ナチスがチベットで発見した仏像は、古代の隕石で作られていた!
大戦前、ナチスドイツがチベット発見した千年前の仏像が、
隕石で作られていたことが判明したそうです。
ちょっとおもしろいというか、「えっ?」と思うニュースです。
隕石=宇宙、古代遺跡、ナチス…、
いわゆる「超古代文明」「超古代史」
そして太古宇宙人飛来説(宇宙考古学説)といった、
オカルト世界の妖しくも魅力的な香りがするキーワードを思い起してしまいます。
情報元のネットニュースを引用します。
☆☆☆
ナチス発見の仏像、隕石だった=大戦前夜、チベット探検-調査チーム
【パリAFP=時事】第2次世界大戦勃発前夜の1938年、秘境だったチベットに足を踏み入れたナチス・ドイツの探検隊が発見した約1000年前の仏像は、宇宙から飛来した隕石(いんせき)を彫刻して制作された極めて異色の作品だったことが分かった。ドイツの調査チームが鑑定結果を26日、学術誌に発表した。
この探検隊は、ナチス親衛隊(SS)長官ハインリヒ・ヒムラーの支援の下で派遣されたもので、「アーリア人の優越」というナチスの人種イデオロギーの裏付けを探るためにチベットに送られた。ヒムラーはアーリア人の起源はチベットにあり、その優越性の証拠が同地で見つかると信じていたとされる。
探検隊が持ち帰った仏像は毘沙門天の座像で、高さ24センチ、重さ10.6キロ。「鉄の男」と呼ばれていた。
化学的に分析したところ、約1万5000年前にシベリアとモンゴルの境界付近に落下したチンガー隕石の一部を加工研磨して作られたと断定された。ナチスのシンボルであるかぎ十字とは逆向きの「まんじ」が胸に描かれ、探検隊が興味を持ったと言われている。
時事ドットコム(2012/09/27-06:26)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012092700069&rel=y&g=int
★★★
隕石は15000年ほど前に落下したもの。
仏像が彫られたのは遥か後の1000年前ですから、
彫刻した人は隕石だと知っていたかどうかもわかりません。
古代と書きましたが、隕石が落下したのは古いですが、
仏像が彫られたのは千年前だから、さほど古くもないですし、
実は、オカルト的な要素などありません。
しかし、胸に彫られた、仏教で吉祥を示す「卍(まんじ)」が、
ナチスの鍵十字と似ている(逆向き)ことも合わせて、
何か妖怪しげなことを感じてしまうニュースです。
Old Fashioned Club 月野景史
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