13.【特集】テレビドラマ

2022年5月 2日 (月)

木村拓哉主演『未来への10カウント』一桁視聴率9.9%/キムタクドラマ史上初? 伝説の終焉か

木村拓哉さん主演ドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日)第3話の視聴率が9.9%と発表されました。
木村さん主演の連続ドラマで単回の視聴率二桁割れは、おそらく初めてかと思います。


平成を代表するスーパースター 元SMAPの木村拓哉
異論のある人はあまりいないと思いますが、
この木村さんの凄さを最も分かり易く示すのが、主演ドラマの視聴率です。

他のスマップメンバーはほとんど関係なく、木村拓哉さんだけの凄さといえます。
他の俳優、男性・女性、ベテラン、若手と比べても、格違いの強さでした。


伝説の始まりはこのドラマ
ロングバケーション(1996年4月15日 - 6月24日、フジテレビ)平均視聴率 29.6%

連続ドラマとしては、おそらくこれが初主演。
惜しくも30%には届きませんでしたが、破格の数字です。
実は木村さんの人気からすれば、この時が初主演とは遅いくらい。
既に稲垣吾郎さんは中居正広さんは連ドラ主演がありましたから。
木村さんとすれば、満を持しての主演というところでした。

その後の主演ドラマはすべて高視聴率。
特に2000年前後は平均視聴率30%越えを連発しました。

ラブジェネレーション(1997年10月13日 - 12月22日、フジテレビ)30.8%
ビューティフルライフ(2000年1月16日 - 3月26日、TBS) 32.3%
HERO(2001年1月8日 - 3月19日、フジテレビ) 34.3%
GOOD LUCK!!(2003年1月19日 - 3月23日、TBS)30.6%

ざっとチェックした限りですが、この4本が30%を越えています。
この頃だと思いましたが、この数字を見た松本人志さんが呆れ果てたように
「みんな本当にキムタクのドラマが好きなんやな!」と言っていたのを憶えています。
芸能人にあだ名を付けまくっていた時期の有吉弘行さんは「ドラマバカ」「月9バカ」などと命名していました。


昭和のように、高視聴率が取れた時代ではありません。
今に比べればいいかも知れませんが、ちょうどこの頃、1999年スタートの『科捜研の女』などは
1期・2期とも一桁視聴率でした。
同じ枠の他のドラマがもっと悪かったから続いたようなもので、
この時代でも、二桁取るドラマを作るのは容易ではなかったのです。

2010年代のオバケドラマで社会現象にまでなった『半沢直樹』(2013年)ですら平均視聴率は29.0%です。
キムタクドラマがいかに凄かったかわかります。


キムタクドラマが一桁視聴率
上述のように、その木村さん主演ドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日 木曜21時)の
第3話の視聴率が9.9%と発表されました。
いつか来るべきものが、このタイミングで来た。仕方ないかも知れません。


木村さん主演連続ドラマでの単回一桁視聴率は史上初なのか?
だふん間違いないと思います。
この切り口で報じているサイトは少ないですが、あるにはあって、東スポWebが指摘しています。
キムタク主演ドラマ〝初の視聴率ひとケタ台〟の波紋「後輩のバーター出演難しくなる」の声


ドラマ『未来への10カウント』自体は、好感も持って観ています。
少し古いタイプのスポ根&学園青春ドラマ、ボクシングがテーマは珍しいですが。

ただ、木村さんのドラマなので、どうしても生徒ではなく木村さんに比重がいき過ぎる面があると思います。
この点については、昔から学園青春ドラマで主演が生徒ではなく先生というのは珍しくなく、むしろ王道なのですが、
スポ根に重きを置くとなると、実際にスポーツをやるのは生徒なので、歪みが出る面もあります。
第3話なども、女子部員にスポットを当ててはいましたが、結局木村さんが全部持っていくような感じ。
それでスムーズならいいのですが、ちょっと無理があったかなと。


何をやってもキムタク
木村さんの演技について「キムタクはどんな役をやってもキムタク」みたいな言われ方をします。
そう、これは当たっているかも知れません。
これも一概に悪いとばいえず、例えば昭和-平成のレジェンド 田村正和さんなどもそう言われたかも知れません。
でも田村さんは「何をやっても田村正和」だとしても、意外と役柄の幅は広い。
クールなアウトローも軽い優男も柔軟にこなし、でもどちらも間違いなく「田村正和」だったりします。

田村正和さんといえば、この人が後年、コメディで新境地を開いたようなイメージチェンジを
木村さんもしてもいいのでは、などと時々言われます。
ただ、田村さんがコメディ路線を開拓したのは40歳頃で、それまでに特異なポジションを築いてはいましたが、
三十代までは脇役もやっており、コメディもやり出してからが、本当の正和伝説の始まりでした。

木村さんは今年50歳。
既に田村さんに負けない伝説を築いていますが、これからとなると、田村さんのような柔軟さは感じにくい。
木村さんの堅さや狭さやのようなものは、役者としてのピートたけしさんに似ているようにも感じます。


未来への10カウント
ヒロインの満島ひかりさんは、CMなどで見せるエキセントリックさを抑え、
真面目で前向き、そして普通の女性教師を実に自然に演じているように感じます。
ともかく、まだ序盤だし、ドラマとしては挽回の余地は残してはいると思います。

Old Fashioned Club 月野景史

2022年4月23日 (土)

【元彼の遺言状】視聴率女王 綾瀬はるかの月9初主演作は迷走気味/“痛快ドラマ”となるのか?

