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2012年8月

2012年8月31日 (金)

【美術】9/1放送『美の巨人たち』はドラクロワ『民衆を導く自由の女神』/西洋絵画の大作が登場

明日、2012年9月1日放送予定のテレビ東京系『美の巨人たち』テーマ作品「今週の一枚」は
ウジェーヌ・ドラクロワ『民衆を導く自由の女神』(1830年)です。
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/

Delacroix_001

少し久しぶりに西洋絵画がテーマ、それも超大作が登場です。
19世紀前半のフランス画壇、ロマン派を代表するドラクロワの代表作として、
誰でも一度は目にしたことがある、といっていい有名作でしょう。

てっきりフランス革命(1789年~)がテーマだと誤解してしまいそうですが、
1830年のフランス7月革命が題材です。
歴史画のような雰囲気がありますが、リアルタイムの出来事がテーマなのですね。

フランス革命で王制は無くなった筈なのに、いつ復活したのか…?
西洋史に詳しくないと、解り難いです。
今回の番組はそのあたりを知る入門編にもなってくれるかも知れません。

そして他にも、胸のはだけた女神は何を象徴するのか?
その右横の、拳銃を掲げる少年は?
色々知りたいことの多い絵です。


番組の予告編です。

☆☆☆
9月1日は、ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」。
誰もが一度は見たことのあるフランスの名画。革命の戦場に、なぜ胸をはだけた女神がいるのか?
女神を見つめている男の正体は?そこに時代を切り開いた画家の野望が…。お楽しみに
★★★

この番組では昨年6月、ドラクロワのライバルともいえる新古典主義の巨匠、
ドミニク・アングルの若き日の野望と反抗、といったテーマでの放送がありました。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/19-864c.html

それとの対比としても、おもしろいかも知れません。
さて、アングルは登場するでしょうか?


Old Fashioned Club  月野景史

2012年8月27日 (月)

【未確認動物】ネス湖が空前の「ネッシー」ブーム!/五輪効果? 本当でしょうか??

8月24日に配信された週プレNEWSの記事によると、 
ロンドン五輪効果もあってか、イギリスのネス湖が空前の「ネッシー」ブームに沸いているのだそうです。
本当でしょうか。
http://wpb.shueisha.co.jp/2012/08/24/13614/


私もネッシーのことは好きで、このブログでもネッシー写真を集めたこんな記事を書きました。

ネッシー超入門/写真で観るネス湖の怪物目撃史。20世紀最大のミステリー
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/20-23b9.html

結構アクセスは多いです。


しかし、オリンピックとネッシーは関係ないだろうと思うのですが、
ネス湖ほとりの街、インヴァネスのホテル組合のアルトマン氏にいわせると、
「せっかくイギリスまで来たら、ネッシーかビートルズに会って帰りたいと思うのが人情だろ」
ということだそうです。…人情ねぇ。

また、ニューヨークの一流タブロイド紙『ウイークリー・ワールド・ニュース』の
ニール・マクギネス編集長によると、地元漁船のソナーが大小2匹のネッシーらしき影をとらえのだそうです。
これを機に、老人から子供まで、驚くほど多くのネッシーマニアが世界中から集まっているということです。


以下、ネッシーのプロフィールが紹介されているので、引用してみます。


☆☆☆
そもそもネッシーとは、イギリス・スコットランド北部の辺境に位置するネス湖に棲むとされるUMA(未確認生物)の代表的存在。その姿はジュラ紀に生息していた首長竜プレシオサウルスそのもので、絶滅したはずの恐竜の生き残りか……と、注目されている。

スコットランドでは6世紀頃から“ネス湖のモンスター”としてその存在が伝わっていたが、1933年に相次ぐ目撃事件、そして後に「ジ・オリジナル」と称される写真がイギリスの『デイリー・メール』紙に掲載され、一気に大ブレイク。今日に至るまで、世界中の研究者がその姿を追い求めているのだ。

ネッシーの歴史や過去の貴重な調査成果を体系的に展示している、インヴァネスのネス湖エキシビションセンターを訪れると、「絶対に存在する」という大前提の本気度がハンパない。調査のたびに、その時代の最新の探査機器と最高の科学者やエンジニアが投入されていたことが分かる。

同センターの展示によると、ネッシーが発見されない理由のひとつはネス湖の透明度の低さにある。視界わずか3mという濁りは、姿を隠すには最適だ。この濁りの正体である大量のプランクトンを食べる小魚がおり、それを食べる大型魚がいるという食物連鎖の上に、大型の捕食動物が存在していても、なんら矛盾はないのだ。

実際に湖畔に降り立ち、水温を測ってみると18度。水中の目視できる動物性プランクトンの量を計測したところ、10回平均で1リットル当たり1000匹程度と、公開されているデータより数倍多い。
★★★


何やら勢いのみで書いてる感がありますね。
「その姿はジュラ紀に生息していた首長竜プレシオサウルスそのもの」とありますが、
その姿とは、どの姿でしょう。

そして、「ジ・オリジナル」と称される写真というも聞いたことがありません。
が、おそらくこれのことでしょう。


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外科医の写真(1934年)

60年後に撮影者のグループの一人により、捏造だったことが明かされました。
これは有名な話ですね。


今回の記事全般はともかく、
ネス湖が空前の「ネッシー」ブームに沸いているというのは気になります。
本当なのでしょうか?


Old Fashioned Club  月野景史

2012年8月26日 (日)

【酒・食】ハイボールガーデン in 東京タワー

東京タワーの麓、まさにタワーを見上げるロケーションの、
東京タワー屋外ガーデンで「HIGHBALL GARDEN in 東京タワー」をやっています。

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ほぼ真下から見上げるとこんな感じ。

すぐそばの芝公園では今日まで、ドイツビールの祭典オクトバーフェストが開催されていました。
それに対して、こちらはウイスキーのソーダ割り「ハイボール」のイベント。
比べると規模はだいぶ小さめですが、9日間のフェストに対して、
こちらは6月29日からのロングラン開催です。

しかし、やはり夏のイベント、9月2日(日)までなので、後一週間です。


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タワーを見上げてハイボール。


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うちのハイボールは角だから…。
サントリーさんの戦略大成功の例。
でも、角ハイボール一杯450円。フェストよりだいぶリーズナブルです。


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ハイボールにはナポリタン(?) 結構合います。
500円だから、作ったものがパックで積んであるのかと思いきや、
オーダー入ってから作ってました。
そりぁ、大変美味しいというほどではないけど、妙に美味かったです。


HIGHBALL GARDEN in 東京タワー
6月29日(金)~9月2日(日) ※期間中無休
11:30~22:00 ※ラストオーダー 21:00
東京タワー正面エントランス広場
http://www.tokyotower.co.jp/hot_topics/index.cgi?tno=2019


Old Fashioned Club  月野景史

2012年8月25日 (土)

【美術展】「ウルトラマン・アート! 時代と創造」埼玉近代美術館/ウルトラの原点をアートで辿る

埼玉県北浦和の埼玉県立近代美術館にて9月2日まで、
「ウルトラマン・アート! 時代と創造-ウルトラマン&ウルトラセブン」が開催中です。

Ultraman_art
ウルトラマン・アート! 時代と創造-ウルトラマン&ウルトラセブン
2012年7月7日(土)- 9月2日(日)
埼玉県立近代美術館
特別協力 円谷プロダクション

http://momas.jp/exhibitionguide/exhibition/

1966年(昭和41年)7月にテレビ放映が開始された空想特撮シリーズ『ウルトラマン』と、
翌年放映開始の『ウルトラセブン』は、怪獣ブームの嚆矢となった『ウルトラQ』に続き、
必殺技を駆使して闘う巨大ヒーローというキャラクターによって新たな世界観を提示し、
日本を代表するエポックメイキングな特撮映像となりました。

現代まで続くウルトラシリーズですが、本展は『ウルトラマン』『ウルトラセブン』、
40数年前の二作品に絞っての展覧会です。

東京都現代美術館では10月8日まで、特撮分野を広く扱う
「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」が開催中ですが、
それとは好対照の、テーマを絞り込んだ催しですね。 

この二作品は、1980年代前後から新たな文化的位置を獲得し始め、
番組を見て育った世代によってアートの視点から再評価が進んでいきます。
彫刻家・成田亨や画家・高山良策らによって生みだされたヒーローや
怪獣のデザイン・造形の仕事があらためて注目される一方で、
精巧なフィギュアや特撮にインスパイアされた現代アート作品が生みだされてきました。

本展では、ウルトラマンや怪獣のデザイン画のほか、立体の造形物、撮影当時の貴重な記録写真、
怪獣フィギュア、映像インスタレーションなど約400点の展示を通して、
現代日本におけるひとつの重要なサブカルチャーとなった、
『ウルトラマン』と『ウルトラセブン』の世界が、アートの視点から検証されています。


『ウルトラマン』『ウルトラセブン』
戦後の文化史上に輝く金字塔。
放送から30年近く経った頃でも、放映時の写真を使った子ども向け絵本が売られていて
少し驚いた記憶があります。それだけ普遍的な魅力的を持つ作品です。

ただ、さすがに40数年後の今の子ども達のがこの二作の展示だけで喜ぶかは少し疑問ですが、
それでも親子連れが多かったですね。


この展覧会は最初の二つの展示室が写真撮影可でした。


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ウルトラマン



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バルタン星人



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ジェットビートル



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科学特捜隊



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地底怪獣マグラー
大怪獣レッドキングと同じ回に登場し、ウルトラマンと闘うことなく、
科学特捜隊に倒された、脇役的怪獣ですが、堂々たる姿です。



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ウルトラセブン(ウルトラマンセブンではありません)



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ビラ星人



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ウルトラホーク3号



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メトロン星人とモロボシ・ダン



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永遠のライバル



埼玉県立近代美術館

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水と緑も魅力です。
http://momas.jp/


Old Fashioned Club  月野景史

2012年8月24日 (金)

