリの美術館というば、ルーブル美術館が有名です。
パリのみならず、世界一有名な美術館と呼んでいいでしょう。
オルセー美術館とは、所蔵作品の制作年代で住み分けされています。

オルセーには原則として2月革命のあった1848年から、
第一次世界大戦が始まる1914年までの作品を展示されています。
それ以前の作品はルーヴル、
そしてそれ以降の作品、つまり現代美術はポンピドゥー・センターに収められています。

19世紀中盤から20世紀初頭といえば、パリが芸術の都として大輪の花を咲かせた時代。
そして、特にその時代を象徴する言葉「印象派」。
この展覧会は印象派の、その誕生に焦点を当てています。


オルセー美術館展
印象派の誕生 ―描くことの自由―

本展にはそのオルセー美術館から名画84点が来日しています。
その中でエドゥアール・マネの絵画が11点、一挙公開されています。

近代絵画の祖と称されるマネは、「印象派の父」とも呼ばれます。
しかし、マネ自身は印象派には分類されないことが多いです。
これが、絵画のジャンル分けのややこしいところでもあります。

簡単に言ってしまえば、マネは印象派の画家達を導いたリーダー的役割を果たしましたが、
彼らの催した印象派展には出展しなかったことが大きいです。

本展はそのマネの作品の比率が高いこと、
また印象派に先行する写実主義の名画の展示も多いことから、
「印象派の誕生」と名付けられたのでしょう。


Manet_0011
エドゥアール・マネ『笛を吹く少年』(1866年)
本展の看板作品。マネの代表作。
テレビ東京系『美の巨人たち』で取り上げられた際にレビュー、よろしればご覧ください。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/730-47e5.html


Photo
クロード・モネ 『草上の昼食』(1865-66年)
これも本展の看板作。まさに大看板です。

こちらはモネ。
「マネ」と「モネ」、西洋絵画初心者が戸惑うポイントです。
マネは前述のように「印象派の父」ですが、本人は印象派ではない。
一方、モネは印象派の象徴的な存在。
なにしろ、「印象派」の命名は、モネの作品に由来するのですから。

そして『草上の朝食」といえば、マネにも超有名な作品がありますね。
こちらも『美の巨人たち』で取り上げられ、このブログにも記しました。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/106-7aba.html


しかし、さすがオルセー展! 見どころが多いです。
印象派以外にも見逃し難い作品は多くあります。
印象派と同時代で対極に位置する、アカデミズム絵画の巨匠ブグローやカバネルの作品も。


Photo_2
アレクサンドル・カバネル『ヴィーナスの誕生』(1863年)
このような絵をアカデミズム絵画、アカデミック絵画と呼ぶのです。
ちょっと不思議ではありませんか?


ともかく、見どころ多々。是非お見逃しなく。

Old Fashioned Club  月野景史

2014年9月12日 (金)

【美術展】「印象派のふるさと ノルマンディー展」 損保ジャパン日本興亜美術館/遠きリゾート地に思いを馳せる

東京新宿の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で11月9日まで、
「印象派のふるさと ノルマンディー展 ~近代風景画のはじまり~」が開催中です。

Photo_2

印象派のふるさと ノルマンディー展
~近代風景画のはじまり~
2014年9月6日(土)~11月9日(日)
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館

主催:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館、日本経済新聞社
協賛:損保ジャパン日本興亜
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本協力エールフランス航空
http://www.sjnk-museum.org/program/current/2139.html


東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
親会社の合併に伴い、この9月1日に
「損保ジャパン東郷青児美術館」から名称変更しはかりです。
1階エントランスにはお祝いの花が飾られていました。

Dsc05672
今回は名称変更後、最初の展覧会となります。


六本木の国立新美術館では
「オルセー美術館展 印象派の誕生 ―描くことの自由―」が開催中ですが、
本展も「印象派」の名がついた展覧会です。
「印象派の誕生」に対して、こちらは「印象派のふるさと」。
それが「ノルマンディー」であるとのこと。
よく聞く地名です。


フランス北西部に位置するノルマンディー
海に面した風光明媚な地方。
19世紀後半、鉄道の敷設にともない、パリ市民の憩いの場となり、
フランス有数のリゾート地として発展してきました。

しかし、実はこれよりも早い19世紀前半、身近な自然の風景を描いた画家たちは、
ノルマンディーの美しさに気づき、その景観を画面にとどめようとしていたのです。

本展はセーヌ河口に位置する港町ル・アーヴルのアンドレ・マルロー美術館の協力のもと、
フランスを中心に国内外の美術館が所蔵する作品から
ノルマンディーの魅力をとらえた油彩、素描、版画、写真など約80点を展示し、
ノルマンディーが近代風景画の成立と発展に果たした役割を探ります。
多くの美術館の所蔵が集まっているのも特徴のひとつです。