今のドラマ分野で“視聴率女王”と言えば、
断トツとまでは言えませんが、綾瀬はるかさんでしょう。
米倉涼子さんもいるけど、ほぼ『ドクターX』1本になっていますし、
局やジャンルを越えて色々ドラマに出てとなると、綾瀬さんかなと。

その綾瀬さんの、意外にも月9初主演となるドラマ『元彼の遺言状』がスタートしています。

Motokare


初主演どころか、月9ドラマの出演自体初めてのようで、これも意外です。
4月11日に初回スペシャル、4月18日に第2話が前後編として放送されました。

綾瀬さんの役は敏腕女性弁護士とのことですが、
公式サイトを読むと、ジャンルとしては法廷物ではなく、謎解き主体のミステリーのようで、
私はも好きな分野で期待しましたが、残念ながらちょっと迷走気味のようです。
視聴率も、初回の12.1%から、2話は10.3%に落としてしまい、早くも二桁割れのピンチに陥っています。


痛快ドラマか?
このドラマ、公式サイトのイントロダクションによると、
“痛快リーガルミステリードラマ”とのこと。
綾瀬さんも以下のようにコメントしています。
「痛快な物語に毎週スカッとする、視聴者の皆様の明日の活力になるような作品にしたいです」

随分「痛快」を強調していますが、2話まで観た限り「痛快感」には乏しいです。
むしろ皆無と言ってもいいかも知れません。
ストーリー展開にも原因はありますが、
それ以上に綾瀬さん演じる主人公の弁護士・剣持麗子(けんもち れいこ)のキャラクターです。
金の亡者にしか見えないのです。

公式サイトによると、たしかに剣持は金にもこだわるキャラのようですが、
それ以前にまずクライアント第一、そのためにはどんな手を使っても勝ちにいくというように書かれています。
1・2話では、その部分がまったく見えません。
自分の利益と金儲けしか眼中になく、その為にはどんなことてもするタイプに思えます。


痛快なドラマとは?
またストーリーの面でも、
一般にこの手のドラマで“痛快”をアピールするなら、
善と悪がはっきりしていて、善が幸せになり、悪は滅びる展開が最も分かり易いでしょう。
しかし、それ以前の問題として、まずストーリーの結末が明快でないと、痛快足りえないと思います。
これらの点でも、1・2話は“痛快”とは言い難い、モヤモヤの残る話でした。

剣持のキャラを変える気がないなら、
逆に剣持が毎回手段を選ばす金儲けに万進して、結果的にひどい目に合う方がまだ痛快かも知れません。


制作初期に混乱?
ネットには、このドラマはキャスティングや設定が当初の構想から大幅に変わってしまったとの説もあります。
その説がそのまま正しいとも思いませんが、制作初期に混乱があったのでは、とは観ていて感じます。

分かり易い例を出すと、初回冒頭近く、剣持麗子のジャケットの色が、
明らかに継続連続するシーンなのに、まったく変わってしまったりしています。
鮮やかな赤から白に変わったので、凄くわかり易く、何か意味でもあるのかと考えたのですが、あるとも思えません。
これは見た目に分かり易い事例で、逆にどのような混乱があったかは邪推するしかないですが、
これ以外にも色々とチグハグ感はありました。


原作との微妙な関係
このドラマの原作は新川帆立氏による『元彼の遺言状』、つまり同名小説。
宝島社の「第19回『このミステリーがすごい!』大賞」の大賞受賞作です。
しかし、実はこの小説『元彼の遺言状』の内容は、ドラマでは2話まででほぼ完結してしまいました。

4月25日放送の第3話以降は剣持麗子と、1・2話で知り合った篠田敬太郎(大泉洋)が
バディとなって事件を解決していく物語になるようです。

では3話以降はオリジナルストーリーかというと(公式サイトにもそのようなことが書かれています)、
実はドラマ放送開始直前の4月8日に剣持麗子シリーズの続編となる
新刊小説『剣持麗子のワンナイト推理』が発行されています。
ただ、この新刊については番組公式サイトではふれられておらず、
今後、この新刊を原作としたドラマが作られるのかは分かりません。


痛快バディドラマになるのか?
結果的にですが、第1・2話はコンビ誕生までのプロローグで、
第3話からが本編スタートということになるのかも知れません。
小説『元彼の遺言状』の内容は2話で完結しているのに、プロローグとは変ではありますが、

