【美術】オルセー美術館展再訪/ジェルヴェクス『ヴァルテス・ド・ラ・ビーニャ夫人』
先週の土曜日、8月7日の夜、六本木の国立新美術館で開催中の『オルセー美術館展2010「ポスト印象派」』を再訪してきました。
金・土曜の夜は20時まで開館しているのですが、土曜の方はあまり認知されてないようで、ここしかないと思って行ってきました。
同じ展覧会を二度観るのは初めてです。今回は観ておくべきと思いました。
19時頃到着。チケット購入も入館も待つ事なく済みました。
館内もさすがにこの時間、最初は余裕を持って観れましたが、第3章のセザンヌあたりから混みはじめました・・というか、人が溜まっていたところに追いついたのですが。
その後は最終章までそれなりには混んでましたが、まぁゆっくり観れたと言っていいでしょう。
そして、前回さほど強くは印象に残らなかった中でも、まだまだ良い絵、お気に入りを色々と見つける事が出来ました。
それにしても、入館早々こんな美しい婦人が、こんな美しい背景で出迎えてくれるのですから、贅沢な話です。
アンリ・ジェルヴェクス『ヴァルテス・ド・ラ・ビーニャ夫人』
アンリ・ジェルヴェクス(Henri Gervex 1852–1929)はアカデミズム絵画の巨匠、アレクサンドル・カバネルの弟子にあたるようです。日本ではあまり知られていない名前です。
ちょっと写真を撮られるので、日傘を後ろ回してポーズを取ったようなイメージですね。
明るい陽光を浴びる白い肌、髪、服、日傘、花々と背景の樹木のコントラストが美しいです。
師匠のカバネルといえばこの絵が有名ですね。 『ヴィーナスの誕生』
さて、せっかく夜の六本木に来たのだから、ミットタウン近くのBarを久々訪問。
なんだかわかります?
バックバーが水槽になっていて、鮫が泳いでいるのです。
Bar Arannya
http://blog.arannya.jp/
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