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2011年7月 5日 (火)

【美術】7月16日放送『美の巨人たち』のテーマはラファエロ『アテネの学堂』/ルネサンス屈指の大作をどう解くか

来年の話をすると鬼が笑うといいますが、
来週…というか、次々回のテレビ番組の話をすると誰に笑われるのでしょう。

7月16日放送予定のテレビ東京系『美の巨人たち』のテーマ作品(「今週の1枚」)はこの絵です。
*放送は終了しました。こちらに視聴後の感想などUPしています。

Raffael_001_2ラファエロ・サンツィオ 『アテネの学堂』(1509-1510年)
ルネサンス最大の画家ラファエロのあの大作がテーマとなります。

「アテネ」といっても、この絵がギリシャのアテネにあるわけではありません。
ローマのヴァチカン宮殿の「署名の間」に描かれた壁画です。
「署名の間」は四面ともラファエロによる壁画で占められています。
『アテネの学堂』はラファエロの描いた壁画の中でもおそらく最も有名なものでしょう。

哲学をテーマとしており、プラトンとアリストテレスを中心に、古代ギリシャの哲学者、学者ら賢者達を描いた絵です。
舞台となっているのがアテネなのですね。
神殿を思わせる学堂が、議論し、あるいは思索する古代の賢者達に埋め尽くされた壮大な作品です。

しかも、賢人達のモデルとしてレオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ・ブオナローティら、
ラファエロと同時代のルネサンスの芸術家達が登場しています。
実に興味深く、注目されるのも当然な絵です。

ただ、そもそもどの賢者を描いたものなのか、
またそのモデルとなったルネサンス人は誰なのか、
見解が分かれる面もあります。

番組ではどのような解釈が披露されるか、注目です。

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