【訃報】林隆三さん死去/主演作『ザ・ハングマン』降板回が今日6月10日20時、東京MXで放送
俳優の林隆三さんが6月4日亡くなりました。70歳。
近親者での葬儀終了後、公表されたようです。
http://www.asahi.com/articles/ASG693QTYG69UCLV00B.html
その林さんが主演した『ザ・ハングマン 燃える事件簿』の第25話、
林さんの殉職による降板エピソードである「さらばブラック 怒りの爆死」が、
今日6月10日(火)20時より、東京MXテレビ(TOKYO MX2)で再放送されます。
特に追悼特番というわけではありません。
MXでは、このドラマを再放送しており、偶然訃報と重なったものです。
『ザ・ハングマン』シリーズは必殺シリーズの現代版のようなドラマ。
出演者やスタイルを変えながら、断続的に続いた人気シリーズです。
しかし、林隆三さんが出ていたイメージを持っている人は多くはないでしょう。
実は林さん、はこのシリーズの第1シーズン『ザ・ハングマン 燃える事件簿』に
主役として出演していたのです。
チームのリーダー役で、コードネームはブラック。
黒沢年男さんとW主演のような形ですが、クレジットでは林さんがトップ、黒沢さんがトメです。
第1シーズンは1980年11月から1年間51話制作されましたが、林さんは半年で降板しました。
今日放送されるのは、その最終出演回です。
人気俳優として多くの作品で活躍した林さんですが、主演作は多くはありませんでした。
貴重な機会です。お見逃しなく。
※東京MX公式サイト 番組表より
http://www.mxtv.co.jp/bangumi/
ザ・ハングマン 燃える事件簿
第25話「さらばブラック怒りの爆死」
ハングマンのメンバー6人は“ゴッド”と呼ばれる謎の人物、神島泰三の指令を受け、毎回、巨大な悪に立ち向かい、その悪企みを暴く。そして“ハングマンの掟”は、決して殺さないこと。メンバーはすべて刑事出身。刑事としては有能だが、それぞれ個性が強すぎるため組織からハミ出した人間ばかり。彼らは戸籍を抹消し、指紋を消し、顔を整形し、この世に存在しない人間。彼らの存在はメンバー以外誰も知らない。(1980年)2≪今回のあらすじ≫臓器売買ルートを探っていたルポライターが行方不明になった。バイクはブラックの妹のいる病院で彼を発見するが、自分自身も捕まってしまう。それを追ったブラックは・・・。
【都築俊也(ブラック)】林 隆三 【日下部孝介(マイト)】黒沢年男 【加納良次(デジコン)】名高達郎 【辻雄太郎(パン)】植木 等 【竜清康(ドラゴン)】ディオン・ラム 【神島泰三(ゴッド)】山村 聡ほか
朝日新聞デジタルより
☆☆☆
俳優の林隆三さん死去 渋みと色気、幅広い活躍
渋みと色気のある中年男性役で知られた俳優の林隆三(はやし・りゅうぞう)さんが4日、腎不全のため東京都内の病院で死去した。70歳だった。葬儀は近親者のみで営んだ。喪主は長男征生(まさお)さん。
俳優座養成所出身。74年に映画「妹」で妹役の秋吉久美子に愛情を寄せる兄を演じて注目を集める。77年の主演作「竹山ひとり旅」では、津軽三味線の高橋竹山役で演技者として評価された。他に「早春物語」「時雨の記」など。テレビドラマ「天下御免」「国盗(くにと)り物語」「たけしくんハイ!」、舞台「阿修羅のごとく」や宮沢賢治
★★★
Old Fashioned Club 月野景史
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