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2012年12月 8日 (土)

【美術展】『日経おとなのOFF』1月号「2013年見逃せない美術展」/ルネサンス三大巨匠初め大物回顧展多数開催

発売中の『日経おとなのOFF』2013年1月号の特集は、
「2013年絶対見逃せない美術展」です。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/off/

Otonanooff1301

とりあえず、西洋絵画の部分について、見出しから内容を追ってみます。


☆☆☆
■美術界の重鎮、高階秀爾さんが語る2013年美術展動向と注目の名画
大物画家回顧展の“当たり年”


■ルネサンスの頂点を極めた三巨人の実像に迫る

ダ・ヴィンチの画才はマルチな才能の一つにすぎない!?
全油彩作品を誌上で一挙公開 代表作は『モナ・リザ』ではなく『最後の晩餐』

ミケランジェロはルネサンス期最高のアーティスト
力感あふれる肉体美を描き切った彫刻と壁画を俯瞰する

ラファエロが「聖母子像画家」と呼ばれる理由 一生に一度は会いたい聖母子像15点
フィレンツェ初期代表作『大公の聖母』が来日


■異邦人画家エル・グレコが生涯描いたテーマ ベスト・オブ・『受胎告知』はどれ?


■絵画を量産したルーベンスマジック
当代きっての売れっ子ルーベンス工房に学ぶ大作の“大量生産態勢”


■遅れてきた大物画家 ターナーを知る8つのKeywords


■モネとルノワール 印象派の二巨匠徹底比較

ここに注目! ●モネの「連作」
生涯、光を追求した画家 その眼差しの深化を見る

ここに注目! ●ルノワールの「女性像」
万人受けする幸せな女性像 曲線の柔らかさに癒やされる


■ゴッホが印象派? だった頃
貪欲に挑戦を続け 画業の基盤を築いたパリでの2年間
★★★

今年2012年の大型展は、どちらかといえば、
一つの美術館の様々な時代・ジャンルの作品を網羅した展示が多かったように思います。
それに対して来年は、大物画家の回顧展が注目のようですね。

特に本誌でも特集されているように、ルネサンスの三大巨匠、

レオナルド・ダ・ヴィンチ
ミケランジェロ・ブオナローティ
ラファェロ・サンツィオ

この三人の名を冠した展覧会の開催は興味深いです。


中でも、3月2日より上野の国立西洋美術館にて開催されるラファエロ展は、
これまでにない本格的、屈指のものになりそうです。
http://raffaello2013.com/index.html

私も、とにかく好きな画家なので楽しみにしています。

ルネサンスの三大画家とは呼ばれても、
他の二人に比べれば、ラファエロの知名度は低いでしょう。
一方で、画家としての実績、特に残した作品の数でいえば、他の二人を圧倒しています。
一番若い年齢で亡くなったのに。


Madonna_dell_granduca
「ラフェロ展」に来日予定の『大公の聖母』 (1505-1506年頃)


ともかく、今回の『日経おとなのOFF』はこの三大巨匠展をはじめ、
来年の美術展事情を俯瞰できるスグレものではあります。
とりあえず一冊買っておいて損はないでしょう。


Old Fashioned Club  月野景史

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