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2014年5月

2014年5月28日 (水)

【相棒】第1作 2014年 6月3日再放送/国民的ドラマの原点が記念の日に登場 「祝14年! 相棒生誕祭」

6月3日(火)、テレビ朝日で13:05より『相棒』シリーズの第一作が、
「祝14年! 相棒生誕祭」として、再放送されます。
http://www.tv-asahi.co.jp/pr/sphone/20140603_25346.html

『相棒』は2000年と2001年に二時間ドラマの土曜ワイド劇場で3本放映され、
2002年より連続ドラマとして、レギュラー化されました。
土曜ワイドの3本は「プレシーズン=PS」との呼び方をされます。(例えば、今回のプレシーズン第1話=PS1)

今回放送されるのは、その土曜ワイドの第一回
『相棒 警視庁ふたりだけの特命係
刑事が警官を殺した? 赤いドレスの女に誘惑され…死体に残る“4-3”の謎とは?』


2時間ドラマらしい長いタイトルがついてます。
このドラマの初回放送は2000年6月3日。
つまり、2014年6月3日は『相棒』14回目の誕生日で、それを記念して放送なのです。
今回はその見どころを紹介します。


テレ朝のランダム再放送
テレビ朝日では平日午後、『相棒』を毎日アトランダムに放送しており、
毎週のように三代にわたる“相棒”達、
亀山薫(寺脇康文)、神戸尊(及川光博)、 甲斐享=カイト(成宮寛貴)を見ることができます。

通常は15:56分からの1時間放送ですが、2時間、時には4時間、5時間への拡大もあります。
しかし、土曜ワイド時代の作品の放送は、かなりレアだと思います。

この6月3日は4時間放送で、第一作に続き、神戸期、甲斐期のエピソードがオンエアされるので、
1日で三代の相棒を見ることが出来ます。
更に、もう一人の特命係、陣川の登場回も含まれるという、さすが記念日、至れりつくせりです。


第一作の見どころ
ストーリーはまさに『相棒』の原点。
警視庁特命係 初代相棒コンビ、杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)の出会いが描かれています。

冒頭、手配犯を逮捕しようとして、逆に人質に取られるという騒ぎに巻き込まれた亀山を、
まだ亀山とは面識のない杉下が介入し、事件を解決するのですが、
この事件の責任により、亀山は捜査一課から、杉下のいる特命係に左遷されてくるという展開です。
ただし、この時点では、亀山に左遷という認識はなかったのです。さすがにすぐに気付きますが。

物語は主に亀山の目線で描かれ、
杉下は、亀山が異動先で出会った得体のしれない変人の上司、というイメージが強いです。
特命係の「警視庁の離れ小島」「人材の墓場」という位置づけは完成していますが、
なぜそうなのかが明示されないので、そこに棲む杉下も謎深く思えるのですね。

もっとも、この出会いのシーンはプロローグ的なもので、ここから新たな事件が起こり、
まだかみ合わない右京と亀山の相棒コンビが、その事件に挑む展開となります。
といっても、またまた亀山が巻き込まれるのですが。
ストーリーについては、今回はこれ以上はふれません。


第一作からの登場人物
『相棒』といえば、個性的な脇役キャラも大きな魅力です。

さて、第一作の段階で、誰が出ていて、誰が出ていなかったのか?
まずは、この第一作に登場し、その後もレギュラーとして出演を続ける脇役達を紹介します。
この段階ではフルネームで紹介されないキャラもありますが、今回はフルネーム表記でいきます。


奥寺美和子(鈴木砂羽)  帝都新聞社会部記者  警視庁詰め  亀山の恋人
宮部たまき(高樹沙耶 後に益戸育江)  小料理屋女将  右京の元妻

内村完爾(片桐竜次 )  警視長  警視庁刑事部長
中園照生(小野了)  警視正  参事官
伊丹憲一(川原和久)  警視庁捜査一課刑事

※大木長十郎(志水正義) 薬物対策課 後に組織犯罪対策第5課
※小松真琴(久保田龍吉)  同上


女性陣
後に亀山夫人になる美和子、右京の元妻のたまきはこの回から登場しています。
ただし、たまきの店の名が「花の里」ではなく「新ふくとみ」です。

脇役と書きましたが、この頃の美和子はヒロインといっていいでしょう。
警視庁詰めの記者ですから、亀山にとっても同僚みたいなもので、
“もう一人の相棒”と呼んでもいいくらいです。

