12.【特集】『科捜研の女』

2017年3月 9日 (木)

【科捜研の女】第16シリーズは粛々と終了/数字は前期より伸ばしてまずまず

『科捜研の女』第16シリーズの最終回となる第17話の放送が今日3月9日に終了しました。
時間延長もなく、通常回に近いノリの回でした。
前期の第15シリーズのラストは時間延長こそしませんでしたが、
前後編で、落合刑事(池上季実子)の壮絶な殉職がありました。
それに比べると、今回は淡々とした印象でした。

主人公の榊マリコ(沢口靖子)が拉致監禁されるという展開はありましたが、
マリコは前回の第16話でもバスジャックにあってますし、
特に刺激的ともいえませんでした。

今シリーズは中盤に研究員・相馬涼(長田成哉)の降板、
橋口呂太の登場というレギュラーキャストの交代劇がありましたから、
最後は静かに、粛々とというところでしょうか。

そもそも『相棒』のような大事件が頻繁に起きるのは『科捜研』には似合わないかも知れません。
ただ、初の2期連続2クール放送のラストとしては、少し寂しい気もします。


今シリーズは過去キャラの再登場もありませんでした。
(過去のレギュラーキャストの別役での出演はありましたが)

吉崎泰乃(奥田恵梨華)や木島修平(崎本大海)は京都府警本部内にいる筈、
過去キャラも番組の財産もといえますし、たまには出してほしいものです。

また、昨年は4月の春の2時間スペシャルの放送がありましたが、
今年は現時点では発表されていません。

これについては、3月に終わって4月にすぐスペシャル放送するよりは、
6月か7月にやった方がいいような気もしますが、
今回の場合は3月の最終回が淡々という感じでしたから、何月でもいいので、
出来ればやってほしい気もしますが、今公表されてないとなるとどうでしょう?


視聴率は?
第16シリーズ全体の視聴率は単純平均で11.6%ほどのようです。
第6シリーズ(2005年)から前々期の第14シリーズ(2014年)までは常に12%を超えていたので、
それに比べると物足りない数字ですが、前期がギリギリの11.0%でしたから、挽回していますし、
今の時代においてはますまず立派な数字で、来期以降の継続も間ほぼ違いないでしょう。


次週は内藤剛志主演のスペシャルドラマ放送!
ところで、最終回の3月9日での終了は少し早めで、WBCの影響かと思いましたが、
次週は『科捜研』に土門薫刑事役で出演している内藤剛志さん主演のドラマを放送するようです。

『ミステリースペシャル 特殊犯罪課・花島渉』
2017年3月16日(木) 20:00 ~ 21:48
番組概要
内藤剛志が人間味溢れる“交渉人"として緊急出動!
絶対に失敗しない最強の交渉人・花島渉(はなしま・わたる)が
“言葉"を武器に難事件に挑む、衝撃のミステリーが誕生!
http://www.tv-asahi.co.jp/hanashima/


そして、4月からの木曜8時は内藤さん主演の『警視庁捜査一課長』第2シーズンが始まるのですから、
内藤さんはテレビ朝日の屋台骨を支えています。

Old Fashioned Club  月野景史

2017年2月15日 (水)

【科捜研の女】超入門②/主人公・榊マリコ(沢口靖子)の基礎知識

京都府警本部 科学捜査研究所(科捜研)の法医担当研究員・榊マリコ(沢口靖子)。
タイトルロールである“科捜研の女”。
日本一の長寿連続ドラマ『科捜研の女』の主人公です。

『科捜研の女』超入門シリーズ。今回は榊マリコの基礎知識。


◆年齢
榊マリコを演じる沢口靖子さんは1965年6月11日生まれなので、現在51歳、
今年2017年で52歳になります。
若々しくて美しいアラフィフ女性です。
『科捜研の女』のスタートは18年前の1999年10月なので、当時は34歳でした。

その沢口さんが演じる主人公・榊マリコの年齢については、
劇中で今までに何度か言及がありました。


第1シリーズ時(1999年暮)で30歳
古くは第1シリーズで、犯人側が入手したマリコのデータ内に30歳との記載があります。
となると、1969年生まれの可能性が高く、沢口さんの実年齢より4歳年下ということになります。
1968年の遅い時期の可能性もありますが、いずれにしろ、2017年は48歳の年という事になります。

