【美術】『フェルメールへの招待』/人気の画家全作品解説の一冊本
人気の画家フェルメールの一冊本『フェルメールへの招待』が
朝日新聞出版より発行されました。
私は自分のこの拙いブログで美術関係の雑文をよく書いてます。
だから一応、私も美術系ブロガーの端くれといえるでしょう。
末端・底辺の「超端っくれ」といったところでしょうが。
さて、美術系ブログといえば、その最高峰といえるのがこちらでしょう。
『弐代目・青い日記帳』
http://bluediary2.jugem.jp/
この度発行された『フェルメールへの招待』は、
『弐代目・青い日記帳』の管理者であるTakさんが、
フェルメール30作品の解説執筆と全体の編集に携わった一冊なのです。
ただ、見たところ本の中では『弐代目・青い日記帳』との関係についての記述はないようなので、
その点については以下のページを参照してください。
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=2786
ヨハネス・フェルメール
(Johannes Vermeer 1632年-1675年)
17世紀、いわゆるバロック絵画の時代のオランダの画家。
日本でも本当に人気が高いです。
渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催されていた
『フェルメールからのラブレター展』は3月21日に閉幕しましたが、
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/bunkamura-17-8f.html
フェルメール・センター銀座では『フェルメール 光の王国展』が
7月22日まで開催中です。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-cadd.html
そして、上野国立西洋美術館で6月13日に開幕する
「ベルリン国立美術館展 学べるヨーロッパ美術の400年」には
フェルメールの『真珠の首飾りの少女』が、
更に同じ上野の東京都美術館で6月30日に開幕する
「マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝」
には『真珠の耳飾りの少女』が来日します。
いずれも看板作品と展示になるでしょう。
こうなったら徹底的にフェルメールに浸りましょう。
それにぴったりなのがこの本です。
『フェルメールへの招待』
オールカラーB5判 96ページ 1260円
だいたい美術の入門書はB5判くらいが多いので、この本は少し大き目。
その分、図版を大きく観ることができます。
フェルメール初心者向けに噛み砕いた表現で綴られているので、
美術の専門用語を知らずともフェルメール作品について一通りの知識を得ることが出来ます。
フェルメール全37作品を紹介。
特に6月に来日する『真珠の耳飾りの少女』『真珠の首飾りの女』、
先日まで来日していた『手紙を読む青衣の女』の他、
『牛乳を注ぐ女』『絵画芸術』『デルフトの眺望』の6点については
それぞれ6ページに渡り詳細な解説が施されています。
文字通り、フェルメール入門本です。
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