ともかく、3話以降は綾瀬さんと大泉さんを生かした魅力的なバディ物、
そして公式サイトが謳う通りの痛快なドラマになることを期待します。

1・2話ではアガサ・クリスティの名がやたら出てきましたが、
3話以降で二人の本拠地となる事務所はシャーロック・ホームズのベーカー街の事務所を思わせるクラシカルなインテリアです。
ホームズ&ワトスンのような名コンビとなるのかどうか。
ちょっと不安もありますが。

Old Fashioned Club 月野景史

 

2022年4月21日 (木)

【ドラマ】『ミラクルガール』(1980)YouTubeで配信/『プレイガール』後継最終作 途中打切りの問題作?

ドラマ『ミラクルガール』がYouTubeの「TOEI Xstream theater」で毎週1本ずつ配信されています。
1980年に東京12チャンネル(現テレビ東京)で放送された由美かおるさん主演のドラマ。


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スタート時のメンバー


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最終メンバー



昭和40年代の人気ドラマ『プレイガール』にはじまる
東映制作の女性メンバーによるセクシーアクションドラマの最終作という位置づけのドラマ。
・・・もちろん、それで間違いないのですが、ちょっといわく付きの作品なのです。

『プレイガール』とは放映の断絶期間があり、一連のシリーズといえるかがちょっと微妙なのと、
実は諸事情あって途中打ち切りになったドラマなのです。
そんな作品を何故今配信しているかというと・・・、もちろんそれなりのドラマではあるのでしょうが、
それだったら、『プレイガール』や、直接の前番組の『ザ・スーパーガール』の方が相応しく思えます。
実はこの2本に比べて話数が少なく、短期集中配信に適しているから、というのも一因かと推測しています。



『ミラクルガール』第1話  おそらく全話配信終了までアップされていると思います



プレイガール(1969年~)
伝説のセクシーアクションドラマ『プレイガール』
一地方局であった12chの放送ですし、昭和40年代を代表するドラマ…というほどの視聴率ではないと思いますが、
昭和40年代のカルチャーを象徴する作品のひとつであったと思います。
パワフルさと退廃感を併せ持ったドラマでした。

同じ東映制作で、こちらは間違いなく昭和40年代を代表するアクションドラマだった
『キイハンター』の女性版ともいえました。


スーパーガールからミラクルガールへ
『プレイガール』は直接の続編で、リニューアル版ともいえる『プレイガールQ』が1976年3月に終了。
この路線としては3年ほどインターバルを置き、1979年にスタートしたのが「ザ・スーパーガール』でした。
『キイハンター』のヒロインだった野際陽子さんをリーダー役に迎え、
おそらく局の方針もあったでしょうが、『プレイガール』に比べると正統派アクション寄りのドラマでした。

こちらは特に大きな話題になったわけでもないですが、安定の内容で1年間続き、
その後番組として1980年3月にスタートしたのが『ミラクルガール』です。

主演のリーダー役は由美かおるさん。
私も最近、「TOEI Xstream theater」で配信されるまで知らなかったのですが、
由美さんは東映が『プレイガール』初期にダブって制作していた女性アクションドラマ
『フラワーアクション009ノ1』(フジテレビ)に出演していました。
その意味では野際さんと同じで、同種の東映ドラマでの実績があっての起用でした。

更にサブリーダー役は藤田美保子さん。
『キイハンター』の後継番組『Gメン75』の初代女性Gメンでした。
前作『ザ・スーパーガール』メンバーからも二人残留(続編ではないので別キャラ)。

キャストは万全の布陣で、スタッフも多くは前作からの続投だろうから何も問題ない筈ですが、
どうも初回を観た時から今いちというか、何か違和感を覚えていました。


謎の迷走?
その予感が的中したわけでもないですが、
開始早々に伊佐山ひろ子さんが降板(3話から出なくなり5話から新メンバー登場)するなど、
バタバタ感が伝ってくるような事態になりました。

更に13話でもう一人降板、14話から新メンバー加入に合わせてオープンニングとエンディングの
映像を一新(歌はそのまま)しましたが、あえなく19話(7月28日)で終了となりました。
最終回の切りの悪い日付からみても、打ち切りだろうなとは思いました。

当時は裏事情も視聴率もわかりませんでしたが、オープンニングの変更などテコ入れの形跡はあり、
視聴率低迷が打ち切りの原因だろうと思っていました。

ただ、近年のネット等の情報によれば、制作サイドは続けたかったが、
現場のトラブル、不協和音が原因でもあるらしく、
そう考えれば、伊佐山さんの早すぎる降板なども納得できます。


尻上がりに内容充実か
そんなドラマについて、何が書きたいか?
最初に観た時、違和感を覚えたと書きましたが、
それはつまり端的にいえば「あまり面白くないな」と思ったということです。

