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2012年9月29日 (土)

【美術展】「ジョルジュ・ルオー アイ・ラブ・サーカス」パナソニック汐留ミュージアム/10月6日に開幕

東京都心 、汐留の地にあるパナソニック汐留ミュージアムにて、
10月6日より「ジョルジュ・ルオー アイ・ラブ・サーカス」展が開催されます。

Georges_rouault_2 
ジョルジュ・ルオー アイ・ラブ・サーカス
2012年10月6日(土)~2012年12月16日(日)
パナソニック汐留ミュージアム

http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/12/121006/


パナソニック汐留ミュージアム
館名からして言うまでもありませんが、パナソニックグループ経営の美術館です。
汐留の同社東京ビル内にあります。2003年オープン。
以前は「パナソニック電工汐留ミュージアム」でしたが、
今年の1月に「電工」が取れました。


Dsc06457
ミュージアムが入居するパナソニック東京汐留ビル

本館は、20世紀フランスの画家ジョルジュ・ルオー(1871-1958)の油彩・版画作品
約200点をコレクションする、ルオーの専門美術館です。
このブログでも、2011年4月-7月に開催された「ルオーの風景」展を紹介しています。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/20-479f.html

とはいっても、展覧会についてはルオーオンリーというわけでもなく、
この9月23日までは美しいガラス美術を集めた「アール・デコ 光のエレガンス」展
が開催されていました。
そして次回はルオーの、テーマを絞り込んだ作品展です。


ジョルジュ・ルオー(Georges Rouault 1871年5月27日-1958年2月13日)
フランス、パリの出身。
最初、ステンドグラス職人の道を歩むが、絵画をを志し、
官立の美術学校であるエコール・デ・ボザールに入学、
象徴派の巨匠ギュスターヴ・モローに師事します。

弧高の画家であったモローですが、ルオーやアンリ・マティスらを育てた名指導者としても名を残しました。
特にルオーとの親交は深く、ルオーはモロー美術館の初代館長に就任したほどです。

ルオーは館長業の傍ら創作を続け、宗教画や、娼婦、芸人等を描いた絵、また版画も制作しました。
フォーヴィスム(野獣派)に分類されますが、画壇とは距離を置き、
師匠同様に弧高の画家でもありました。


ジョルジュ・ルオー アイ・ラブ・サーカス
本展はルオーの「サーカス」をテーマにした作品を集めています。

上でルオーは芸人達を描いた作品が多いと書きましたが、
その中でもサーカスのテーマは全体の3分の1を占めています。
美術史上でも、一人の画業でサーカスがこれほど大きな割合で取り扱われたことはおそらくないでしょう。

ルオーは道化師を中心にサーカスにまつわる多様な人物像を描きました。
そして、優れた「道化師の画家」と呼ばれたのです。
他に同様のテーマを描いた画家というと、ロートレックやピカソなどの近代画家が思い浮かびます。
多くの画家がこの主題を取り上げるましたが、ルオーがこのテーマを追求した理由は彼らとは異なりました。
ルオーは場末の市にかかる安サーカスや、うら哀しい旅回りのサーカスに特別に心を寄せ、
その哀切さを通して、人間本来の姿を描き出そうとしたのです。

「われわれは皆、道化師なのです」
ルオーの言葉です。そこに込められた意味とは…。

本展では、パリのルオー財団の特別協力により、
サーカスを着想源にしてルオーが描いた初期から晩年までの重要な版画と絵画が一堂に集結します。
また、ルオーが実際に見たサーカスのポスターやプログラム、当時の新聞・雑誌記事や絵葉書などの
貴重な資料も初めて公開されるとのこと。
19世紀末から20世紀初頭のサーカスやキャバレー、興味深い異文化を追いながら、
ルオーがこのテーマを繰り返し描くことで何を表現したかったのか?
興味深い展覧会になるでしょう。


◆開催概要
「ジョルジュ・ルオー アイ・ラブ・サーカス」展
会期:2012年10月6日(土)~2012年12月16日(日)
開館時間:午前10時より午後6時まで(ご入館は午後5時30分まで)
休館日:毎週水曜日
入館料一般:800円 大学生:600円 中・高校生:200円 小学生以下:無料
会場:パナソニック汐留ミュージアム
東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階
公式サイト: http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/12/121006/


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