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2011年11月15日 (火)

【美術展】『世紀末、美のかたち』府中市美術館/退廃の世に花開いた絵画とガラス工芸

東京の府中市美術館で11月23日まで、
『世紀末、美のかたち』が開催中です。

Seikimatsu_gif

世紀末、美のかたち
2011年9月17日(土)-11月23日(水)

http://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/kikakuten/kikakuitiran/seikimatsu/index.html
会期も残り僅かとなりました。


現代を生きる私達も世紀末を経験しました。
しかし、それから早や10年が過ぎ、「記憶に新しい」とも言い難くなりました。

この展覧会でいう世紀末とは勿論、私達が経験した20世紀末ではなく、
その100年前、19世紀末の基本的にフランス美術の展覧会です。

本展の公式サイトにもありますが、世紀末には「退廃」というイメージがあります。
他にはどうでしょう。
「混沌」そしてまた「百花繚乱」、
なぜかそういうイメージがありますね。

そんな時代に花開いた美術品の展示です。
ルドン、ゴーギャン、ドニなどの絵画と、ガレ、ドーム兄弟、ラリックなどの工芸作品、
合計80点によって構成されています。

世紀末、アール・ヌーヴォーの象徴、アルフォンス・ミュシャのポスターもあります。
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ガラス工芸品はエミール・ガレ、ドーム兄弟、ルネ・ラリックという
この時代屈指のビッグネームの美しい作品達が展示されています。
ガラス作品の多くは長野の北澤美術館の所蔵品です。

特に、三組の中では一般的な知名度でやや劣ると思われるのドーム兄弟、
なかなか良い作品がありました。

タイトルにある「美のかたち」とは
今回展示された作品達について美術館側は、
立場も、表現手法も、背負った伝統も異なる作家たちが、
未知なるものを目指した結果、造形性で結ばれたひとつの世界が生みだされた、
つまり「かたち」に共通性があると説明しています。
それは、作家の理念や価値観をもこえた「時代のかたち」と言うべきものではないか、
という問いかけです。

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