ただ、あくまで当時一度だけ観た記憶ですが、回が進むにつれ、徐々に良くなってきていたように思うのです。
だから、中途半端な時期・話数で唐突に終わった時は、
「せっかく面白くなってきたのに残念」と感じたように憶えています。

当時の淡い記憶ですが、今回の配信で確認できそうで、楽しみにしています。



※主題歌の違和感
このドラマを最初に観た時の違和感の原因のひとつは由美かおるさんが歌う主題歌にあります。

今聴くと、歌自体は独特の世界観で面白い面もありますが、このドラマのテーマ曲として相応しいと思えない。
甘ったるいメロディもそうですが、

♪女は綺麗でなければ値打ちなど出ない
♪綺麗でなければ女でないわ

この歌詞、今なら結構問題では?
いえ、当時としてもどうかと思いました。

ましてこのドラマのテーマ曲としては、かなり疑問です。
たしかに美しく、きれいな女性達によるセクシーアクションが魅力のドラマですが、
『プレイガール』以来、このシリーズは「男なにするものぞ」の強い女性像こそが売りだったかと思います。
それをにしては、男に媚び切ったようなこの歌詞はなんだろうと感じたのです。

それにOPもEDも由美かおるさんの同じような甘めの曲では、さすがにちょっとくどい。
両方ともアクションドラマらしいパワー、アクティブ感がまるで感じられません。
前作『ザ・スーパーガール』はOPとEDが違うタイプの曲で、メリハリが効いていたのに。

更にいえばバックの映像も突っ込みどころが色々です。
エンディングは『フレイガール」風の映像でしたが、これも上手くリメイクできてなくて、外しているような。
こちらも末期のリニューアル版はだいぶ良くなったように憶えているので、これも確認したいところです。

Old Fashioned Club 月野景史

2022年1月 3日 (月)

【トラマ】『緊急取調室』スペシャル/“キントリ”はメンバーチェンジで継続するのか?

1月3日放送のテレビ朝日のスペシャルドラマは天海祐希さん主演。
『緊急取調室 特別招集2022〜8億円のお年玉〜』でした。

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『緊急取調室』 通称 “キントリ”
『相棒』『科捜研の女』『特捜9』『警視庁捜査一課長』『刑事7人』『遺留捜査』・・・、
ずらっと並ぶテレビ朝日の人気警察ドラマシリーズの1本。
ただ、上に挙げたドラマはすべて東映制作ですが、『キントリ』は違います(国際放映→アズバーズ)。

そして、制作ペースが年1回ではなく、だいたい中二年くらい開くのも特徴。
そういった意味で、テレ朝警察ドラマシリーズの中では、ちょっと異色の存在です。


さて、2021年放送のシーズン4で、キントリは解散になって終わりました。
これはあくまで、運用停止とのことで、今回の事件の取調べにあたっての限定復活という設定でした。

まぁ安定の面白さでしたが、少し気になる点もありました。
スタート以来、天海さんと共に取調べにあたってきた、小日向文世さんとでんでんさんが
出演はしましたが、それぞれ異動先の部署での多忙を理由に捜査に参加しなったのです。

元々『キントリ』にはもう少し若いレギュラーキャストもいますが、
天海さんと共に取調べに当たる一番近い同僚は小日向さんとでんでんさん、それに故大杉漣さん、
番組スタートの2014年時点で、警察官の定年60歳を恋える3人の俳優で、
シリーズ化を見据えているとすれば、年齢的に無理があるキャスティングに思えました。
『相棒』のように、長く続けていく中で皆が年を取るのは仕方ないですが、最初からなので。


今回は二人に替わって、比嘉愛未さんと野間口徹さんが加わりました。
野間口さんは向いてるかも知れません。

今後はどうなるのか?
そもそも今後があるのかも不明ですが。
連続ドラマにしろ、単発スペシャルにしろ、やるのではないかとは思います。

私はでんでんさんは今回のようにセミレギュラーとして関わり、
小日向さんはキントリメンバーとして出演してほしいと思っていますが。

Old Fashioned Club 月野景史

2021年6月 9日 (水)

【伝説のドラマ】『特命刑事』/ 渡瀬恒彦と小林稔侍 この後数十年の活躍を予感させる熱い共演

東映のYoutubeチャンネル「TOEI Xstream theater」で配信中の
『特命刑事』(『大激闘 マッドポリス80』リニューアル)
今週の配信は第2話「脱獄」(本放送 1980年8月)。
メインゲストは主演と渡瀬恒彦さん同様、東映生え抜きの小林稔侍さんでした。


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渡瀬さん36歳  稔侍さん39歳  渋い!



