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2012年1月12日 (木)

【ドラマ】『大都会』が『西部警察』と共にDVD化/石原プロ伝説の刑事ドラマの基礎知識

石原プロモーションが制作した人気テレビドラマシリーズ『西部警察』『大都会』が
初めてDVD化されることが決まり、渡哲也氏(70)、舘ひろし氏(61)が会見したそうです。
http://mainichi.jp/enta/mantanweb/news/20120112dyo00m200014000c.html

この二本の他にも、渡氏主演で幕末時代の庶民の人間模様をコミカルに描いた
ジョージ秋山氏原作の『浮浪雲』など、計12作品が今年中にDVD化される予定とのこと。

なかなかのスケールですね。

『西部警察』はご存じの方が多いでしょう。
1979年に放送開始、1984年まで計3シリーズを放送した刑事ドラマシリーズ。
「大門軍団」と異名を取る警視庁西部警察署の大門圭介刑事(渡氏)とその部下たちが
凶悪犯に立ち向かう姿を描き、派手な銃撃戦や爆破、カーチェイスなどで知られます。

しかし、『大都会』は、よく知らない方も多いでしょう。
『西部警察』の前身にあたるこのドラマについて、『西部警察』と比較しながら少し紹介します。


大都会シリーズ
本作は石原裕次郎率いる石原プロモーションが初めて手がけたテレビシリーズで、
1976~79年に計3シリーズが放送されました。

このシリーズは日本テレビ系で放送されたのですが、終了後すぐ、
テレビ朝日系で『西部警察』が始まったので、当時は大型移籍と話題になりました。

渡哲也氏が主人公の刑事・黒岩頼介を演じています。
渡氏は1974年に病気の為、NHK大河ドラマ『勝海舟』の主役を降板しているのですが、
本作はその後の本格復帰作ということになります。

『大都会』も『西部警察』同様にPARTⅢまで作られましたが、放映形態は違いました。
『西部警察』が連続して放映される中で一部リニューアルされていったのに対し、
『大都会』は『水戸黄門』と同じように、休止期間をおいて再開されたのです。


PARTⅠにあたる『大都会 闘いの日々』は、後の作品とはちょっとテイストの違うドラマでした。
倉本聰氏が脚本(メインライター)を担当、アクションシーンは少なく、渋く暗めのドラマでした。
実は倉本氏は前述の『勝海舟』の脚本作家でもありました。

続く『大都会 PARTⅡ』からアクション路線に転向、
なによりあの松田優作氏が刑事役でレギュラーに加わり、
当時の若者に大きな人気を博しました。
『大都会 PARTⅢ』では松田氏は降板しましたが、スタイルはほぼ同じです。

ただ、アクション路線になった『Ⅱ』と『Ⅲ』も、
『西部警察』とは違う独特の暗さがありました。
逆にいえば、『大都会』から暗さを払拭したのが『西部警察』だともいえます。


石原裕次郎氏
『大都会』』と『西部警察』、もうひとつ違うのは劇中の石原裕次郎氏の役柄です。

『西部警察』では西部署の小暮捜査課長、大門刑事の上司で完全なレギュラーでした。
役のイメージは『太陽にほえろ!』のポス、藤堂捜査係長とほぼ同じですね。

『大都会』では警察官ではありませんでした。
第1シリーズ『闘いの日々』では警察担当の新聞記者、滝川竜太。
『Ⅱ』と『Ⅲ』では救急指定病院の医師、宗方悟郎。
渡氏演ずる黒岩刑事とは少し距離を置いた設定で、セミレギュラーでした。


大都会から西部警察へ
当初は出演者もすべて移動するという案もあったと聞いたことがあります。
結果的に石原氏と渡氏の他にそのまま出演したのは、寺尾聰氏と苅谷俊介氏だけでした。

舘ひろし氏は『大都会』シリーズには出演しておらず、
『西部警察』スタート時からの加入です。
実は一度、殉職の設定で降板し、別の役で復帰しました

また、峰竜太氏のように『大都会 PARTⅢ』まで出演、
『西部警察』スタートには参加せず、途中から加わるという変則パターンの人もいました。

では石原軍団もう一人の顔、神田正輝氏は?
神田氏は『大都会 闘いの日々』に新聞記者役で出演。『Ⅱ』の途中から刑事役でレギュラー。
その直後、中村雅俊氏主演の学園青春ドラマの教師役で人気が出て、このシリーズから離れます。
1980年からは『太陽にほえろ!』に参加、最終話まで出演しました。
『西部警察』には関わっていません。


DVD
さて、今回のDVDはどのような形でリリースされるのでしょう。
個人的には、再放送も少なかった『大都会 闘いの日々』、
松田優作氏が出演した『大都会 PARTⅡ』が気になります。

記事から抜粋します。

★★★
DVDは、79年10月14日~82年4月18日放送分のなかから24話を選んで収録し、
当時の資料や関係者インタビューを掲載した24ページのブックレットを付けたDVDボックス
「西部警察 PART1 セレクション大門BOX1」(2万3940円)が2月15日に発売される。
その後、4月18日にDVDボックス「大都会-闘いの日々-BOX」、5月16日にDVDボックス
「西部警察 PART1 セレクション大門BOX2」を発売。
その後、「西部警察 PART2」など今回のDVD化決定作品が随時、発売される。
★★★

話数はどの程度収録されるのかわかりませんが、
『大都会 闘いの日々』はBOXで発売されるようです。
一方、『大都会 PARTⅡ』は言及がないですね。
松田氏の人気は今でも高いですから、一番注目されるのはこれかも知れません。
随時発売とあるので、時期が公表されてないだけで、発売されるとは思いますが。

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