スペイン教会画の老婦人による修復に賛否両論!?/美術に関する困ったニュース

絵画に纏わる、なんとも困ったニュースがネットで流れました。

スペインの教会にあるキリスト絵画を80歳の女性が修復したところ、
オリジナルとは似ても似つかぬものとなってしまったことで、
「世界最悪の絵画修復」とやゆされているというのです。
http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2896985/9404690

*追記 この件の続報はこちら

問題の女性はセシリア・ヒメネス(Cecilia Gimenez)さん。
ヒメネスさんが「修復」した絵とは、北東部ボルハ(Borja)の教会にある、
スペイン人画家エリアス・ガルシア・マルティネス(Elias Garcia Martinez)が
1910年に描いた『Ecce Homo(この人を見よ)』。
キリスト教絵画ではよく描かれる画題です。

いばらの冠をかぶせられ悲しげに天を見上げるイエス・キリストを描いたこの絵も、
年月とともに傷みが目立ち始めていました。
そこでヒメネスさんが自主的に修復を試みた結果が、この通りです。

Elias_garcia_martinez

左がオリジナル、中央が痛みが目立つ「修復」前、右が老婦人による「修復」後。


どうですか?
顔は血色の悪いサルのようで、目鼻立ちはバランスが悪く、
さらには頭を毛皮が覆っているような姿となってしまっていると、
多くの苦情が寄せられたとそうです。

その一方で、この修復画は世界各地のネットユーザーたちに笑いのネタを提供し、
様々なパロディも生んでいるようです。
まぁ、今のネット社会では、当然そうなるでしょうが。

さらに、ヒメネスさんの修復画をゴヤやムンク、モディリアニらの名画に例え、
ボルハ市に原画を復元する計画を思いとどまるよう求めるオンライン嘆願書には、
5000人もの署名が集まったとのこと。
ゴヤはどうかと思いますが、たしかに近現代絵画の名画に似た筆致といえなくもないです。

しかし、元の絵を描いたマルティネスの孫に当たるテレサ・ガルシアさんは、
ヒメネスさんによる修復には全く感銘しておらず、不満を語ったといいます。
それも当然でしょう。

ヒメネスさんのこの教会の会員で、まったくの善意でやったことといいます。
しかし、この教会との関係が今ひとつわかりません。
教会側は“修復”中に何も言わなかったのでしようか?
ヒメネスさんは、絵についてはまったくの素人とも、自称画家ともありますが、
これは老人問題ともいえ、難しいですね。


Old Fashioned Club  月野景史

2012年8月23日 (木)

【未確認動物】イギリスの海岸で目撃された謎の生物の映像/海のネッシーか!?

イギリスのリンカンシャー州スケッグネスのビーチで偶然撮影されたという、
謎の生物の映像についてのニュースがネットに流れました。
英国では、テレビでも取り上げられたそうです。
http://videotopics.yahoo.co.jp/videolist/official/others/p15c0ab0c2e6fc57be3aacc9b23935823


イギリスといえば、あのネス湖の怪物ネッシーの故郷。
つい気になってしまいます。
ネッシーは「ロッホ・ネス・モンスター」。
今回のUMAは「スケッグネス・モンスター(Skegness Monster)」などと呼ばれているようです。


これがその、海の怪物の映像です。





なんとも…、遠景なのでわかり難いですね。
なにやらニョキニョキ、海面から突き出ている印象です。
首とか背中のコブでしょうか…?

静止画もあったので、紹介します。

Skegness_monster_001

これだと、ネッシーのように見えなくもないです。

撮影したのはロンドンからの観光客とのこと。
ビーチでは大騒ぎだったそうです。


有識者の見解ではウバザメではないかという意見が有力のようです。
しかし、静止画を見る限り、サメとも思い難いですね。
一体ではなく、二体のサメだともいわれてるようです。
それならば、背びれと尾びれで、わからなくもないですが。
さて、どうでしょうか?


実は今日、私が以前に書いたネッシーのブログのアクセスが急伸したのですが、
このおかげだったのかな?

Old Fashioned Club  月野景史

2012年8月22日 (水)

【美術展】「レーピン展『ブロガー・スペシャルナイト』」Bunkamuraザ・ミュージアム 参加レポート

昨日8月21日、「国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展」開催中の、
Bunkamuraザ・ミュージアムで行われた、
「青い日記帳×レーピン展『ブロガー・スペシャルナイト』」に参加しました。

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これは私にとって大変うれしい機会でした。


国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展
2012年8月4日(土)-10月8日(月) Bunkamuraザ・ミュージアム

近代ロシア絵画の巨匠、イリヤ・レーピンの日本初の本格個展。
この展覧会自体は既に鑑賞し、ブログにもレビューをアップしています。

私は元々、レーピンの知識がほとんどなしに行ったのですが、
大変素晴らしい絵が多く展示されており、感嘆しました。
その一方で、レーピンについてはよくわからない点も多く、
まともにブログを書くのは、まだ少し難しいようにも感じました。

例えば、動乱の時代を生きたレーピンですが、
体制側の人だったのか、反体制寄りなのか…?
絵を観ると、どちらともとれるのです。
そんな、「ハッキリつかめない感」のようなものが払拭できないのです。

とはいえ、私のブログでそんな難しいことを述べても仕方ありません
「いい絵がある、お薦めです」ということを、とりあえず伝えるのが大事ですので、
まずは以下のようにUPしました。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/bunkamura-fc34.html

ただ、レーピンをもう少し詳しく知りたいとは考えていました。
その意味で、このイベントは絶好の機会だったのです。
定員70名のところ、登録ナンバーは67番。ギリギリだったようです。


青い日記帳×レーピン展『ブロガー・スペシャルナイト』
2012年8月21日(火) 19:30~21:00

このイベントは『ブロガー・スペシャルナイト』と銘打っているように、
ブログを開設しているか、あるいはツイッター、フェイスブックをやっているかが参加条件です。

トークライブの出演者は以下3人
山下裕二氏 (明治学院大学教授)
籾山昌夫氏 (神奈川県立近代美術館 主任学芸員)
ナビゲーター:「青い日記帳」主宰のTakこと中村剛士氏

ナビゲーターを務めたTakさんは、美術系ブログの頂点「青い日記帳」主宰者です。
籾山氏は日本におけるレーピン研究のオーソリティー。
卒論、修論ともレーピンで書かれたというから、筋金入りですね。

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左から、籾山氏、山下氏、Tak氏


さて、ブロガーだけを集めてトークイベントを行う目的とは?
つまり、それぞれのブログ等で、本展について宣伝してほしい、ということでしょう。
トークからうかがえる印象だと、集客にやや苦戦しているようです。
ロシアの大画家とはいえ、レーピンの日本での知名度は、はっきりいえば低いですから、
これは仕方ないところですね。

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ともかく、レーピンのことをもう少し知りたかった私には、得難い機会でした。
そして、この展覧会はより多くの人に観てもらいたい、優れたものです。
文化村では10月4日までとまだ会期も長いですし、
更にその後は浜松、姫路、神奈川の葉山と、来年の5月まで巡回予定。
後1年近いスケジュールが決まっています。

ですので、前述のように、展覧会のブログには既に上げていますが、
今回のイベントで聞いたことを踏まえて、再度じっくり書いてみたいと思っています。


ただ、このように主旨の明確なイベントにしては、
運営方法がちょっとおかしいのでは、と思える点も、少しはありました。
集まったブロガー達、そしてその先にいる読者に、レーピン展の魅力を解り易く伝えることが
唯一の目的の筈なのに、少しそこが弱かった気もします。
質疑応答の機会もなかったですし。
美術系ブロガー相手に質疑応答を行ったら、収拾がつかなくなるから避けたのかも知れませんが、
籾山氏なら、答えられないことはないだろうから、ちょっと残念でした。

と、少々不満も書きましたが、私にとって大変価値ある素晴らしいイベントでした。
トークの後は、鑑賞&写真撮影タイムが設けられ、改めてレーピンの世界を堪能しました。


Old Fashioned Club  月野景史

2012年8月21日 (火)

【Bar】東京プリンスホテル「ウインザー」/東京五輪の年に出来たホテルのメインバー

先日、このブログで、港区の芝公園で開催中のオクトーバーフェストをレポートしました。
しかし、場内は大盛況でゆっくりビールを飲むスペースはなく断念しました。
(といっても、ビールを買うのがそんなに大変というほどではありませんが)

これは予想していたことでもあり、あっさりあきらめて、
芝公園に隣接する、東京プリンスホテルのメインバー「ウインザー」に寄ってきました。

東京プリンスといえば、2005年にすぐ近くにオープンした、
ザ・プリンス パークタワー東京を思い浮かべる人も多いでしょうが、
今回訪れたのは老舗の方です。
http://www.princehotels.co.jp/tokyo/restaurant/windsor/


東京プリンスホテルは今から48年前、東京オリンピックが開催された1964年の創業。
ただし、バーウインザーはホテル開業から数年遅れてのオープンだそうですが、
それでも40数年、充分に歴史を感じさせます。
やはりオーセンティックバーにとって、歴史は大きな武器ですね。


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オリジナルカクテル「ザ・プリンス」

ホテル名を冠したオリジナルカクテル。
グループ内のコンペから生まれた、女性バーテンダーの作品だそうで、
誕生してまだ数年とのこと。さほど古くはないのですね。
爽やかながら、しっかりした甘み。


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夏といえばマルガリータ。


この日は店長氏はお休みだそうで、
相手をしてくれたバーテンダー氏は、昨年まで、閉館した赤坂プリンスホテル勤務だったとのこと。
赤プリのバーといえば、最上階の「トップ・オブ・アカサカ」
バブルの時代の象徴(?)
私も色々はないけど、些少なる思い出はあります。
そんな話も懐かしかったです。
そのあたりは、また改めて。


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東京タワーもすっかり夜の景色。


Old Fashioned Club  月野景史

2012年8月20日 (月)

