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2012年5月25日 (金)

【美術展】「薔薇と光の画家 アンリ・ル・シダネル展 」損保ジャパン美術館/魅惑「月明かりの画家」

東京新宿の損保ジャパン東郷青児美術館にて7月1日まで、
「薔薇と光の画家 アンリ・ル・シダネル展 ―フランス ジェルブロワの風―」が開催中です。

Sidaner_001

薔薇と光の画家 アンリ・ル・シダネル展 ―フランス ジェルブロワの風―
2012年4月14日(土) - 7月1日(日)
損保ジャパン東郷青児美術館
(新宿区西新宿1-26-1 損保ジャパン本社ビル42階)
主催 損保ジャパン東郷青児美術館、日本経済新聞社
後援 フランス大使館 
http://www.sompo-japan.co.jp/museum/exevit/index.html


アンリ・ル・シダネル

(Henri Eugène Augustin Le Sidaner 1862年8月7日-1939年7月16日 76歳没)
19世紀末から20世紀前半に活躍したフランスの画家です。
日本ではあまり知られていなかった名前でしょう。

年代でいうと、モネやルノワールら主な印象派の画家は1940年代生まれなので、それよりは下の世代です。
新印象派のシニャックが1863年生まれで同世代ですね。
印象派の影響を受けた育ったといっていいのでしょう。

パリの美術学校で伝統的な美術教育を受けてましたが、
やがて印象主義や新印象主義の影響を受け、明るく透明感のある作品を手がけるようになりました。
人気のない食卓、夕暮れ時の窓辺、ガス灯に照らされた町並み、薔薇の庭など、
身近でありふれた光景を静謐かつ内省的に描き、心象風景を思わせる独自の世界を確立していきます。
本展ではフランスを中心に国内外の美術館や個人所蔵家が所有するル・シダネル作品
約70点を一堂に集め、
その芸術が包括的に紹介されています。


と、公式サイト及びパンフレットの文章に沿ってシダネルを紹介してきましたが、
この画家についてパンフやサイトにない、私独自の形容をさせてもらいます。


moon3月明かりの画家

勝手な命名ですが、まったく無理ということもないと思います。
出展70作中、題名に「月明かり」とつくものが6点、他に「月下」「月夜」が1点ずつあります。
もちろんそれは日本語訳の話で、原題はすべて「de lune」とつきます。
そして、私にはその「月」とつく絵の多くが、展示作の中でも魅力的に思えました。

しかし、パンフと公式サイト共通に掲載されている7作品、
つまり主催者側が選んだ本展の看板作品ということになると思いますが、
その中に「月」とつくものは1点も含まれていません。
私の審美眼はそんなに狂っているのでしょうか。

実はパンフとサイトに載っている絵はすべて美術館所蔵品です。
対して、「月」とつく絵はほとんど個人蔵の絵画なのです。
「月」の絵があまり推されてないのは、このあたりの事情もあるのかも知れません。

というわけで、「月」と付く絵は画像がなくて紹介できません。
会場でご覧ください。
サイトに掲載されている絵からいくつか紹介します。


Sidaner_002
『青いテーブル』(ジェルブロワ)1923年


Sidaner_003
『夕暮の小卓』(ヌムール)1921年


Sidaner_004
『離れ屋』(ジェルブロワ)1927年

時刻がはっきりしない絵もありますが、やはり夕景・夜景の絵が魅力的に感じます。
もちろん、美しい昼の光景もありますが。


さて、損保ジャパンのサイトには書かれていないようですが、
フランス大使館のサイトによると、このシダネル展は昨年7月から各地を巡回しています。
新宿展の後はひろしま美術館で7月7日から9月2日まで開催されます。

終了分を含めて開催スケジュールを記しておきます。
メルシャン軽井沢美術館 2011年7月23日(土)~11月6日(日)
埼玉県立近代美術館 2011年11月12日(土)~2012年2月5日(日)
美術館「えき」KYOTO 2012年3月1日(木)~4月1日(日)
損保ジャパン東郷青児美術館 2012年4月14日(土)~7月1日(日)
ひろしま美術館 2012年7月7日(土)~9月2日(日)
*フランス大使館公式サイトより
http://www.ambafrance-jp.org/spip.php?article4903

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