【未確認動物】ネッシー超入門/写真で観るネス湖の怪物目撃史。20世紀最大のミステリー
このブログのアクセス数を見ていると、勿論メディアに取り上げられたタイミングなどにもよるのですが、
未確認動物、いわゆる「UMA」への関心の高さには驚かされます。
昭和の時代はテレビで大真面目に取り上げられることも多かったですが、
21世紀も10年以上経った今でも、こういう不思議なことへの関心はあるのですね。
その未確認動物の分野の最大のスターといえばやはりネッシーでしょう。
未確認動物の代表例として世界的に知られ、20世紀最大級のミステリーとして語られてきました。
ネッシー(Nessie)「ネス湖の怪獣 (Loch Ness Monster、ロッホ・ネス・モンスター) 」
Wikipediaの「ネッシー」の項目は数年前に私が一部を除いてかなり筆を入れました。
その後、多くの人が加筆しましたが、改めて見ると結構私が書いた文も残っているようです。
さて、ネッシーがなぜ未確認動物界のスーパースターたり得たかといえば、
数々の怪しくも魅力的な証拠写真、映像があったからだと思います。
今日はその写真を紹介しながら、ネッシー目撃史を辿ってみます。
ところで、ネッシーの写真は偽物だったのでは? と思う人も多いでしょう。
有名な「外科医の写真」ですね。
しかし、これはネッシーを写した唯一の写真でも、また最初の写真ですらもありません。
そのあたりも含めて記していきます。
ネッシーはイギリスのスコットランド北部にあるネス湖に棲むとされます。
最古の目撃記録は6世紀に遡りますが、目撃例が飛躍的に増えたのは1933年以降です。
これはネス湖周辺の道路がこの頃整備された為とされます。
同年5月、湖畔でホテルを経営するマッケイ夫妻による目撃談が新聞報道され、話題を呼びました。
そして11月にはヒュー・グレイ氏による最初の写真が撮影、公表されました。
ヒュー・グレイ氏の写真(1933年)
この写真はコダック社が検証して、加工の跡無しとのお墨付きを与えました。
といっても、そもそも不鮮明で何が写っているかよくわかりませんね。
それに、ネス湖で撮ったかどうかも写真からはまったく不明です。
水しぶきの中央部分が犬の顔のように見えるので、泳ぐ犬を写したともいわれます。
それでも、比較的証拠能力を評価されている面もあります。
しかし、この写真は元々それほど有名ではありませんでした。
この写真からまもない1934年4月、あの有名な写真が撮影されたからです。
外科医の写真(1934年)
この写真は撮影から60年後の1994年、捏造だったとの報道がされました。
とりあえずこの件は、Wikipediaをご覧ください。
それ以降もネッシーを写したとされる写真は多く撮影されました。
代表的なものを紹介しましょう。
ラクラン・スチュアート氏の写真(1951年7月14日)
水面を進む三つのコブ。この写真も有名ですね。
これが一体の生物だとしたら、どんな形状をしているのか想像し難いですが。
複数の個体であるという説もあるようです。
ピーター・A. マクナブ氏の写真(1955年7月29日)
私が一番好きな写真。
湖畔のアークハート城(アーカート城)址が写りこんでいるので、それとの比較でネッシーの大きさが、
湖面に出ているだけでも10~15メートル以上と推測できる貴重な写真とされます。
この写真も複数説があります。
一方で物体ではなく、船の航跡との見方もあるようですが、どうなのでしょう。
ピーター・オコンナー氏の写真(1960年5月27日)
早朝のネス湖で撮られたという写真。
首長竜というよりも雷竜(竜脚下目=昔でいうブロントサウルス等)を思わせる
ボリューム感あるボディに、小さい頭部らしきもの。
フェイク説もあるのですが、どうですか。
1970年代にはフランク・サ―ル氏が複数のかなり鮮明な写真を撮りました。
フランク・サ―ル氏の写真
フランク・サ―ル氏の写真
当時からフェイク説が強く、あまり重要な証拠とみなされたことはないと思います。
魅力的な面もあるのですが。
アンソニー・シールズ氏の写真(1977年)
貴重なカラ―写真で、メディアにもよく載ります。
信憑性の評価は高くはないですね。
水中写真もあります。
アメリカのボストン応用科学アカデミー、ロバート・ラインズ博士の研究チームが撮影したものです。
1972年と1975年に撮られていますが、1975年の写真がより知られています。
ヒレと思しき写真(1972年)
全身写真(1975年)
頭部のアップ(1975年)
この1975年の調査時は日本のメディアでも連日のように報道されました。
動画もあります。
最も有名なティム・ディンスデール氏撮影の映像を紹介しましょう。
ディンスデール氏は真摯なネッシー研究家として知られます。
ディンスデール・フィルム(1960年4月23日)
漁船だという説もあるのですが、
水面に出ている部分よりも遥かに大きい影が水中にあるようにも思えます。
それだと船とは考え難いですが、どうでしょう?
さて、写真と映像をいくつか紹介してきましたがどうでしたか。
個人的にはマクナブ氏の写真とディンスデール・フィルムが気に入っています。
ネス湖の怪物ネッシーとは何だったのでしょうか?
20世紀は科学文明が進歩し、多くのことが解明されて謎や不思議が少なくなった時代だったかと思います。
しかし、そうなると人間は不思議なことを求めてしまう性質があるようです。
ネッシーはそんな時代に、数少なくなった「現代の謎」として人々の注目を集めてきました。
特に、目撃談や一部の写真から推測されるネッシーの正体は、
恐竜時代に生息した水棲大型爬虫類である首長竜を思わせるものでした。
恐竜人気は今も凄いですね。
太古の時代に絶滅した恐竜(の仲間)が現在もひっそりと生き延びているとしたら、
これはロマンです、興味をそそられるのも当然ですね。
といっても、20世紀の時代から多くの人は懐疑的だったろうし、
現在では余計にそうでしょう。
特に、首長竜の生き残りとは、冷静に考えればかなり難しいです。
海ならともかく、湖では…。
それでも、もしかしたらと、今でもどうにも気になる“存在”ではありますね。
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