【プロ野球】西武×楽天/外野フライでトリプルプレイ(三重殺) これは珍しい
昨日、8月17日に西武ドームで行われた
埼玉西武ライオンズ対東北楽天ゴールデンイーグルスの試合で、
三重殺(トリプル・プレー)があったと、ネットニュースで流れました。
そうそうないことですが、ネットニュースで流すほどか、と思ったのですが。
外野フライでの三重殺だそうです。これはたしかに珍しい。
場面は、ライオンズ2点リードで迎えたイーグルスの攻撃、6回無死一、二塁。
野上投手の投球をバッターのフェルナンデスがライト側へ痛烈な大飛球。
それを、ライオンズの熊代聖人外野手がスーパー好捕し、ボールは二塁、一塁と転送、
抜けると信じて走り出していた二人の走者は戻れず、三重殺が完成しました。
映像があったので紹介します。
抜けると思ったとはいえ、ノーアウトだし、無理せずしっかり打球の行方を見極めるべきところでした。
ところで、ニュースで「理解不能な二塁へのスライディング」と書かれたのが、
一塁ランナーだった楽天の銀次選手。
二塁を大きくオーバーランしており、
返球とほぼ同時のタイミングで、二塁にスライディングで戻りました。
銀次選手は一塁ランナーなのだから、一塁に戻らねばならず、
二塁にスライディングしても意味ないのです。
ただ、「理解不能」は少しかわいそうにも思いますね。
とりあえず必死に帰塁しようとした気持ちはわかりますから。
以下、スポニチ Sponichi Annexより引用。
☆☆☆
銀次 理解不能な二塁へのスライディング 星野監督 あきれる「頭のミスだ」
パ・リーグ 西武4-1楽天 (8月17日 西武D)
西武は17日、楽天戦で2点リードの6回無死一、二塁で、熊代聖人外野手(23)が右翼への大飛球をスーパー好捕。ボールは二塁、一塁と転送され、今季チーム2度目の三重殺が完成した。
先発・野上は「(熊代が)神様に見えた」とおどけたが、逆に「悪魔」に見えたのが楽天ベンチだろう。
楽天・星野監督「フライで三重殺食らうプロ野球選手は珍しいんじゃないの。頭のミスだろう」
指揮官があきれ顔で話す一方で、捕球されて気が動転したのか。二塁を大きくオーバーランしていた銀次はなぜか一塁に帰塁しようともせず、二塁に猛然とスライディング。「抜けると決めつけてしまった」と銀次はうなだれたが、この光景には西武ナインもあ然とした表情を浮かべた。
中島「誰かが二塁に突っ込んできて、誰や?と。あとで銀次って知った」
中村「理解不能。でも、まぁ難しいプレーだよね」
[ 2012年8月18日 07:20 ]
★★★
Old Fashioned Club 月野景史
« 【美術】カラヴァッジョ『勝ち誇るアモル』/無頼なる大画家の愛らしき傑作 | トップページ | 【美術展】「輝ける皇妃 エリザベート展」岡山で4/7まで開催中/究極の美と波乱の女性 »
「25.スポーツ」カテゴリの記事
- 大谷翔平選手の結婚は意外ではない/愛犬デコピンを共に飼う同居人がいると思ったので(2024.03.01)
- 【大相撲】大関以上は絶対二人必要(!?) 不文律は守れるのか、守るのか?(2023.03.20)
- 【相撲】峰崎部屋と東関部屋が閉鎖/相撲部屋後継者難の複雑な事情(2021.04.07)
- 【大相撲】無観客の春場所は白鵬に有利だったか/若手台頭の足音も少しずつ(2020.03.22)
- 【カーリング】ブレイ中の選手の会話を聞きながら観戦する唯一のスポーツか/選手と一体感が(2018.02.26)
« 【美術】カラヴァッジョ『勝ち誇るアモル』/無頼なる大画家の愛らしき傑作 | トップページ | 【美術展】「輝ける皇妃 エリザベート展」岡山で4/7まで開催中/究極の美と波乱の女性 »