【美術展】「ちひろと世界の絵本画家たち」損保ジャパン美術館/日本を代表する絵本画家と世界の絵本

東京西新宿の損保ジャパン東郷青児美術館にて8月26日まで、
「ちひろと世界の絵本画家たち―心をつなぐアート 25ヵ国の絵本原画が勢ぞろい―」が開催中です。

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ちひろ美術館コレクション
ちひろと世界の絵本画家たち
―心をつなぐアート 25ヵ国の絵本原画が勢ぞろい―

2012年7月7日(土) - 8月26日(日)
損保ジャパン東郷青児美術館
主催:損保ジャパン東郷青児美術館、朝日新聞社、ちひろ美術館
協賛:損保ジャパン
http://www.sompo-japan.co.jp/museum/exevit/index.html


好きな人は、もちろん知っている(当たり前ですが)、
知らない人でも、その絵を見れば、「ああこの人か」となる、
日本を代表する絵本画家、いわさきちひろさんの作品を中心とした展覧会です。


いわさきちひろ
(本名松本知弘(まつもと・ちひろ、旧姓岩崎)
1918年12月15日 - 1974年8月8日 55歳没)
福井県武生市(現在の越前市)生まれ。日本の画家・絵本作家。

いわさきちひろさんは「何年も読みつづけられる絵本」を志し、
独自の絵本表現を追求、生涯で約40冊の絵本を発表しました。
その多くは版を重ね続け、今も変わらずたくさんの人に愛され、
彼女の望み通り、親から子へ、子から孫へと読み継がれています。


本展では、彼女独自のさまざまな絵本の仕事を、
原画約25点と、アトリエの復元などで紹介されています。


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『ぶどうを持つ少女』 いわさきちひろ 1973年


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『あかいくつ』より いわさきちひろ 1968年


そして、世界で最初の絵本美術館であり、世界の優れた絵本画家の作品を収集している、
「ちひろ美術館」のコレクションから、赤羽末吉、長新太など馴染み深い日本の絵本画家や、
アジア、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカなど25カ国52名の画家による絵本原画を加え、
全体で約130点を展示されています。

展示のボリュームでいえば、ちひろさんよりも他の作家の作品を大きくなります。
世界各国の文化、その特徴をもあらわすかのような、多様な絵本原画の数々を楽しめます。


本展の印象ですが、
まず、なじみ深い筆致のちひろさんの美しい絵に改めてふれて感銘すると共に、
意外にも波乱に満ちた、その生涯に接して驚きを覚え、彼女が生きた時代に思いを馳せました。

合わせて世界各国の絵本の原画、その文化の一端に接する楽しみがあります。

そして、絵本作家の展覧会では恒例ですが、本展でも多くの絵本が閲覧可能です。
これがなかなか楽しくて、見入ってしまうのですが、
それをやってしまうと、いくら時間があっても足りなくなってしまいます。
悩ましいところです。 

ちひろさん作画の絵本が置いてあった、アンデルセン作『あかいくつ』、
「こんな物語だったか」と、改めて感じ入ったりなどして過ごしました。


Old Fashioned Club  月野景史

【ビール 祭り】芝公園オクトーバーフェスト2012 8/26まで/東京タワーを望むフェスト

このブログでも色々と紹介している日本版オクトーバーフェスト2012。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/2012gw-9e78.html

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東京タワーを望む港区芝公園でのフェストが開幕しました。
都内では8月最後となる本格フェスト、8月26日までです。
*このフェストは終了しました。次は8月31(金)-9月9日(日)に豊洲公園で開催です。


芝オクトーバーフェスト2012
2012年8月17日(金)-26日(日)

東京 港区  芝公園 集会広場 
主催 オクトーバーフェスト実行委員会
後援 ドイツ大使館/ドイツ観光局/バイエルン州駐日代表部/東京都
http://www.oktober-fest.jp/2012shiba/


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東京タワー
東京スカイツリーに一位の座は奪われたとはいえ、風格ではまけません。


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フェスト会場からタワーを望む。

私が行ったのは18日の土曜日。
この日は昼までかなりの雨が降っていたのですが、
それも上がり、夕方には大盛況。
会場外まで人が溢れ出してました。

会場の外も公園内なので、ビールを楽しめます。
ただ、その環境は、やや日比谷公園の方が勝っているようにも感じました。

それはともかく、この会場も恒例化しているようで、大変な賑わいでした。


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東京タワーも夕闇に。

実はタワーの麓でもイベントやっていて、こちらはビールではなく、
「ハイボールガーデン」だそうです。

東京近辺の今後のフェストの予定はこちら。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/2012-8-e825.html

フェストの後は、隣接する東京プリンスホテルのメインバー「ウインザー」に立ち寄りました。


Old Fashioned Club  月野景史

2012年8月19日 (日)

【美術展】「輝ける皇妃 エリザベート展」岡山で4/7まで開催中/究極の美と波乱の女性

東京の日本橋三越本店 新館7階ギャラリーで8月20日まで、
「輝ける皇妃 エリザベート展」が開催中です。
追記:この展覧会は終了しました。現在は岡山シティミュージアムで4/7まで開催中です。

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輝ける皇妃 エリザベート展
2012年8月8日(水)-8月20日(月)
日本橋三越本店 新館7階ギャラリー

主催:NHKプロモーション 産経新聞社
http://www.mitsukoshi.co.jp/store/1010/elisabeth/


私は8月18日(土)に鑑賞しましたが、幅広い年代の女性客中心に大盛況でした。
会期末の休日、百貨店内のイベント、会員特典もあるようで、
混み合う条件は揃っているとはいえ、
エリザベートの何が女性達を惹きつけるのでしょうか。


本展はこの後、以下のスケジュールで巡回予定です。
◆2012年9月7日~10月28日 美術館「えき」KYOTO (京都)
◆2012年11月3日~12月25日 海の見える杜美術館 (広島)
◆2013年1月2日~1月23日 横浜そごう美術館 (神奈川)
◆2013年2月9日~4月7日 岡山シティミュージアム (岡山)


エリーザベート・アマーリエ・オイゲーニエ
(Elisabeth Amalie Eugenie von Wittelsbach、1837年12月24日 - 1898年9月10日)
オーストリア=ハンガリー帝国の皇帝(兼国王)フランツ・ヨーゼフ1世の皇后。
「シシィ」(Sissi, Sissy, Sisi)の愛称で知られます。

オーストリアの最後の皇妃といわれているエリザベートは、
欧州一ともいわれた卓越した美貌と、波乱に満ち、悲劇的な結末を迎える生涯で、
本国オーストリアのみならず、日本でもたびたびミュージカル等で取り上げられるなど、
馴染みの深いヨーロッパの貴婦人の一人です。

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19世紀末、ヨーロッパ随一の美貌と謳われたエリザベートは、
名門ハプスブルク家の皇帝フランツ・ヨーゼフに見初められ、
わずか16歳で嫁ぎ、オーストリア皇后になります。
実は、本当は姉の縁談だったのですが、妹が気に入られた、というよくあるようなお話です。

故郷のバイエルンで自由奔放に育ったエリザベートにとっては、
ハプスブルク家の古いしきたりが支配する宮殿の日々は、受け入れ難い面もあったようです。
その心の隙間を埋めるように、若さと美を追い求め、豪華絢爛な暮らしに身を投じていきます。
愛し合いながらもすれ違ってしまう夫との仲や、最愛の皇太子ルドルフの自殺など、
様々な悲劇が彼女を襲います。
最後には彼女自身にも及び、スイスのジュネーブで、イタリア人の無政府主義者の手で暗殺されてしまいます。

なんとも劇的な人生を送った人です。


本展では、ウィーン・ミュージアム、シュテファン寺院博物館、
クロイスターノイブルク修道院博物館などが所蔵する、
皇妃が愛用した宝飾品、衣装、家具、絵画など彼女のゆかりの品々を、
約120点、一堂に集めて展示されています。
特に肖像画にも描かれている愛用品「星の髪飾り」が日本で初公開されることが注目を集めています。

華やかさと哀しみが背中合わせだった宮殿生活を彩った品々で、
「シシィ」の愛称で親しまれた絶世の美女、数奇なる伝説の女性、
皇妃エリザベートの波乱に満ちた生涯が振り返られています。

身長172cm、体重は50キロ、ウエスト50センチという、
現在の視点で考えても驚異的なプロポーション。
ヨーロッパ宮廷一の美貌といわれ、それを保つことに腐心していたといいます。
美も冨も、すべてを備えたいように思われるの…に悲劇の女性、その人生とは。

時を隔てた現代においても、人々の興味は尽きないのでしょう。


Old Fashioned Club  月野景史

2012年8月18日 (土)

【プロ野球】西武×楽天/外野フライでトリプルプレイ(三重殺) これは珍しい

昨日、8月17日に西武ドームで行われた
埼玉西武ライオンズ対東北楽天ゴールデンイーグルスの試合で、
三重殺(トリプル・プレー)があったと、ネットニュースで流れました。
そうそうないことですが、ネットニュースで流すほどか、と思ったのですが。
外野フライでの三重殺だそうです。これはたしかに珍しい。

場面は、ライオンズ2点リードで迎えたイーグルスの攻撃、6回無死一、二塁。
野上投手の投球をバッターのフェルナンデスがライト側へ痛烈な大飛球。
それを、ライオンズの熊代聖人外野手がスーパー好捕し、ボールは二塁、一塁と転送、
抜けると信じて走り出していた二人の走者は戻れず、三重殺が完成しました。

映像があったので紹介します。





抜けると思ったとはいえ、ノーアウトだし、無理せずしっかり打球の行方を見極めるべきところでした。

ところで、ニュースで「理解不能な二塁へのスライディング」と書かれたのが、
一塁ランナーだった楽天の銀次選手。
二塁を大きくオーバーランしており、
返球とほぼ同時のタイミングで、二塁にスライディングで戻りました。
銀次選手は一塁ランナーなのだから、一塁に戻らねばならず、
二塁にスライディングしても意味ないのです。

ただ、「理解不能」は少しかわいそうにも思いますね。
とりあえず必死に帰塁しようとした気持ちはわかりますから。


以下、スポニチ Sponichi Annexより引用。
☆☆☆
銀次 理解不能な二塁へのスライディング 星野監督 あきれる「頭のミスだ」
パ・リーグ  西武4-1楽天 (8月17日  西武D)