一番新しい年齢への言及としては、2014年の年末スペシャルで30年前に14歳という話がありました。
ちょっとややこしいですが、2014年時点で「30年前に14歳」だと、当時は44歳、
1970年生まれということになります。

また、2005年7月の放送分で父親の「40女」発言に対して、「37歳」だと返すシーンもあります。
これだと単純に引き算すれば1968年生まれですが、1967年の可能性も出てくる一方、
1969年以降説は否定されてしまいます。

どうも完全に整合性の取れた答えは難しそうですが、だいたい1968年~1970年くらい、
実際の沢口さんより3~5歳下で、2017年は47歳~49歳くらい。大きなブレはないようです。


◆家族
榊マリコの実家は2014年末時点で横浜にあります。
子どもの頃も横浜に住んでいましたが、その後に何度も転居繰り返したようです。

父親:榊伊知郎(小野武彦)
母親:榊いずみ(星由里子)



母と娘
ドラマへの登場は母親の榊いずみの方が先で、第3シリーズから。
夫と喧嘩して家出し、京都のマリコ宅に押しかけ、短期間同居するという展開でした。
この夫が伊知郎というわけですが、この時点ではまだ登場していません。

星由里子さんは沢口さんにとって東宝所属の大先輩にあたります。
いずみはその後も時々登場しています。


父と娘
父親の榊伊知郎は第6シリーズ第1話から。
こちらも押しかけ同居のような形での登場でしたが、
実は伊知郎はマリコが所属する京都府警科捜研に、所長兼化学鑑定担当として赴任してきたのです。
第1話のラストで科捜研で顔を合わせて、初めてマリコもそれを知るという展開でした。

伊知郎は元々科学者で大学教授でしたが。警察への就職は初めてだったようです。
以降第10シリーズまで、所長であり、マリコの父親という主要キャストてして、このドラマを支えました。

Wikipediaに、最初マリコは科捜研で伊知郎との関係を隠そうとしていたのと記述がありますが、それは違います。
親子ではなく、所長と研究員として振る舞おうとする素振りはありました。
当然でしょうが。


伊知郎は第10シリーズと第11シリーズの間の2011年の単発スペシャルで、
新たに設立される科学鑑定監察所への転職の為に退場しました。
その後、2013年のクリスマススペシャルに監察官として再登場しています。
これが現時点での最後の登場。

いずみの方は前述の2014年末スペシャルが最後。
ただ、二人ともセリフの上ではその後も時々登場しています。


※このブログは書きかけです。
Old Fashioned Club  月野景史

2017年2月14日 (火)

【科捜研の女】超入門①/日本一の長寿ドラマの歴史と雑学

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『科捜研の女』

テレビ朝日木曜20時の「木曜ミステリー』枠で1999年10月スタート。
2016年10月~2017年3月まで第17シリーズを放送中。制作は東映。
『相棒』に先行する、現在、連続ドラマとしては日本一の長寿シリーズです。

主役は京都府警 科学捜査研究所(科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)。
「科学」の力で証拠物を鑑定し、真実を追求する“科捜研の女”です。
準主役はマリコ達科捜研メンバーと協力して捜査に当たる京都府警 刑事部捜査一課刑事の土門薫(内藤剛志)。

しかし、初期は視聴率が低迷し、シリーズごとにキャストを大幅に入れ替えるなど、苦戦を続けていました。
このドラマについて書いた当ブログのページには、毎日多くのアクセスがあります。
日本一の長寿ドラマで、全国のテレビ局で毎日のように再放送されているのに、
研究本の発行も、ファンサイトらしきものもなく、
DVDも第7シリーズしかリリースされておらず、情報不足なのだろうと思います。
再放送の時間になると(もちろん本放送も)、アクセス数が急伸します。

ここでは『科捜研の女』の入門編として歴史と雑学を記します。
といっても、そもそもベースとなる資料が乏しいので、多くは推測になります。


◆数字に見る『科捜研の女』史

視聴率低迷 リニューアルを繰り返した初期
1999年10月にスタートした第1シリーズ全9話の平均視聴率は9.3%。
今でも続編は難しい数字ですし、全般の視聴率が今よりも高かった当時なら尚更です。
にもかかわらず、翌2000年には第2シリーズが制作されました。
これにはちょっと事情があります。