一方のたまきは、元妻の店に通うという、得体の知れない右京の
変人ぶりを更に引き立てている面もあります。


警視庁
内村&中園コンビも第一作から登場しています。
ただ、内村の口調が慇懃無礼で、やたら丁寧なのが特徴です。
中園は後のイメージに比べると、キレ者のように感じます。
刑事部長の問いかけに、瞬時の的を得た答えを返す、優秀な側近のイメージです。

そして、ご存じ伊丹も捜査一課刑事として初回から登場します。
冒頭では亀山も一課でしたから、本当の同僚だったのです。
シリーズの名物として、8年後の亀山降板まで続く二人のいがみ合い、第一作以来の伝統があるのです。

大木と小松はおなじみの、特命係をのぞき込む組対五課の二人組。
この時点では役名のクレジットもなく、組対五課でもないのですが、
それは結構後までそうですし、この二人も初回からのレギュラーといっていいでしょう。
ただ、彼らの上司である角田課長は登場していません。

初回出演でレギュラーになる人達は以上ですが、他に二人ややこしい人がいます。


別の役で出演
室谷警部補(大谷亮介) =後の三浦信輔役
監察医(六角精児) =後の米沢守役

三浦刑事役の大谷さん、米沢鑑識課員役の六角さんは、それぞれ別の役で出演しています。
といっても、室谷警部補は冒頭の亀山が人質に取られた事件の現場指揮官として、
伊丹と並んで、事件解決に当たっています。

また、六角さんは白衣らしき恰好なのと、検死らしき行為をしているの、
鑑識ではなく、監察医と推測できますが、とにかく、事件現場を検証しています。

つまり二人とも、レギュラー入り後とほぼ同じといっていいようなポジションで出演しているのです。
ただ、性格は違います。六角さんの役の右京に対する態度など、おもしろいです。
しかし、それは同じキャラで出続ける人達の中にも見られる傾向ともいえます。
大谷さんと六角さんは、次の土曜ワイドの第二作から、三浦、米沢として出演します。

おなじみのレギュラーキャラの印象が、初回はどう違うか、別役での出演者も含め、大きな見どころです。
その落差に、ショックを受けることもあるかも知れません。
右京に関しては、辛辣すぎるなど、別人のように感じる面もあれば、
後のイメージと変わらない点も同居しているように思えます。
たまきの前で亀山の性格分析を行い、だから嫌われるのだと揶揄されるシーンは、
9年後の二代目相棒、神戸尊(及川光博)登場の際にリピートされます。


ともかく、この作品が視聴率17.7%を獲得して成功したからこそ、
現在に続く国民的ドラマ『相棒』シリーズが存在するのです。
DVD化されているので、幻の作品ではないですが、貴重な機会です。


※※参考 他の初期レギュラー勢の加入時期

角田六郎(山西惇)  組織犯罪対策第5課長
土曜ワイド版 第二作より出演

芹沢慶二(山中たかシ 後に崇史)  捜査一課刑事
シーズン2 第4話より出演。(シーズン1の第1話に別の役で出演)

大河内春樹(神保悟志)  警視庁警務部監察官
シーズン2 第1話より出演。

小野田 公顕(岸部一徳)  警察庁官房長
シーズン1 第1話より出演

こうして見ると、遅くともシーズン2のごく初期までに、レギュラーは固まっているのですね。


Old Fashioned Club  月野景史

2014年5月17日 (土)

亨『相棒 -劇場版Ⅲ- 巨大密室! 特命係 絶海の孤島へ』感想/予想よりは面白かったが・・・

人気テレビドラマ『相棒』シリーズの劇場版第三作
『相棒 -劇場版III- 巨大密室! 特命係 絶海の孤島へ』
遅まきながら鑑賞してきました。

Photo
ネット上では、大掛かりな宣伝攻勢にも関わらず、集客の不振や、
内容に対する不満も書かれていますし、
私自身、そもそものストーリーに不安を感じていましたが。
予想したよりはおもしろく観させてもらいました。

ただ、全体に展開に無理があり過ぎるように思いました。
これは、そもそも警視庁の窓際部署、特命係の二人(杉下右京と甲斐享)に、
“東京都内”とはいえ、絶海の孤島で、民兵組織相手に活躍させるというのが無理なのだし、
特に、一旦強制送還された後、右京とカイトが再び孤島に乗り込む流れは、
一体なぜそうなったのか、呆気に取られてしまいました。

