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2014年4月

2014年4月29日 (火)

【カメラ】ソニーα77Ⅱ 5月1日発表か/APS-C最強の動体撮影機は誕生するか?

いよいよ、SONYのα-AマウントのAPS-Cサイズイメージセンサー搭載の
デジタル一眼レフタイプ、ミドルクラスのカメラが誕生するようです。


※追記 5月1日、海外で正式発表されました→http://digicame-info.com/2014/05/7-5.html
感想などは→こちら


正確にいえば、一眼レフではなく、透過ミラー式(トランスルーセントミラー・テクノロジー TLM )のカメラということになるのですが、
4月30日発表との推測も流れましたが、その後の情報だと、当初の噂通り5月1日発表のようです。
そして、「α77Ⅱ」、もしくは「α77MⅡ」という名称になるようです


情報のソースは・・・、いうまでもなく、デジタルカメラの情報といえばこのサイト、
「デジカメinfo」さんです。
http://digicame-info.com/2014/04/77mii.html
以下、引用します。
☆☆☆
ソニーα77MII のスペックに関する噂が掲載
SonyAlphaRumors に、ソニーα77II のスペックなどに関する噂が掲載されています。
・(SR5) Early Sony A77MII specs!
•以下は、信頼できるソースから得られたソニーα77MII のスペックだ。彼は(このカメラを)「α77MII」と言っており、一方で他のソースはMを付けないで「α77II」と呼んでいる。

- 新型センサー
- AF測距点は79点、15点クロス
- 動体追尾は非常に速い
- 12コマ/秒で60フレーム/25フレームRAW&JPEG、26フレームRAW
- 低輝度AF、F2.8垂直センサー、新しいアルゴリズム

以前の噂によると、センサーは旧型と同じ24MPセンサー(しかし新設計の)が採用されているようだ。そして、このカメラはスピード(超高速のAF、ラグの無いEVFなどなど)に主眼をおいて調整されていることが分かっている。
•まとめると、ソニーが4月30日の午後(ロンドン時間で)に発表するかもしれないものは次の通り。

- α77II : α77のアップグレード版。24MPセンサー、Wi-Fi、より高速なAFとEVF
- RX100M3 :  驚きの28-100mm F1.8-2.8レンズとポップアップファインダー
- α7S : 価格の発表
- 2本の交換レンズ: たぶん新しいFEレンズ群?

α77MII のAFは79点(うち15点クロス)ということなので、新型のAFユニットが採用されているようです。連写は11コマ/秒という噂もありましたが、ここでは12コマ/秒となっていますね。
連写時の撮影可能枚数は「60フレーム」の条件が記載されていませんが、これはJPEGの話でしょうか。RAWで26フレームとなっているので、バッファは現行のα77の2倍程度は搭載されている可能性が高そうですね。
★★★


思えば、「α77」が発表されたのは今から約3年前、2011年の夏でした。
私も大変期待しており、発表前にこのブログにも書いたものです。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/sony7765-a65-5f.html

結果は・・・、私の期待通りにはいかず、とりあえず購入は見送り、
時を経て、だいぶ価格がこなれてから購入し、今は一応メインで使っています。
もちろん、期待外れか否かは、何に期待するかによります。
私は期待のメインは屋内競技でしたので、高感度の弱さは致命的だったのです。


それから約3年、カメラは驚くほど多様化し、
ソニーも革新的な新製品を次々出しています。

一方で、ミノルタの技術を引き継いだ「α-Aマウント」、
特にAPS-Cセンサー搭載の一眼レフタイプのカメラは、
キヤノン、ニコン、あるいはペンタックスにも遅れを取っている事は否めません。

情報では、新α77Ⅱは、超高速AF&EVFを備えているとされます。
ならば当然、動体撮影に秀でたカメラとして、アピール。
であるならば、高感度耐性にも当然期待します。

もちろん、APS-C2430万画素センサーですから、
まさかキヤノン1DXや、ニコンD4やD4Sと同等の高感度性能までは求めません。
しかし、現行α77よりは格段の進化、
そして、現行他社のAPS-C一眼レフ中級機とは、最低でも同等、
当然ながらそれ以上を期待しています。

α-Eマウントのミラーレスカメラα6000搭載のAPS-C24MPセンサーは、
高感度性能も大変優秀と評判です。
α77Ⅱは、高感度には不利とされるTLMシステムであっても、
技術革新により、その弱点が克服されていることを望んですます。

