花粉症と浅野ゆう子さん/「花粉症」の歴史を辿る
花粉症の季節もそろそろ終わりですかね。
私の花粉症歴も長いのですが、今年は楽でした。
というより、ここ数年は一時期より軽くなったように思います。
ところで、浅野ゆう子さんの昨日4月6日付のブログによると、
彼女は18歳の頃から花粉症に悩まされているそうです。
http://www.yuko-asano.com/cgi-local/yukoblog/index.cgi?date=20120406
☆☆☆
私の花粉症歴は長いです。
思い起こせばあれは18歳の春・・・
渋谷東横のれん街にてくしゃみ連続36回!
あれが花粉症の始まりでした・・・。
まだ花粉症という呼び方がメジャーになっていない時代だったと思います。
★★★
浅野さんは1960年生まれなので、18歳というと1978年頃。
たしかに「花粉症」という言葉はまだ一般的でなかったかも知れません。
1980年代前半の内にはよく知られるようになりましたが。
花粉症の歴史について、もう少し詳しい資料はないかと見てみると、
Wikipediaに少し載っていました。
それによると、関東地方で1976年にスギ花粉の大飛散があり、
1979年、1982年にもの大量飛散と患者の大量発症があったとのこと。
浅野さんは1960年7月の生まれなので、
ブログにある「18歳の春」とはこの1979年のことなのかも知れません。
『サマーチャンピオン』(1979.4.5発売)
まさにその18歳の春、1979年4月発売のシングル。
カネボウ化粧品'79夏キャンペーンCM曲。大人っぽい。
浅野さんは後にトレンディドラマの女王として、
ファッションリーダーだったこともありますが、
やはり若い頃から流行には敏感だったのかも。
「花粉症」という言葉はどうでしょう。
Wikipediaによると『必殺仕事人III』第30話(1983年5月6日放送)に
「スギの花粉症に苦しんだのは主水」というサブタイトルが付けられており、
この時点では既に一般に流布していたことがうかがえるようです。
私はプロ野球の田淵幸一選手(現東北楽天イーグルスコーチ)が現役最晩年、
春先のキャンプ~オープン戦の時期に花粉症で調子が悪いという記事を
読んだ記憶があります。
屈強な野球選手、まして大柄の田淵さんが花粉症で悩んでいる、
というのが何かおかしくて、記憶に残っています。
田淵さんの現役最終年は1984年なので、たいたい一致します。
私の発症は1986年だったと思います。
元々鼻炎持ちで、風邪も必ずくしゃみ・鼻みずから入り、残る方でしたが、
それとは少し違う鼻の痒みを感じるようになって、
ああ、これが花粉症か…、という感じでした。
1990年後半頃は症状が本当に酷くて、夜も眠れず仕事にも支障をきたす程、
藁にもすがる思いでステロイド注射に頼りました。
これはよく効いて、眼の前の霧が晴れるように感じました。
浅野さんも今年はたいぶ楽のようですが、
私も近年は症状が緩やかで、市販の薬でやり過ごしています。
なぜ和らいだのかよくわかりませんが、まぁ悪いことではないので、甘受しています。
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