しかし、その無理だけではなく、どうもイデオロギー的問題を前面に出そうとの意図があり、
その為に無理をしているようにも感じるのも、引っ掛かった点です。
これは、今年の『相棒12』元旦スペシャルも同じでしたが。


予告編CMの不思議
今回の映画は大量の予告CMがテレビ朝日系で流されていますが、
どうも不思議に思うことがあります。

CMを観る限り、無人島に渡るレギュラー陣は、右京とカイトだけのように思えませんか?
今回は、相棒コンビとゲスト俳優達がメインで、他のレギュラーの活躍は少ないように感じていました。

実際は捜査一課の伊丹、三浦、芹沢のいわゆる“トリオ・ザ・捜一”と、
鑑識課の米沢も孤島に乗り込んでいます。
にも関わらず、あのCMの内容はどうなのでしょう?

『相棒』人気は個性的な脇役達に支えられている面も大きいです。
その彼らの活躍が少ないように思える宣伝は、いかがなものでしょう。
まして、三浦刑事が退場している今、トリオ・ザ・捜一はこれが見納めになるのだから、
勿体ない話です。

よく見ると、予告編に一瞬、島での伊丹が出てきますが、
録画して一時停止にしなければ、わからないレベルです。


二代目相棒 神戸尊の登場
前にも書きましたが、先代相棒神戸尊の登場は本作の大きな目玉でした。
ですが、その出演シーンが僅かであることも、既に認知されていますし、実際その通りでした。

役割としても、基本的に警察庁の甲斐次長のメッセンジャーとしてなので、
かつての主人公の再登場としては、不満も残るところですが、
まぁ今回は、出てくれただけでよかったというところでしょうが。

※ところで、神戸の登場部分で、ひとつ気になるシーンがありました。
「サルウィン」という地名が登場したのです。(この件は→
こちら


興収・総括

興行収入は、『Ⅰ』の44億、『Ⅱ』の31億に対し、20億行くかどうかという見込みです。
公開時期は、『Ⅰ』と同じGWなので(『Ⅱ』は年末)、それと比べるとたいぶ劣りそうです。

ネット上では色々書かれており、“現相棒”のカイト(成宮寛貴)を責めるような声もありますが、
私はこのストーリーでは、集客に苦労するのは当然だと思います。

『相棒』に“無人島の冒険”は似合わないし、
まして、民兵集団相手に、スーツ姿の右京が島を駆け巡るなんて、
想像しただけで痛々しく感じます。

映画だから、テレビシリーズでは出来ないことをいうのもわかりますが、
あくまで通常のコンセプトに沿ったものを、通常ではできないスケールで、というのが筋でしょう。
『Ⅰ』と『Ⅱ』はそうだったと思います。
『Ⅲ』は、番外編のようなイメージでした。

せめて、島と都会で捜査が同時進行(あるいは時間のズレがあってもおもしろいけど)するとか、
または、孤島が舞台でも、アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」のように本格ミステリ仕立てなら、
『相棒』に相応しかったかと感じています。

とはいっても、『相棒』ファンなら、やはり一度は劇場で観ておいた方がいいとは思いますが。


Old Fashioned Club  月野景史


相棒 -劇場版III- 巨大密室! 特命係 絶海の孤島へ
公開 2014年4月26日
出演者 水谷豊 成宮寛貴 伊原剛志 釈由美子 及川光博 石坂浩二
監督 和泉聖治
脚本 輿水泰弘
音楽 池頼広
配給 東映
製作 相棒-劇場版III-」パートナーズ(テレビ朝日、東映、トライサム、小学館、朝日放送、メ~テレ、木下グループ、北海道テレビ放送、広島ホームテレビ、九州朝日放送、トップコート)

http://www.aibou-movie.jp/

2014年5月10日 (土)

【ドラマ】『ロング・グッドバイ』/ギムレット グラス問題の真相

放送中のNHKドラマ『ロング・グッドバイ』。
これまで4回にわたり、劇中でのギムレットの扱いに絞って、ブログを書いてきました。(→前回ブログ
今日5月10日放送の第4話では、バーのシーンも登場せず、ギムレットについても語られませんでした。
しかし、予告を見ると、来週の最終第5話では、ギムレットの名は登場するようです。

さて、このドラマでのギムレットの扱いについて、推測で色々書いてきましたが、
5月17日の最終回を前にして、少し確実なところをと、実際に動いて情報収集を試みました。


そもそもの疑問。
なぜ増沢磐二(浅野忠信)と原田保(綾野剛)がバーで飲んだギムレットは、
一般に知られるショートスタイルではなく、ロックスタイルだったのか?

