【音楽】冬の名曲 小柳ルミ子『冬の駅』/寒さ深まる今年の冬に思い出す歌
東京は今週月曜の大雪の後は晴天が続いてますが、
寒いのは本当に毎日寒いですね。
そんな今年の、寒い冬にぴったりの名曲です。
小柳ルミ子『冬の駅』(1974年10月10日発売)
小柳ルミ子さんの代表曲のひとつです。
といっても『私の城下町』や『瀬戸の花嫁』、
あるいは後年の『星の砂』や『お久しぶりね』に比べると
やや知名度は落ちるかも知れません。
でも大ヒット曲です。
おそらく、ルミ子さんの最後のオリコン1位獲得曲でしょう。
1971年のデビュー以来、アイドルとしてヒット曲を出し続けてきたルミ子さんが、
ややアイドルとしての人気には陰りが見えた時期に、
この曲によって華麗に大人の歌手に転身した、といっていいでしょう。
とはいってもルミ子さんも当時まだ22歳の若さでしたが、
既に10代前半の山口百恵さんや桜田淳子さんが出てきていましたからね。
こちらはその年の紅白ですね。
小学生だった私は、年末の歌謡賞の時期にドレス姿で歌うのを見て、
「ルミ子ちゃん、大人になっちゃったんだなぁ!」と感じたものです。
ところで実はこの歌、ルミ子さん以上に冬の似合う女性歌手、
あの石川さゆりさんもアルバムの中で歌っているのです。
1975年なので、『津軽海峡冬景色』(1977年)よりも前ですが。
これは聴いてみたいでしょう。
これもまたいいけど、やはりこの歌はルミ子さんに軍配ですかね。
演歌調とアイドル調が入り混じって、なかなか興味深いですが。
もう一人、あのアジアの歌姫も唄っています。
テレサ・テンさん。
これは良いですね。
Old Fashioned Club 月野景史
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