ソニーのデジカメラインナップも随分多く、幅広くなりました。
既にミラーレスやコンパクトデジカメ(レンズ非交換式)でもフルサイズカメラを発売している状況で、
APS-C一眼レフタイプを出すのであれば、求められるのは、中級機における最強の動体撮影機である筈です。
今度こそは・・・期待しています。


また、このソニーα77II は、
「革新的な機能は無いが、あらゆる面で改善されている」と噂されています。
これもまた好感触です。
思い切った実験的に新システムよりも、確実な進化を求めたい意識もあります。

ただ、もちろん、現行α77に対して、革新的機能はないとの意味ではないと思っています。
3年前のα77発売以降、フルサイズのα99を初め、ソニーは多くのカメラを送り出してきました。
その技術の粋は、当然盛り込まれているものと期待しています。


Old Fashioned Club  月野景史

2014年4月26日 (土)

【ドラマ】『ロング・グッドバイ』第2話/ギムレットについて補足あるも、深まる謎

NHKのドラマ『ロング・グッドバイ』。今日4月26日、第二話が放送されました。
物語は更に混沌としてきましたが、このブログでは前回(→こちら)に続き、
ギムレットカクテルに拘って記します。

(※追記 第3話で更にギムレットに関わる新展開あり →こちらに記しました。)


先週の第一話終了後、原作小説『長いお別れ』に登場する
「ギムレットには早すぎる」という有名な言葉に絡めて感想を書きました。
このセリフが効果的に登場する為には、第一話でのギムレットへの拘りが
足りないのではないか、と指摘させてもらいました。

第二話では、まるで前回のギムレットへの言及の少なさを補足するような部分がありました。

まず、冒頭の第一話のダイジェストで、
前回は放送がなかった、バーテンダーのギムレットについての発言が流れました。
また、これが不可解な点がいくつもあるのです。

001
第一話で、増沢磐二(浅野忠信)と原田保(綾野剛)がバーで飲むシーン。

本放送では、保が同じものをとオーダーし、バーテンダーが「ギムレットですね」と、
応じたところまでだったのですが、今回のダイジェスト版ではその後に
「本当はオーキッド社のライムジュースで作って差し上げたいのですが・・・」と続きます。

◆不可解な点。
まずダイジェストなのに、本放送ではなかったシーンが増えてしまってます。
普通は逆ですよね。

バーテンダーが語った内容についてですが、
たしかに、原作にもライムジュース(コーディアルライム=甘いシロップ)の銘柄への言及がありますが、
オーキッド社ではなく、ローズ社です。オーキッドは架空の社名だと思います。
ローズ社というのは実在、しかも現存する会社なので、あえて名を出さなかったのでしょう。
NHKなので、これはわかります。

ただ、原作で銘柄に拘るのはテリー・レノックス、つまり原田保です。
なぜ、そこを変えたのか?

更に「作って差し上げたいのですが・・・」で終わり、作れない理由が語られません。
なぜ?

そして、最初の疑問に戻りますが、第一話で放送しなかったシーンを、
なぜ第二話冒頭の前回ダイジェストで放送したのか?
逆に言えば、第一話でなぜこのシーンを放送しなかったのか???


そんな疑問を抱えながら、他にも目まぐるしく色々あり、気がつけば第二話もラスト近く。
増沢は、生前の保が書いた手紙を受けとります。

003

そこには、ギムレットを注文してほしいとの願いが書かれていました。
増沢は保の望み通り、なじみのバー、ヴィクターズを訪れます。

ギムレット、今回はしっかりアップで映りました。

002
間違いなくロックスタイルです。
自分の分と保の分、二杯オーダーしたようです。

そして、バーテンダー氏によると、今度はオーキッド社のライムを使ったとのこと。
ただ、前回はなぜ使えなかったのか、
今回はどうして使えたのか、説明はありませんでした。


・・・というのが、今回のギムレット絡みの顛末です。

まさか私のブログを読んだわけでもないでしょうが、
本当に、第一話でギムレットへの言及が少なかったことに気付き、
補足をしたかのような面がありました。

そして、この流れだと、あの有名なセリフも、やがて登場するかも知れません。


参考までに、ローズ社のコーディアルと、
それを使って作った、一般的なショートスタイルのギムレットを写真で紹介します。

Photo_3

前述のようにローズ社は現存しますが、
日本への輸入ルートが現在なく、レアなアイテムになっています。
写真の店では、バーテンダー氏がハワイ旅行の際に買い求めたそうです。


