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2011年4月23日 (土)

スーちゃん逝く② キャンディーズとその時代/ピンク・レディー、ミニスカート、レッツコーヤング

Can_002
思いもかけなかったスーちゃん、田中好子さんの訃報に接し、
キャンディーズのこと、あの時代のことに色々思いを巡らしています。
追悼にもなっていませんが、思いつくことを徒然書いてみます。


1970年代を代表する女性アイドルグループ
キャンディーズ  1973年9月デビュー 1978年4月解散
ピンク・レディー 1976年8月デビュー 1981年3月解散

キャンディーズのデビューは1973年ですが、初めて大きなヒットは1975年、
ピンク・レディーは1976年デビュー。
70年代を代表するアイドルグループとはいっても、両方とも後半ですね。

前半はどうだったかといえば、もちろんソロの女性アイドルはいましたが、
この2組に匹敵するようなグループはいませんでした。
この2組が70年代を代表するといってしまって構わないと思います。

2組ともミニスカートで歌って踊ってというスタイル。
キャンディーズか安定した人気を得ていたところにピンクがデビュー、
爆発的なブームを巻き起こしました。

ですから、2組はライバルのように言われたりしましたが、ちょっとタイプが違います。
キャンディーズは小柄で、その名の通り可愛らしいイメージ、
ピンクは長身、大胆でちょっとハードなイメージでした。
Pin_0001ピンク・レディーのデビュー曲『ペッパー警部』のジャケット。
当時としてはかなり大胆な印象でした。
ピンク・レディーはこの歌が最高ですね。

この2組がコラボした映像もネットで見れますが、
コラボ用に合わせた衣装ではなく、それぞれの最新曲の衣装を着ていたりするので、
妙にチグハグな印象だったりします。この時代らしいとも言えますが。


ミニスカート
この2組はいうまでもなくミニスカート姿がトレードマークでした。
ところで、当時ミニスカートは一般には着られていたのでしょうか?
昭和40年代にミニスカートのブームがあったとも聞きますが・・。

ミニスカートは1960年代の終わりから70年代頭に日本でも大ブームになりました。
それこそみんながミニがはいた時代があったようです。
(もちろん皆が超ミニというわけでもなく、丈は様々だったようですが。)
ですから、この時代にデビューしたアイドルは、皆普通にミニをはいてました。

ブームは去るものです。特に当時の流行は極端でした。
一たびもう古いとなると、誰もはかなくなります。
キャンディーズのデビューはそんなミニの終焉期だったかと思います。
ピンク・レディーがデビューした頃には、街からミニスカートは消え去っていました。
稀少だったからこそ、彼女らのミニスカートが売りになったともいえるかも知れません。

ただ、彼女らが男性だけに人気があったのならわかりますが、
特にピンク・レディーなどは社会現象といえる程のブームを巻き起こし、
女の子たち(幼児から大人まで)は皆ピンクのフリまねをしました。
しかし、ファッションは真似なかったのですね。
まぁそのままコピーして普段着るには、ピンクの衣装は大胆過ぎましたが。


Can_001ミニスカートといえば、キャンディーズ初の大ヒット曲『年下の男の子』。

キャンディーズはデビューから解散までミニがトレードマークでしたが、
この『年下の男の子』、ネットで見れる紅白歌合戦の映像では超ミニのドレスで歌ってます。
しかし、リリース当時の歌番組では主に脚がまったく見えないロングスカート姿でした。
実はミニスカートでブレイクしたのではなかったのですね。

↓こんなスタイルでした。



人気者は・・?

