13.【特集】テレビドラマ

2019年7月29日 (月)

【ドラマ】名取裕子主演 木曜ミステリー 『京都地検の女』 超入門/続編は作られないのか

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木曜ミステリー『京都地検の女』全9シーズン(2003-2013)

この画像はシーズン5-7のメンバー


『科捜研の女』を放送する「木曜ミステリー」枠ではかつて、
名取裕子さん主演の『京都地検の女』が放送されていました。
2013年を最後に休止中ですが、シリーズ終了はアナウンスされていません。
最近も思い出したように、テレビ朝日で午後に再放送されています。

「木曜ミステリー」は1999年1月にスタート。
警察や報道関係者、探偵等を主人公とする、京都を舞台とした事件捜査物。
当初は視聴率は苦戦しましたが、
初年度にスタートした『京都迷宮案内』(橋爪功主演)と『科捜研の女』(沢口靖子主演)
2002年スタートの『おみやさん』(渡瀬恒彦主演)がやがて安定した数字を取るようになりシリーズ化。
その状況の中、2003年にスタートとしたのが『京都地検の女』でした。

このドラマも安定した視聴率でシリーズ化され、2013年まで9シーズン制作されました。
(2004年と2008年は休止)


番組概要
名取裕子さん演じる主人公・鶴丸あやは京都地検の女性検事。
検事が主役というと木村拓哉さん主演の『HERO』などもありますが、
警察ドラマテイストの本格的な事件捜査物の連続ドラマで検事主役は珍しいかと思います。

検察での上司は故蟹江敬三さん。
亡くなったのはシリーズの2014年なので、最後まで出演されています。
ただ、1話あたりの出演時間は多くはありません。

事件捜査物なので、やはり警察官が実質のバディで準主役格となります。
京都府警の刑事役でシーズン4までが船越英一郎さん。

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船越さん時代のシーズンの再放送は近年はほとんどありません。

シーズン5からは船越さんに変わり寺島進さんが出演します。

警察関係では所轄署の刑事役で益岡徹さんが出演。
益岡さんの部下として若い刑事が登場するシーズンもありました。

もう一人の主要ポジションとして、暴走気味の鶴丸に翻弄される検察事務官がありました。
シーズン7までは渡辺いっけいさん、
8と9には故大杉漣さんが出演していました。

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最終(シーズン8-9)の主要キャスト


鶴丸家の存在

そして、鶴丸あやの口癖・キャッチフレーズは「主婦の勘(カン)」。
そう、あやは『科捜研の女』の榊マリコと違い、家庭のある主婦です。

とはいっても、夫の章太郎(章ちゃん)は東京に単身赴任で一度も顔を出して登場していません。
娘の鶴丸りん(脇沢佳奈)と、京都の町屋風住居に二人暮らしをしています。
(ただ、あやは会話の中でしつこいくらい愛する夫の存在を口にしますが)

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この住まいは『科捜研』のマリコの住居と似た京都の風情を感じさせるものですが、
鶴丸家は母娘の暮らしの場であるだけでなく、検察や警察の仲間達が集うサロンにもなっており、
存在感が大きかったです

娘のりんはシーズン9の初回で結婚して鶴丸家を離れます。
これは脇澤さんの女優引退によるためのようです。

あやのプライベートではもうひとつ、近所の主婦仲間3人+1人との井戸端会議も定番でした。
彼女らとの賑やかなやりとりの中で事件解決のヒントをつかむ、
これは『相棒』の「花の里」とも共通するスタイルでした。


安定の時代
視聴率はシーズン1(2003年)は10.2%でしたが、
シーズン2(2005年)から6(2010年)までは安定的に12%台を獲得。
木曜ミステリーは『迷宮案内』、『科捜研』、『おみやさん』と合わせて4本の人気シリーズを抱え、
その合間に新作も作られるなど、いずれも“高視聴率”とまでは言えずとも安定した数字を残し、
古い言い回しを使えば、すっかりお茶の間に定着しました。
(『迷宮案内』は2009年のスペシャルをもって休止)

しかし、シーズン7(2011年)からは数字が低迷するようになります。
ただ、この傾向は『科捜研』と『おみやさん』も同様でした。
デジタル放送となった2011年頃から地上波ドラマの数字も全般に厳しくなりました。


休止とその後
最後となった2013年のシーズン9の視聴率は11.1%で、休止を決断するほど低くはないと思われますが、
『おみやさん』も前年2012年のシーズン9の11.0%を最後に休止状態に入っており、
当時としては継続か否かのデッドラインを越えてしまったということなのでしょう。

『おみやさん』はその後、渡瀬恒彦さんが死去するまで3本の単発スペシャルが放送されましたが、
『京都地検』は連ドラとしての休止以降6年経ちますが、一切続編は作られていません。

ただ、名取さんは2015年に『迷宮案内』の橋爪功さんとのW主演で
『最強のふたり〜京都府警 特別捜査班』にて今度は京都府警の女性刑事を演じています。
この時期は『科捜研』以外の木曜ミステリーは何をやっても苦戦していて、
切り札とでもいうべきこのドラマも視聴率はふるいませんでした。