Old Fashioned Club  月野景史


ロング・グッドバイ
2014年4月19日(土)~
NHK総合テレビ 毎週土曜日 午後9時00分~9時58分 連続5回
原作:レイモンド・チャンドラー
出演:浅野忠信 綾野剛 小雪 古田新太 冨永愛 太田莉菜 田口トモロヲ 滝藤賢一 堀部圭亮 高橋努 泉澤祐希
福島リラ やべきょうすけ 石田えり 吉田鋼太郎 遠藤憲一 柄本明

http://www9.nhk.or.jp/dodra/goodbye

2014年4月24日 (木)

【映画】『相棒 劇場版Ⅲ』 4/26公開 注目は二代目相棒神戸尊(及川光博)登場/無人島舞台の異色編

人気テレビドラマ『相棒』シリーズの劇場版第三作となる
『相棒 -劇場版III- 巨大密室! 特命係 絶海の孤島へ』
明後日、4月26日に公開されます。

Photo
主演はもちろん、現三代目相棒コンビの水谷豊さんと成宮寛貴さん。
過去の『劇場版Ⅰ』は初代相棒の寺脇康文さんの時代、
『劇場版Ⅱ』は二代目の及川光博さんの時代でしたので、
現コンビでの映画版は初めてです。

テレビ朝日は元々平日午後に「相棒セレクション」として、
過去のシーズン1から最新のシーズン12までの中から、ランダムに再放送していますが、
劇場版公開を控えて、最近は2時間スペシャル、時には4時間スペシャルまで繰り出し、
日曜洋画劇場枠で、スピンオフ作品を含む過去の劇場版放送、
その合間に、今回の『劇場版Ⅲ』の予告編を流して、猛烈な相棒ラッシュ状態です。

その『劇場版Ⅲ』では、杉下右京と甲斐享(カイト)が無人島を舞台に難事件に挑むようです。

警視庁の刑事が主役だから当たり前ですが、
『相棒』は都会、または都内の住宅街を舞台にした話がほとんどで、
たまに東京郊外の山村やレストラン、宿泊施設なども描かれますが、
無人島という舞台設定はかなり異色に感じますね。

それはそれで、興味深くはあるのですが、
予告編を見る限り、無人島で活動するレギュラー陣は右京&甲斐だけのようです。
『相棒』は個性的な脇役達も人気が高いのですが、
あくまで予告編の印象だと、彼らの活躍の場があまりないように感じられます。
これは集客に悪影響では、などと余計な心配をしています。


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◆二代目相棒 神戸尊(及川光博)登場

さて、今回注目されているのは、既にシリーズを降板した二人の旧レギュラーの一時復帰です。
このうち、三浦刑事役の大谷亮介さん再登場については、前回書きました。→こちら

もう一人、もしかしたら最大の目玉ともいえるのが、
“二代目相棒”神戸尊役の及川光博さんの出演です。

及川さんは初代相棒亀山薫役の寺脇康文さんの後を受け、『相棒7』の最終話で登場、
『相棒8』~『10』の丸3シーズン務め、『10』最終話(2012年3月)をもって降板しました。
ただ、警察庁への異動という理由での退場でしたので、
警察を退職した亀山と違い、相棒世界に籍を残しています。

特命係のある警視庁と、神戸が異動した警察庁は隣接しており、距離的にも近いのです。
そもそも、神戸は警察庁からの異動で特命係に来たので、現在は古巣に復帰している状況なのです。

実は、神戸の特命係転出後の、シリーズ復帰は初めてではありません。
2013年3月公開のスピンオフ作品『相棒シリーズ X DAY』で、一度復活しています。
ただ、これは伊丹刑事役の川原和久さんをフィーチャーしたスピンオフ作品なので、
シリーズの主役である杉下右京は、ごく僅かしか出てきません。
神戸は英国にいる右京と、国際電話で会話するシーンはありますが、
直接の絡みはありませんでした。

そして、『 X DAY』公開の時点で、テレビには三代目の甲斐が登場していましたが、
劇中の設定は、神戸の異動後、甲斐の特命係着任前だったので、
甲斐は登場せず、当然ながら神戸との絡みもありませんでした。

