【プロ野球】大石 辻 福良 西村 白井 1980-90 二塁手の黄金世代/巨人に“不動の正二塁手”が出てこない理由
巨人に“不動の正二塁手”が出てこない理由
こんな記事がネットで配信されています。
その理由を、かつてのジャイアンツの正二塁手仁志敏久が語っています。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/baseball/npb/2013/columndtl/201306130006-spnavi
しかし、最近の・・・というより、90年代後半以降のプロ野球に疎い私にとって、
巨人のセカンドといえば、土井、篠塚なのですが(笑)
というわけで、巨人をはじめ、
現在のセ・パ各チームの二塁手事情などさっぱり解りませんが、
しかし、二塁手といえば守備の要、
強いチームは、しっかりした正二塁手がいたと思います。
中でも、私が印象に残っているのは、
1980年代前半から90年代半ばのパシフィックリーグの各チームです。
ほぼ同世代の名二塁手が揃っていました。
近鉄 大石
西武 辻
ロッテ 西村
阪急→オリックス 福良
日本ハム 白井
年齢は1958年-61年生まれのまさに同世代。
タイプも好守・巧打・俊足の似たタイプです。
全員がベストナインを獲得しています。
福良以外はゴールデングラブ賞も獲得。
白井以外は1000安打以上です。
そして、二塁手のベストナインは83年から94年の12年間、
ゴールデングラブは82年~94年の13年間、
この5人以外は獲っていません。
実は、西村は89年途中から外野手にコンバートされ、
そちらでもベストナインとゴールデングラブも獲得しているですが、
全盛期は4年連続盗塁王も獲った二塁手時代でしょう。
それにしても、三歳差以内の同世代の5人で、
二塁手のベストナインとゴールデングラブを12-3年間独占したのだがら、
強い世代でした。
まあ、獲得数では同じ58年生まれの大石と辻が圧倒的なのですが。
さて、パ・リーグは6球団なのだから、ひとつ仲間外れがありますね。
そう、南海→ダイエーです。
当時はどん底の時代、他球団のような正二塁手がいないのが象徴的です。
しかし、少し下の年代にがんぱった選手がいます。
1966年生まれの湯上谷。
ダイエー身売り後の90年から92年までは130試合フル出場しています。
まさに正二塁手。
ただ、この時代は特に辻が好守ともに強く、タイトル争いではかないませんでした。
Old Fashioned Club 月野景史
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