それにしても、名取さんもまだまだ若いし、再放送も時々あるのに、
『京都地検』が単発でも6年間1本も作られていないのは不思議に思います。
ひとつには、上司である京都地検刑事部副部長(8から部長)を演じてきた蟹江敬三さんが
2014年に亡くなったからという面もあるかも知れません

しかし、前述のように蟹江さんは出演シーンはそれほど多くはなかったし、
準主役格の主要キャストの変更がありながらも続いてきたドラマなので、
それが主因とも思えない節もあります。
『おみやさん』は単発SPの2本目と3本目は渡瀬さん以外ほぼキャスト総取替えで作られています。

それがいいとも思えませんが、そうしているうちに、
残念なことに大杉漣さんまで昨年亡くなってしまいました。

しかし、6年は少し間が空きすぎたようにも感じますが、
名取さんは変わらず健在ですし、寺島さん、益岡さんが揃うなら、
単発スペシャルでの続編があってもいいように思います。

Old Fashioned Club  月野景史

 

2019年7月25日 (木)

【芸能】元SMAP3人の出演圧力で公取がジャニーズ注意/これを機に草彅剛ドラマ復帰『スペシャリスト』復活希望

元SMAPのメンバーで、解散後にジャニーズ事務所を退所している
稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんの「新しい地図」の3人を出演させないよう、
民放テレビ局に圧力をかけたことが独占禁止法違反(不正な取引方法)につながる恐れがあるとして、
公正取引委員会がジャニーズ事務所を注意したと伝えられています。
https://www.news-postseven.com/archives/20190725_1418808.html

ニュースとしての真偽はともかく、この問題は本当に不可解です。
3人ともCMではよく見かけるので、テレビから完全に干されているわけではありません。
有名な大手企業のCMに複数出ています。

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宝くじ「ロト&ナンバーズ」のサイトより


しかし、バラエティ系もドラマも、テレビ番組では本当に見かけません。
メジャー企業が複数CMに起用しているのだから、
本来民放テレビ局が最も気を使う筈のスポンサー受けは悪くないのだし、
また企業側とすれば、視聴者・消費者の受けがいいと判断するから使うのでしょう。
でも番組には出れない。
不思議な現象です。

まさか彼ら自身が出演を避けている筈もないだろうし、
やはりテレビ局はジャニーズの影響で3人を使わないとしか考え難い。
明確で具体的な圧力があるのか、
局側の忖度(こういう時に使い易い言葉が定着したものです)なのかはわかりませんが。


以前からジャニーズ事務所についてはテレビ局に様々な面で影響を与え、
所属タレントを特別扱いさせているという話はありました。

私の得意分野でいえば、ドラマ再放送の制限。
テレビ朝日では『相棒』、『科捜研の女』の二大長寿警察ドラマを1年中、
毎週、時には毎日のように午後にランダムで再放送しています。

ただ、この二作と並ぶ長寿警察ドラマの『警視庁捜査一課9係』(現在は『特捜9』)は、
新シーズン開始直前に前シーズン分が放送される以外は一切ありません。
これはジャニーズ所属のV6の井ノ原快彦さんが出演しているからでは? と推測してしまいます。

それはともかく、元スマップの3人については、
このようなことが問題として提起されたのはよかった思います。


俳優・草彅剛
さて、これを契機に3人のテレビ番組登場の可能性が生じるならば、
私が最も期待するのは俳優としての草彅剛さんです。

同じ元スマップの木村拓哉さんには及ばないかも知れませんが、
草彅さんのドラマ主演俳優としての実績も凄い。

元々スマップの中でも一番地味だった草彅さんは
スマップが時代の寵児となった後もしばらく主演作はありませんでしたが、
徐々に注目を集め、1997年に連続ドラマ初主演となった『いいひと』は20.4%を獲得。
以後20年間、コンスタントに主演ドラマをこなし、ほとんどの作品で二桁視聴率をとってきました。

しかし、その草彅さんも最後の連ドラ出演が2017年1月期の『嘘の戦争』。
前年の2016年末にスマップを解散した直後ですが、まだジャニーズ離脱前でした。
そして同年9月で退所。

その後は2018年1月にNHKで1本出ていますが、
これは『NHKスペシャル』内で放送されるドキュメンタリーと融合した
再現ドラマのような特殊なスタイルでした。

とにかく、退所後に出たドラマに分類される仕事はこれだけです。
確実に好視聴率を稼いできた俳優なのに、もったいない。



『スペシャリスト』
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草彅さんの近年の代表的なドラマだとテレビ朝日の『スペシャリスト』があります。
無実の罪で10年間の服役という特殊な経験を持つ警察官・宅間善人を演じました。
共演は南果歩、芦名星、平岡祐太ら。

当初は東映京都撮影所での制作で、京都府警を舞台とした警察ドラマでした。
2013年に単発のスペシャルドラマとして制作されて19.4%の高視聴率を獲得。
2015年まで4本が作られました。