今回、神戸は警察庁の人間として登場し、特命係を訪問、
右京と甲斐に捜査の依頼をするようです。
降板後初となる右京との共演、そして甲斐との初共演が実現します。
予告編CMでは「特命係を操る」などと、まるで黒幕のようなキャッチフレーズがついてますね。

しかし、どうも登場シーンは多くはないようです。
右京・甲斐以外のレギュラー陣との絡みも僅からしいので、
神戸復帰ということで、あまり期待すると肩透かしを食らうかも知れません。
お気をつけください。

私は神戸が好きなので、
シリーズ完全復帰とはいかなくても、もっと本格的な神戸の登場も期待しています。
スピンオフ作品でもいいですね。
元々旧知の設定の、大河内監察官(神保悟志)とのコンビとか、どうでしょう?


Old Fashioned Club  月野景史


相棒 -劇場版III- 巨大密室! 特命係 絶海の孤島へ
公開 2014年4月26日
出演者 水谷豊 成宮寛貴 伊原剛志 釈由美子 及川光博 石坂浩二
監督 和泉聖治
脚本 輿水泰弘
音楽 池頼広
配給 東映
製作 相棒-劇場版III-」パートナーズ(テレビ朝日、東映、トライサム、小学館、朝日放送、メ~テレ、木下グループ、北海道テレビ放送、広島ホームテレビ、九州朝日放送、トップコート)

http://www.aibou-movie.jp/

2014年4月22日 (火)

【映画】『相棒 劇場版III』 負傷退職した三浦刑事(大谷亮介)がなぜ登場するのか?

この3月で終了した『相棒12』。
その第一話(2013年10月放送)をもって降板したのが、
捜査一課三浦信輔刑事役の大谷亮介さんでした。

この事について書いたブログには今でも多くのアクセスがあります。

Photo_3

その三浦刑事、足の負傷により警視庁を退職した筈ですが、
4月26日公開の『相棒 -劇場版III- 巨大密室! 特命係 絶海の孤島へ』に
登場するという事で、話題になっています。
どのような設定での出演でしょう。復職? それとも民間人としてゲスト出演??


三浦信輔刑事(大谷亮介)

大谷さんは、伊丹憲一刑事役の川原和久さん、芹沢慶二刑事の山中崇史さんとの
“トリオ・ザ・捜一”の最年長メンバーとして、長年『相棒』シリーズを支えてきました。


Aibou_cast_002
『相棒』名物  トリオ・ザ・捜一の3人


三浦刑事は『相棒』が連続ドラマ化される前、
2000年に「土曜ワイド劇場」で放送された第2作から登場しています。

実は、大谷さんは同年に放送された第1作にも出演しているのです。
ただ、この時は三浦ではなく、別の役でした。
といっても、やはり伊丹刑事の同僚と思しき刑事役なので、ちょっと紛らわしいのですが。
(米沢鑑識課員役の六角精児さんも、同様のパターンを踏んでます。)

三浦刑事は『相棒12』(2013年10月~2014年3月)の第1話スペシャルで足を刺され負傷、
回復しても杖をつかねば歩けなくなると診断され、退職しました。
この降板理由にはやりきれない思いをしたファンも多かったでしょう。


ともかく、大谷さんは14年間演じた三浦刑事役から、昨年10月の放送を最後に離れたのです。
その三浦刑事がどのような理由付けで再登場するのでしょう?


実はこれ、時系列の問題なのです。



まもなく封切の映画『相棒 -劇場版III-』(2014年4月26日公開)は、
TVシリーズ『相棒11』の終了(2013年3月終了)から、『相棒12』のスタート(2013年10月)の間、
つまり、昨年の夏頃に起こった事件を描いているのです。
ですから、三浦刑事がまだ現役時代の事件なのです。

ちょっとややこしいですが、『相棒』ではこのようなテレビ版と映画版の時間のずれは今までもありました。
だから、従来からの『相棒』ファンからすると、「今回はそんな感じか」というところなのです。

もうひとつ付け加えれば、実際に撮影されたのもその時期なのです。
だから、大谷さんとしても、降板した後で、一時的に現場復帰したのではなく、
『劇場版Ⅲ』→テレビでの降板編と、順番に撮影しているのです。