Photo_3
ウジェーヌ・ブーダン『ル・アーヴル、ウール停泊地』1885年
エヴルー美術博物館
本展の看板作品。
ブーダンはまさにノルマンディーの出身。
第1回の印象派展にも出品しています。


Photo_4
ラウル・デュフィ『海の祭り、ル・アーヴルへの公式訪問』
アンドレ・マルロー美術館、ル・アーヴル
これも看板作。
デュフィはコーナーが設けられており、11点展示されており、みな魅力的でした。
もちろん、20世紀の作品ですが。


Photo_5
ヴィットリオ・マッテオ・コルコス『別れ』
ウジェーヌ・ブーダン美術館
これは一際目を引きました。
美しい絵です。


この他、写真のコーナーもあり。
遠い国のリゾート地に思いを馳せるのもいいでしょう。

Old Fashioned Club  月野景史

2014年9月11日 (木)

【相棒】『season13』 10月スタート 30秒PRスポットCM公開/悦子のウェディングドレス姿が!

10月スタートの『相棒season13』の 30秒PRスポットCMが公開されています。
http://www.tv-asahi.co.jp/aibou/movie/


警視庁特命係・杉下右京(水谷豊)の三代目相棒・カイトこと甲斐享役の成宮寛貴さんも
2012年10月の登場から3シーズン目になります。

13

髪型も変えて、少し大人っぽく・・・といったところでしょうか。



そのカイトの恋人・笛吹悦子役の真飛聖さんですが、
ウエディングドレス・・・つまり花嫁姿の映像が流れています。

13_2


シーズン13ではカイトと悦子の関係に変化があるとアナウンスされています。
それは結婚ということでしょうか?
ただ、背後にドレスが並んでいるようですし、このシーン自体は結婚式ではないでしょう。
どういう事情で花嫁姿になるのか、それはまだわかりません。


結婚式のシーンは、かつての亀山薫(寺脇康文)・美和子(鈴木砂羽)夫婦の時もありませんでした。
今回のカイト&悦子も、思わせぶりにしておいての肩すかしのような気もします。

しかし、シーズン11でカイトと共に登場した悦子ですが、
シーズン12も劇場版Ⅲでも、これといった見せ場はなかったように思います。
さて13では、少し大きな仕掛けでもあるのでしょうか。

そういえば、同棲恋人だった亀山&美和子は、3シーズン目冒頭でいきなりの別離がありました。
同じ路線だとすると、悦子は別の男と結婚!?
まぁこのペアにそれはないとは思いますが。

Old Fashioned Club  月野景史

2014年9月 1日 (月)

【美術展】『ヴァロットン ―冷たい炎の画家』三菱一号館美術館/印象深いクールな作品世界

東京丸ノ内の三菱一号館美術館で9月23日まで、
『ヴァロットン ―冷たい炎の画家』展が開催中です。

Photo_3
ヴァロットン ―冷たい炎の画家
2014年6月14日(土~9月23日(火・祝)
三菱一号館美術館

主催:オルセー美術館 RMN-グラン・パレ ゴッホ美術館 三菱一号館美術館
日本経済新聞社 テレビ朝日
http://mimt.jp/vallotton

冷たい炎の画家・・・、本展はスイス人画家ヴァロットンの日本初の回顧展です。


フェリックス・ヴァロットン
(Félix Edouard Vallotton, 1865年12月28日 - 1925年12月29日)

スイスで生まれ。パリを生きた画家、グラフィック・アーティスト。
19世紀末から20世紀に活躍。
独特の視点と多様な表現を持つヴァロットン作品。
100年以上たった今でも斬新で現代的です。

本展では約60点の油彩と、約60点の版画の計約120点が展示されています。
この展覧会はオルセー美術館およびフェリックス・ヴァロットン財団 監修の国際レベルの展覧会として、
グラン・パレ(仏・パリ)、ゴッホ美術館(蘭・アムステルダム) を巡回。
そして現在、日本初の回顧展として開催中なのです。

版画の展示が多いですが、三菱一号館美術館はヴァロットンの版画作品を1 8 7点所蔵しています。
これほどまとめての所蔵は他に例がないようです。

日本での知名度が高いとはいえませんが、
独特のクールなエロティシズムを感ずる作品世界。
なかなか魅力的です。

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是非観てもらいたい展覧会です。

Old Fashioned Club  月野景史

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