そして2016年1月期に撮影所を東京に、
舞台も東京の警視庁に移して連続ドラマ化され、視聴率も好調。
『科捜研の女』とのコラボでも話題を呼びました。

ただ、まったく私の推測ですが、この東京へ舞台を移したのも
事務所側の意向が働いていたようにも感じます。

京都制作で連ドラにするなら『科捜研の女』と同じ「木曜ミステリー」枠になるのが自然です。
当時の木ミスは『科捜研』以外のドラマが低迷しており、
テレ朝としては『スペシャリスト』を木ミスでやりたかったろうと思います。

しかし、ジャニーズタレントが木ミスに出演したことはたぶんありません。
たしかにちょっとレトロなタイプの高齢者向けドラマの枠のイメージがあり、
ジャニーズとは合わないと判断しているのかな、などと感じました。

それはともかく、この2016年にジャニーズとスマップの内紛問題が公になりました。
すると、正確な時期は記憶していませんが、テレ朝の『スペシャリスト』公式サイトが
かなり早い時点で削除されてしまいました。

他のテレ朝ドラマのサイトに比べても随分早いように感じました。
まして『スペシャリスト』は単発ドラマから連ドラと4年の継続期間があり、良い数字を残しています。
テレビ朝日は好視聴率の警察ドラマは続編を作ることが多く、
『スペシャリスト』もペースは続けて当然なのに、早々と続編無しと宣言したようなものです。
これもちょっと不可解でした。

『スペシャリスト』復活してほしいです。
いっそのこと、舞台を京都に戻してもいいのでは。

Old Fashioned Club  月野景史

2019年6月30日 (日)

【ドラマ】『特捜9』シーズン2も好調のうちに終了/寺尾聡降板はちょっと意外

テレビ朝日の警察ドラマ『特捜9 シーズン2』が6月26日放送分で終了しました。

このタイトルでは2シーズン目ですが、
前身の『警視庁捜査一課9係』は2006年から2017年まで、
途切れることなく12シーズン続きました。

そして加納係長役で主演を務めてきた渡瀬恒彦さんの死去により
『特捜9』とリニューアルされての2シーズン目だったわけですが、
内容も視聴率も堅調の内に終了しました。

渡瀬さんが亡くなった時は、
彼なしでの継続はあり得ないとの声も多かったのですが、
元々このドラマは「9係」のメンバー6人が主役といっていい群集劇スタイルで、
私は渡瀬さんがいなくても大丈夫だろうと思っていました。
その通りになったようです。

視聴率も『9係』の末期よりも良いくらい。
これは昨年あたりからのテレ朝警察ドラマ全般の好調の波に乗っている面もあるでしょうけど。


ただ、最終回ではちょっと意外な展開がありました。
といっても、その前の回あたりから匂わされてはいましたが、
『特捜9』スタートから班長として加入していた寺尾聡さんが降板したのです。

寺尾さんは渡瀬さんの後任的な立場でしたが、主演ではありません。
主演は井ノ原快彦さんが昇格し、寺尾さんはクレジット順では“トメ”に当たるホジション。
自ら捜査に出ることは少なく、主任となった井ノ原さんを立てつつ、後方支援するような役どころ。

私は元々『9係』はベテラン俳優が揃っており、
渡瀬さんに替わる管理職は不要と考えていて、このブログでもそう書いたこともあったのですが、
寺尾さんはしっくりとはまりました。

だから今回の退場はちょっと意外だったのですが、
しかし全体に年齢層は上がっているので、いい時期だったかも知れません。


では来期はどうなるのか?

①寺尾さんに替わる班長が着任
②井ノ原さんがリーダーで、その下に1人加入
③井ノ原さんがリーダーで、メンバーはそのまま

③は『9係』時代と同じメンバー構成に戻るのということですが、
今となるとちょっと寂しい気もしますが、どうなりますか?

②か③だとすると、井ノ原さんが班長になるのか、
それとも主任のまま班長代行をするのかという点もあります。

また『9係』時代にあったように、
主任ポジションのローテーションの可能性もあります。
まぁそれは低いとは思いますが。

もっとも、こうして来期のことを書いてますが、
テレビ朝日の長期継続シリーズは『相棒』や『科捜研の女』でも、
スタート直前にならねば新シーズンの制作は公表されないので、
『特捜9』も来年必ずやるとは限りません。
まぁこのドラマは大丈夫だとは思いますが。

Old Fashioned Club  月野景史

2019年6月17日 (月)

【ドラマ】『緊急取調室3』好評のうちにまもなく最終回

天海祐希さん主演のテレビ朝日の警察ドラマシリーズ『緊急取調室』(通称 キントリ)。
好視聴率のうちに今週6月20日放送の第9話が最終回となります。

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数々の警察ドラマの人気シリーズを抱えるテレビ朝日ですが、
このドラマは少し異色です。

ひとつは基本的に毎年放送される『相棒』、『科捜研の女』、『特捜9』などと違い、
シーズン1が2014年、2が2017年、そして今年が3と、インターバルを置きながら作られていること、
だから今期の制作もあまり予想していませんでした。