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ショートスタイル(カクテルグラス)

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ロックスタイル(ロックグラス=オールドファッショングラス)



その真相は?
とりあえず先に答えを書きます。
時代考証的にはおかしいのは承知の上で、演出効果を優先した、という事のようです。
正式な取材ではないので、情報元は示しませんが、確かな筋からです。


ここでいう“時代考証”とは、もちろん日本でのことですが、
それを説明する前に、簡単に原作にふれておきます。


原作小説でのグラス
レイモンド・チャンドラーによる原作『長いお別れで(The Long Goodbye)』の舞台はアメリカ。
フィリップ・マーロウとテリー・レノックスが飲むギムレットのグラスの種類は明記されていません。
ただ、ヒントになる表記はあります。

レノックスがギムレットを飲み干して、からになったグラスを逆さにし、
水滴が落ちる様子を眺めるシーンがあるのです。
これはやはり、ごついロックグラスよりも、スマートなカクテルグラスの方が相応しく思えます。
それに、氷の入ったロックグラスを逆さにしたら、氷が散らばってしまいますし。

また、その後でレノックスがテーブルの端に、グラスを叩きつけて割るシーンもあります。
これはどのグラスでやろうと、随分乱暴な行為ですが、
それにしても、番組に出てきたような重そうなロックグラス(オールドファッションドグラス)
でやったとしたら、ちょっと乱暴過ぎるし、危険に感じます。

以上を考慮すると、どちらかといえばカクテルグラスの方がイメージし易く思えます。
無論、断定はできません。
当面の問題は、日本を舞台にしたドラマでのことなので、原作についてはここまでにします。


それではドラマの話に戻ります。
考証する時代、ドラマ『ロング・グッドバイ』の舞台は・・・、1950年代前半から半ばの日本。
テレビの民間放送が始まる前後です。

実はこの頃の日本では、氷を入れたロックグラスで酒を飲むことは、まだあまりなかったそうです。
これはちょっと意外に感じました。
追跡で色々取材もしたいと思いますが、とりあえず“確かな筋”からの情報です。
つまり、ドラマで描かれたような描写は、時代考証的にはおかしいということになります。


ではなぜ、それでもこのドラマでは、増沢と保にロックグラスでギムレット飲ませたのか?
それはつまり、男二人が脚の長いカクテルグラスで飲む姿は似合わない、
ロックグラスの方が相応しいから、ということのようです。

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もちろん、女性はカクテルグラスの方が似合う。
だから、第3話で高村世志乃(冨永愛)がギムレットをオーダーした時は、ショートスタイルだったのです。
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これは、言われてみればわかるような気もします。
私も、バーに通うようになる前は、カクテルグラスはおしゃれ過ぎて、
男が飲むのは気恥ずかしく、女性向けのように思っていたことがありました。

実際にカクテルを知ると、ショートスタイルのカクテルは強くハードなものが多く、
まったくイメージが変わってしまうのですが。

ですから、この制作スタッフの意図は解らないでもないのですが、
カクテルを知らない故の少しずれた判断にも思え、ちょっと残念な気もします。
しかし、視聴者にも、昔の私のように思う人がいるかも知れず、
そこを考慮した可能性も含めれば、仕方ないのかも知れません。

ともかく、男はロックグラス、女性にはカクテルグラスが似合うから、そう演出した。
これが、ドラマ『ロング・グッドバイ』におけるギムレットのグラス問題の、一応の真相です。



さて、後は来週土曜日の最終回でギムレットがどう描かれるか、注目しましょう。

Old Fashioned Club  月野景史


付記
このブログのギムレットの記述について指摘を受けました。
といっても、どのページのどの部分についての指摘か判らない、失礼なものなのですが、
要するに、ギムレットについて書くなら英国の著名な古いカクテルブックを勉強しろ、という事のようです。

その本については知っていますが、『長いお別れ』よりだいぶ前の発行ですし、
放送中のTVドラマのついてのブログで、そこまで話を広げてもややこしくなるだけなので、ふれてません。
不満があるなら、ご自身で納得のいくものを書かれればいいと思います。

2014年5月 9日 (金)

『ルパン三世』が宝塚に!/早霧せいなトップスターお披露目公演

『ルパン三世』についてはブログでも何度か書いています。(→こちらなど)