西武は17日、楽天戦で2点リードの6回無死一、二塁で、熊代聖人外野手(23)が右翼への大飛球をスーパー好捕。ボールは二塁、一塁と転送され、今季チーム2度目の三重殺が完成した。
先発・野上は「(熊代が)神様に見えた」とおどけたが、逆に「悪魔」に見えたのが楽天ベンチだろう。
楽天・星野監督「フライで三重殺食らうプロ野球選手は珍しいんじゃないの。頭のミスだろう」
指揮官があきれ顔で話す一方で、捕球されて気が動転したのか。二塁を大きくオーバーランしていた銀次はなぜか一塁に帰塁しようともせず、二塁に猛然とスライディング。「抜けると決めつけてしまった」と銀次はうなだれたが、この光景には西武ナインもあ然とした表情を浮かべた。
中島「誰かが二塁に突っ込んできて、誰や?と。あとで銀次って知った」
中村「理解不能。でも、まぁ難しいプレーだよね」
[ 2012年8月18日 07:20 ]
★★★


Old Fashioned Club  月野景史

2012年8月17日 (金)

【美術】カラヴァッジョ『勝ち誇るアモル』/無頼なる大画家の愛らしき傑作

このブログを始めて以来、プロフィール用に使わせてもらっている画像。

Amore_vittorioso_003
元絵はカラヴァッジョの『勝ち誇るアモル』です。

この絵についても、カラヴァッジョについても、まだ書いたことがありませんでした。
もちろん、好きな画家ですが、書くのが難しく感じるのです。

ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ
(Michelangelo Merisi da Caravaggio、1571年9月28日 - 1610年7月18日)

16世紀末から17世紀初頭、ナポリやローマなどで活躍したイタリアの画家。
いわゆるバロック絵画の時代を切り開いた、革命的な天才。
その革新性故に忌避されることもありましたが、
それでもその才能は認められ、若くして名声を得ていました。

しかし、その美しい絵からは信じられないことですが、
私生活は暴虐・無頼、喧嘩に明け暮れる日々。
拘置所送りを繰り返した後、遂に決闘で相手を殺してしまい、
1606年にローマを離れ、逃亡の果てに熱病で亡くなりました。
1610年没。38歳。

西洋美術史上でも、超大物に属する画家の中では、屈指の無頼漢だったのです。



Amore_vittorioso_2

『勝ち誇るアモル』(Amor Vincit Omnia)1601年-1602年
『アモルの勝利』『愛の勝利』とも

これが全体像です。

アモル=クピド(キューピット)はローマ神話の愛の神。
ヴィーナスと軍神マルスの息子で、弓矢で男女を結びつける神として知られています。
もう少し幼い天使のような姿を、イメージする人が多いかも知れません。
ギリシア神話でいうと、エロスにあたりますが、このあたりはややこしいですね。

この絵のアモルは、愛らしくも蠱惑的です。
少年や青年を艶めかい肢体で描くのも、カラヴァッジョの特徴です。


さて、「アモルの勝利」…彼は何に勝ち誇っているのでしょう。
アモルの足元に何やら色々散らばっていますね。
鎧、王冠、直角定規とコンパス、バイオリンとリュート、ペンと楽譜…。

これらは武力、学術、音楽、文学などを象徴しています。
広義でいうところの、人間の創造した文化ですね。
それらを足元に配し、勝ち誇るアモル。
愛(アモル)はすべてに勝る。

「愛は勝つ」
やや短絡的にまとめれば、そういうことでしょう。

しかし、このような愛らしく美しい絵を描いた画家が、そんなにも無頼の男だったとは。
レオナルドやフェルメールに劣らず、カラヴァッジョの謎も深いのです。


Old Fashioned Club  月野景史

2012年8月16日 (木)

【ビール 祭り】オクトーバーフェスト2012 東京周辺 8月後半以降の開催情報

Oct20120429044

ドイツはミュンヘンで開催されるビールと食の祭典「オクトーバーフェスト」。
近年、日本各地で「日本版オクトーバーフェスト」が開催され、活況を呈しています。

このブログでもレポートなどしていますが、アクセス数も多く、関心の高さを感じます。
そこで、今後8月後半以降の、東京近辺でのスケジュールをまとめました。
新たに決まった開催もあるようです。
オクトーバーフェストの基礎知識はこちら


まずは初夏の日比谷をメインに各地で多くフェストを行う主催元から。
http://www.oktober-fest.jp/

◆芝オクトーバーフェスト2012
2012年8月17日(金)-26日(日)
東京 港区  芝公園 集会広場 
http://www.oktober-fest.jp/2012shiba/
いよいよ開幕。都心での8月最後の本格フェストです。
*終了しました。レポートはこちら


◆豊洲オクトーバーフェスト2012

2012年8月31日(金)-9月9日(日)
東京豊洲  江東区立豊洲公園、東京都立春海橋公園
http://www.oktober-fest.jp/2012toyosu/
ここは昨年行きましたが、会場が本当の海沿いです。
本家ドイツのフェストとは違うでしょうが、海を見ながらの環境は最高かも知れません。
*終了しました。レポートはこちら


October_fest_002
豊洲フェスト2011


◆お台場オクトーバーフェスト2012 〜リターンズ〜
2012年10月5日(金)~10月14日(日)
東京 お台場  シンボルプロムナード公園 セントラル広場
http://www.oktober-fest.jp/2012odaiba_returns/
お台場では今年のゴールデンウイークに開催され、盛況でした。
好評に応え、開催が追加決定したようです。だから「リターンズ」なのですね。
10月は少し涼しいかもしれませんが、本当の“オクトーバー”フェストです。

Oct20120429042
お台場フェスト2012GW


それでは、他の主催元も紹介します。

◆アサヒビールオクトーバーフェスト 日比谷 秋の収穫祭
ASAHI BEER OKTOBERFEST in Hibiya 2012

9月6日(木)-8日(土)
東京 日比谷公園
日比谷公園は東京におけるオクトーバーフェストの聖地のような場所で、
初夏の本格フェストに加え、秋のアサヒビール主催のフェストも恒例化しています。
http://www.oktoberfest.jp/



◆横浜オクトーバーフェスト 2012 YOKOHAMA OKTOBERFEST 2012

2012年9月28日(金)-10月14日(日)
横浜 赤レンガ倉庫
上に日本版フェストの聖地は日比谷公園と書きましたが、それは東京での話。
関東、あるいは全国レベルでいっても、この横浜赤レンガが最も有名でしょう。
毎年、春と秋に開催されています。規模・歴史とも日本最大級のフェスト。http://www.welcome.city.yokohama.jp/ja/tourism/eventinfo/ev_detail.php?bid=yv1553
http://www.yokohama-akarenga.jp/oktoberfest2012/index.html


◆スーパーオクトーバーフェストin 東京ドーム2012 SUPER OKTOBERFEST 2012
11月30日(金)-12月2日(日) 
東京ドーム
初の東京ドーム開催。ドイツビール輸入商社主導のフェストのようです。
http://www.super-oktoberfest.jp/



以上、まだ不確定情報のところもありますが、
新たに決まった会場もあり、晩夏から秋、更に冬にかけてまで、
様々なフェストが楽しめそうです。

Old Fashioned Club  月野景史

2012年8月15日 (水)

【母校】今でも都内一のマンモス校!/足立第十四中学校

mixiで新たにマイミク(友人)になった方とのやりとりで、中学校の頃の話題になりました。
自分の母校は現在どんな様子だろうか…、ふと気になってネットで見てみました。

まずWikipediaを開くと、いきなり目に飛び込んでくるのが、
「都内公立中学校で生徒数が一番多い学校(954人)」

えっ、今でもそうなの!?
実は私の頃も「都内一のマンモス校」と呼ばれていたのです。
まぁ、なんでも一番というのは、いいこと…なのかな?


私の母校は東京都の足立区立第十四中学校
「14中」というナンバリングでもわかるように、足立区の外れ(=東京都の外れ、埼玉県寄り)にあります。
今は何クラスくらいあるのでしょう。

学校の公式サイトには以下のように記されています。
「本校は、各学年8クラス、全校24学級:899名の生徒が通学する、都内最大規模の学校です。」
http://www.adachi.ed.jp/adac14-j/

Wikipediaとは生徒数に誤差がありますが、どちらにしろ、私からすれば鼻で笑ってしまう数字です。
30数年前、私の代は13クラス、たしか、ひとつ下は15クラスありました。
ひとつ上は12クラスだったので、合計40クラスでした。



足立十四中は東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)竹ノ塚駅西口ほど近くにあります。
駅周辺は、比較的古くから公団住宅などあって人が多かったですが、
少し離れたところが1970年代に急激に開け、人口が増加しました。

クラス数も、私の代が13、ひとつ下が15、ひとつ上は12で、その上は11でしたから、
11.12.13.15…毎年確実に増えて、このままではまもなくパンク、というところまで来て、
私が3年に上がるタイミングでようやく新校ができて、私の代も13→8クラスに減りました。

最盛時に生徒は何人いたのでしょう。
上述のようにクラス数は1年生=15クラス、2年生=13クラス、3年生=12クラス、合計40クラス、
1クラスが40-45人くらいだったと思うので、43人として40クラス、1720人という計算です。

それだけ多くて、大変だったかというと、別にそれが当たり前なので、
人数が多いことで、特に困った憶えもないですね。

ただ、最近学校で問題が起きてテレビ等で取り上げられると、
校長先生が出てきて「あの生徒は…」などとコメントをしていますが、
あの人数がいて、校長先生が各生徒の名前やキャラを、すべて覚えていたとは思い難いですね。
よほど優秀な生徒だったり、その逆だったりすれば別でしょうが。


むしろ、周辺事情に少し詳しい人からは、
足立区というと、「悪い」「荒れてる」というイメージがあったので、それを言われることがあります。
しかし、なにせ区内でも外れにポツンとあるので、他校との交流が少ないからあまり関係なく、
比較的平和な中学時代でしたね。

