【音楽】秋の名曲『若葉のささやき』天地真理/「若葉」だけど、どう聴いても秋の歌
長く暑かった夏もどうにか終りに近づき、ようやく秋の気配です。
このブログでも、何度か「夏の名曲」をテーマにしましたが、
今日は「秋の歌」と聞いて、私が思い浮かべる一曲を紹介します。
天地真理さん『若葉のささやき』(1973年)
しっとりした美しいメロディー、
1970年代を代表する女性アイドルの一人、天地真理さんの忘れ得ぬ名曲です。
・・・って、なんで秋の歌で「若葉」なのか?
発売も3月だし、もちろん本当は春の歌です。
でも、リアルタイムで初めて聴いた時から、この曲は秋のイメージなのです。
あくまで個人の感覚ですが、しんみりしたメロディーは春よりは秋にように思えるし、
歌詞も、「若葉」以外は秋のがしっくりくるようにように感じます。
ともかく、どちらにしろ名曲中の名曲です。聴いてください。
若葉のささやき 1973年3月21日発売
作詞 山上路夫 作曲 森田公一 歌 天地真理
オリコン最高1位 1973年度年間9位
別に変えるべきと主張するわけでもありませんが、
あえていえば『落ち葉のささやき』でもいいように思います。
♪落ち葉が街に急に舞いだした・・・・
ここだけ変えれば、立派な秋の歌でしょう。
もちろん、若葉と若者を重ね合わせている面もあるのでしょうけど、
季節とメロディーのイメージも大事かと思います。
それはともかく…
当時の天地さんはデビュー3年目、アイドルとして全盛期。出すレコードはすべて1位。
この歌は7枚目のシングルですが、元気で明るいイメージの強い真理ちゃんが歌った、
初めてのスローな曲です。
この後が先日、夏の名曲として紹介した、思いっきり弾けた『恋する夏の日』でした。
この頃までがピークだったでしょう。
上で紹介した映像はTBSの『真理ちゃんとデイト』でしょうか?
私が初めてこの歌を聴いた番組なのです。違うかも知れませんが。
ネットでも『若葉のささやき』が好きという声は少なくないですが、
季節感については、みなさんどう感じているのでしょう?
天地真理…。
1970年代前半、太陽のように輝いた永遠のアイドル。
Old Fashioned Club 月野景史
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