そしてもうひとつは東映制作ではないことです。
東映はテレビ朝日の関連会社で、上記三タイトルの他にも
『警視庁捜査一課長』、『遺留捜査』、『刑事七人』などの人気警察シリーズは
いずれも東映制作なので、その点も『キントリ』は異色です。


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さて、過去2シーズンとも良い数字を残してきた『キントリ』ですが、
それでも今期の放送を予想していなかったのは他にも理由があります。
スタート以来の主要キャストだった大杉漣さんが昨年亡くなったからです。

大杉さんはベテランながら人気の売れっ子俳優でした。
『キントリ』の他にも『相棒』、『警視庁ゼロ係』にレギュラー出演していました。
ただ、この二本は代演、もしくは代役を立てて継続しています。

いくら人気俳優で主要キャラとはいえ大杉さんは脇役です。
脇役が亡くなったからといってシリーズを止めることもないかも知れません。
しかし、このドラマにおける大杉さんのポジションは準主役ともいえる重要さで、
しかも彼が抜けるとバランスが崩れ、代役というのもなかなか難しい役どころでした。

大杉さんとトリオを組む小日向文世さんとでんでんさん現職刑事役には皆それなりに高齢でもあり、
私はシーズン2の前から間を空けず作り続けてほしいと思っていたのですが、
まさか大杉さんがこんなに早く逝ってしまうとは・・・。


そうでなくとも定期的に放送しているドラマではないので、
続編はどうかと思っていたのですが、
といって大杉さん無しでは成り立たない、作るべきではないとも考えてなかったので、
シーズン3の制作はよかったです。

大杉さんの代役としては塚地武雅さんが抜擢されました。
彼の役は取調べそのもので力を発揮するというよりも、
画像からの人間観察・分析といった後方支援的なポジションです。

このドラマにおいてこういうポジもあっていいとは思いますが、
最もバランスのよい取調べ官だった大杉さんが抜けて塚地さんがこうだと、
今期は若干取調べが弱い、打つ手が少ないという感があります。

その意味では過去2シーズンに比べてやや落ちる気もしますが、
それでも面白い警察ドラマであります。

今シーズンはユニークな存在感のある刑事部長の大倉孝二さんから
キントリの解体を突き付けられ続けている彼ら。
最終回は第8話からの前後編で、キントリの存続と、
管理官の田中哲司さんのピンチも気になるところ。


ところで天海祐希さんの家族はシーズン2以降まったく出てきませんが、
シーズン1では杉咲花さんが娘役で出演していました。
今や立派な主演女優です。


Old Fashioned Club  月野景史

2019年6月14日 (金)

沢口靖子 若村麻由美 羽田美智子 天海祐希 テレ朝警察ドラマのヒロインは美しき五十代 独身

テレビ朝日のゴールデンタイムのドラマ枠は週3本。
この2019年4月-6月クールは『科捜研の女』、『特捜9』、『緊急取調室』の
実績ある警察ドラマシリーズが放送されていますが、
平均視聴率はいずれも12%台をキープしており堅調。

おそらく他局のドラマを含めたこのクールのランキングでもトップ3を占めるでしょう。
今日はこの3本の警察ドラマのヒロインたちについて。


『科捜研の女』の主演はいわずと知れた法医研究員・榊マリコ役の沢口靖子さん。
そして準ヒロイン格の風丘早月医師役・若村麻由美さんもいます。

渡瀬恒彦さんの死去により『警視庁捜査一課9係』からリニューアルしても
安定した数字をキープしている『特捜9』のヒロインは小宮山志保警部補の羽田美智子さん。

そして間隔を開けながらのシーズン3が放送中の『緊急取調室』の主演・真壁有希子役は天海祐希さん。

この4人の美人女優、年齢はいずれも50代前半です。

Sakaki
沢口靖子(1965年6月11日 - ) 今年54歳


Kazaoka
若村麻由美(1967年1月3日 - ) 今年52歳


Komiyama
羽田美智子(1968年9月24日 - ) 今年51歳


Makabe
天海祐希(1967年8月8日 - ) 今年52歳

写真は各ドラマ最新シーズンの公式サイトキャスト欄からお借りしました。
いずれ劣らぬという感じか。

今風にアラフィフ・・・と表現したいところですが、
沢口さんがそう呼ぶにはちょっと厳しい年齢。
テレ朝警察ドラマ 50代ビューティヒロインズ
といったところか。

しかし、50代女性となると少し前なら“熟女”と言われていたところでしょうが、
この4人は若くてきれいで、そんな感じでもありません。
細かいこと言うと若村さんは『科捜研の女』でも1回あたりの出番は多くなく、
他のドラマでも主演・ヒロインはほとんどないですが、
まぁそこは深くこだわらず「ヒロインズ」と呼びます。


ところでこの4人、現在全員独身です
それぞれ事情は異なり、
沢口さんと天海さんは公表されている結婚歴はなし。
若村さんはだいぶ前に結婚が話題になりましたが、その後死別。
そして羽田さんは一昨年離婚(昨年公表)。

