【美術展】「シャガール 愛をめぐる追想」日本橋高島屋/「愛の画家」の美の軌跡を辿る
東京日本橋高島屋にて「シャガール 愛をめぐる追想」展が開催中です。
6月25日までなので、会期は今日を含めて後2日です。
シャガール 愛をめぐる追想 日本未公開作品を中心に
6月7日(木)-25日(月)
日本橋高島屋 8階ホール
主催:NHKサービスセンター
http://www.takashimaya.co.jp/tokyo/event2/
マルク・シャガール
(Marc Chagall 1887年7月7日 - 1985年3月28日 97歳没)
20世紀を代表する大画家。
97年に及ぶ生涯において、永く偉大な画業を残しました。
主にフランスで活動し、後年にはフランス国籍を取得しています。
エコール・ド・パリの画家の一人ともされます。
本展では日本未公開のスイスの個人所蔵家からの39点と、
岐阜県美術館所蔵の版画集「サーカス」全38点を展示し、
シャガール・ワールドの魅力を紹介されています。
一部例外もありますが、後年から晩年にかけての作品が大半ですね。
97歳と長命で、晩年まで旺盛に制作を続けたシャガールですから、
「後年」といっても長期に渡りますが。
鮮やかな色彩と、幻想的な作風。
本展では愛や結婚をテーマにした作品を多く制作した「愛の画家」と位置付け、
男女の愛、家族間の愛、ときに宗教的な色彩をも帯びる隣人愛や人間愛など、
「愛」に問いかけながら表現し続けた、シャガールの芸術美を年代を追って辿っています。
『画家の夢』1980年頃
パンフレットにメインで掲載されている、本展の看板作品。
1980年頃なので、シャガール93歳くらい、大型の大作です。
『婚約者たち』1927年頃
こちらは若い頃の作品、といっても40歳くらいですが。
この頃の絵の筆致の方が、シャガール作品としてなじみがあるようにも思えます。
『天蓋の下の新郎新婦』1966年
結婚、婚約といったテーマはやはりシャガールに相応しく思えますね。
もう79歳の頃の作品ですが。
シャガールといえば愛妻ベラをモデルとした作品が知られますが、
ベラは大戦中の1944年に亡くなっています。
その後、1952年に18歳年下のヴァヴァと再婚しており、
それもあって年を取っても瑞々しい結婚の風景を描き続けられたのかも知れません。
『天蓋の下の新郎新婦』の頃はヴァヴァも61歳ですが。
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