アニメファーストシリーズ放送から43年。
今年8月には、小栗旬主演で実写版『ルパン三世』が公開されるなど、
人気はいまだ衰えません。

その『ルパン三世』を、今度はあの宝塚歌劇団がミュージカル化します。
来年、2015年1月1日から塚大劇場、2月20日から東京宝塚劇場で、雪組による公演です。

私は仕事の関係もあり、昨年初めて宝塚の公演を観劇し、すっかりファンになりました。
昨年夏に雪組の『ベルサイユのばら』を 、
今年1月に、やはり雪組による『Shall we ダンス?』を観たのです。
この2作に主演した雪組トップスターの壮一帆さんと、トップ娘役の愛加あゆさんは
共に今年8月での退団が公表されています。

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ですので、『ルパン三世』は二番手だった早霧せいなさんがトップスターに昇格しての公演となります。
トップ娘役に就任するのは咲妃みゆさん。
配役は未発表ですが、おそらくこの二人でルパンと峰不二子を演じるのでしょう。
(不二子については、違う可能性もゼロではないですが)

私が観賞した二公演での早霧せいなさんですが、
『ベルサイユのばら』ではオスカル役でした。
『ベルばら』のオスカルなら主役のように思えますが、この公演での主役はフェルゼンなのです。

そして、『Shall we ダンス?』では、映画版で草刈民代さんが演じたダンス教師を演じました。

そうなのです。
早霧さんは男役の二番手なのに、私が観た2本ではいずれも女性の役だったのです。
まぁオスカルは、いわゆる“男装の麗人”の象徴のような役で、
男役の人が演ずるのが当たり前でしょうが。
『Shall we ダンス?』の方は純然たる女性役なので、ちょっと意外でした。
ただ、クールビューティーなイメージの役ですので、理解できるキャスティングでしたが。

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『Shall we ダンス?』の壮さん(左)と早霧さん。
二人で踊るシーンは、実はあまり多くありません。
元の映画がそうだから、仕方ないのですが。



ただ、『Shall we ダンス?』の記者発表の際に早霧さんは、
2本続けて女性役に、若干困惑しているような・・・、
本当に困っているかは別にして、そんなニュアンスを含めた発言をしていました。
咲妃みゆさんは今年3月に雪組に移籍したばかりで、この2本には出ていません。

早霧さんと咲妃さんにとっては、この『ルパン三世』が宝塚大劇場でのお披露目公演となります。


さて、ストーリーはどうなるのでしょう?
原作漫画やアニメ版にあるエピソードを舞台化するのか、
あるいはオリジナルストーリーなのか。

上に、咲妃さんが峰不二子役でない可能性もあると書きましたが、
例えば、ルパンシリーズでおそらく最も有名な『カリオストロの城』を舞台化するのだとしたら、
娘役のヒロインは不二子ではなく、クラリスでしょう。
その場合、不二子は男役の人でもいいかも知れません。
この作品での不二子は特に男っぽいですから。

しかし、お披露目公演ですから、ルパンと不二子でヒーローとヒロインということになるかと思いますが。


Old Fashioned Club  月野景史


以下、シネマトゥディより引用
http://www.cinematoday.jp/page/N0062865
☆☆☆
2014年5月9日 18時46分
宝塚が「ルパン三世」のミュージカルに初挑戦!
[シネマトゥデイ芸能ニュース] 宝塚歌劇団が日本アニメの金字塔「ルパン三世」のミュージカル公演に初挑戦することがわかった。雪組トップスター・早霧せいなとトップ娘役・咲妃みゆが主演し、二人にとっては宝塚大劇場でのお披露目公演となる。

以前宝塚では、公演「'95TCAスペシャル 『マニフィーク・タカラヅカ』」内の一演目として、真矢みきがルパン三世にふんするパロディーを行ったこともあるが、正式な公演として「ルパン三世」が上演されるのは今回が初。ミュージカル「ルパン三世」では、映画『赤線 AKA-SEN』でも脚本執筆経験を持つ小柳奈穂子が脚本・演出を務める。

本公演では、同ミュージカルのほかにも、ファンタスティック・ショー「ファンシー・ガイ!」が同時上演される。宝塚大劇場では2015年1月1日から2月2日まで、東京宝塚劇場では2015年2月20日から3月22日まで上演される予定。

今年は8月30日に小栗旬主演で実写版『ルパン三世』が公開されるほか、次元大介を主人公にしたスピンオフアニメ映画『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』も6月21日より期間限定で特別上映される。ルパンファンにはたまらない日々が続きそうだ。(編集部・井本早紀)
雪組公演「ルパン三世」「ファンシー・ガイ!」は、宝塚大劇場にて2015年1月1日から2月2日まで、東京宝塚劇場にて2015年2月20日から3月22日まで上演予定
★★★