ただ、ここにきて盛んに行われている映画のキャンペーンに参加しているのは、現在の大谷さんです。
当たり前ですが(笑)

Photo_2
4月13日に六本木で開催されたTOKYOプレミアムイベントより
上段右から3人目が大谷さん。

大谷さんは初日舞台挨拶にも川原さん、山中さん、山西惇さん、六角精児さんらと登場予定です。
http://cinema.pia.co.jp/news/162865/56905/

しかし、三浦が今後『相棒』に登場する可能性はゼロとはいえずとも極めて低く、
特に刑事として、“トリオ・ザ・捜一”として雄姿は今回が最後でしょう。
大きな見どころです・・・、が、なぜか予告編CMでは、ほとんどアピールされていませんが。


神戸刑事役の及川光博さんは?

ところで、今回の映画版には“二代目相棒”神戸尊役の及川光博さんも出演しています。
彼の場合はどうなのでしょう?

Photo_3

及川さんは2年前、『相棒10』の最終話(2012年3月)をもって降板しているので、
今更、面倒な時系列の問題はありません。

神戸が特命係を外れた理由は、警察庁への異動でした。
その設定そのまま、今回は警察庁の人間として登場します。
予告編CMでは、「特命係を操る」などと、黒幕のようなキャッチフレーズがついてます。
登場シーンは多くはないようですが、神戸の再登場はおおきな目玉のひとつですね。

ただ、神戸の特命係退場後の再登場は初めてではありません。
2013年3月公開のスピンオフ作品『相棒シリーズ X DAY』で、一度復活しています。
※追記 神戸尊の再登場等記しました。→こちら

追記:『相棒14』2016元日スペシャルに大谷亮介さんの出演が告知されました。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/142016sp-288a.html

Old Fashioned Club  月野景史


相棒 -劇場版III- 巨大密室! 特命係 絶海の孤島へ
公開 2014年4月26日
出演者 水谷豊 成宮寛貴 伊原剛志 釈由美子 及川光博 石坂浩二
監督 和泉聖治
脚本 輿水泰弘
音楽 池頼広
配給 東映
製作 相棒-劇場版III-」パートナーズ(テレビ朝日、東映、トライサム、小学館、朝日放送、メ~テレ、木下グループ、北海道テレビ放送、広島ホームテレビ、九州朝日放送、トップコート)

http://www.aibou-movie.jp/

2014年4月20日 (日)

【ドラマ】NHK『ロング・グッドバイ』第1話におけるギムレット考察

昨日、4月19日に第1話が放送されたNHKのドラマ『ロング・グッドバイ』。
邦題『長いお別れ』で知られる、レイモンド・チャンドラーの
バードボイルド小説のドラマ化です。
このブログでも紹介しました→ http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-9314.html

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原作の舞台はアメリカですが、それはもちろん日本に移してます。
原作の刊行は1953年。劇中での表現からして、時代はほぼ一緒、50年代前半でしょう。

同時代とはいえ、アメリカ→日本ですから、原作そのままといくわけもないですが、
それにしても色々と変えてるようですね。
今後、どのように展開していくかわかりませんが、今回は「ギムレット」に絞って記します。


「ギムレットには早すぎる」
小説中に登場する、大変有名なセリフです。
このセリフを題材に、ギムレットについて書いた過去ブログは、今でも結構アクセスがあります。
よろしければご覧ください→http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-2284-1.html
※ただし、一番下に原作小説のネタバレになってしまう記述があります。


さて、今回のドラマでこのセリフは語られるのでしようか。
原作でこのセリフが出てくるのはもっと後なのですが、伏線となるシーンは冒頭にあります。
原作では主人公の私立探偵フィリップ・マーロウが、
ゲストキャラのテリー・レノックスという男と友人になり、Barでギムレットを飲み交わします。
レノックスはギムレットが好きで拘りがあり、理想的なレシピなど、色々と蘊蓄を語るのです。

今回のドラマではマーロウにあたる役、増沢磐二を浅野忠信さん、
レノックスにあたる原田保を綾野剛さんが演じています。
二人がバ―で飲み交わすシーンも何度かありました。
そこで、私が気になったポイントは二つ。

まず一つめは、二人が飲んでいる酒です。
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大ぶりのロックグラスに、氷が入っていますね。
いわゆる「オン・ザ・ロック」です。
劇中では、これをギムレットと呼んでいます。

