【美術展】『ルオーの風景』パナソニック電工 汐留ミュージアム/20世紀孤高の巨匠の風景画に接す
ルオーと風景
パナソニック電工 汐留ミュージアム
2011年4月23日(土)-7月3日(日)
パナソニック電工 汐留ミュージアムで7月3日まで、
展覧会『ルオーと風景』が開催中です。
パナソニック電工 汐留ミュージアム
言うまでもありませんが、この美術館のパナソニック電工の経営、
汐留の同社東京本社ビル内にあります。2003年オープン。
20世紀フランスの画家ジョルジュ・ルオー(1871-1958)の油彩・版画作品
約200点をコレクションする、ルオーの専門美術館です。
ジョルジュ・ルオー(Georges Rouault 1871年5月27日-1958年2月13日)
フランス、パリの出身。
最初、ステンドグラス職人の道を歩むが、絵画をを志し、
官立の美術学校であるエコール・デ・ボザールに入学、
象徴派の巨匠ギュスターヴ・モローに師事します。
弧高の画家であったモローですが、晩年にエコール・デ・ボザールの教師に就任すると、
弟子達の個性を尊重する指導法でルオーやアンリ・マティスらを育て、
名指導者として名を残しました。
特にルオーとの親交は深く、モロー美術館の初代館長に就任します。
館長の仕事の傍ら創作を続け、宗教画や、娼婦、芸人等を描いた絵、また版画も制作しました。
フォーヴィスム(野獣派)に分類されますが、画壇とは距離を置き、
師匠同様に弧高の画家でもありました。
展覧会『ルオーと風景』
ポスターに載っている絵は『人物と風景』(1897年)
若き日の作品です。
タイトル通り、今回の展覧会はルオーと風景に焦点を当てています。
エコール・デ・ボザール時代の作品も含めて、生まれ育ったパリの下町の情景から、
ブルーターニュやヴェルサイユで出会った自然・田園の風景が描かれています。
やがて、こうした舞台にキリストが登場し、神秘的で静謐な聖書風景へと向かっていくのです。
所蔵作品に加えて国内の他の美術館の作品、更に海外の作品も出展されていますが、
海外作品については、残念ながら震災の影響で出展中止となったものもあるようです。
ミュージアムに隣接する鉄道歴史展示室(旧新橋停車場)の裏面のビアダイニング。
後ろのビルがミュージアムがあるパナソニック電工東京本社。
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