と色々なわけですが、ともかく現在は4人とも独身。
なんとももったいないような話です。

そしてこの4人は役の上でも現在全員独身。
こちらはマリコ(沢口)が離婚、風丘(若村)と真壁(天海)が死別、
そして小宮山(羽田)は結婚歴なしかと思われます。

普通に考えると50代美女が全員独身とは寂しい気もしますが、
やはりいくつになっても美しくかっこいいヒロインは独身の方がいいのかともいえます。

さて、テレビ朝日には他にも警察・サスペンス物の人気シリーズがあります。
それも少し見てみましょう。


他のテレ朝警察ドラマ
50代ヒロインといえば、本来なら斉藤由貴さん(1966年9月10日-)も
『警視庁・捜査一課長』のヒロインとしてヒロインズに加わるべきところです。
しかし不倫報道以降は残念ながら事実上降板状態。他のドラマには出ていますが
最近の放送を観ると、『一課長』はヒロイン格の女性刑事は回ごとに変えていく方向のようです。

追記:斉藤由貴さんは2019年7月スタートのテレビ東京『警視庁ゼロ係』に出演することが発表されました。
こちらはスタート以来のヒロインの松下由樹さんがいます。
松下さんも1968年生まれで、警察・サスペンス物の多い50代ヒロイン。
現在はテレ朝連ドラのレギュラーはないですが、かつては『臨場』などに出演しています。


そして、もう1人候補がいます。
昨年春に連続ドラマとして放送された『未解決の女』。
波瑠さんとW主演の鈴木京香さんも1968年生まれの今年51歳で同世代。
今年の春にはスペシャル放送されたので、今後連ドラとしてシリーズ化される可能性もあります。
この人もそろそろ結婚発表かとの噂も根強いですが、発表はまだないので独身。

更にいえば、この春で降板してしまいましたが、
『相棒』の鈴木杏樹さんも1969年生まれで今年50歳でした。
杏樹さんの役は捜査関係者ではないので、降板していなくてもヒロインズに加えられるかは微妙ですが、
とにかく『相棒』はヒロイン・・・というか女性レギュラー不在になっています。
仲間由紀恵さんや芦名星さんがいますが、時々しか出ないセミレギュラーです。
今秋からのシーズンでは誰か加入するのでしょうか?

他のシリーズだと『刑事7人』は倉科カナさん(1987年12月- ) 今年32歳
『慰留捜査』は京都編になってからは栗山千秋さん(1984年10月-) 今年34歳
この2本はだいぶ若いです・・・といっても30代ですが。
それにしてもテレビ朝日は警察ドラマの人気シリーズが多い!

もっともこの分野も世代交代の過程ともいえます。
一昔前だと警察・サスペンス物、2時間ドラマの女王といえば、
片平なぎささん、名取裕子さん、浅野ゆう子さん、浅野温子さん(W浅野!)あたりでしたが、
さすがに主演作は少なくなりました。
そういえば片平さんと名取さんも独身か。

しかし沢口さんが『科捜研』、羽田さんが「9係」を始めた時はまだ30代。
若々しいとはいっても、まったく老けていないわけではありません。
視聴者もまた一緒に年を取っていっているということか。

特に警察・サスペンス系ドラマにおいて顕著なのかも知れませんが、
50代の女優が脇役・おばさんポジションではなく、美しきヒロインとして番組を背負い、
同じく年齢を重ねている視聴者に支持され、安定的に高視聴率を獲得する。
高齢化社会を象徴しているのかも知れません。

Old Fashioned Club  月野景史

2019年5月 7日 (火)

【大河ドラマ】『いだてん』が単回での歴代最低視聴率 7.1%

テレビ番組の視聴率は連休中は公表されないようです。

今回のゴールデンウィークは10連休だったので、
10日分の視聴率の情報がネット上に一気に流れています。

スタートまもなくから数字的に苦戦している大河ドラマ『いだてん』は
4月28日と5月5日の視聴率か一緒に出てきましたが、
28日の第16回「ベルリンの壁」の視聴率は7.1%だったとのこと。

これは『平清盛』が記録した7.3%を下回り、
大河ドラマ史上、単回での歴代最下位という不名誉な記録。

『平清盛』の7.3%は終盤の11月。
『いだてん』の視聴率は過去最悪といえる低い水準で推移していましたが、
これまでの最低は8.5%で、連休直前の回はやや持ち直しており、
ここでの記録更新はないだろうと思っていましたが、
あっさり超えてしまいました。
しかも、平成最後の回で。

令和第1回となる5月5日は若干持ち直しましたが、
それでも『いだてん』ワースト2位の7.7%。

もちろん、大型連休は視聴率は全般に低くなる傾向もありますが、
大河と比較的視聴者の年代が近いと思われるテレビ朝日の警察ドラマ
『科捜研の女』『特捜9』『緊急取調室』などはGW中も12%を堅持しており、
連休のせいばかりともいえません。


しかし、前にもこのブログで書きましたが、
『いだてん』は相変わらずの迷走ぶり、仕方ないかも知れません。

落語パート、明治(→大正)と昭和の混迷等はもう言わず、
主筋の金栗四三周辺だけをとってもです。


例えば、最新の第17回
ベルリンオリンピックの中止で落ち込む金栗四三ですが、
京都-東京間を走る関東組と関西組に分かれて競う、
未曾有のスケールの東海道駅伝徒歩競走駅伝に取組み、
関東組のアンカーを務め大成功させます。

めでたしめでたし・・・、
でも、これを1話に詰め込んで終わらせてしまうの?