これも理屈にはあってるでしょう。
周辺に他に中学校がないので、生徒数が多いのだから。
生活指導等は結構厳しく、運動部、吹奏楽部などは強かったです。


ところで、この足立第十四中は校章がちょっとユニークなのです。

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わかりますか?
「十四中」の「十」と「四」と「中」をかけ合わせたデザインなのです。


Old Fashioned Club  月野景史

2012年8月14日 (火)

【美術展】「国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展」Bunkamuraザ・ミュージアム/近代ロシア絵画の巨匠、日本初の本格回顧展

東京渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムにて10月8日まで、
「国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展」が開催中です。

Repin_000
国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展
2012年8月4日(土)-10月8日(月)
Bunkamuraザ・ミュージアム

主催 Bunkamura
後援 ロシア連邦外務省 ロシア連邦文化省 在日ロシア連邦大使館 ロシア連邦文化協力庁 ロシア文化フェスティバル組織委員会

西洋絵画のユニークな企画展を次々開催してくれる渋谷む文化村のザ・ミュージアム、
今回は近代ロシア絵画の巨匠、レーピンの日本初の本格的な個展です。
東京展の後は、浜松、姫路、神奈川の葉山に巡回予定です。


イリヤ・レーピン
(Ilya Yefimovich Repin 1844年8月5日– 1930年9月29日)

19世紀後半から20世紀初頭の混沌としたロシアを生きた画家レーピン。
近代ロシア絵画を代表するリアリズムの旗手として活躍しました。
社会的矛盾を糾弾する作品や、革命運動をテーマにした作品を発表して名声を得る一方、
ロシアの民族精神を鼓舞する歴史画の大作や、深い洞察力で文化人等を描いた肖像画の傑作を
描いた画家としても知られています。
更にポスターに使われている作品のように、家族らを描いた心温まる作品にも注目したい画家です。

本展はロシア美術の殿堂であり、世界最大のレーピンコレクションを誇るモスクワの
国立トレチャコフ美術館より、初期から晩年に至る様々なジャンルの油彩画と素描約80点により構成される、
過去最大の本格的なレーピン回顧展です。

以上、展覧会公式サイトよりレーピンについて抜粋してみましたが、
ロシアの画家といわれても、なかなかイメージし難い方も多いでしょう。

ウクライナで生まれ、順調に画業の道を進んでいたレーピン、
展覧会で賞として勝ち取り、保留していた海外留学の権利を行使して、
1873年から1876年まで、イタリアを経て、フランスのパリで過ごします。
既に30歳になろうとする頃で、それなりの実績を積んで後の話です。

1874年にはパリで第一回の印象派展が開催されています。
レーピンは最初はそうでもなかったようですが、
やがて印象派に対しても肯定的な見方をするようになったようです。
そんな時代のパリで過ごした…、と聞くと、少し親しみが湧きますね。

ただし、その後はロシアに腰を落ち着け、ロシアを代表する画家として生きた人です。


本展は以下のような展示構成です。

1 美術アカデミーと『ヴォルガの船曳き』
2 パリ留学:西欧絵画との出会い
3 故郷チュグーエフとモスクワ
4 「移動派」の旗手として:サンクト・ペテルブルク
5 次世代の導き手として:美術アカデミーのレーピン


まずは、あえてくだけた言い方で、本展の魅力を伝えようとするなら、
バラエティに富んだ楽しい展覧会だといっていいと思います。

動乱の時代ならではの、緊張感溢れる、社会性の強い絵、
労働者、庶民の姿をリアルに描いた絵から、
家族を描いた心休まる絵、
著名人や名士、美しい女性を描いた魅力的な肖像画、
印象派を思わせる風景画、
それぞれに魅力的です。
そして、圧倒されるような作品もあります。

いくつか、年代順に紹介していきます。


Repin_004
『あぜ道にて―畝を歩くヴェーラ・レーピナと子どもたち』 1879年
パリから戻って3年ほど後の作品。
モネを思わせます。家族を描いているところも同様ですね。


Repin_001
『休息―妻ヴェーラ・レーピナの肖像』 1882年
本展の看板作品。
モデルに疲れて眠ってしまった妻を描いたともいわれます。
観ている方まで心安らぎますね。


Repin_002
『思いがけなく』1884-1888年
なにが「思いがけない」のか、ちょっと見ただけでは主題がわかり難い絵ですが、
革命家の、突然の生家への帰還がイメージされているようです。
「思いがけない帰宅」ということでしょうか。
動乱の時代ならでは、そう捉えると、緊張感漂うなかなか凄い絵です。



Repin_003
『トルコのスルタンに手紙を書くザポロージャのコサック』習作 1880-1890年
同じテーマを描いた有名作があり、本作のその「習作」にあたるのですが、
習作にしてこの豊かな人物描写には圧倒されます。



Repin_005
『日向で―娘ナジェージダ・レーピナの肖像』 1900年
美しく成長した娘を描いた作品。
画家自身も円熟期
しかしながら、ナジェージダは神経を病んでいたとも書かれていましたが。


いくつか紹介さしましたが、まだまだお薦めしたい絵があります。
これはなかなか興味深い展覧会でした。
得難い機会だと言っていいかと思います。
もちろん、好みはあるでしょうが、会期も充分ありますので、鑑賞をお薦めします。

後年のレーピンは美術アカデミーで教鞭を取り、多くの後進を育てました。
時代は20世紀を迎え、レーピンの写実的な技法は古いものへとなっていきますが、
それでも生徒達からは敬愛を受け、また影響を与え続けたといいます。
その意味でも「巨匠」ですね。


本展の今後の巡回予定
浜松市美術館 2012年10月16日(火)~12月24日(月・祝)
姫路市立美術館 2013年2月16日(土)~3月30日(土)
神奈川県立近代美術館 葉山 2013年4月6日(土)~5月26日(日)[予定]


Old Fashioned Club  月野景史

2012年8月13日 (月)

【昭和プロレス】レッド・バスチェン死去/本当に“巧い”レスラー

アメリカの元プロレスラー、レッド・バスチェンが亡くなりました。81歳
http://slam.canoe.ca/Slam/Wrestling/2010/05/02/13796526.html

Red_bastien_001
ローランド "レッド" バスチェン
(Rolland "Red" Bastein、1931年1月27日 - 2012年8月11日)

訃報が伝えられたバスチェンは、アメリカでは長く一流レスラーとして活躍した人です。
日本にも6度来て、かなりの実績を残しているのですが、
主に活躍したのが、ややマイナーイメージのある国際プロレスだった為もあり、
実績の割りには、少し印象が弱い面もあります。

もっとも、バスチェンが来た時代の国際プロレスは
アメリカマット界の第二勢力だったAWAと強い提携関係にあり、
大物外人が多く来日していました。
もちろん、バスチェンもその一人でした。

初来日は1968年の日本プロレスでしたが、二度目の来日が1971年の国際プロレス。
この時、既に40歳ですから、そもそも来るのが遅かったのですね。
国際プロレス初登場で、いきなりIWA世界タッグ王座を奪取する大暴れ。
そしてこの時を含む3度の来日で、ストロング小林のIWA世界ヘビー級王座に4度挑戦しています。

前述のように、この時期の国際プロレスには豪華な外国人レスラーが多く来ていますが、
小林への挑戦ではバスチェンが最多です。

このうちの1973年に行われた最後の試合が近年、DVD化されました。
バスチェンの印象は、とにかく巧いレスラーです。
「うまい」「上手い」、やはり「巧い」というのが合ってる気がします。

ひとつひとつの技もですが、試合運び、インサイドワークといった面も共に巧いです。
元々、カーニバルレスラー出身といわれ、大変身軽なのですが、
DVDの解説の故竹内宏介氏によれば、グランドレスリングの名手とのこと、
更に必殺技は相手を高々と持ち上げてのアトミック・ドロップで、パワーが無ければ出来ない、
本当のオールラウンドタイプレスラーです。

ただ、外見は頑固なおじさんといった風情で、むしろ無骨者、不器用な印象があります。
ベビー・フェイスかヒールか、わかり難い面もあったかと思います。
日本では、キャラクターをしっかり打ち出せなかった面もあるかも知れません。
アメリカでは基本的にベビーフェイスかと思いますが、
実績からすると、タッグマッチの名手という位置づけでしょうか。

後年は覆面レスラー、テキサス・レッドに変身して全日本プロレスに来日、
1978年にはニューヨークのMSGで、アントニオ猪木と闘いました。
この時はヒールでしょうね。

引退後はトレーナーとして実績を残すと共に、
レスラーのOB組織の会長を務めるなどしています。
人徳もあったのでしょう。

私もリアルタイムの記憶がほとんどないのですが、惹かれるレスラーです。


映像を1点紹介しましょう。
バスチェンはピル・ロビンソンと組んで、
ニック・ボックウィンクル&レイ・スティーブンスの強力コンビと対戦しています。




続きはこちら。
http://www.youtube.com/watch?v=TXH3r8_YYWI&NR=1&feature=endscreen


1973年の試合のようで、相手組はAWA世界タッグ王者チームでしょう。
でも、バスチェン組が2フォール取って完勝ですね。
日本のファンのイメージだと、4人の中でバスチェンがやや格落ちのように感じるでしょうが、
試合を観ると、バスチェンの一人舞台とまではいえなくても、一番の活躍ぶりです。


Old Fashioned Club  月野景史

2012年8月11日 (土)

【美術展】「ドビュッシー、音楽と美術 」ブリヂストン美術館 余談

Debussy_001

一昨日、 「ドビュッシー 、音楽と美術 ー印象派と象徴派のあいだで」(ブリヂストン美術館)
についてのブログを書きました。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/post-ddc1.html