昭和~平成の有名スター・名優二人の共演。
といっても、それは今だから思うこと。
当時の小林さんはまだスター俳優ではありませんでした。

小林さんはこれ以前、同じ東映制作の人気ドラマ『バーディー大作戦』(1974年)で1年間、
レギュラーの刑事役を務めたことがありましたが、その後は再び脇役暮らし。
今回は東映作品ということもあってか、メインゲスト格でしたが、
この頃でも他のドラマでは「この人がこんな役!」と思うような“端役”のこともありました。

もっとも、実は渡瀬さんの方も
東映映画では主演スターでしたが、お茶の間での認知度はそれほど高くなかったと思います。
実際、このドラマも視聴率的には苦戦したようだし。
渡哲也さんの弟としては知られていましたが・・・。


ともかく、東映映画では多く共演してきた二人ですが、
主演スターと脇役・端役、クレジット的な意味での格には大きな差がありました。
しかし、今回は “がっぷり四つ” 互角の熱い共演でした。
これからまもなくブレイクとして人気俳優になっていく小林稔侍さん。
渡瀬さんと二人、この後数十年にわたるテレビドラマ界での活躍を予感させてくれます。




『特命刑事』OP



権力者の息のかかった刑務所に服役している稔侍さん。
彼を脱獄させ、大物悪党逮捕のための証言させようと、囚人として乗り込む渡瀬さんと中西良太さん。
スリリングで濃厚なドラマでした。

実は私が「このドラマ凄い!」と思って見直したのも、この回でした。
本放送以来の再見でした。

Old Fashioned Club 月野景史

2021年6月 5日 (土)

【伝説のアクションドラマ】『大激闘』続編『特命刑事』/ 東映のYoutubeチャンネルで配信開始

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狂熱の80年代の幕開け、1980年4月にスタートした伝説のドラマ『大激闘 マッドポリス80』。

途中でリニューアルしてタイトルを『特命刑事』と変更し、
同年9月まで合わせて2クール放送されました。

Youtubeの、このドラマの製作元である東映のチャンネル「TOEI Xstream theater」で、
『大激闘』に続き『特命刑事』の配信が6月2日(水)から始まりました。※追記:配信終了




『大激闘 マッドポリス80』OP



このドラマ、私の記憶だと、地方局やBS、CSは別にして、
日本テレビでの再放送は80年代に一度だけ、
それも『大激闘』だけで、『特命刑事』は放送されなかったと思うので、
今回はなかなか貴重な機会です。
まぁDVDは出ているので、“幻の作品”でもないのですが。


伝説のドラマとは書きましたが、半年2クール放送中にリニューアルされたことからもわかるように、
放送当時は好評というわけでもありませんでした。

刑事・探偵ドラマが放送されていた日本テレビ火曜21時枠。
それこそ“伝説的”な松田優作の『探偵物語』の後番組としてスタートしました。

私は好きでしたが、
いかにも東映的な泥臭い、やり過ぎ系アクションは、少し古臭く、時代からずれているようにも感じられ、
人気がもうひとつ盛り上がらないのもわかる気がしました。

『探偵物語』の前は石原軍団の『大都会パートⅢ』が放送されていて、
そちらはテレビ朝日に移籍して『西部警察』となり、ド派手なアクションを売りにして大人気。
しかし、アクション物なら東映が本家本元。
『大激闘』も『西部警察』に負けじと過激なアクションを繰り広げたのですが、
ちょっとのずれていたのですよね。難しいところです。


『大激闘』か『特命刑事』か
今回の『大激闘』配信中に、この後は『特命刑事』を配信するというアナウンスがなかったので、
コメント欄には引き続いて『特命刑事』の配信を望む声が多く寄せられていました。
それがかなったのはよかったです。

ただ、コメント欄を読む限り、どちらかといえば『大激闘』支持者が多いように感じます。
私は逆で、どちらかと問われれば、『特命刑事』支持です。

何か変わったかというと、
『大激闘』は「ジャパンマフィア」という架空の悪の巨大組織と、
マッドポリスと呼ばれる警官達との闘いを描きました。

『特命刑事』はジャパンマフィアの勢力が衰えた後の世界が舞台で、
マッドポリスは様々な事案に挑むことになります。

『特命刑事』の方が話のバリエーションが広く、荒唐無稽な中にもリアルな面白さがあったと思います。
でも、どちらも好きです。


そして、今回見直して、改めて面白い、最高と感じました。
キャストには亡くなった方、ご健在だけど、当然だいぶ年を取られたなという方も多いですが、
若き日の溌剌とした姿が見れて、懐かしい限りです。

故渡瀬恒彦さんの雄姿、

そして『相棒』の内村刑事部長、片桐竜次さんの若くてあまりにかっこいい姿は必見!
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出演者(マッドポリスメンバー)
渡瀬恒彦
梅宮辰夫
志賀勝
片桐竜次
中西良太
堀川まゆみ
桜木健一(『特命刑事』より加入)
山岡健(『特命刑事』より加入)



Old Fashioned Club 月野景史

 

 

2020年12月11日 (金)

