【美術展】「美を結ぶ。美をひらく。」II 不滅のシンボル 鳳凰と獅子|サントリー美術館/芸術となった伝説の聖獣達
開館50周年記念「美を結ぶ。美をひらく。」 II 不滅のシンボル 鳳凰と獅子
2011年6月8日(水)-7月24日(日)
六本木 東京ミッドタウン サントリー美術館 この展覧会は終了しました
六本木の東京ミッドタウンにあるサントリー美術館で、
『開館50周年記念「美を結ぶ。美をひらく。」 II 不滅のシンボル 鳳凰と獅子』
が7月24日まで開催中です。
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/11vol03/index.html
中国から伝来した架空の動物、鳳凰と獅子、
この二聖獣を題材とした芸術や工芸作品を通じて、
古代から近現代まで、そのイメージの変遷を辿る展覧会です。
鳳凰
優れた天子が世に現れる兆しとして、古代中国で生み出された空想の鳥、瑞獣。
手塚治虫の『火の鳥』はまさにこの鳳凰のイメージであり、
しはしば西洋のフェニックス(不死鳥)とも同一視されます。
獅子
モデルは百獣の王ライオンであり、ライオンそのものを指す名称でもありますが、
半ば空想の聖獣、唐獅子として威厳や強さを象徴するイメージを持って、
日本に伝わりました。
古くは古墳時代の出土物から、近代の実在動物としてのライオンが取り入れられた姿まで、
グローバルに鑑賞できる催しです。
サントリー美術館
1961年、千代田区丸の内のパレスビル内にを開館。1975年には赤坂見附に移転、
2007年に現在の東京ミッドタウンに移転オープン。
美術館併設のカフェ(プロデュース:加賀麩 不室屋)にて展覧会記念メニュー「豆乳アイスと棒茶ジュレ」
六本木 東京ミッドタウン
六本木といわれますが、東京ミッドタウンは住所でいうと港区赤坂にあります。
美術館があるのはこのガレリアという棟。
裏手に広がるミッドタウン・ガーデン
同館では8月10日より、
『開館50周年記念「美を結ぶ。美をひらく。」 III コーニング・ガラス美術館特別出品
あこがれのヴェネチアン・グラス ―時を超え、海を越えて』
を開催予定。これも楽しみです。
my mixi
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