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2011年10月13日 (木)

【芸能】たけしとコマネチが二人で「コマネチ!」驚愕の共演/「コマネチ!」誕生の歴史を辿る

ピートたけしさんがナディア・コマネチさんと共演、
なんとコマネチさんがたけしさんのギャグ「コマネチ!」を二人でやっている写真が公開されています。
これは結構驚きました。


☆☆☆
タレント・ビートたけしが、国民的ギャグ「コマネチ!」の元ネタとなったルーマニアの元体操選手ナディア・コマネチさんと、このほど初対面を果たした。たがいに存在を知りながらも直接会うことがなかった2人。ギャグ誕生から31年の時を経て“Wコマネチ”がついに実現した。
歴史的面会は、BSフジのバラエティ番組「たけしの等々力ベース」(毎週木曜午後11時)でかなった。開催中の「世界体操東京 2011」に合わせて来日したコマネチさんが、ぜひ会っておきたいと番組収録の現場を訪れた。
たけしが「私は、このギャグで有名になったようなもの」と言えば、コマネチさんは「そうならば、分け前を半分貰わないと」。たけしが31年で積み上げた貫禄の動きに、コマネチさんも五輪10点満点のキレで応え、一緒に「コマネチ!」。
すっかり意気投合し、ギャグ誕生に至ったいきさつやコマネチさんが一躍有名になったモントリオール五輪の思い出など貴重なトークを繰り広げた。この模様は、10月20日の番組内で放送される

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111013-00000014-eiga-movi
☆☆☆


「コマネチ!」はたけしさんのギャグ、持ちネタとしては代表作ということになるのでしょう。

Wikipediaによると、このギャグは1980年4月から放送されたバラエティ番組『スター爆笑座』(TBS)の楽屋で、
共演のせんだみつおさんとの雑談中に生まれたそうです。(せんだ氏の著書より)
私の記憶ともほぼ合致します。この番組で二人でやり出したように憶えています。

この年は漫才ブームが巻き起こった年でした。
たけしさんはこの番組には当然ツービートとしての出演でしたが、
スタートする4月の時点では、まだせんださんの方が格上の扱いでした。
しかし、秋にはせんださんは降板、ツービート中心の番組としてリニューアルしました。
(せんださんと入れ替わりに和田アキ子さんが加わっています。)

その意味ではたけしさんとせんださん二人のギャグということになるのですが、
せんださんも一時はカリスマ的な人気があった人ですが、この当時はテレビの露出が減っていました。
この番組も降板してたけしさんとの共演もなくなります。

一方のたけしさんは一日何回もテレビで見かけるほどの破竹の快進撃で、
出る度に「コマネチ!」とやるのだから、当然たけしさんのギャグとして定着したのです。


ナディア・コマネチ(1961年-)

Comaneci_001

妖精と呼ばれたコマネチさんは1976年、14歳で参加したモントリオールオリンピックの
段違い平行棒と平均台の演技で近代オリンピック史上初めての10点満点を出しました。
これは当時の世界的大ニュースで、コマネチさんは日本でも超有名人になりました。

ギャグ「コマネチ!」が誕生した1980年はその4年後、モスクワ五輪の年。
日本はボイコットしたし、コマネチさんも4年前ほどの勢いはなかったですが、
オリンピックの模様はテレビでは放送されました。
そこで、日本選手が出ていないからこそ、知名度のあるコマネチさんが
出ている体操が注目された面もあったかと思います。
そんな中で生まれたのが「コマネチ!」でした。


そもそもこのギャグの意味は何か?
いうまでもなく、レオタードのカット部分のセクシーさを強調したものです。

といっても、後のハイレグブーム(?)から比べれば全然大胆なカットではないし、
当時のコマネチさん自体、妖精と呼ばれた美少女だけど細く、中世的なイメージすらあり、
レオタード姿を揶揄されるほど大胆、セクシーな印象はありませんでした。

イメージよりも知名度からアプローチして成功したギャグかも知れません。
今回の写真を見てもそうですが、後のコマネチさんは肉感的なイメージもありますが。


男性編
たけしさんの当時のネタの流れとしては、
「コマネチ!」を一しきりやった後、「男の人も凄いですな」で男性編に入ります。
男性版は「アンドリアノフ!」が基本です。
ネタ元はニコライ・アンドリアノフ。旧ソビエト連邦の体操のエース、偉大な選手でした。


名言
このギャグに絡むたけしさんの明言として憶えているのが、
浅草出身の先輩芸人である三波伸介さんが亡くなった時のことです。

スポーツ新聞の見出しに三波さんの持ちネタをもじって、
「(亡くなるなんて)びっくりしたナァ、もう!」などと書かれていました。

それを見たたけしさん
「芸人てのは悲しいねえ。俺も死んだら
『コマネチ!のたけし死去』とか書かれんだろうなぁ。
『コマネチ!と毒舌でおなじみの』とかさ」

三波さんの死去が1982年なのでそれから29年、
お笑いの分野に限らず大きな数々の実績を残してきたたけしさんです。
今更、「コマネチ!のたけし」もないでしょうが、
しかしこんな話題になるくらいだから「コマネチ!」もしっかり名を残していいます。
29年前の心配が完全に払拭されたわけではないかも知れません。

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