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2013年12月

2013年12月31日 (火)

【ドラマ】『相棒12』元旦スペシャルで内村刑事部長(片桐竜次)殉職!?/今回での降板はないと思うが

2014年1月1日21:00~11:30は、
テレビ朝日開局55周年記念 元日スペシャル
『相棒12』第10話「ボマー ~ 狙撃容疑者特命係・甲斐享を射殺せよ!」

http://www.tv-asahi.co.jp/aibou/story/0010/

Aibou12
『相棒」が元旦にスペシャルで放送されるのは2006年以来、今回で9年連続です。
さすが国民的人気ドラマ。
ただし今回の場合は、たまたま元旦が本来の放送日である水曜日ですが。

元旦スペシャルですから予告編もガンガン流れていて、
そこでは杉下右京(水谷豊)の“三代目相棒”カイトこと甲斐享(成宮寛貴)が、
容疑者として指名手配される、という衝撃の展開がアピールされています。
しかし、正直言ってこれにはあまり驚かされません。

今シーズン(『相棒12』)の初回スペシャルの時も、
カイトがカルトにはまってしまうと煽られていましたが、
捜査の為だったとあっさり判明してしまいますし、
今回も、予告編の右京のセリフから、巻き込まれただけというのがわかります。


刑事部長が殉職!
それよりも、大変気になる問題があります。
『相棒』シリーズ第一作から出演している内村完爾刑事部長(片桐竜次)が銃撃されるシーンがあるのです。
(予告編によれば撃ったのはカイトらしいですが、これは実際は違うかも知れません)

これにより、ネットでは内村部長の暗殺による殉職という形で、
片桐さんが降板してしまうのではないかという推測が流れています。

『相棒』では2010年の『劇場版Ⅱ』でやはり初期からのレギュラーだった
小野田官房長(岸部一徳)が殉職により降板していますし、
記憶に新しい今シーズン第1話では、これも初期からのレギュラーの、
三浦刑事(大谷亮介)が後遺症の残る重傷の為の退職、という形で降板しています。
(この件は当ブログに書いて、アクセスも多かったです。→こちら

『相棒』は二時間ドラマとしてのスタートが2000年ですから、2014年で14年、
連続ドラマ化から12年、当然ながら初期からのレギュラーは高齢化しています。
また降板があってもおかしくはありません。

ネット上では、勝手に後任人事まで始まっています。
内村部長は憎まれ者のヒールにほぼ徹しているので、今のところ擁護論はあまり盛り上がってないようです。

しかし、私は古くから片桐竜次さんのファンなので、降板はあってほしくないです。
本当は、水谷豊さんと片桐さんによる“相棒”゛か観たいくらいなのですから。


水谷さんと片桐さんは共演作も多く、盟友のような関係かと思います。
といっても、そんなに若い頃からではなく、
たぶん本格的な共演は『気分は名探偵』(1984年)が最初でしょう。
私立探偵役で主演の水谷さんが32歳、刑事役でレギュラーの片桐さんが37歳の年。

それ以前に、石原裕次郎さん、渡哲也さん、松田優作さんがレギュラーの
『大都会 PARTII』(1977年)に水谷さんと片桐さんがゲスト出演したことがあります。
凄い顔ぶれですが、残念ながら水谷さんと片桐さんの絡みはほんの一瞬でした。

さて、片桐さんの降板についてですが、私は今回はないと考えています。
理由は、前述したように、今シーズンの第1話で三浦刑事役の大谷さんが、
犯人に刺され重傷を負い、後遺症が残る為の退職、との理由で降板しているからです。
その記憶もまだ新しいのに、同じシーズンの第10話で今度は刑事部長が射殺されて降板とは、
似たような事が続き過ぎでしょう。
ただ、意外性も『相棒』の特徴なので、絶対とはいえませんが。


片桐竜次さん 若き日の勇姿(といっても33歳頃ですが)
Daigekitou_katagiri_003
今でいう“サービスカット”かな?
ドラマ『特命刑事』(1984年 日本テレビ系)オープニングより

片桐竜次さんの事はまた書きます。
とりあえず、元旦スペシャル見届けてから。
※放送後の感想記しました。→こちら


Old Fashioned Club  月野景史

2013年12月24日 (火)