しかし、普通、ギムレットと言うカクテルは、このようなスタイルではありません。

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スタンダードレシピで作られたギムレット。
シェーカーで振り、このような脚の長いカクテルグラスに注ぐショ―トスタイルです。
ドラマで飲まれていたものとは明らかに違います。

ただ、だからといってこのドラマのギムレットが単純に間違いとは断言できません。
例えば、1950年代前半の日本では、ギムレットはこのドラマのような飲み方が一般的だったとか、
なんらかの時代考証に基づいている可能性もあります。
カウンターの上にはシェーカーが並んでますから、シェイクが一般的でないという事はあり得ませんが。

しかし、占領軍を通じてアメリカの文化が急激に流れ込んでいる時代ですから、
仮にまだ一般的ではなかったにしろ、カクテルグラスでギムレットを出すバーがあったとして、
絶対おかしいとはいえないと思えます。
そう考えると、敢えてロックグラスのギムレットにした事情はわかり難いですね。

実はアメリカの方が、ロックスタイルが一般的だったとか?!
まさかそれはないと思うし、もしそうだとしても、日本を舞台にしているのですから、
日本人になじみ易い描き方にして、問題があるとも思えません。
当時のバー事情については、機会があればリサーチを試みます。


そして、ギムレットへのこだわりについて。
上述のように、見たところ、今一般に知られているギムレットではありませんが、
劇中での会話から、この飲み物をギムレットとして飲んでいる事はわかります。
しかし、綾野さんは特にギムレットについて思い入れや蘊蓄を語っておらず、
原作にあるような強いこだわりは感じません。

ここはハッキリと原作とは変えています。
その意図は、まだ不明です。


では、名セリフ「ギムレットには早すぎる」は登場するのでしょうか?

そもそもどのようにストーリーが展開するかもわかりませんが、
綾野さんが特にギムレットにこだわってないので、このセリフが出てくるかは微妙です。
一応、軽くですがギムレットにふれているので、出てきてもおかしくはありません。
ただ、最初にもっとこだわっておかないと、セリフの持つ効果が薄れてしまいます。

ネタバレになるので、今回はこの辺でとりあえず止めておきます。

※追記  第二話では今回のギムレットについての言及の少なさを補完するようなシーンもありました。
感想など記しています。→
こちらをクリック


Old Fashioned Club  月野景史

ロング・グッドバイ
2014年4月19日(土)~
NHK総合テレビ 毎週土曜日 午後9時00分~9時58分 連続5回
原作:レイモンド・チャンドラー
出演:浅野忠信 綾野剛 小雪 古田新太 冨永愛 太田莉菜 田口トモロヲ 滝藤賢一 堀部圭亮 高橋努 泉澤祐希
福島リラ やべきょうすけ 石田えり 吉田鋼太郎 遠藤憲一 柄本明

http://www9.nhk.or.jp/dodra/goodbye

2014年4月18日 (金)

【ロング・グッドバイ】 ハードボイルドの代表作『長いお別れ』が日本を舞台にドラマ化

明日、4月19日より、NHKで『ロング・グッドバイ』というドラマが始まります。

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※追記  第1話終了後、劇中でのギムレットの扱いについて記しました。→こちらをクリック

「ロング・グッドバイ The Long Goodbye」といえば、
レイモンド・チャンドラーのバードボイルド小説『長いお別れ』の原題です。
今回のテレビドラマはこの小説を原作とし、
舞台をアメリカから、1950年代の東京に移して描かれるようです。

この小説については、以前このブログに書いたことがあります。
小説中に登場する、あまりに有名なセリフ
「ギムレットには早すぎる」を題材に、カクテル、ギムレットをテーマとして。

私の過去ブログの中でも、安定した人気のあるページです。
よろしければご覧ください。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-2284-1.html
※ただし、一番下に原作小説のネタバレになってしまう記述がありますので、ご注意を。

ドラマでは、ギムレットはちゃんと登場するのでしょうか?
予告編を見ると、別の酒を飲んでいるようにも見えますが。


それはともかく、『長いお別れ』について、改めて簡単に記します。
アメリカの高名なハードボイルド作家レイモンド・チャンドラーの作。1953年刊行。
チャンドラーが創造した私立探偵フィリップ・マーロウを主役とするシリーズの第6作。
チャンドラー自身、マーロウ、そしてこの小説が、
ハードボイルドという分野の代名詞と言っていいほどの傑作・有名作です。

