【音楽】定番クリスマスソング/もちろん『クリスマス・イヴ』、そして…
レコチョクが「レコチョク 音楽情報」およびiPhone/アンドロイド向け「レコチョク」サイトで実施した、
ユーザー投票による『定番!クリスマスソングランキング』、
最も票を集めた楽曲は、やはり山下達郎さん『クリスマス・イヴ』でした。
☆☆☆
定番!クリスマスソングランキング
1位:「クリスマス・イヴ」山下達郎
2位:「いつかのメリークリスマス」B'z
3位:「恋人たちのクリスマス」マライア・キャリー
4位:「LAST CHRISTMAS」EXILE
5位:「メリクリ」BoA
http://news.biglobe.ne.jp/entertainment/1201/rbb_121201_1215482484.html
★★★
『クリスマス・イヴ』(1983年)
この歌が世に知られた当時、
「日本にもクリスマスソングが生まれた。」と表現されていました。
まさにその通りだと思ったし、今もそう思います。
美しい曲です。
バブル期の曲というイメージもあります。
シングルでのリリースは1983年。
あれ、意外と古いんだな、とも感じますが、この時は特に大きなヒットはしていません。
1988年、言わずと知れたJR東海の東海道新幹線「ホームタウン・エクスプレス(X'mas編)」
(1989年以降はクリスマス・エクスプレス)のCMソングとなり知名度が上昇、
翌1989年12月にオリコンシングルチャート1位を獲得しました。
さて、上記のベスト5には入ってませんが、『クリスマス・イブ』と並ぶ定番曲で、
そして時代なども近いイメージがある洋楽といえば、
ワムの『ラスト・クリスマス(Last Christmas)』(1984年)でしょう。
リリースは1984年ですが、日本のオリコンでの最高位獲得は91年12月、
実際に『クリスマス・イヴ』と同時代に定番化したクリスマスソングでした。
ランキング4位のEXILEの「LAST CHRISTMAS」は、ワムのカバーですね。
ところで、『クリスマス・イヴ』が初めて日本で生まれたクリスマスソングだとしたら、
それ以前に日本のクリスマスソングはなかったということになります。
たしかに、少なくとも“流行歌”の分野では思い浮かびません。
1970年代~80年代には多くのアイドルが生まれました。
アイドルとクリスマスはイメージが合うのに、それがないのは不思議に思えます。
キャンディーズやピンク・レディーがポップなクリスマス曲を歌っていてもよさそうに思うのに。
これはシングルレコードの発売サイクルの問題もあるのでしょう。
だいたい当時の人気歌手は三ヶ月に一曲出していました。
9-11月にクリスマスの歌を出しても、まだ早くてピンと来ないし、
12月に出して、25日を過ぎたら、もう時期遅れで歌い難くなってしまいます。
そんなこんなで、70-80年代曲好きの私があえて1990年代を代表するアイドルの、
クリスマスソング…ともいえないかも知れませんが、クリスマスのイメージの歌を選びました。
SPEED『White Love(ホワイト ラヴ)』(1997年)
しかし、つい最近の歌のように思えるのですが、もう15年になるのですね。
Old Fashioned Club 月野景史
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