【ドラマ】『監察医 朝顔』 女性を撃ったのは桑原か? /第7話の展開を予想

異例の2クール放送となっている月9ドラマ『監察医朝顔』の第2シーズン。
12月7日に第6話が放送されましたが、
どうやら前半のクライマックスともいえる場面に差し掛かっているようです。

このドラマ、主人公の朝顔(上野樹里)は法医学教室に勤める監察医なので、
当然、毎回遺体が関わるような事件が起こるのですが、
一方で東日本大震災も絡めたホームドラマ的な要素も強く、
あまり事件捜査物、ミステリとしての作り込みは期待できない面があります。

しかし、今回は朝顔の夫である桑原(風間俊介)に重大な嫌疑がかけられており、
今回と次回とで2話、もしくはそれ以上を費やすのだから、事件部分もお座なりにはいかないでしょう。
そもそも、微妙な前ふりまで含めれば、前々回から話が始まっています。


ごく大雑把に状況説明すると、
田村聖奈(中村里帆)という女性を正面から射殺したとの嫌疑をかけられた桑原。
桑原は、聖奈の恋人である桐谷大和(坂本慶介)が背後から撃ち、逃亡したと主張。

しかし、鑑定の結果、聖奈は正面から撃たれており、
しかもその時間には桐谷は既に死亡していたということで、絶対絶命。


さて、次回ですべて解決するのかわかりませんが、
予想、ミステリとしての謎解きを試みます。
ネットでも色々書かれていますが、錯綜しているようです。


とりあえず、桑原中心に見て、問題を2点に絞ります。

1.聖奈を撃ったのは桑原か
2.銃撃現場に居た筈の桐谷が、その時間には既に死んでいると鑑定されたのはなぜか


以下、ごく簡潔に検証します。

1.聖奈を撃ったのは桑原か
てっきり背後から桐谷が撃ったかと思っていたら、
聖奈は正面から頭を射抜かれていた、という鑑定結果が出てしまいました。
となると、正面から発砲した桑原が撃ったということになってしまいます。


私の結論
実は聖奈は桑原が現場に到着した時には正面から撃たれていて、既に瀕死の状態だった。
ということだと思います。

頭を撃たれて、しゃべれるのかという問題がありますが、
そこは法医学的な理屈を付けるのでしょう。

これには、かなり微妙な証拠があります。

実は、銃撃シーンは前回第5話のラストと、
第6話の冒頭で2度オンエアされています。

第5話では、桑原が発砲する前に、聖奈の額には銃創らしきものが見られます。
これに間違いなければ、私の説の確かな裏付けになります。

ただ、第6話冒頭では、同じシーンに見えますが、傷が確認出来ません。
これは…、制作側の意図がよくわかりませんが。

画像をアップして、見比べてもらうといいのですが、とりあえずやめておきます。


ひとつ気になるとすれば、
聖奈を解剖したのが、朝顔でも、主任教授の茶子(山口智子)でもなく、藤堂だったこと。
鑑定の誤りということもあり得なくはないか・・・。
しかし、桑原と対面した時点で聖奈は瀕死のように見えるし、たぶん間違いないかと。


2.聖奈の銃撃現場に居た筈の桐谷が
   その時間には既に死んでいると鑑定されたのはなぜか


これはちょっとややこしい。
そもそも充分なヒントが提示されていないし、真っ当に謎解きするのは難しいと思います。

まず、桑原の認識について考えてみます。

①聖奈の恋人が桐谷という男だ
②聖奈のスマホで、聖奈と一緒に写っている写真の男が桐谷だ
③聖奈の銃撃現場から逃げたのも桐谷だ

なのに、桐谷は聖奈の銃撃前に死んでいるとなったから、
桑原には聖奈射殺に加えて、桐谷殺害の嫌疑までかかってしまった、
というのが第6話のラストです。


聖奈に関わる二人の男
聖奈には交際相手と、その彼氏に関わる “危ない奴” という、二人の男が関わっている筈です。
しかし今のところ、一人しか登場していません。
もしかしたら、何か混同があるのでは、と考えてみました。

上に挙げたうちの②が、たぶん間違い。
スマホに聖奈と一緒に写っていたのは彼氏の桐谷ではなく、
桐谷に接近しているという危ない男。
その男のことを聖奈は桑原に相談したのだが、
仲良さそうに写っていたので、桑原は彼氏だと勘違いしてしまった。

つまり、銃撃現場にいたのは桐谷ではなく、その危ない男。
となると、聖奈を正面から撃ったのも、その前に本物の桐谷を殺したのも、
その男ということでしょう。

これで一応、筋は通ると思います。

しかし画面に映った以下の点を比べると、

・聖奈のスマホに写っていた男
・現場で発砲した男
・警察が持っていた、桐谷大地の写真

この3人は同一人物に見えます。
だとすれば、私の推理は成り立ちません。
それに、私の説だと叙述ミステリ的な謎解きになってしまい、
次回で朝顔たち監察医の活躍がなくなってしまいます。

現場で発砲したの指輪も目立ったいて気になりますが、どう絡むのか?