2014年5月 6日 (火)

ディズニーの街、舞浜のシガ―バ―/久々訪問はちょっと残念

今日は久しぶりにディズニーリゾートの街、舞浜へ仕事で行く事になったので、
以前、このブログにも書いたIKSPIARI内のシガー&バ―、トルセドールを再訪する予定を立てました。
(前回のブログは →こちらをクリック

前回訪れたのたのは2011年の11月、大震災から約半年後のことでした。
↓その時の写真
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子どもの夢の国ディズニーの街の、大人極まるシガーバー、そのコントラストの妙に加え、
この街は震災の被害が大きく、その当時の話を女性スタッフから色々聞いたことが、大変印象的でした。
2年半ぶり、ネットで見たところ、とりあえず店は健在のようです。

今夜はその後、東京に戻っての用事があったので、
1時間ちょっとでドリンク2~3杯、軽めのシガー1本としっかり予定を立て訪問しました。


さて、19時前なので、空いていると思っていたのですが、
ちょっと予定外、テーブル席に案内されてしまった。
私はこういう時、よほどなじみの店ではない限りそのまま座る方で、今日もそうしましたが、
今回はちょっと残念でした。

というのは、私はシガ―はまったくわからないので、カウンターでの会話の中で、
バーテンダー氏に値ごろで適当なものを薦めてもらって、という頼み方しかしたことはなく、
テーブル席で、リストを要求してまで、という方ではないのです。
まして今日は時間もないので、手持ちの安物のシガリロ吸って帰ってきました。

混み合っていわけではなく、テーブル席は私だけ、
カウンターにはひとり客が3人ほどで、4~5席は空いてるようでした。
ただ、その3人とも常連のようだったので、一見客を座らすのを避けたのかも知れません。
女性バーテンダーがいましたが、前回書いた人とは違う方のようでした。


というわけで、自分的には残念でしたが、これはめぐり合せの問題で、仕方ないことです。
例えなじみの店でも、混み具合等でゆっくり出来なかったり、時には入れないこともあります。

トルセドールも、変わらず雰囲気の良い店でした。
ただ、シガーバーで一人客がシガリロ吸ってるのに、何も声をかけないというのはどうかとは思いましたが(笑)
もっとも、カウンターのお客もシガ―どころか煙草すら吸ってなかったようで、
あまりシガーを推してないのかも知れません。


Old Fashioned Club  月野景史

2014年5月 4日 (日)

【未確認動物】『幻解!超常ファイル ネッシーの真実』/正攻法でネッシーを取り上げた番組

昨日5月3日、NHKで放送された『幻解!超常ファイル』は「ネッシーの真実 Part1」。

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あのネス湖の怪物ネッシーを2回連続で取り上げる特集の第1回でした。

ネッシー(Nessie)、(Loch Ness Monster、ロッホ・ネス・モンスター)。
イギリスのスコットランドの湖に棲むというこの怪獣に対して真面目に、
そして正攻法で取り組んだ稀有な番組で、貴重な資料も多く登場しました。

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番組で紹介された、有名な「外科医の写真」が報道されたデイリーメール紙。

また、今回の番組は特にその考察の視点が素晴らしく、ほぼ文句ないものでした。

ただ、今どきこういう番組作るにあたっては当然なのかもしれませんが、
Wikipediaのネッシーの項目の記述が考察のベースになっているように感じます。
手前味噌ですが、Wikiのネッシーの項目は数年前にかなりの部分、私が筆を入れており、
今はたいぶ変わってはいますが、私の記述もそれなりに残っています。
Wikiの補完の意も含めた、ネッシー写真のブログは今もアクセスが多いです→こちら

そのWikiの記述が番組に影響を与えているとしたら、私の意に沿っているように感じるのも当然ですね。
例えば、以下のような点です。

「ネッシーは20世紀最大のミステリー」
「そうなった大きな要因は、プレシオサウルスに代表される首長竜が正体だと推測されたから」
「『外科医の写真』は、捏造報道のはるか前から、信憑性は低いとされていた」

ただ私は「最大のミステリー」とは断じず、「最大級」としました。自分のブログには「最大」と書きましたが。

しかし、今回の番組はWikiを元ネタに軽くまとめたようなものではありませんでした。
私のような、一応マニアの端っくれからみても、大変貴重な情報が多くありました。
いくつか紹介します。

