【未確認動物】伝説の怪物クラーケンは実在した!?/北欧の海に棲む超巨大UMAの姿とは
北欧の海に棲むという伝説の怪物クラーケンは実在したのでは?
というニュースがネットで流れました。
怪物クラーケン、先史時代の海に実在?
ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト 10月12日(水)14時41分配信
ネバダ州で発掘された脊椎化石。この整然と並んだ様子から「怪物説」が生まれた。
先史時代の海の墓場から、巨大な魚竜の骨が奇妙に整列した状態で見つかった。ある古生物学者が、この化石は、巨大なイカのような姿をした怪物クラーケンが実在した証拠だとする説を唱えている。バスほどもあるこの大きな海生動物を、クラーケンが捕食していたというのだ。
他の研究者たちは、クラーケンなど持ち出さなくとも、この化石には容易に説明がつくと反論している。クラーケンは、何世紀も前の巨大なイカかタコの目撃談が基になったとみられる伝説上の海の怪物だ。
問題の化石は、ラスベガスの北西約560キロ、ネバダ州にあるバーリン・イクチオサウルス州立公園で見つかった。約2億年前の骨が堆積した当時は海底だったところだ。
化石は円形をした脊椎骨、すなわち背骨の部分で、恐竜時代の海生爬虫類である魚竜目(イクチオサウルス類)の1種、ショニサウルス・ポピュラリス(Shonisaurus popularis)のものだ。
骨の大きさから、イクチオサウルスの体長は15メートルかそれ以上に達したと推測される。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20111012-00000000-natiogeo-int
クラーケン(ノルウェー語等:Kraken)
クラーケンはネッシーや雪男といった未確認動物、UMAの一種としても語られることのある怪物です。
未確認動物といえば、先日はこのブログでもテレビの特番のテーマとなった、
南米の猿人モノスについて書きましたが、
今度はクラーケンとは、意表をつかれました。
しかし、ネッシーのように20世紀にも多くの目撃例があり、写真や映像が撮影された
「現代のミステリー」といったイメージの動物に比べると、
もっと古い伝説上の、神話時代の存在という感じがあります。
ちょっと境界線が引かれているように思えます。
クラーケンは上の絵のように、
主に巨大なイカやタコのような頭足類の姿で伝えられています。
クラーケンがニュースになり得た背景には、
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』(2006年)など
映像作品への登場の影響もあるかと思いますが、それらもやはり頭足類のイメージです。
しかし、違う形状の説もあるようで、私が子どもの頃に読んだ本では、
巨大なエイの姿をしていました。
そして、知る人ぞ知る伝説の未知動物本である
『なぜなに 世界の大怪獣』(1972年発行 小学館)では、
このような超々巨大な姿で描かれています。
この絵の大迫力、まったく素晴らしい傑作です。
これがこの生物の背中だとすると、やはりエイのイメージに近いでしょう。
さて、今回のニュースについてですが、一番上に引用した記事の中にもありますが、
この発見をクラーケンに結びつけるは少し…、いや、かなり強引のように思えます。
しかしまぁ、たまにはこんな話もいいです。
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