いずれにしろ、上に挙げた二人の男がカギになると思います。

複雑に絡んでしまった糸を、朝顔たちが解いていくのではないでしょうか。

全体にヒントが少なく、かなり無理な憶測からの推理です。
『相棒』の前後編での推理も外したし、今回も怪しいものですが、
どうなりますか。


Old Fashioned Club 月野景史

2020年6月17日 (水)

横溝正史が金田一耕助以前に生み出した忘れられた名探偵・由利麟太郎 令和にまさかの復活

6月16日(火)からフジテレビ系(カンテレ制作)のドラマ、
『探偵・由利麟太郎』がスタートしました。

由利麟太郎とは?
知っている人は少ないでしょう。
あの金田一耕助シリーズで知られる日本の推理小説・探偵小説の巨匠・横溝正史が
金田一より先に生み出した、もう一人の名探偵。



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ドラマ第1話の原作『花髑髏』(角川文庫版)


由利麟太郎シリーズは元警視庁捜査課長で私立探偵の由利先生と、
新日報社の新聞記者、三津木俊助とのコンビ物・バディ物として認識されています。
今回は由利麟太郎&三津木俊助シリーズの超入門です。


金田一耕助と由利麟太郎
金田一と由利、両者は活躍した時代がずれています。
由利は1933年に初登場、最後の登場が1950年。
一方の金田一は1946年が初登場で、1980年まで描き続けられました。
大雑把に言えば、横溝正史にとって戦前の代表作が由利麟太郎&三津木俊助シリーズ。
それと入れ替わった戦後の代表作が金田一耕助シリーズということになります。

時代的には由利シリーズの方が古いのですが、
地方の旧家を舞台にした土俗的な作品のイメージが強い金田一シリーズに比べると、
由利シリーズは都会的でスマートな印象がありました。

しかし、金田一耕助が日本の名探偵の代名詞と呼んでいいビッグネームになったのに対し、
由利&三津木は忘れられた存在といっていいでしょう。


もっとも、その金田一シリーズの道のりも平坦ではありませんでした。
戦後登場した金田一物は一躍人気シリーズとなり、
1940年代から1950年代には片岡千恵蔵らが演じて映画も多く作られました。
(その風貌は原作と違うスマートなスーツ姿が主流でしたが)
しかし、1960年代には過去のものになり、横溝の創作そのものも減っていきました。

それが1970年代に入り復権して大きなブームが起き、映画やドラマも数多く作られました。
この時期、角川文庫の横溝シリーズはその刺激的な表紙装丁も合わせて大人気となりました。

実は由利&三津木シリーズも角川文庫で多く刊行されており、
それなりの数の人々が読んだと思います。
私もその頃、由利作品にも親しんだのですが、
こちらが話題になることはほとんどありませんでした。

由利シリーズの作品が映像化されるとしても、原作通りに作られるのは僅かで、
探偵役が金田一に挿げ替えられることが多かったです。

その由利麟太郎と三津木俊助のバディが令和に連続ドラマで蘇るとは!


ドラマ『探偵・由利麟太郎』
原作は戦前の昭和の話ですが、今回は令和の現代に時代を移しています。
とはいえ、レトロな雰囲気を醸し出していましたが。

そして、舞台は東京から京都に変更。
これは何故でしょう?

制作が関西のカンテレだからか?
カンテレ制作だからといって関西舞台とは限らないですが、
今回は敢えて設定を変えたようです。
実際の制作に当たるのは『科捜研の女』などの東映京都撮影所。
舞台を京都にした方が、原作のレトロ感が出るという意味もあるのかも知れません。

由利先生役は吉川晃司、三津木役は志尊淳。
キャラクター設定も原作とはちょっと違うように感じます。
特に原作の三津木は新聞社の花形記者ですが、ドラマではミステリ作家志望の青年。
ここはそもそも原作の由利&三津木があまり知られていないので、
キャラを変えても面白いドラマになれば、あまり問題ないかも知れませんが。

その初回「花髑髏」を観ての感想ですが、
まず被害者・加害者側の人間関係を原作以上におどろおどろしくしてしまった面があるかと思います。
いかにも横溝作品らしいと誤解している人もいるようですが、原作通りではありません。

個人的には好きなタイプのドラマなのですが、
少々無理も感じました。


連続ドラマといっても全5話の短期集中型。
コロナ禍の前に撮影を終えていたのでしょう。
元々、オリンピックと重なる7月クールの放送予定だったとも聞きます。
あと4話、どんな世界を観せてくれるのか。

Old Fashioned Club 月野景史

2020年5月24日 (日)