外科医の写真より1年前、1933年4月、湖畔に住むマッカイ(マッケイ)夫妻による、
近代における初のネッシー目撃が報告されました。

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アルディー・マッカイ女史。90年代のインタビュー映像より。
初めて見ました。この映像もですが、それ以前に動く彼女を。


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90年代に撮影されたというネッシー証拠映像。
ネットには上がっているのかも知れませんが、私は初めてでした。
簡単にフェイクとは断じ難いかな、とも感じました。


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一転して、これは昔の絵ハガキ。 これも初めて見ました。


さて、2回に分けての特集ということで、
今回は特に「首長竜」にこだわり、その可能性を検証しました。
次回は、その正体の幅を広げて、なんらかの巨大生物存在の可能性を検証するようです。

首長竜説否定の根拠となったのは、首の骨格。
首長竜は「外科医の写真」のように、首を体に対して垂直に持ち上げることはできないそうです。
しかし、「外科医の写真」は元々捏造であると認められているのだから、
この否定理由は、少し弱かった気もします。

個人的には、首長竜の生態を、もっと多角的に示してほしかった。
ただ、次回で巨大生物全般の可能性を検証するのならば
首長竜について広げすぎたら、次回の分と重なってしまうのかも知れませんね。


次回の放送は5月10日(土) 午後10時30分~午後10時50分
http://www4.nhk.or.jp/darkside/x/2014-05-10/21/34/


Old Fashioned Club  月野景史

2014年5月 3日 (土)

【ドラマ】『ロング・グッドバイ』第3話 ギムレット考証続編/マンハッタンも登場?

NHKのドラマ『ロング・グッドバイ』。
第1話、第2話について、ギムレットにテーマを絞ってブログを書いてきました。

このドラマは全5回ということなので、
後は最終話が終わったら、まとめを書けばいいと思っていたのですが、
5月3日放送の第3話で、ギムレットについてまさかの展開があり、
また、他のカクテルも出てきたので、書くことにしました。
今回もドラマ全般にふれず、カクテルだけに絞ります。


↓今回、遂にこのドラマに、ショートスタイルのギムレットが登場しました。
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実はこのシーンが、前回と今回にまたがってしまっていて、解り難いです。

前回のラスト、保からの遺言ともいえる手紙をもらった増沢は、
その願いに応えるべく、なじみのバー、ヴィクターズを訪れ、
自分の分と保の分、二人のギムレットをオーダーします。(ここも、説明はないから解り難いですが。)
ギムレットはいつものロックスタイル。

そこに、富永愛さん演じる高村世志乃があらわれます。
世志乃は保の為に用意されたギムレットを飲もうとしますが、
増沢はそれを下げさせ、「同じものを」と注文します。

ここまでが、前回のラスト部分。

そして、今回はその続きで、バーのシーンから始まるのですが、
「同じものを」をと頼んだ筈なのに、世志乃に出てきたのは上の写真のカクテル、
脚の長いグラスのショートスタイルだったのです。
ただ、一般的なシェイクではなく、ミキシンググラスでのステアで作っていましたが。

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これはつまり、同じギムレットを頼んでも、客によってスタイルを変えるということか?
男性にはロックスタイル、女性にはショートスタイル。
あり得なくはないです。

しかし、なにやら、よくわからなくなりました。
原作では、冒頭でしっかり語られるギムレットについて、
なぜこのドラマでは、後出しみたたいにちょこちょこ描かれるのか。
本当に視聴者、あるいは関係者からの指摘を受けて、色々と取り繕っているのか、
それとも、最初から、視聴者を翻弄する意図でもあるのか。

まぁ、全体に謎めいた話なので、よくわからないのはギムレットについてだけではなく、
さほど気にもなりませんが。


◇もうひとつのカクテル
ところで、今回はラスト近くで、また増沢と世志乃のバーでのシーンがあり、
世志乃が今度は別のショートカクテルを飲んでいました。
こちらはカクテルの名も不明ですが、推測も交えてちょっと書いておきます。


Dsc05265
淡い琥珀色といった感じでしょうが。
無色で、ピンに刺さっているのがオリーブならマティーニでしょうが、
チェリーのようなので、マンハッタンでしょう。
この写真では、ちょっと色が薄いように感じますが・・・。

