【カメラ】ソニーα77Ⅱ 5月1日海外で発表/高感度画質に落胆の声
ソニーのデジタル一眼レフタイプのカメラα77Ⅱについての続編です。
噂通り、5月1日に海外で発表されました。
http://digicame-info.com/2014/05/7-5.html
スペックは大方事前の予想通り。
最大の売りのAF速度は、実機のテスト結果が出回るまではなんとも言えません。
そして、発表とほぼ同時に公式・非公式の作例画像が公開されました。
残念ながらそれらのサンプル写真の画質には、落胆の声が多く寄せられています。
特に不満が多いのは、高感度写真の画質の悪さ、ノイズの多さです。
画像自体も、それに寄せられた声も、↓こちらで確認できます。
http://digicame-info.com/2014/05/77ii-2.html
ネット上には、まだテスト機での画像であり、発売までに改善されるのでは?
という楽観的な予想も見られます。
しかし、私はデジャプ感におそわれています。
3年前のα77発表時が、同じような状況だったと記憶しています。
前回のブログで私は多いなる期待を書きました。
今度はまさか、裏切られるとは思っていませんでした。
ソニーが今年の3月に発売したばかりのα-EマウントのAPS-Cサイズのミラーレスカメラα6000は、
リーズナブルな価格にも関わらず、画質は高感度を含めて高評価です。
α77Ⅱは、α6000と同じイメージセンサーと画像処理エンジン搭載と噂されていました。
だとしたら、悪い筈はない。
仮にTLM方式による不利があっても、許容範囲で抑えてくれるだろう。
そもそも、TLM方式も登場してまもなく4年経ちます。
マイナス面は技術でカバーしてくれるだろう、と思って当然でしょうに。
だいたい、細かなテクノロジーはわからない素人が常識的に考えて、同じセンサーとエンジンを使い、
はるかに大きくて重くて、値段も高いカメラが画質で劣るとは、理解し難いです。
と、色々書きましたが、まだ発売どころか、日本での発表すらされていないのに、
過度の批判はいささか軽々かも知れません。
発売を待ちましょう・・・と言いたいところですが、
過去の例からすると、正直発売までの劇的改善に多くの期待はかけ難いです。
そもそも、日本で発売されるかも微妙です。ソニーは日本発売を見送ることが珍しくないので。
もちろん、αユーザーとしては、良い方に裏切られるつことを望みます。
ただ、私は仕事絡みで屋内競技用が必要なので、これ以上待つ余裕がなく、
とりあえずその為使うカメラは他社に乗り換えるつもりです。
ちょうど、問題もあってリニューアルされた他社のフルサイズ機で、
高感度の評価が高い機種が中古でかなり魅力的な価格になってきてるので。
とはいえ、当然ながらカメラのボディだけで撮影できる筈もなく、
最低でも高倍率ズームレンズ1本とフラッシュが必要で、きつい出費にはなりますが。
そのあたりのことは、乗り換えたらまた書きます。
Old Fashioned Club 月野景史
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