小説の冒頭、マーロウはテリー・レノックスという男と友人になります。
しかし、レノックスは何者かに殺されてしまいます。
そして、マーロウはこの事件の捜査に関わっていきます。

日本では 清水俊二氏訳の『長いお別れ』のタイトルで知られてきましたが、
2007年に村上春樹氏の訳で、『ロング・グッドバイ』としても刊行されています。

「ギムレットには早すぎる」の他にも、
「さよならをいうのはわずかのあいだ死ぬことだ」、
「警官はけっしてさよならをいわない。機会があったら容疑者の首実検の列のなかで顔を見たいと思っているのだ。」
などの名セリフで知られます。


さて、今回のドラマですが、
舞台をアメリカのロサンゼルスから日本に移してですから、
原作そのままともいかないでしょう。

主演は浅野忠信さん。
もちろん、マーロウにあたる役でしょう。
レノックスが綾野剛さんのようです。
綾野さんは一人で演じるのでしょうか・・・、
まぁ、ネタバレになるので、これくらいにしておきます。

ロング・グッドバイ
2014年4月19日(土)スタート
NHK総合テレビ 毎週土曜日 午後9時00分~9時58分 連続5回
原作:レイモンド・チャンドラー
出演:浅野忠信 綾野剛 小雪 古田新太 冨永愛 太田莉菜 田口トモロヲ 滝藤賢一 堀部圭亮 高橋努 泉澤祐希
福島リラ やべきょうすけ 石田えり 吉田鋼太郎 遠藤憲一 柄本明

http://www9.nhk.or.jp/dodra/goodbye


Old Fashioned Club  月野景史

2014年4月17日 (木)

【死神くん】幻の名作漫画が、嵐の大野智主演でドラマ化

明日、4月18日からテレビ朝日系列の金曜ナイトドラマ枠で、
ジャニーズの人気アイドルグループ、嵐の大野智さん主演で『死神くん』が放送されます。

Photo
番組公式サイトより


大野さんは以前、『怪物くん』の実写版ドラマで主演しました。
『死神くん』も原作はマンガです。
タイトルも似ていますね。

しかし、昭和を代表する漫画家である藤子不二雄A氏の作品で、
ドラマ化以前に、二度の連続アニメにもなった『怪物くん』に対して、
『死神くん』は・・・、知らない人が多いでしょう。

実は、私は好きなマンガでして、一部ですが文庫版コミックスも所有しています。


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『死神くん』
作 えんどコイチ
「フレッシュジャンプ」「月刊少年ジャンプ」1983年~1990年連載 全79話
ジャンプコミックス全13巻  愛蔵版及び文庫版全8巻。

通算の連載期間は7年の長期に及びますし、
出版大手の集英社の漫画誌連載で、コミックスも発売されていますから、
「幻のマンガ」の形容が相応しくないかも知れません。、
しかし、知ってる人は少ないでしょう。

原作者はえんどコイチ氏。
代表作は週刊少年少年ジャンプに連載された『ついでにとんちんかん』でしょう。
漫画誌の最高峰『少年ジャンプ』で、1985年から89年まで4年間続きましたから、立派なものです。

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この作品はナンセンスギャグです。
これはこれで、好きなマンガでした。


ところで、私は今まで勘違いをしていました。
ギャグマンガの『ついでにとんちんかん』の終了後、
えんど氏は新機軸として『死神くん』を描いたのだと思ってました。

実は『死神くん』が先に始まり、後発の『ついでに~』と併行として描き続け、
『死神くん』』の方が少し後まで残ったようです。

ただ、『死神くん』は途中休載もあり、また掲載誌の休刊による移籍などもあったりして、
断続的な連載だったようですが。


では、『死神くん』とはどんなマンガなのか?