東映京都の制作枠
「木曜ミステリー」のドラマは基本的に東映京都撮影所の制作。
だから『科捜研』も、『おみやさん』や『京都地検の女』など他のドラマもみな京都が舞台なのです。
京都撮影所では古くから時代劇を制作してきましたが、時代の波に押され時代劇枠は縮小、
1999年から1月から現代劇の「木曜ミステリー」をスタートさせました。
第1作は『京都迷宮案内』(橋爪功主演)、10月スタートの『科捜研』は第4作です。

初年度放送の4本は視聴率はいずれも一桁に低迷しましたが、大事な枠なのですぐにはやめられず、
残りの2本よりは数字の良かった『迷宮案内』と『科捜研』を継続することになったのでしょう。
このあたりの経緯については以下に少し詳しく記しています。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-8767.html

第1シリーズの科捜研メンバーはマリコはじめ5人、彼らと協力する捜査一課のレギュラーは3人という陣容。
土門刑事はまだおらず、小林稔侍さん演ずる木場警部が刑事側メンバーの中心でした。
また、後に日野(研究員→所長)として長く出演する斉藤暁さんは別役の研究員を演じていました。


悪戦苦闘が続く
数字が悪いのに続けようというのだから、かなりのテコ入れをする事になります。
2000年10月スタートの第2シリーズは、マリコを主任に格上げし、他の科捜研メンバーは総入れ替えするなど、
大幅な変更をして臨みますが、9.2%と僅かながら下げてしまいました。

ところが、更にメンバーを変えて迎えた翌2001年11月の第3シリーズは12.3%と急伸します。
数字が良くなったので当然ながら、翌2002年7月にはメンバーをあまり変えずに
第4シリーズが作られますが、また10.2%まで落としてしまいました。
こうなると、なぜ第3シリーズで数字が伸びたのかがむしろ不思議です。


大幅リニューアルで『新・科捜研の女』に
前期から1年半のインターバルをおいて2004年4月、
タイトルも『新・科捜研の女』と変えて第5シリーズがスタートします。
前シリーズで木場警部が殉職のため退場したので、過去にプロファイラー役でレギュラーとして出演していた
内藤剛志さんを刑事役で登場させ、また斉藤暁さんを別役研究員で再登場させるなど、
かなり思い切った・・・というか、荒っぽいリニューアルをしました。
視聴率は10.8%と僅かに伸ばすも、まだ物足らない数字。

更にリニューアルした2005年7月スタートの第6シリーズでようやく12.8%
このシリーズから数字もキャストもようやく安定し、現在まで続くスタイルが定着しました。
番組開始から既に7年が経っていました。


安泰した長寿ドラマに
続く第7シリーズ(2006年)から第10シリーズ(2010年)までは13%以上を記録。
最高は第9シリーズの14.5%。日本を代表する長寿ドラマとして安定成長していた時期です。
ただ、この時代において“高視聴率”とはいえないでしょう。“好視聴率”というところか。
ここらが、研究本やDVDが出ない所以かも知れません。
尚、第9シリーズでタイトルから『新・』は外れ、『科捜研の女』に戻りました。

第11シリーズ以降は13%を超えていませんが、
地デジ時代における全般の視聴率低迷もあり、仕方ない面もあります。
近年は2クールでの放送も多く、11~12%台を確保する貴重なドラマです。
そして、再放送の超優良コンテンツでもあります。


◆科捜研の人員構成

レギュラー5人は定番だが
現在の京都府警科捜研のレギュラーメンバーは所長以下5人(男3人・女2人)
これは第1シリーズもまったく同じでした。
その後、顔ぶれは激しく入れ替るも、総数は4人~6人の間で推移し、事務職員が含まれることもありました。
研究員だけなら最少で4人、最大5人とほぼ一定しており、第8シリーズ以降は研究員のみ5人体制が定着しています。

初期はモブ研究員が存在
ただし、実は初期には大きな違いがありました。
第1シリーズの5人というのはあくまでレギュラーキャストの話で、
他に、所内には無名の研究員達が複数存在していたのです。
いわゆる“モブキャラクター”というやつですが、『科捜研』のモブぶりは徹底しており、
本当に背後にチラッと映るたげで、まともに顔が確認できるシーンは滅多にありません。

この状態は第6シリーズまで続き、第7シリーズからレギュラーキャストのみになりました。
第7シリーズでは事務職含め6人でしたが、次の第8シリーズから研究員のみの5人体制となりました。