オリンピック種目ではないといえ、駅伝は日本で人気の高い競技。
この大会は初めて「駅伝」と名づけられた、名実ともに元祖、日本初の駅伝。
いや、世界初ということになるのかな?
それだけでも、もう少ししっかり描いてもいいのにとも思います。

しかもこのレース、ゴール地点の日本橋には10万人が集まったというから、
当時も大きな話題を集めて大成功したイベントということになるのでしょう。
この後で四三は二度オリンピックに出場しますが、
残念ながらはかばかしい結果を残していません。

それを考えれば、ここを前半の山場のひとつとして、
2・3回を費やして盛り上げてもよかったかと思います。

駅伝関係ではこの後、第一回の箱根駅伝も描かれるようですが、
四三はこちらには運営では大きな役割を果たしたが、選手として参加はしていませんしね。


それにしてもこの東海道駅伝
自分の番を走り終えた選手はどうしたのかと気になったのですが、
多くの選手がタスキを繋いだ走者を追いかけるように東京目指して走ったとのこと。
何かすごい話!

ドラマとして映像にするのは難しいかも知れませんが、
現代のCG技術を使えば何かやれたのではと。
どうも勿体無く感じます。

Old Fashioned Club  月野景史

2019年2月24日 (日)

【ドラマ】『刑事ゼロ』(沢村一樹主演) 『科捜研の女』の木曜ミステリー枠 6年ぶりヒットの新作

『科捜研の女』と同じテレビ朝日木曜20時からの木曜ミステリー枠。
2019年1月クールは沢村一樹さん主演の新作『刑事ゼロ』が放送中です。
東映京都制作で京都を舞台としたシリーズとしては3年ぶりの新作。

Top

初回視聴率14.7%の好スタート。
その後はやや落としていますが、2月21日放送の第7話まで二桁をキープしており、
同じテレビ朝日・東映制作で昨年10月から放送されている『相棒17』には及ばないものの、1月スタートの連続ドラマでトップの位置におり、大河ドラマ『いだてん』も僅かながらリードしています。

テレビ朝日のドラマは最近好調なので、特に意外にも感じませんが、
このまま平均二桁視聴率を守ったとすれば、
木曜ミステリー枠で京都舞台の新作としては実に約6年ぶりの快挙ということになります。

木曜ミステリーでは1999年のスタート以来、京都を舞台にしたドラマを作り続けていますが、
実はここ数年は存亡の危機ともいえる事態にありました。
少し振り返ってみます。


木曜ミステリーの苦境
前述の6年前のドラマとは2013年4月クールに放送された『刑事110キロ』
この時期の木ミスは『科捜研』と並ぶ人気シリーズだった『おみやさん』と『京都地検の女』が
12~13%台を守っていた視聴率が11%台に落ち込み、相次いで休止となりました。
代わって登場した『刑事110キロ』が第1シーズンが12%台を確保したのです。

ところが翌2014年は第2シーズンは7%台まで急落して、あえなく終了。
続く2015年は1月から7月クールまで3本の新作を連発しますが、いずれも6~7%台に低迷と、
2年前まで11%台に落ちた長寿シリーズを打ち切っていた枠とは信じられないくらいの凋落ぶりでした。

その中には『京都迷宮案内』の橋爪功さんと『京都地検の女』の名取裕子さんという
かつての木ミス人気ドラマの主演2人をW主役とした『最強のふたり』という切り札的な作品もあったのですが、
視聴率的には完敗でした。

他にも高橋克典さん、松下由樹さんに松平健さんを加えた『京都人情捜査ファイル』なども
この枠なら強いかと思いましたが、惨敗といっていい数字。
この2本については内容も悪くなかったと思いますが、
とにかく最初から数字が悪いのですから、『科捜研』以外は何をやってもダメという印象でした。

この2015年当時の木ミスの苦境についてはこのブログでも当時記しました。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-8767.html



相次ぐ掟破りで二桁確保

そして2016年、それまでの禁じ手を破ります。
京都ではなく、東映東京制作で二時間ドラマとして作られてきた『警視庁・捜査一課長』を
4月クールで連続ドラマ化し、ギリギリ二桁を確保します。

次の7月クールで京都舞台の新作『女たちの特捜最前線』で勝負をかけますが、
これがまた主要キャストの身内のスキャンダルなどもあり、数字的にも惨敗と本当に踏んだり蹴ったり。

翌2017年には第2の禁じ手解禁。
東京を舞台に3期まで作られ、好視聴率を記録していた『慰留捜査』を
舞台を京都に移して制作し、なんとか二桁を確保しました。

こうして2017年、そして翌2018年も『科捜研』2クールと『一課長』『慰留捜査』のローテーションで
なんとか全クール二桁を達成したのでした。


この流れだけを見ると京都での新作はどうやってもダメという感じで、
『刑事ゼロ』も無謀な挑戦に思えます。

しかし、他局のドラマが苦戦する中、ここのところテレ朝ドラマは好調で
2017年4月期以降、2018年10月期まで三つあるゴールデンタイムのドラマ枠の
すべてで二桁視聴率を記録しています。