筆致はギャグマンガ風ですが、
連載中にたしか「ソウルフルロマン」というキャッチがあったと思います。
「ロマン」は違うかも知れませんが、「ソウルフル」は間違いないと思います。
最近の言葉でいうと、ハートウォーミングというのも合ってるかも知れません。

そういう作品です。
『怪物くん』のような、怪奇物、ホラー物のパロディではありません。

文字通りの“死神”、人間を死に導くのが仕事の死神くんと、
選ばれてしまった人間とのドラマです。
死にあたり、人間はその人生を思い返す、という展開が多いですね。
読み終わって、しばし余韻に浸る・・・、そんな作品です。
ジーンとくる、感動的、といったタイプです。

現行の漫画作品だと、筆致は違いますが「漫画アクション」の『走馬灯株式会社』に
テイストが似てるかも知れません。
これも知る人ぞ知る、なので、あまり参考にはならないかも知れませんが。


さて、どんな実写版になりますか。
以前はマンガの実写化って、大きく外すこともあったと思いますが、
最近は手堅く作ることが多いよう感じます。
とりあえず注目します。


死神くん
2014年4月18日 - 6月(予定) 金曜23:15 - 24:15(60分)
制作局 テレビ朝日
原作 えんどコイチ
出演者 大野智 桐谷美玲 菅田将暉 松重豊

http://www.tv-asahi.co.jp/shinigamikun/ 


Old Fashioned Club  月野景史

2014年4月 9日 (水)

【相棒】『利家とまつ』で神戸、カイト、陣川、暇課長が共演していた!/2002年の大河ドラマ

相棒絡みの小ネタです。

この4月にスタートのドラマ『ルーズヴェルト・ゲーム』
昨年大ヒットした『半沢直樹』と同じ原作者、同じスタッフ、出演者も重なると話題で、
また『白い巨塔』との関係性でも注目されているようですが、
私はもうひとつ、別のドラマとの関連がひっかかりました。

2002年のNHK大河ドラマ『利家とまつ 加賀百万石物語』です。
主役と前田利家役の唐沢寿明さんと、豊臣秀吉の香川照之さんが、
『ルーズヴェルト・ゲーム』でも共演しているのです。
といっても、唐沢さんと香川さんの共演は他にもあり、騒ぐほどの発見でもないですのですが。

この『利家とまつ』は、私にいわせれば「トンデモ歴史ドラマ」で、
ツッコミ入れながら、なんだかんだ毎週楽しんで観てました。

そんなこともあり、懐かしくWikipediaの『利まつ』の項目をながめていて、
気づいたことがあります。
『相棒』シリーズとの関係です。

『利家とまつ』には、『相棒』シリーズの二代目相棒の神戸尊、
現三代目相棒の甲斐享(カイト)、
更に、短期間ながら特命係に在籍した“準相棒”の陣川公平、
そして『相棒』の名物男、暇課長こと角田六郎警視まで出演しているのです。


まぁ、大河ドラマには大御所から現役の大スター、ベテラン、中堅、若手、個性派脇役と、
1年間で多くの俳優が入れ替わり出演しますから、たまたま重なる可能性も高いですが、
でも、これだけ一緒になるのはレアでしょう。

この共演については、ネットでさくっと検索したところ、同様の指摘はありますが、
さほど知られているわけでもなさそうです。

しかも、この4人の役柄ですが、主人公前田利家の親族が多く、
角田課長の山西惇さんは、利家の兄の前田安勝、
甲斐享(カイト)の成宮寛貴さんは、利家の次男の前田利政、
神戸の及川光博さんは利家の甥、あの“花の慶次” こと前田慶次郎です。

そして、陣川の原田龍二さんも、石田三成という重要な役どころでした。

私は、『利家とまつ』の及川さんと原田さんは憶えています。
というか、『相棒』以前の俳優としての及川さんは『利まつ』しか知りません。
一方、『利まつ』での成宮さんと山西さんは、残念ながらまったく記憶にありません。
4人が実際に絡む場面があるのかも気になりますし、今度、DVDでも借りてみようかと思ってます。


『利家とまつ』は、『相棒』が連続ドラマ化された2002年の放送です。
及川さん、成宮さんはもちろん、原田さんも、まだ『相棒』とはまったく無縁の時代です。
唯一、暇課長の山西さんは、2001年の土曜ワイド劇場版第2作から出ているので、
既に“相棒ワールド”の住人だったことになります。

『利家とまつ』で織田信長を演じた反町隆史さんの4代目相棒就任が決定。(2015年7月18日追記)

Old Fashioned Club  月野景史

2014年4月 2日 (水)

上智の桜 2014

恒例、母校上智大学前、土手の桜の写真です。

寒暖の差が激しかった今年の冬、一気に満開となりました。

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Old Fashioned Club  月野景史

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