こちらへのアクセスはまだ大したことはありませんが、
mixi日記に転載したところ、多くのリアクションがありました。
なかなか関心の高い催しのようです。


しかし、この展覧会のこと、実は書き難かったです。

音楽と美術のコラボイベントと聞いて、
私は当然、館内に音楽が流れているものと思いました。
それも、それぞれの展示室ごとに、展示内容に合わせた音楽が。

この美術館の構造については多少は程度知っています。
もちろん、音響設備については知る由もないですが、
スペース面だけでいえば、ある程度は可能だと思ったのです。
もしかしたら、時間によっては生演奏などもありかな、などとも想像しました。

ところが、先に観賞された方々のブログ等を読むと、
BGMはまったく無しとのこと、結構驚きました。

ただ、前回のブログに書いた通り、私が行った時は一部でピアノ曲が流れていた、
と記憶していますが。

私は元々ドビュッシーについてはよく知りませんので、
ブリジストン美術館所蔵作+オルセー美術館、オランジェリー美術館からの、
来日作品を楽しんで過ごせ、よかったです。

しかし、音楽家の名を冠した美術展とはいかなるものたるべきか。
ちょっと考えさせられました。

音楽、特にドビュッシーに詳しい方がこの催しを観賞してどう感じるか、
興味があるところです。


Old Fashioned Club  月野景史

2012年8月10日 (金)

【政治】消費増税 参院でも可決/野田総理3年前の選挙演説を聴く

2012年8月10日、消費税増税を柱とした社会保障と税の一体改革関連法が
参議院本会議にて民主、自民、公明3党などの賛成多数で可決、成立しました。
現行5%の消費税率は2014年4月に8%、2015年10月には10%と2段階で引き上げられます。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012081001002702.html

ロンドンオリンピックで湧きかえる中、静かに行われた印象です。

消費増税そのものについては、衆議院での採決の際、このブログでも書きました。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-7a06.html
内容はこれと同じになるので、今回は書きません。


ところで、法案成立を受けた記者会見で野田佳彦首相は増税に関し、
2009年夏の衆議院総選挙でのマニフェスト(政権公約)に明記していなかったことや
国民に負担を求めることを挙げ「深く国民におわびしたい」と陳謝。
その上で「増収分はすべて社会保障で還元されることを約束する」と理解を求めたそうです。

民主党としてはともかく、当時の野田総理はそれほど重要なポジションでもなかったから、
野田氏自身がどのような発言をしていたか、記憶している人はさほど多くはないでしょう。

ただ、首相となって以降、これだけ強固な姿勢で消費増税に突き進んだのだから、
元々増税論者で、民主党のマニフェストには消極的な立場だったのではないのかと、
考える人もいるかと思います。

その2009年衆院選の際の野田氏の街頭演説の映像が残っています。
まさなマニフェストと消費税について、熱く語っている貴重な記録です。

これは、まずかなりおもしろいです。
そして…、いかに「過ちては改むるに憚ること勿れ」とはいえ、
政治家として公言したことに対して、この変節はいかがなものでしょうか。
政治家の言葉とは…、考えさせられます。


以下、映像と演説内容を引用させていただきます。





☆☆☆
マニフェスト、イギリスで始まりました。
ルールがあるんです。
書いてあることは命懸けで実行する。
書いてないことはやらないんです。
それがルールです。

書いてないことを平気でやる。
これっておかしいと思いませんか。
書いてあったことは四年間何にもやらないで、
書いてないことは平気でやる。
それはマニフェストを語る資格がないと、
いうふうにぜひみなさん思っていただきたいと思います。

その一丁目一番地、税金の無駄遣いは許さないということです。
天下りを許さない、渡りは許さない。
それを、徹底していきたいと思います。

消費税1%分は、2兆5千億円です。
12兆6千億円ということは、消費税5%ということです。
消費税5%分のみなさんの税金に、天下り法人がぶら下がってる。
シロアリがたかってるんです。
それなのに、シロアリ退治しないで、今度は消費税引き上げるんですか?
消費税の税収が20兆円になるなら、またシロアリがたかるかもしれません。

鳩山さんが4年間消費税を引き上げないといったのは、そこがあるんです。
シロアリを退治して、天下り法人をなくして、天下りをなくす。
そこから始めなければ、消費税を引き上げる話はおかしいんです。
徹底して税金の無駄遣いをなくしていく。
★★★


Old Fashioned Club  月野景史

2012年8月 9日 (木)

【美術展】「ドビュッシー、音楽と美術 ー印象派と象徴派のあいだで」ブリヂストン美術館/音楽家の名を冠した絵画展

東京八重洲のブリヂストン美術館で10月14日まで、
「ドビュッシー 、音楽と美術 ー印象派と象徴派のあいだで」展が開催中です。

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オルセー美術館、オランジュリー美術館共同企画
ドビュッシー 、音楽と美術 ー印象派と象徴派のあいだで

2012年7月14日(土)〜2012年10月14日(日)
石橋財団ブリヂストン美術館

主催:オルセー美術館、オランジュリー美術館、石橋財団ブリヂストン美術館、 日本経済新聞社
http://debussy.exhn.jp/


この美術館はどちらかといえば所蔵作品中心の展示が主ですが、
フランス・パリのオルセー美術館、オランジュリー美術館と提携しての大掛かりな企画展です。

そしてまた、美術館としてはちょっと風変わり催しでもあります。
タイトルになっている「ドビュッシー」は画家ではなく、音楽家だからです。
ドビュッシーの生誕150年を記念して、オルセー美術館とオランジュリー美術館、
そしてブリヂストン美術館により共同開催されるイベントなのです。


クロード・アシル・ドビュッシー
(Claude Achille Debussy, 1862年8月22日 - 1918年3月25日)
ドビュッシーは、19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したフランスを代表する作曲家です。「
月の光」や交響詩「海」などの作品で知られています。
ドビュッシーが生きた時代は、音楽や美術、文学、舞台芸術が互いに影響し合い、
時に共同で作品をつくり上げてきました。
その時代にあってドビュッシーは、作曲家の中ではその流れの代表的な人物と言えるでしょう。

本展はドビュッシーと印象派や象徴派、さらにはジャポニスム等の関係に焦点をあて、
19世紀フランス美術の新たな魅力を紹介しています。
オルセー美術館、オランジュリー美術館から約40が来日、
そしてブリヂストン美術館の所蔵作品を中心に、国内外から借用した作品約150点で構成されます。

つまり一人の偉大な音楽家をテーマに、
時代を共有した画家たちの作品を観賞しようという試みです。
ドビュッシーは生前、音楽家のジャンル分けで「印象派」と呼ばれたそうです。
現在の音楽史の通説では、「象徴派」に位置しています。
「印象派」と「象徴派」、絵画のジャンルとしても19世紀後半を代表しますね。


展示構成は以下の通りです。

第1章   ドビュッシー、音楽と美術
第2章   《選ばれし乙女》の時代
第3章   美術愛好家との交流-ルロール、ショーソン、フォンテーヌ
第4章   アール・ヌーヴォーとジャポニスム
第5章   古代への回帰
第6章  《ペレアスとメリザンド》
第7章  《聖セバスチャンの殉教》《遊戯》
第8章   美術と文学と音楽の親和性
第9章   霊感源としての自然-ノクターン、海景、風景
第10章  新しい世界



Debussy_002
『ピアノに向かうイヴォンヌとクリスティーヌ・ルロール』
ピエール=オーギュスト・ルノワール  オランジェリー美術館

本展の看板作品。
印象派の重鎮ルノワール。音楽がテーマの展覧会にピッタリです。



Debussy_003
『ミューズたち』 モーリス・ドニ  オルセー美術館

ギリシア・ローマ神話で文芸を司る女神ミューズ(ムーサ)たちの、
ナビ派の巨匠ドニ流の解釈です。
「ミューズ」とは、よく耳にする言葉ですね。
神話のミューズたちについてはまた改めて。



Debussy_004
『夏の夜』  ウィンスロー・ホーマー  オルセー美術館
今回の展覧会と私が気になった作品。ホーマーはアメリカの画家です。
月明かりに照らし出された夜の浜辺で踊るのは女性同士のようですね。
幻想的な作品です。


音楽家の名を冠した展覧会ですから当然、ドビュッシーの曲が展示場内のすべてで、
BGMとして流れているのかと思ったのですが、先に観賞した人からの情報では、
BGMは無しとのことでした。

しかし、私が観賞した際は、一部では流れていました。


Old Fashioned Club  月野景史

2012年8月 8日 (水)

【カメラ】キヤノンvs.ニコン オリンピックデジタル一眼レフシェア 共に勝利宣言!?/意外と低い画素数の謎

asahi.com(朝日新聞デジタル)によると、
ロンドンオリンピックにおける競技会場での使用カメラのシェア競争で、
8日、CANONとNikonの双方が「勝利」を宣言したそうです。
(朝日新聞8月9日付朝刊にも掲載)

☆☆☆
五輪一眼シェア、どっちも勝利宣言 キヤノン・ニコン
ロンドン五輪を舞台にしたキヤノンとニコンの一眼レフカメラのシェア争いで8日、双方が「勝利」を宣言した。競技会場でどちらのカメラが多いか数えるしかないため、第三者による公式なデータはない。ともに独自集計をもとに「うちこそ勝者」と譲らない。

一眼レフの世界シェアを二分する両社。五輪でどちらが多く使われるかは、その後の販売にも影響する。毎回、世界の愛好家の関心も集める。キヤノンは長年、スポーツ写真で圧倒的な支持を得てきたが、北京五輪でニコンが肉薄したとされる。
http://www.asahi.com/olympics/news/TKY201208080471.html
★★★

華やかな祭典ながら激しい闘いが繰り広げられるオリンピック。
実はカメラメーカーにとっても、自社のカメラが報道カメラマン達に多く使われるか、支持されるか、
昔から勝負の場所でした。

しかし、デジタル時代になってカメラを作る企業も更に増えましたが、
ことスポーツ仕様のカメラについてはキヤノンとニコン、
日本の二大メーカーによる二強対決になっています。

