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2012年6月22日 (金)

【ウルトラマン】高原竜ヒドラの像の伊豆シャボテン公園/ヒドラと少年 特撮の聖地

静岡県伊東市の老舗テーマパーク「伊豆シャボテン公園」の土地・建物が静岡地裁沼津支部から
競売開始決定を受けているそうです。経緯は下記のニュースサイトを参照してください。
http://n-seikei.jp/2012/07/post-10094.html
(※2016年8月21日追記:この競売問題はややこしいですが、現在は当時の運営会社が経営を引き継ぎ、
問題なく営業しているようです
http://shaboten.co.jp/


さて、この公園、最近はカピバラの飼育などでも知られているようですが、
私のような昭和特撮ファンにとって「伊豆シャボテン公園」といえば、
『ウルトラマン』(初代)に登場した高原竜ヒドラの像です。

Photo

もちろん、『ウルトラマン』のために作られたものではなく、
元々サボテンの温室の入り口にある像です。
同公園が『ウルトラマン』に撮影協力したのです。

劇中でも、別にこの像が大魔神のように怪獣化するわけではありません。
それでは、この像がストーリーとどう絡むのか?
『ウルトラマン』で描かれた、像と怪獣ヒドラについて簡単に説明します。


Hidora
『ウルトラマン』第20話 「恐怖のルート87」(1966年11月27日放映)

『ウルトラマン』は基本的にファンタジーですが、
中でもこのエピソードはファンタジックでしんみりしたお話です。
ストーリーの概要を、劇中の展開は無視して、時系列に沿って出来事を記します。

ムトウ・アキラという孤児院に暮らす少年が、
公園(劇中での名称は「大室公園)のシンボルとして制作される像のデザイン募集に応募して一等になりました。
そして、彼のデザイン画を元に作られたのが、高原竜の像なのです。
しかし、少年はその後、ひき逃げにあって亡くなってしまいました。

生前、アキラ少年はヒドラを実際に見たと語っていたそうで、それを元にデザイン画を描いたのです。
少年の死後、怪獣ヒドラが現れ、まるで少年の無念を晴らすかのように公園に続く国道87号線を走る車を襲い始めました。
サブタイトルにある「ルート87」とは、この国道87号線の事です。

少年とヒドラの関係
科学特捜隊のハヤタ隊員によれば、ヒドラは元々古くから日本に棲息していた鳥獣です。
つまり、霊が実体化したようなオカルティブな存在ではありません。
少年が育った施設の人によれば、鳥好きだったアキラ少年は生前よくバードウォッチング出かけており、
そこでヒドラを目撃し、その姿をモデルに像のデザインを描き、応募したのだと思われます。
※このあたりの流れは、人々の会話と推測で断片的に語られるだけなので、解り難いです。


Um2001jpg_2


少年はヒドラに乗り移ったのか?
アキラ少年とヒドラの関係について、少年の魂がヒドラに乗り移った、という解釈が一般的です。
しかし「乗り移った」となると、「ヒドラの意志=アキラ少年の遺志」となりますが、それは少し違うと思います。
なぜなら、少年の霊はフジ隊員の前に現れ、ヒドラが暴れ出す事を警告しています。
このシーンを素直に捉えれば、少年とヒドラの意志は同一ではありません。

現実的に考えれば、ヒドラは車の騒音や排気ガスに怒り、車を襲っているのでしょう。
あえて、少年とヒドラの精神を繋げて解釈するならば、
ヒドラは少年が乗り移ったのではなく、友達的な立場で少年の恨み晴らそうとした、という方が近いかと感じます。
生前の少年とヒドラがそんなに親しく交流していたとも思い難いですが、
ファンタジーですから、そこはそんなに細かく拘って、結論を出さなくてもいいでしょう。


Um2002jpg



高原竜と荒原竜

「高原竜」という名称についてです。
実は元々、公園でのこの像のネーミングは「荒原竜」だったのですが、
ウルトラマンでは、ヒドラに「高原竜」というサブネームが付けられました。
ヒドラのおかげで「高原竜」が定着したので、現在では公園側「高原竜」を使っている、
というのが私の認識で、ネットでも同様の解説も見られます。
ただ、これには異説もあるようですが。


この公園は、他にも特撮番組のロケ地としてよく使用されています。
仮面ライダー(第一作 1971年)では悪の組織ショッカーの基地の入り口部分として、
高原竜が登場したこともあります。

03

ショッカーのシンボルマークは鷲なので、ピッタリだったのですね。

Old Fashioned Club  月野景史

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