その多くは警察ドラマなのですから、3年前までの苦戦の記憶も薄れ、
警察ものなら何をやっても失敗しそうにない気もしていました。
『ゼロ』はまだ中盤なので断定もできませんが、数字だけでなく内容もまずまず好調で、
二桁視聴率は確保しそうな流れです。



改めて『刑事ゼロ』
主演の沢村一樹さんは51歳。
『相棒』の水谷豊さんや『一課長』の内藤剛志さんより一回り年少なので、
シリーズ化の可能性もあるでしょう。

主演の沢村さん、ヒロインの瀧本美織さんは本格的には木ミス初登場ですが、
寺島進さん、渡辺いっけいさんは『京都地検の女』でレギュラーを務めたおなじみの顔。
渡辺さんは『科捜研の女』第1シーズンでは榊マリコ(沢口靖子)の元夫を演じました。
脇役陣は万全。


刑事としての20年の記憶を失った刑事
ユニークなテーマですが、近いところでは渡部篤郎さんの『警視庁いきもの係』に似ています。
このドラマには寺嶋さんや、『ゼロ』に刑事役で出ている横山だいすけさんも出演していました。
また警察ものではないですが、記憶を失った故に別の人間味ある人格が現れて・・・という点は
木村拓哉さんの『アイムホーム』を思わせる面もあります。

まぁテーマが被るのは仕方ない面もあります。
木曜ミステリーらしい肩の凝らないドラマだし、沢村さんの雰囲気もあっています。

Old Fashioned Club  月野景史

2019年2月12日 (火)

【大河ドラマ】『いだてん』 第6話で視聴率一桁 狂言回しが多すぎる/策士策に溺れる的迷走

NHK大河ドラマ『いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~』は第6話の視聴率が9.9%。
わずか0.1%の差ながら二桁を割り、大河史上最速での一桁転落となったとのこと。
近現代大河は苦戦するとはいえ、初回は15.5%だったので、かなり下落傾向です。

このドラマについては私もだいぶ迷走していると感じていたので、これも致し方なしというところか。


宮藤官九郎さんの着想は上手いし面白いと思うのですが、
今回はそれが出来上がりに生きず、「策士策に溺れる」状態になっていると感じます。
とにかく話があちこちに飛んでわかり難い。
その最たる点、象徴的なのがビートたけしさん演じる古今亭志ん生のパートです。

日本初の五輪参加選手なる明治時代の金栗四三(中村勘九郎)を物語前半の主役として、
四三周辺をメインストーリーとして描き、
後世である東京五輪を控えた昭和の視点からの語りを、名人志ん生の噺という形で入れる、
この着想は悪くないと思いますが、いかんせんたけしさんの滑舌が悪くて聞き取り難い。
本来なら志ん生パートは明治時代の出来事についての、後の世の視点からの解説になるべきでしょうが、
返って話をわかり難くしています。

官藤さんはたけしさんのファンでこの出演を熱望したとも聞きます。
私もたけしチルドレンだったので気持ちはわかりますが、
今回は失策・ミスキャストだったといわざるを得ないか・・・、あくまで現時点ではですが。


狂言回しが多すぎる
しかし、問題はそれだけではない。
志ん生の役割はいわゆる狂言回しだと思いますが、
このドラマは狂言回し的キャラとその周辺人物が多すぎます。

例えば、志ん生の周囲の人々も、娘役の小泉今日子さんまではまだいいとしても、
弟子入りした若者やその彼女などはドラマの中でどのような役割があるのか。
オリンピックに深く関係してくるとも思えません。
主筋に絡まない狂言回しの周りに、更にわらわらと人が集まるって、どういう舞台構成?


しかも狂言回しは昭和の志ん生周辺だけではない。
明治の時代には若き日の志ん生こと美濃部孝蔵(森山未來) がいて、
これはこれで明治パートの狂言回しと語り役を務めている。

更に面倒なのは明治にもう一人、車夫の清さん(峯田和伸)なる人物がいて、
これなども典型的な狂言回し的キャラ。
私は最初、孝蔵と清さんを混同してました(笑)


第5話ではとにかく昭和の志ん生パートが長すぎでした。
その結果が第6話の数字になったのかも知れません。
といっても5話(10.2%)から6話(9.9%)はそんな下がってはいませんが。

それとこの第5話は第1話の出来事を別視点から描くという展開でした。
この手の手法は今までもなくはなかったとですが、
初回と5話の間隔が短かすぎて、同じものを二度見せられた感がある。


さて、第6話は昭和の志ん生パートは減り、前半部はまだ見易かったのですが、
後半部にはドラマ全編の後半の主人公となる田畑政治(阿部サダヲ)が出てきました。

これも・・・、後半では主役になるとはいえ、明治パートメインの今出てきたら、
田畑の役割も狂言回しです。

志ん生もやはり登場して、明治を軸に田畑パートと志ん生パートが交互に忙しく入れ替わるのですが、
田畑と志ん生は同時代だろうけど、接点を持ちそうにないし、ここもややこしい。