コロナ禍で休止中の連続ドラマの再開は?/緊急事態宣言解除へ

新型コロナウイルス感染による影響、そして緊急事態宣言。
現代に生きる私たちはかつてしたことのない未曾有の経験を様々強いられています。

ともかく多くの人々が社会活動の自粛、つまり外出自粛を求められている状況。
そうなると、仕方ないから家でテレビでも見てるか、と考えるのがわれわれテレビ世代。
特に現実を忘れ、フィクションの世界であるドラマを楽しもうと思うのも当然の心情。

しかし、このテレビドラマの分野に異変が起きています。
まぁ当然のことなのですが。
コロナの影響で、ドラマの撮影も自粛しているのですから。


日本の連続ドラマは3ヶ月1クールで終了するものがほとんどです。
1月、4月、7月、10月に新ドラマがスタートし、
3ヶ月で最終回を迎えるというのが一般的。
ですので、この4月も多くの新ドラマがスタートする予定でした。


そして、今年2020年の4月はまた特別でした。
夏に東京五輪が予定されており、どう考えても7月はドラマで勝負すべき時ではない。
それならばということで、各局とも4月クールに勝負作を投入予定でした。

特に過去のヒット作の続編が多いのが特徴。
その筆頭が2010年代を代表する大ヒットドラマ『半沢直樹』でした。
この『半沢』をはじめとする多くのドラマが初回放映すらない状態で、
早や5月も終わりというところにきています。
こんなこと、かつてあったのか?
太平洋戦争の時には日本のテレビの放送局はありませんでした
テレビドラマは戦後の平和な事態に生れ、育った娯楽です。
こんな混乱はかつてありません。
ですので今回の事態は、日本の視聴者が始めて経験するものです。

それにしても、初回放送すらかなわなてドラマがこんなに多いとは。
4月スタートのドラマならだいたい2月中、遅くとも3月前半にはクランクインするでしょう。
そして、撮影が休止になったのが、4月の初旬頃。

となると、初回分の撮影くらいは終わっていそうな気もしますが、
初回だけ放送して当分休みというのもかっこつかない。
特に『半沢』のような大プロジェクトとなると、余計中途半端なことはできません。

というわけで、初回放送が無期限延期という作品が多数発生しました。
そして、テレビ朝日の『特捜9』や『警視庁・捜査一課長』のように無事スタートし、
4月を乗り越えたドラマも、5月に入りストック切れしてしまいました。


さて、緊急事態宣言もようやく全国的に解除が見えてきました。
しかし、ドラマの撮影はすぐに再開できるのか?
普段、ドラマの撮影現場など目にする機会は滅多にないですが、
多くの人達が関わる大掛かりなものであることが想像できます。

警察ドラマの屋外の事件現場などはキャストも多いだろうし、
セッティングも大掛かりでしょう。
警察者ではないですが、『半沢直樹』も大変そう。
一番大変なのはやはり大河ドラマか。

もちろん、スケールダウンして制作することも可能でしょうが、
大河や『半沢』など実績のある作品で、
苦し紛れにそれをやるべきなのかという問題もあります。
苦しいところでしょう。

Old Fashioned Club 月野景史

 

2020年5月14日 (木)

本木雅弘の斉藤道三 好評のうちに退場/大河ドラマ『麒麟がくる』

私の過去ブログの中でもアクセスが多いのが、
本木雅弘さんについて書いた以下のページです。

【俳優】本木雅弘の変わらぬ美形/ドラマにはもう出ないのか?
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/post-34b1.html


俳優として充分な実績や評価がありながら、
最近ドラマ出演が途絶えている本木さんへの出演希望を書いたものですが、
その思いが通じたのか(?)、今年は大河ドラマ『麒麟がくる』の斉藤道三役での出演がかないました。


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大河ドラマへの出演も20年以上後無沙汰ですし、
また主役以外での出演もかなりレアです。

ところがこの『麒麟がくる』、放送開始前に道三の娘・帰蝶役で出演予定だった
沢尻エリカさんの逮捕による撮り直しのために開始が遅れ、
始まったと思ったらコロナ禍と、何かと落ち着かず、
ついつい書きそびれていました。

しかし、本木さんの道三は第2話で見せた冷酷ぶりが早々に話題を呼び、
わが意を得たりの評価となりました。

その道三も緊急事態宣言下の5月10放送の第17話で最期を迎えました。
ともかく、道三の登場回が無事終わったのはよかった。
しかし、新型コロナウイルスの影響で撮影は休止しており、
6月にはストック切れになるようです。


それにしても、沢尻問題による撮り直しでスタートが遅れたとはいえ、
明智光秀主役の大河で斉藤道三が5月まで登場するとは思わなかった。
劇中の時間経過だと、スタートから道三の死まで約10年です。
この後、光秀が歴史の表舞台に登場するまで更に約10年あります。
歴史に登場してからが約15年。

この回まで、美濃時代の光秀についてはほぼすべてフィクションです。
そもそも美濃にいたのかさえ、定かではありません。
その時期についての記述に、随分と時間を割いたものです。

Old Fashioned Club 月野景史

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