もっといえば、記事にもあるように、
スポーツについてはキヤノンの一人勝ち状態だったのですが、
ここに来てニコンが急迫している状況です。

シェアについては双方が独自にカウントした結果ですので、正確にはわかりません。
新聞の記事を読む限り、急伸している分、ニコンの鼻息がやや荒いように感じました。


もちろん、両社ともこのオリンピックに合わせて、
35mmフルサイズデジタル一眼レフカメラの新機種を投入しました。

キヤノン EOS-1D X
ネット最安値 約58万円(ボディのみ)  1810万画素
http://kakaku.com/item/K0000302704/

ニコン D4
ネット最安値 約53万円(ボディのみ)  1620万画素
http://kakaku.com/item/K0000328868/

昨年の東日本大震災とチリの洪水は日本のカメラメーカーの生産体制にも
深刻な影響を与えましたが、なんとか五輪に合わせて発売されました。

ところで、上の二機種の数字を見て、「あれ?」と思いませんでしたか。
カメラ本体だけで50万円以上するプロカメラマン用最新機種にしては、
画素数が低いですよね。
1600万画素とか、1800万画素とか、コンパクトデジカメでもありそうな数字です。

これについてごく簡単に説明すると、ポイントは以下2点です。

1.例えば同じ「1600万画素」でも、コンデジの「1600万画素」と、
フルサイズデジタル一眼レフの「1600万画素」では違う。

2.フルサイズデジタル一眼レフでも、動きの激しいスポーツ写真を撮るようなカメラは、
画素数を低めにして、連写、AF、高感度耐性などを優先する。
*例えば、同じプロカメラマン用のフルサイズカメラでも、
  風景や、スタジオでコマーシャル用の商品撮影などに使うカメラ、
  つまり動かない被写体を撮るようなカメラは、もっと画素数が大きいです。

最後の解説はごく大雑把なものなので、
「ふーん、そんなものなのか」程度に思ってください。


Old Fashioned Club  月野景史

2012年8月 6日 (月)

【映画】『グスコーブドリの伝記』(宮沢賢治原作)観賞記/魅力もあるが難点も

映画『グスコーブドリの伝記』を観賞しました。

Budori_001
グスコーブドリの伝記
原作 宮沢賢治
監督 脚本 杉井ギサブロー
製作会社 「グスコーブドリの伝記」製作委員会
制作 手塚プロダクション
配給 ワーナー・ブラザース映画
公開 2012年7月7日 / 上映時間 108分
http://wwws.warnerbros.co.jp/budori/


私は大学の卒業論文のテーマが宮沢賢治童話でしたので、
もちろん公開前から興味を持っていましたが、
一方で、難しい題材を選んだものだとも感じていました。
しかし、短編の多い賢治作品で長編映画になるような作品は限られているのも事実です。

公開は7月初旬からでしたが、危惧した通りネット等での評判はよくありません。
少し気が重かったですが、ようやく観賞しました。

率直な感想としては、部分的には良い面もあり、面白く観たところもありましたが、
やはりそうでないところ、首をかしげるところも多かったですね。
いくつか焦点を絞って、感想など記していきます。



監督・脚本の杉井ギサプロ―氏は1985年に同じ賢治の『銀河鉄道の夜』を映画化しています。
キャラクターを猫の姿で描いたことでも話題を呼びました。
今回も前作同様、キャラクターはみな猫の姿で描かれています。

まず、この点の是非も難しいですね。
猫好きな人はわかるものかも知れないですが、猫って普通に見ても、
性別や年齢はわかり難いですよね。

しかし、本作には個性の強い大人の男が数多く出てきます。
それをそれらしく描こうとすると、とても猫には見えません。
かえって違和感なく観れる部分もありますが、それなら猫にする必要があるのか、疑問でもあります。


原作童話『グスコーブドリの伝記』
現在、宮沢賢治の童話として知られる多くは生前未発表の作品です。
『銀河鉄道の夜』も『風の又三郎』も『セロ弾きのゴーシュ』もです。
しかし、『グスコーブドリの伝記』は生前、それも晩年近くに雑誌掲載された作品です。
その点では、映画化にあたっても、原作が未完成であるが故の深慮遠謀をせずに、
ストレートに映画化できる利点が、本来はあります。

一方でこの作品、誰が考えても子ども向け作品としての映画化が難しい点があります。
有名作で、今更ネタバレもないでしょうから書きますが、
結末が主人公の自己犠牲により、多くの人に幸せを与える物語なのです。
この点には古くから様々な見解・意見もありますが、
ストレートに解釈すれば、自己犠牲の賛美だと捉えられます。

そこを映画化にあたってどう描くか、最も難しいところです。
今回の映画についても色々と意見が分かれています。
私の観たところ、今回の描き方については、基本的な改変はしていないが、
原作にないキャラクターを絡ませて、あえて明確にせず、解り難く描いた、というところでしょうか。
この点については難しいところなので、賞賛もしませんが、否定もしません。


映像
これは素晴らしかったです。
ただ、私は最近のアニメ映画を劇場で観ることはまずないので、
他の作品と比べてもレベルが高いといえるのかはわかりません。
しかし、ネット上でもこの点については好評価が多いようですが。


声優
劇場用アニメ映画ではいわゆる「声優」さん達を使わず、
普段あまり声優経験のない有名俳優を使うことが多いようです。
この映画もキャスト全員ではないですが、主要な役はそうでした。

私は最近の声優さんに詳しくはありませんが、
アニメや吹き替え映画を観ても、本当に上手いと思います。
やはり適材適所、特にこういう難しい作品にはプロの声優さんを配役すべきと考えます。
といっても人によりけりで、ブドリ役の小栗旬さんなどは良かったと思います。

ただ、聴いていて「この人下手だなぁ、誰だろう?」と思うこともありました。
クレジットで確認すると、その人は元々俳優でもない方だったので、仕方ないですが。


冒頭
なんといっても映画は冒頭部分の、つかみが大事です。
『ブドリの伝記』の冒頭は飢饉によりブドリの家庭が崩壊する悲しいシーンです。
しかし、原作では短くあっさりめに記されています。

しかし、長編映画にする場合、ここはじっくりやらざるを得ないのでしょう。
それはわかるし、実際そうしてましたが、やはり難しいかったですね。
子ども達があんなにしっかり…というか、普通にしているのに、親が頼りなさすぎます。

賢治が生きた時代、親が子を手放すのにはな様々事情があったのでしょう。
賢治はそこは細かく描かず、後でブドリやネリが屈託なく両親を弔えるようにしたのかと思います。
(原作にはそういう描写があります。)

しかし、じっくり描くと色々と矛盾が出てきてしまいます。
それはわかるのですが、どうもつかみには失敗したように感じます。
引き続いてのてぐす工場のシーンもわかり難かったですね。


中盤
ブドリが山師の男とオリザ作りに励むシーンは原作を膨らませてますが、
上手くいっていて面白いと思います。
そのあとのイーハトーブの大学から火山局での物語も楽しく観れました。

このあたりは、ブドリの才能が開花して成果を上げていくところなので、
おもしろいのは当然なのですが、農村や都市部の映像もそれなりに魅力的で、
上手く描けていると思います。
ただ、前述のようにラストは難しかったですが。


マニア受け?
この映画で主人公のグスコーブドリブドリは眠りに落ちると、
不思議なばけもの達が跋扈する世界に迷い混みます。
その世界には謎の男に連れ去られたブドリの妹ネリがいるようです。
ブドリはその世界でいきなり裁判にかけられたりします。
つまり、現実と幻想が交錯するような作品構造なっているのです。

しかし、これらは原作にはまったくない描写です。
一体何なのか?

実はこれ、あえていえばマニアネタです。
賢治で“マニア”というのも変かも知れませんが、賢治作品に詳しい人ならわかるのです。

『グスコーブドリの伝記』には、
『ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記』という先駆作品があるのです。
まさに「ばけもの世界」が舞台の作品で、生前未発表です。
賢治は『ネネムの伝記』のストーリーの骨格だけを残して、
『ブドリの伝記』に改変したのです。

そのため、原作の『ブドリ』には『ネネム』の人外境的雰囲気が少し残っています。
しかし、具体的な「ばけもの世界」の描写はありません。
先駆形たる『ネネム』の世界を、今回の映画『ブドリ』に織り込んだのですね。

気になるのは、私のようなマニア(?)の端くれはいいですが、
そうでない人が観たらどう感じるのでしょうか。

映画を観る人は『ブドリ』は読んでても『ネネム』は知らない人、
あるいは『ブドリ』すら読んでない人、この二種の人達が大部分でしょうから。

ネット上で見ると、わけがわからないという感想がありました。当然でしょう。
別に原作になくとも、劇中で説明されていればいいですが、そうではないですからね。

しかし、なぜこのようなことをしたのでしょう。
私の推測ですが、マニア受けを狙ったというよりは、
『ネネム』を絡ませることによって、スタジオジブリの作品の雰囲気、
より具体的にいえば『千と千尋の神隠し』を盛り込むもうとしたのかと思います。

あくまで私のイメージですが、この映画で描かれた「ばけもの世界」は、
『ネネム』よりも『千と千尋』に近いように感じました。『
ネネム』の「ばけもの世界」あまりドロドロしていず、ポップな感じです。


といった感じで魅力もあるけど、難点も多い、というところでしょう。
強く批判もしませんが、共感し難い部分もあります。

なにより、昨年の東日本大震災と、それによる原発事故で日本が、
特に賢治の故郷である東北が、いまだ困難に直面している状況があります。
だからこそ今、という考えもあるでしょうが、どうしても重ね合わせて見てしまいますね。
難しいテーマを、難しい時期の選んだものだな、と感じます。


Old Fashioned Club  月野景史

2012年8月 4日 (土)

【ビール 祭り】オクトーバーフェスト 新宿歌舞伎町で8/12(日)まで開催中/都心穴場の真夏のフェスト

ここで紹介しているのは2012年の新宿フェストです。2013年のレポートはこちら

このブログでも何度か紹介している日本版オクトーバーフェスト2012。
現在、東京新宿歌舞伎町の大久保公園でも8月12日(日)まで開催中です

20120804017

歌舞伎町ルネッサンス!新宿オクトーバーフェスト
2012年8月3日(金)-8月12日(日) 平日/16:00〜21:00 土日/12:00〜21:00
新宿区歌舞伎町・大久保公園

