【美術】オルセー美術館展2010「ポスト印象派」/六本木 国立新美術館
六本木の国立新美術館で開催中の『オルセー美術館展2010「ポスト印象派」』。
大変な盛況のうちに8月16日、閉幕しました。
http://orsay.exhn.jp/
国立新美術館は2007年1月開館の比較的新しい美術館。
作品を所蔵せず、企画展や貸会場を専らとする美術館です。
(それで“美術館”といえるのかという論議もあるようですが)
この春以降、東京近辺では特に印象派絵画周辺を中心に、展覧会が多く開催されてきましたが、このオルセー展は質・量とも別格の凄さだと思います。
公式サイトにある、
<これらの絵画がまとめてフランスを離れることは2度とない」(ニコラ・サルコジ フランス共和国大統領)>
<過去に日本で開催されたオルセー美術館展の目玉作品として紹介されてきた作品もずらりと並ぶ、まさに「ベスト・オブ・オルセー」展>
といったフレーズもあながち大袈裟とはいえないでしょう。
「ポスト印象派」という括りでまとめてしまうのも無理があるのでは?とも感じてしまいます。
どの絵が一番の目玉かというのも難しいですが、、。
フィンセント・ファン・ゴッホ作『星降る夜』
これはなんとも美しい夜景です。
10月からは同じ国立新美術館で没後120年展が予定され、ますます注目が高まるであろうゴッホですが、この絵などは今まで「ゴッホの絵はあまり・・・」と思っていた人も見直すのではないでしょうか。
ともかく、オルセー展は後2週間ちょっと。
夏休み中ともあり、混雑する日が多いでしょうが、是非観覧を薦めます。
(閉幕しました)
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