私も便宜上、“狂言回し”という言葉を使っていますが、
本来の「狂言回し=狂言廻し」とは視聴者・鑑賞者に物語をわかり易く説明し、共感を呼ぶ役回り。
しかしこのドラマでは逆効果、残念ながら現時点では失敗していると言わざるを得ません。


そもそも四三も田畑も歴史上の有名人物ではありません。
それに加えて、これだけ市井の狂言回し的な人物がたくさん出てきて話が転々とするのだから、
政治的なことはほとんどふれられません。そんな時間がある筈もない。
これは一概に悪いとはいえませんが、従来の大河ファンからすれば不評にもなるでしょう。

私は明治及び昭和30年代の庶民文化・風俗が描かれる点は面白いと思いますが、
やはりゴチャゴチャしていてわかり難く感じています。
金栗四三や嘉納治五郎(役所広司)、三島弥彦(生田斗真)など、
現時点での本来の主役である筈の人物たちの活躍がどうも頭に入ってこない。

それと、下ネタというかちょっと下品なネタを入れ込んでくるのも気になる。
大河には不要に思えるし、これも策に溺れるの例かも。


キャストでは、いかにも明治時代の地方のマドンナといった感じの綾瀬はるかさん、
そして富豪のメイドで、はっきりものをいう新しいタイプの女性というふうの杉咲花さん。
この女優二人はいいと思うのですが、主筋に大きく絡む感じでもないですね。

ともかく魅力はあるのだから、問題を解消すべく少し軌道修正をした方がいいかと思いますが、
撮影はかなり進んでしまっているようですし、修正がきくのかどうか・・・。
どうなりますか。

Old Fashioned Club  月野景史

2018年9月20日 (木)

【ドラマ】『義母と娘のブルース』高視聴率で終了/爽やかな感動 パワーあるドラマ

TBSのドラマ『義母と娘のブルース』が9月18日に最終回を迎えました。
最終回は19.2%の高視聴率、平均でも14.2%を記録し、今期一番のヒット作となりました。

そして、毎回ちょっと感動させてくれ、目頭が熱くなるような良いドラマでした。


ただ、4コマ漫画が原作ということもあり、設定やストーリーはメチャクチャな面もある。
特に綾瀬はるかさんと竹野内豊さんとの結婚の経緯はひどい。
竹野内さんのプロポーズ内容などは常道を逸したレベル。
このあたりは経緯を時系列で追わず、後で紹介しているので、ソフトに感じる面もありましたが。

初回の腹芸のシーンは迷走を予感させました。
腹芸自体は原作にもありますが、原作では父娘にだけ見せたのに、
ドラマでは衆人環視でやってしまいましたから(笑)


しかし、そういう無理・無茶な展開もあまり気にならない、させない、
ドラマとしてのパワーがありました。

無娘役の子ども時代の横溝菜帆ちゃん、高校生の上白石萌歌も好演。
そして、後半で綾瀬さんの相手役を竹野内さんから引き継いだ佐藤健さんも、
おバカキャラに徹した演技でしたが、さすが主演ドラマで高視聴率をとる若手No.1は違うという演技でした。

ラストは原作とは変えてきました。
というより、原作のラストまで描かなかったという方が近いかも知れません。
ここは賛否が分かれているようですが、私は良い判断だったと思います。
このドラマで、結末を原作同様にする必要はないでしょう。


Old Fashioned Club  月野景史

2018年8月14日 (火)

【ドラマ】『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』第1章完結/仕置人は田村(平田満)だった

フジテレビの月9ドラマ『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』
第1章の完結編となる第6話が終了しました。


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今回は第5話からの続きで、法で裁けぬ犯罪者を処刑する
“闇の仕置人”の正体が誰かが焦点となり、
公式ツイッタ―では正体予想キャンペーンまで実施しました。

注目の仕置人の正体はミハンチームの田村薫(平田満)でした。
私の予想も当たりました。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/--2cbc.html


本格推理小説では、犯人を指し示す情報はフェアに提示されなければならない
というのが原則なのですが、
テレビドラマの場合はそれは通じ難く、前後編などで予想しても外すことが多いです。

伏線めいたことが張り散らかされられ、
それにこだわって推理するとスルーされるというパターンも多いです。

今回は予想キャンペーンまでやりましたから、
さすがにあまり無茶な展開にはせずにきっちりやったという感じですね。


今後の展開
さてこれで第1章完結、第2章の展開ですが、
チームから犯罪者を出したのだからミハンの存続は困難かと思えますが、
そこはドラマなのであっさり片付け、チームは存続のようです。

第2章はシリーズ本来の主人公である桜木泉(上戸彩)が本格的に絡んでくると言われていいますが、
予告を見る限り、まだ次回はそんなに出てきそうでもないです。

ミハンの任務と桜木の存在がどう関わってくるのかが不透明で、
展開が読み難いですが、引き続きスリリングなドラマを期待しています。

Old Fashioned Club  月野景史

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