【ドラマ】『半沢直樹』の最終回はだいたい予想通り。続編は? ※ネタバレあり
国民的関心事(?)とまでなったドラマ『半沢直樹』(TBS)の最終回。
その展開、そして結末が注目されました。
ストーリーは、だいたい私の予想通りでした。
もちろん、ネットでの情報を基にしての予想ですが。
予想ポイントのひとつめは、半沢が大和田常務との対決に、完全勝利すること。
これをしなかったら、視聴者に不満が残ります。
この大ヒットドラマの作り手がそれを理解していないとは思えないので。
ふたつめは、半沢の出向というラスト。
私は原作を読んでいませんが、これは原作通りだそうです。
ここはそれを採用すると思っていました。
これだけの大ヒットドラマです。
当然、続編の制作が考えられます。
続編のストーリー展開を考えた場合、
行内での抗争に勝利して、頭取の信頼も得て出世して万々歳より、
出向という形の苦難があった方が、続編も作り易いというのもありますが、
ここで原作を変えてしまうと、続編は最初からオリジナルストーリーになってしまいます。
それはあまりイメージがよくないでしょう。
最終話予想の難しかった点は、
大和田からの勝利と出向をどう繋げるかだったのですが、
ここは予想されるもっとも極端な展開でした。
完全勝利で自他共に出世を確信していたら、
説明もなしに予想外の出向を突きつけられる。
この展開を含め、最終回のストーリーはやや無理があるようにも思えました。
ただ、このドラマは「それはちょっとおかしい、矛盾している。」と思っても、
後の回でその説明をするところがあります。
例えば、大和田常務の夫人への3000万円の不正融資。
メガバンクのナンバー3の座にいる人が、
その程度の額を迂回融資しなければどうにもできないのかという疑問がありました。
この点については、最終回で説明がされました。
ということで続編が期待されます。
まぁあのラストで、続編なしはあり得ないでしょうし。
テレビシリーズか、単発か、あるいは映画化・・・?
ここはシリーズでやるのがいいでしょう。
となると問題は、
例えば一年後にやるとしたら、劇中での時間経過をどうするか?
出向を命じられた直後からのスタートか、
1年経ってからの設定にするのか。
いずれにしろ、あまり間を開けない方がいいでしょうね。
来年4月スタートがベストかな。
それにしても堺雅人さん、すっかり日本を代表する人気俳優となりましたね。
次のクールではもうひとつの当たり役『リーガルハイ』も始まります。
広く世に知られたのは大河ドラマ『新選組!』(2004年)の山南敬助役でした。
NHKも大河で使いたいでしょうね。
大河で香川照之さんとの共演も見てみたいですね。
香川秀吉と堺官兵衛なんて面白そうです。
今更いっても無理ですが。
豊臣秀長主役の大河で、香川秀吉と堺秀長、これなんて結構いいでしょう。
来年の『軍師官兵衛』と時代がもろかぶりなので、やるとしても先になりますが。
Old Fashioned Club 月野景史