Dsc05266
こちらの写真だと、だいぶ濃く、赤く見えます。
これは逆にマンハッタンとしてはやや赤すぎるくらいです。

2枚の写真のカクテルは随分色が違いますね。
しかし、ドラマの流れからいって、二つは同じカクテルだと思います。
ただ、撮影された映像や画像は、照明の状態により色の見え方が変わるものです。
それにこのドラマ、画面全体にフィルターをかけたような、色の加工感があります。
それらの影響で起こり得る得る差異と、一応解釈しておきます。

まぁもしかしたら、撮影中に何度か作り直しているうちに、色が変わってしまった、
などという裏事情がないともいえませんが。

いずれにしても、チェリーの入った琥珀色系のショートカクテルといえば・・・、
そんなにマイナーなカクテルが出てくるとも思い難く、
ここは“カクテルの女王”とも呼ばれる、マンハッタンであるという解釈でいいと思います。
(“カクテルの王”はマティーニ)


Dsc05267_2
増沢の酒はまたロックスタイルですが、マンハッタンと同じ系統の色に見えます。
ロックスタイルのマンハッタン?
いやまあ、ここは普通にウイスキーのオン・ザ・ロックという解釈でいいと思いますが。


ところでこのドラマ、小雪さんと冨永愛さんが出ていますが、
また雰囲気の似た人をキャスティングしたものです。
そうでなくても展開が追い難いドラマだし、混同した視聴者もいるでしょうね。

追記:このドラマでのギムレットの疑問について、↓一応の真相を記しました。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-163a.html


Old Fashioned Club  月野景史

2014年5月 2日 (金)

【カメラ】ソニーα77Ⅱ 5月1日海外で発表/高感度画質に落胆の声

ソニーのデジタル一眼レフタイプのカメラα77Ⅱについての続編です。
噂通り、5月1日に海外で発表されました。
http://digicame-info.com/2014/05/7-5.html

スペックは大方事前の予想通り。
最大の売りのAF速度は、実機のテスト結果が出回るまではなんとも言えません。

そして、発表とほぼ同時に公式・非公式の作例画像が公開されました。
残念ながらそれらのサンプル写真の画質には、落胆の声が多く寄せられています。
特に不満が多いのは、高感度写真の画質の悪さ、ノイズの多さです。
画像自体も、それに寄せられた声も、↓こちらで確認できます。
http://digicame-info.com/2014/05/77ii-2.html

ネット上には、まだテスト機での画像であり、発売までに改善されるのでは?
という楽観的な予想も見られます。
しかし、私はデジャプ感におそわれています。
3年前のα77発表時が、同じような状況だったと記憶しています。


前回のブログで私は多いなる期待を書きました。
今度はまさか、裏切られるとは思っていませんでした。

ソニーが今年の3月に発売したばかりのα-EマウントのAPS-Cサイズのミラーレスカメラα6000は、
リーズナブルな価格にも関わらず、画質は高感度を含めて高評価です。

α77Ⅱは、α6000と同じイメージセンサーと画像処理エンジン搭載と噂されていました。
だとしたら、悪い筈はない。
仮にTLM方式による不利があっても、許容範囲で抑えてくれるだろう。
そもそも、TLM方式も登場してまもなく4年経ちます。
マイナス面は技術でカバーしてくれるだろう、と思って当然でしょうに。

だいたい、細かなテクノロジーはわからない素人が常識的に考えて、同じセンサーとエンジンを使い、
はるかに大きくて重くて、値段も高いカメラが画質で劣るとは、理解し難いです。


と、色々書きましたが、まだ発売どころか、日本での発表すらされていないのに、
過度の批判はいささか軽々かも知れません。
発売を待ちましょう・・・と言いたいところですが、
過去の例からすると、正直発売までの劇的改善に多くの期待はかけ難いです。
そもそも、日本で発売されるかも微妙です。ソニーは日本発売を見送ることが珍しくないので。

もちろん、αユーザーとしては、良い方に裏切られるつことを望みます。
ただ、私は仕事絡みで屋内競技用が必要なので、これ以上待つ余裕がなく、
とりあえずその為使うカメラは他社に乗り換えるつもりです。
ちょうど、問題もあってリニューアルされた他社のフルサイズ機で、
高感度の評価が高い機種が中古でかなり魅力的な価格になってきてるので。

とはいえ、当然ながらカメラのボディだけで撮影できる筈もなく、
最低でも高倍率ズームレンズ1本とフラッシュが必要で、きつい出費にはなりますが。
そのあたりのことは、乗り換えたらまた書きます。


Old Fashioned Club  月野景史

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