【美術】マネ『オランピア』12/21『美の巨人たち』/近代絵画の父の“スキャンダラス”な傑作

2013年12月21日放送のテレビ東京系『KIRIN~美の巨人たち~』のテーマ作「今週の一枚」は、
エドゥアール・マネ『オランピア』でした。

Photo_5
「近代絵画の父」、また「印象派の父」とも呼ばれた19世紀フランス絵画の、
そして美術史上の巨匠、エドゥアール・マネの傑作『オランピア』。
実は、1865年にパリ中を騒がせた絵画史上最もスキャンダラスとも言われる作品です。

たしかに蠱惑的なヌード画ですが、
裸婦を描いた絵はもっと昔から沢山ありますし、
何故、この絵がスキャンダラスな扱いを受けたのでしょう。

実際、この絵にも元ネタとなった古典作品があります。

Photo_2
ティツィアーノ『ウルビーノのヴィーナス』(1538年)
ベネツィアルネサンスの巨匠ティツィアーノの代表作。

また、『オランピア』と同時代にはこんな作品もあります。

Photo_3
カバネル『ヴィーナスの誕生』(1863年)
こちらの方がよほど官能的に思えますが、
官展側の巨匠のアカデミズム絵画として認定されています。
なぜ、これらの絵は名作で、『オランピア』は問題作だったのでしょう。

タイトル通りですが、例に挙げた2点はいずれもヴィーナスを描いています。
ヴィーナスはギリシャ・ローマ神話における美の女神。
つまり、神話をテーマにした歴史画に分類されるのです。

この二点ように、西洋絵画で裸婦が描かれる場合は、
神話や聖書、あるいは古典文学等がテーマであることが不文律だったのです。
(聖書でヌード画はなさそうに思えますが、旧約聖書には結構あるのです)


それに対してマネの絵は?
「オランピア」も神話の登場人物の名のように勘違いしてしまいそうですが、
当時のフランスで「娼婦」を指す言葉だったようです。
長い間守られてきたタブーを破り、
現実の女性・しかも娼婦のヌードを描いたマネは、
世間の厳しい非難にされされることになったそうです。

ただし、この話には伏線があります。


エドゥアール・マネ(Édouard Manet, 1832年1月23日 - 1883年4月30日)
パリの高級官僚の家に生まれたマネは、ルーブル美術館に通い、
巨匠たちの模写を繰り返す古典絵画の伝統を尊重する画家でした。
当時、画家として認められる唯一の道がサロンと呼ばれる官展に出品すること。
マネも落選、入選を繰り返しながらサロンに認められることに固執していました。

1863年、マネはこの作品を発表します。

Photo_4
『草上の昼食』(1862-63年)

この作品はサロン(官展)では落選。
落選展に出品するのですが、そこでスキャンダラスだと物議をかもしてしまいます。

実は『オランピア』も、この絵に少し遅れて完成していたようなのですが、
『草上の昼食』への批判から、マネは一旦封印します。
そして2年後、1865年のサロンに出品するのです。

その頃はフランス画壇にも少しずつ変革の波が来ており、
『オランピア』はサロンで入選します。
そう、入選しているのです。
入選したからこそ、人目にふれて非難にされされたわけです。
そんな時代の出来事でした。


なにしろ、美術史的にも大きなポジションを占める絵です。
追求しだしたら、キリがありませんが、
ひとつだけ、番組では指摘されなかったことで、
誤解しやすい点があるので、記しておきます。

オランピア=娼婦を描いてスキャンダルとなった絵ですが、
モデルとなった女性は本当の娼婦ではありません。

女性の名はヴィクトリーヌ・ムーラン
(Victorine Meurent, 1844年2月18日 - 1927年3月17日)
『草上の昼食』のモデルも務めた、職業としての美術モデルで、画家でもある人です。


Old Fashioned Club  月野景史

2013年12月13日 (金)

【雑ネタ】高田馬場駅から見える逆さまの看板の謎/広告戦略か間違いか?

Dsc04131
JR高田馬場駅ホーム目白寄り、山手線内回り側からの光景。
三枚並んだ看板の、一番右が逆さまです。

一見、上下逆に見えるけど、実はそうではなくて、こういうデザイン…かと考えましたが、
そんな部分はなく、どう見ても完全な逆さまです。

しかし、看板設置の詳しい工程は知りませんが、大がかりな作業が必要な筈です。
シールみたいに、「間違えて逆さまに貼っちゃった!」なんてことがあるとも思えません。

やはり人目を引くための宣伝戦略なのでしょうか。
それにしても、一カ所くらいはまともに読める部分を残しておけば、
「ああ、そういうデザインか!」ということになるのでしょうけど、全部逆さまですよね。


Old Fashioned Club  月野景史

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