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2012年9月21日 (金)

暗いBarでのカクテル撮影は…

昨日紹介した黄金桃のカクテルの写真、「暗いのによく撮れてるね」という声をもらいました。

20120920011_2
「よく撮れてる」のレベルはともかく、たしかに暗い場所で写真を撮るのは難しいし、
私の写真はとりあえず何が写っているのかわかる程度には撮れてますね。
バーの営業時間内だから、もちろん、フラッシュは使ってません。
少しだけ、こういう撮影のヒントを書いてみます。

*いうまでもありませんが、店内での撮影を嫌がるお店もあるし、他のお客さんもいます。
その点は慎重に。

このバーはかなり照明が暗めです。
まず普通に撮ろうとしても、シャッターがなかなか切れません。
どうにか撮れても、ボケボケの写真になってしまいます。
なぜか?

今のカメラはみなオートフォーカス(自動ピント合わせ)です。
シャッターボタンを押すとカメラが自動的にピント合わせをしてくれて、
ピントが合うとシャッターが切れるのです。

しかし、カメラの能力にも限界はあります。
暗過ぎるとピントを合わせられない、ピントが合わないとシャッターが切れないのです。

そして、なんとかピントが合って撮れても、写真はぼけぼけです。
ピンボケ? でも写真が撮れたということは、ピントはどこかには合ってる筈です。

実は、暗いところで撮ろうとすると、カメラは充分な明るさを確保するために、
シャッタースピ―ドを遅くするのです。カメラの判断で。
しかし、シャッタースピードが遅くなると手ブレをしてしまいます。
ぼけるのは主に手ブレのためです。
さて、なんとなくわかりましたか?

ではどうすればいいかというと、フラッシュを使えない以上、
カメラの設定をいじることによって、手ブレしないシャッタースピードでも
撮れるだけの明るさを確保しなければなりません。
レンズ交換式カメラなら、明るく撮れるレンズを付けるという手もあります。

これ以上は更に色々とややこしくなるので、今は言及しません。
しかし、実は今回の写真はそんな苦労はしていないのです。
若干は設定をいじっていますが、ほぼカメラまかせです。
かなり暗いバーなのになぜそれで大丈夫だったのか?

要するに、バー全体が暗くても、メインの被写体が明るければいいのです。

20120920016

この写真を見ればわかると思いますが、カウンターの上の一部だけ、
スポットライトのように強い照明が当たっています。
たまたまそこにカクテルが置かれたので、苦労なく撮れたのです。
カメラはデジタル一眼の入門機、レンズも最も廉価なタイプです。
同じカウンター上でも、照明の当たっていないところでは、それこそなかなかシャッターも切れません。

「なんだそんなことか。」と思われるかも知れませんね。
でも、いろんなことのヒントにもなりますよ。
たとえば逆に、日中の窓が大きくて充分に明るく思える室内なのに、
なぜか人の顔が暗く写ってしまうなんて経験はないですか?
根っこは同じなのです。

Old Fashioned Club 月野景史

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