主催 歌舞伎町ルネッサンス!新宿オクトーバーフェスト実行委員会
後援 新宿区、ドイツ観光局、公益財団法人 東京観光財団
協力 歌舞伎町商店街振興組合/歌舞伎町二丁目町会
http://www.shinjuku-oktoberfest.jp/


ドイツビールとドイツの食の祭典オクトーバーフェスト。
ここがフェストの会場となるのは、おそらく初めてではないでしょうか。

場所は東京、あるいは日本最大の歓楽街、新宿歌舞伎町のかなり奥、というか大久保より。
西武新宿線の西武新宿駅の大久保側の出口からすぐのところにある大久保公園で、
大久保病院、東京都健康プラザハイジアに隣接する場所です。

日本一不健康なイメージの場所に健康スポットがあったのですね(笑)
実は私はハイジア内のスポーツクラブの会員なので、地元ともいえます。

まだ昨日8月3日金曜の夜に開幕したばかり。
土日は12時からの開場ですが、今日の東京地区は昼過ぎに雨に見舞われました。
そのせいが大きいと思いますが、あるいはあまり知られてないせいか、
私は15時過ぎに行きましたが、席にはだいぶ余裕がありました。
雨も上がりきってはいませんでしたか、日も差してきており、ゆったりできて良かったです。



20120804004



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20120804002
ビールにはソーセージ!
えだ豆をアピールしているブースもありましたが、
ドイツビールと食のお祭りだし、そこは自重した方がいいかと。



20120804023


オクトーバーフェスト2012も東京では8月17日から芝公園で開催されますが、
8月前半はたぶんここだけだと思います。
都心の超穴場のフェスト。会場は広くはないですが、
まだ始まったばかりで日程的にも余裕があります。是非どうぞ。


Old Fashioned Club  月野景史

2012年8月 3日 (金)

【古典ホラー】9/23 英国ハマー・フィルム怪奇映画のイベント 大阪で開催/クリストファー・リー&ピーター・カッシング特集

ドラキュラ、フランケンシュタイン、あるいはエドガー・アラン・ポー、
ゴシックホラー、クラシックな怪奇映画の世界は荘厳な魅力に溢れています。


9月23日(日)、大阪において古典ホラーのイベントが開催されます。
この分野は大別すると、戦前の米国ユニバーサル映画と、
戦後の英国ハマー・フィルム・プロダクションによる二度の全盛期がありましたが、
今回はハマー・フィルムに絞ってのトーク&映画のライブイベントです。

「ハマー・ホラーの魅力に開眼せよ!/Part.1」とのタイトルで、
ハマーの二大看板スターであるクリストファー・リーとピーター・カッシングの特集です。


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クリストファー・リー(左)とピーター・カッシング

多くの古典怪奇映画で活躍した二人ですが、
特にリーはドラキュラ役、
カッシングはフランケンシュタイン男爵役(=博士、モンスターの創造者)や、
ドラキュラの宿敵であるヴァン・ヘルシング役で知られます。
怪奇ファンならば、名前を聞くだけでワクワクしてくる両雄です。

イベントの出演は、日本における怪奇ホラーの分野のオーソリティー石田一氏と、
作家、脚本家、映画監督の山田誠二氏。
実は石田氏はしばらく体調を崩していたようなのですが、
さすが不死のドラキュラ伯爵の申し子(?)、復活を果たされました。


以下、石田氏のmixiページに掲載の告知文です。
****************************************************

Mad_monstar_party

トーク&映画のライブイベント
MAD MONSTER PATY
<マッド モンスター パーティー>
ホラー・SF・モンスター映画の狂宴!

≪第1回≫2012.09.23(日)開催!
「ハマー・ホラーの魅力に開眼せよ!/Part.1」
クリストファー・リー&ピーター・カッシング特集

◆英国ホラー映画の殿堂、それがハマー・フィルム・プロダクションだ! ドゥークー伯爵やモフ・ターキン総督の故郷とも言えるハマー・プロが、1950年代後半から1970年代前半にかけて製作したホラー映画群の魅力を、クリストファー・リーとピーター・カッシングという二人の名優に焦点を絞って、秘蔵映像を観賞しながら語り尽す3時間!
◆幻の名作の覆面上映あり! 何が出るか観てのお楽しみ!!
  ※オーソン・ウェルズがホストの、あのTV番組・・・だぞ!

★開催日:2012.09.23(日)
★時 間:開場2:30pm/開演3:00pm/終演 6:00pm
★出演者:石田 一(作家、編集者、ホラーSF映画史研究家)
       山田誠二(作家、脚本家、映画監督、映画ライター)
★会 場:ブックカフェ ワイルドバンチ
       大阪市北区長柄中1-4-7 ロイヤルグレース1F
       http://www.geocities.jp/bcwildbunch/about.html
       上記URLのサイトに地図がございます。
       〒531-0062 大阪市北区長柄中1-4-7 ロイヤルグレース1F
       TEL&FAX 06-4800-4900
       ※地下鉄or阪急「天神橋筋六丁目駅」2番出口より徒歩2分。
★参加費:2,500円 (ワンドリンク付き)
       ※お飲み物の追加注文は、自費にてお願い致します。
       ※飲食物のお持ち込みはご遠慮ください。
       ※電話でのお問い合わせには対応いたしておりません。

◆今後のスケジュール
≪第2回≫ 2012年10月21日(日)
「ハマー・ホラーの魅力に開眼せよ! Part.2」
  開場2:30pm/開演3:00pm
≪第3回≫ 2012年11月11日(日)
「クラシック・ホラー映画の魅力に開眼せよ!」
  開場2:30pm/開演3:00pm
※内容は予告なしに変更する場合もありますのでご了承ください。

*******************************************
mixi専用コミュニティ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=6038097 


私は東京在住の上に、この日は仕事関係のイベントがあって参加できそうにありませんが、
貴重な古典ホラーのイベント、盛会を祈ってます。


Old Fashioned Club  月野景史

2012年8月 1日 (水)

ロンドン五輪開会式 日本選手団途中退場問題検証/JOCは公式見解を

7月27日に行われたロンドンオリンピックの開会式で、
日本選手団が旗手の吉田沙保里選手を除き、途中退場した問題、
真相がハッキリしないまま、ネットでは様々な情報が拡散しています。
ここはJOCが見解を出した方がいいでしょう。


そもそもこの件は現地で開会式を生で観覧した、
ロンドン在住の日本人の方の写真入りのブログから広まりました。
http://ameblo.jp/rubywednesday/entry-11315321769.html

それ以前、日本のメディアでこの件の言及はなかったようです。

そのブロガーの方によると、日本選手団は進路を塞がれるような形で、
全員が退場口に誘導され退場してしまいました。
他にこのようにして退場したチームは、ひとつも見当たらなかったとのことです。

その写真からは強制退場させられたような印象も受け、
ネットで色々広がり、様々な説が流布しました。
陰謀説のようなものまであります。
「強制退場だ」、「イギリス人は反日感情が強い」、
「五輪のメインスポンサーが韓国企業のサムソンだから、その関係だ」…。


現時点で最も確実性が高いと思しき情報は、
日本選手団の橋本聖子副団長のコメントが含まれる、昨日深夜付けのニュースソースでしょう。
とりあえずそれを引用・紹介します。

☆☆☆
スポニチ Sponichi Annex

誘導の不手際で…日本選手団、聖火台点火に立ち会えず
ロンドン五輪の27日の開会式で入場行進を終えた日本選手団が、誘導の不手際から五輪スタジアムの選手エリアに入れず、終盤のクライマックスとなる聖火台への点火に立ち会えなかったことが31日、分かった。

大会組織委員会は選手の体調管理を考慮し、行進後にそのまま選手村に帰るルートも用意していた。約40人が参加した日本選手は多数が帰る予定だったが、誘導の混乱から最後まで参加を希望していた選手まで場外に出され、再び戻ることができなかったという。

選手団の橋本聖子副団長は「日本の選手が手違いで全員外に出されてしまった。何カ国かがそういう状況になったそうで、組織委から謝罪があった」と話している。

日本選手団によると、何人が参加を希望していたかは不明だが、選手から苦情はなく、同本部は「日本から組織委に対してどうこうするつもりはない」とした。(共同)
[ 2012年7月31日 23:35 ]
http://www.sponichi.co.jp/olympic/news/2012/07/31/kiji/K20120731003803631.html
★★★


上の記事から要点をまとめてみます。

・途中退場は希望すればできる。
・日本選手は多数が途中退場する予定だったが、全員ではなかった。
・しかし誘導ミスで退場を希望していない選手まで場外に出され、戻ることができなかった。
・他にも同様の対応をされた国がある。

この流れが正しいとすると、主催国側現場スタッフの伝達ミスということになります。
しかし、日本選手団も状況を把握して適切な対応が取れなかったとも思えます。
可能とはいえ、途中退場はイレギュラーなことだろうから、日本側が希望したのならば、
退場する人と残る人がいることを、誰かがしっかり把握しておいて、
誘導スタッフに説明すべきだったでしょう。
この点も加味すれば、たしかに、主催側に強く抗議するほどのことではないかも知れません。


しかし、別のソースによるとJOCは電話での問い合わせに対し、
そもそも日本選手団は途中退場の希望を出していないのに、
誤まって退場口に誘導されてしまった、と答えたとの説もあります。
http://news.livedoor.com/article/detail/6810106/

これだと、同じ誘導ミスだとしても、日本選手団としては予測するのが難しい事態で、
あってはならない誤りのように思えます。


ともかく、「退場させられた」イメージが先行しており、日本人としては気持ちのいい話ではありません。
それに、あまりこういう視点で語られてはいないようですが、
旗手と国旗だけ残して、役員を含む残り全員が退場したというのも、印象が良くないですね。
私は特に国歌・国旗尊重論者ではないてすが、それでもそう感じます。

やはり公式発表が望まれます。


Old Fashioned Club  月野景史

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