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2013年4月 3日 (水)

【国民栄誉賞】受賞して当然なのに出来なかった人々/手塚、藤子F、三船、裕次郎… ドリフとクレージーは?

長嶋茂雄氏、松井秀喜氏が国民栄誉賞同時受賞の話題の続き、
受賞しておかしくない、当然だと思われるのに、
獲得出来なかった人々を挙げてみたいと思います。

まずは受賞者一覧です。
黒丸印は、亡くなった後に受賞した人です。

1 王 貞治 昭和52年9月5日
2 古賀正男(古賀政男) 昭和53年8月4日 ●
3 長谷川一夫 昭和59年4月19日●
4 植村直己 昭和59年4月19日 ●
5 山下泰裕 昭和59年10月9日
6 衣笠祥雄 昭和62年6月22日 
7 加藤和枝(美空ひばり) 平成元年7月6日●
8 秋本 貢(千代の富士) 平成元年9月29日   
9 増永丈夫(藤山一郎) 平成4年5月28日
10 長谷川町子 平成4年7月28日 ●
11 服部良一 平成5年2月26日 ●
12 田所康雄(渥美 清) 平成8年9月3日  ●
13 吉田 正 平成10年7月7日 ●
14 黒澤 明 平成10年10月1日 ●
15 高橋尚子 平成12年10月30日
16 遠藤 実 平成21年1月23日●
17 村上美津(森 光子) 平成21年7月1日
18 森繁久弥 平成21年12月22日 ●
19 なでしこジャパン(女子サッカー日本代表) 平成23年8月18日 
20 吉田沙保里 平成24年11月7日
21 納谷幸喜(大鵬幸喜) 平成25年2月25日●

これに長嶋氏と、松井氏が加わって、合計23名ということになります。

この一覧を見て色々と思うこともありますが、
とりあえずそれはおいといて、本題です。

存命の方はこれから可能性がありますし、
第1号の王氏受賞の昭和52年(1977年)以前に亡くなった人に、
遡っての受賞はないので、それ以降に亡くなった方に限定し、
分野ごとに見ていきます。
どうしても、自分の関心ある分野に偏るかとは思いますが。


漫画家
まず一番先に思うのは、戦後日本を代表する文化といえるマンガの分野です。
漫画家の受賞者は『サザエさん』の長谷川町子氏のみ。
当然獲っていてもいいと思うのは、手塚治虫氏と藤子・F・不二雄氏です。

このお二人が獲れなかったとなると、今後漫画家さんの受賞は難しいでしょうね。
ただ、藤子F氏については、強引な手を使えば、今後受賞の可能性がゼロではないでしょうが。

それと、関連分野では、アニメ映画の某巨匠はほぼ間違いないでしょうけど。


俳優
受賞者は長谷川一夫氏、渥美清氏、森光子氏、森繁久弥氏。
他に絶対受賞しておかしくない方が二人います。

一人は三船敏郎氏。
数々の名作、そして世界的知名度では断トツでしょう。

もう一人は石原裕次郎氏。
こちらは作品や演技よりも、長嶋氏と同じ戦後のヒーローとして、
圧倒的な存在です。

三船氏については、晩年が少し寂しかったのが一因かとも思いますが、
石原氏の場合は闘病から死去まで、国民的関心時だったのに、受賞がなかったのですね。
この分野も、この二人が受賞しなかった為にハードルが上がった気がします。

緒形拳氏とか、丹波哲郎氏とかだって、候補になってもおかしくないとは思いますが、
三船、石原氏に比べてしまうと…というところでしょうか。
存命の人だと、一人ほぼ堅いかなという方がいます。あの堅物なイメージの役者さんです。


歌手
受賞者は美空ひばり氏と藤山一郎氏。
歌謡曲というのも、戦後文化史を語るのに欠かせない分野で、
この他に作曲家も三人受賞しています。

歌手の人だってもっと受賞していてもよさそうなものですが、
意外に思い浮かばないですね。
長期に渡ってトップであり続けるのが難しいかも知れません。


スポーツ
この賞自体、スポーツ選手のために創設されたものですし、受賞者も多いです。
だから、あの人がとるのならあの人だって…という例はいくらでも挙げられますが、
絶対に受賞していなくてはおかしい、とまでいえる人は意外と少ないですね。

ON、大鵬と並ぶ戦後のヒーローというと、力道山がいますが、
昭和38年に亡くなっているので対象外。

相撲では人気という点では、元横綱の初代若乃花と実弟の大関貴ノ花なんかも有資格だと思うのですが、
記録の点で弱いですかね。

むしろ、若乃花はライバルとして栃若時代を築いた横綱栃錦と二人で、
というのがあってもよかったように思います。
後年は二人とも理事長として、1980年代、90年代の相撲人気の盛り上げに貢献しましたし。

ただ、それがあるとしたら、若乃花の死亡時だったのでしょうけど、
若乃花は晩年に自身や周辺に色々ありましたし、
まして亡くなった時は、相撲界が野球賭博問題が騒がれている最中でしたから、
やはりなかったですね。


その他芸能
意外と歌舞伎や落語からの受賞がないですが、
伝統芸能は他にも色々ともらえる賞がありますから。

となると、歴史の新しいお笑い・バラエティーの分野は?
実は、一昨年なでしこジャパンチームとして受賞したことで、
ならばこの人達もというグループが二つでてきました。

ハナ肇とクレージーキャッツ、とザ・ドリフターズ
戦後芸能史において、国民的人気という点では、資格は充分でしょう。

この二組はまだ可能性があります。
元メンバーまで含めて、クレージーは7人中1人存命。
ドリフは6人中4人存命です。

ただ、今回の長嶋氏の受賞は、なるべく存命のうちに、
という方向性を持ったということなのでしょう。
そうなると、グループの場合は、
タイミングが難しくなってしまったのですが。


Old Fashioned Club  月野景史

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