その『年下の男の子』です。
デビューから1年半、これまではすべてスーちゃんがセンターでしたが、
この歌で初めてランちゃんがセンターでメインボーカルを務めました。
観てもらえばわかりますが、この歌はほぼランちゃんのソロ曲で、
スーちゃんとミキちゃんはほとんどバックコーラスのような感じです。

その曲が初の大ヒットとあってはスーちゃんも立つ瀬がないように思えます。
でも、そんな屈託をまったく感じさせないのがスーちゃんの偉いところ、
その後も、スーちゃんはランちゃんと人気を二分していました。

ではミキちゃんは・・・、可哀想だけど、人気面では少し落ちたかと思います。
最近映像を見直すと、ミキちゃんは一番可愛いくらいに思えるし、歌も踊りも凄く上手です。
ネット上でも同じような感想を持つ人も多いようです。

ミキちゃんはラストからひとつ前のシングル、アダルトなイメージの『わな』で初のセンターを務めました。
名曲ですが、当時は最後に花を持たせてもらったような印象でした。
今観ると改めて、ミキちゃんの歌唱力、動きのキレと安定感に感嘆します。かっこよさに痺れます。
note http://www.youtube.com/watch?v=ljN3WSljgLc&feature=related

Can_003

お笑い・バラエティ

キャンディーズはお笑い・バラエティ番組で随分コントをやったアイドルとして知られます。
バラエティに進出したアイドルの元祖とまでは、ザ・ピーナッツもいるので言い切れませんが、
かなり本格的にお笑いをやっていたことは、当時の印象としても間違いないです。

それはやはり当時の超人気番組『8時だョ!全員集合』にレコードデビュー前から
レギュラー出演し、ザ・ドリフターズと共演したことは大きかったでしょう。
なぜデビュー前から? と疑問に感じるかも知れませんが、
ドリフもキャンディーズも同じ渡辺プロダクション所属、
元々『全員集合』には渡辺プロの女性グループ、ゴールデンハーフがレギュラー出演しており、
キャンディーズはその枠の後任に収まったようです。
完全な後任なのか、ダブっていた時期があるのかまでは知りませんが。

ドリフとの共演に加えて『みごろ!たべごろ!笑いごろ!』での
伊東四朗・小松政夫との共演もまた伝説的です。

一方、キャンディーズ時代の3人はドラマや映画とはほとんど無縁だったと思います。
山口百恵や桜田淳子ら、同時代のソロのアイドルは女優としても活躍していますが、
グループとして目一杯活動していた彼女らにその余裕はなかったのかも知れません。

だから、解散の時点でスーちゃんもランちゃんも女優としてはまったく未知数でした。
その田中好子さん、伊藤蘭さんは復帰後、女優として長く活躍する一方、
バラエティとは疎遠だったように思います。これもちょっと興味深いです。


レッツゴーヤング
最後にこの番組のことを書きます。多彩に活躍したキャンディーズでしたが、
歌手・アーティストとしての彼女らの代表番組はこれだったかと思います。
日曜夕方のNHKで長く続いたアイドル歌手中心の歌番組でした。

この番組のスタートは1974年4月。
当初は1970年代を代表する男性アイドルグループ、フォーリーブスがメインの番組でした。
彼らも歌って踊ってしゃべれて、レベルの高いグループでした。
しかし、当時のフォーリーブスはアイドルとしては限界に近付いていた時期で、1年で降板、
1975年春からは『笑点』出身の4人組ずうとるびがメインになります。
ずうとるびの時代は2年続きますが、その後半にキャンディーズが加わります。

1977年春にずうとるびは降板、キャンディーズがメインとなります。
(余談ですが、このタイミングで番組限定ユニット、サンデーズが初登場します。
 メンバーチェンジを繰り替えしながら長く活躍しましたね。)
この時代の『レッツゴーヤング』は番組終盤にショーコーナーがあり、
多彩なステージが繰り広げられました。
キャンディーズも様々なジャンルに挑戦、アーティストとして実力を魅せてくれました。
このオープニングも印象深いです。



しかし、この年の夏に衝撃の解散宣言、秋には降板してしまいます。
短くて勿体なかったですね・・・。
でも短かったからこそ永遠の輝きを放ち続けるのかも知れません。

【アイドル】キャンディーズのスーちゃん、田中好子さん逝く/1970年代を代表する女性アイドルグループ
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/1970-fdd3.html

スーちゃん逝く③ キャンディーズ名曲の旅/『春一番』『あなたに夢中』シングル全曲データ
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-55eb.html

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