現実世界の都道府県警察本部に存在する科捜研の人員は各10人から70人くらいだそうです。
京都府警ならばそれなりの規模でしょうから、このドラマの5人というのは少な過ぎですねね。
あくまでフィクションとして、このドラマではそういう組織だということです。



※このブログは書きかけです。
Old Fashioned Club  月野景史

2017年2月11日 (土)

来週(2月13日~)は延べ10本12時間の『科捜研の女』祭り?/乾健児(泉政行)退場回も放送

テレビ朝日は毎日午後にだいたい3時間、ドラマの再放送枠があるのですが、
来週(2月13日(月)からの週)のラインナップを見ると、
http://www.tv-asahi.co.jp/bangumi/index.html

月・火・土の.3日間が3時間丸々『科捜研の女』(2時間スペシャル2本と通常回5本)、
水・木も通常回1本ずつ放送するので、
1週間でスペシャル2本と通常回7本の計9本(11時間)が再放送されます。

この他にもちろん、木曜夜には第16シリーズの本放送もあるので、合計10本12時間。
なにやらすごい『科捜研の女』ラッシュ、祭り状態です。

『相棒』は今日、『劇場版Ⅳ』が公開されたので、
テレビでも『相棒』祭りをやるというのならわかるのですが、
なぜ『科捜研』なのでしょう。

もちろん視聴率も取れて、スポンサー受けもいい優良コンテンツだから放送するのでしょうが、
前にも書いたように、テレ朝ではアナログ制作の第5シリーズ以前は最近放送していないので、
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/post-3de0.html
第6シリーズ以降の同じ作品が年2回、3回再放送されている状況です。
ここまで『科捜研』を推すならば、第5シリーズ以前も放送すればいいのに。

それはともかく、来週の放送にはこのドラマの歴史の中でも注目度の高い作品もあります。
例えば、故泉政行さんが演じた研究員・乾健児の退場回である第11シリーズ第8話が
15日(水)の15時55分から、
また過去キャストが再登場する2013年クリスマススペシャルが18日(土)の12時より放送されます。

といっても、両方とも比較的最近も放送されていたと思いますが。

Old Fashioned Club  月野景史

2017年1月26日 (木)

【科捜研の女16】過去レギュラーの別役ゲストでの再出演

先日のブログで書いたように、『科捜研の女』にかつて刑事役でレギュラー出演していた
葛山信吾さんが別役でゲスト出演した第16シリーズ第11話の放送が終わりました。


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葛山さんの役は高級フレンチレストランのメートル・ドテル(=給仕長)。
重要なメインゲストで、もちろん犯人ではなく、良い役柄だったと思います。

葛山信吾さんは『科捜研の女』第3シリーズ (2001年)に京都府警刑事部捜査一課刑事の
上原純二役でレギュラー出演していました。(その後、第4シリーズ最終話にも登場)
主人公・榊マリコ(沢口靖子)とは研究員と刑事としてバディのような関係でした。

このドラマや『相棒』のように長く続くドラマは同じ俳優が役を変えて複数回ゲスト出演することも多いです。
以前このブログでも書いたように、それを嫌う人もいるのですが、これは仕方ないと思います。
だいたい昔の刑事ドラマや時代劇の方がもっと多かったでし、
端役で出た人が、実績を積んでランクを上げ、メインゲストとして再出演することもあり、
それを観るのも楽しいことです。

また、ゲストで出た人が別役でレギュラー入りすることも昔からありました。
犯人役で出た人が刑事役でレギュラーにという例もあります。
そして、つい先日のプログで書きましたが、『相棒』の月本幸子(鈴木杏樹)のように、
犯人役で出た女優が同じ役でレギュラー入りするというレアな展開もありました。

しかし、今回の葛山さんのようにレギュラーだった人が降板後、
別の役でゲスト再出演という例はあまりないと思います。
『科捜研の女』では過去にも例がありますが、『相棒』ではないと思います。
降板したレギュラーの人数が『相棒』の方がずっと少ないという事情もありますが。

そもそも『科捜研』はレギュラーだった人か別役でレギュラーにという例もあり、
配役についてはなんでもありのドラマという面はあるのですが。


正直いえば、さすがにレギュラーだった人を別役でゲスト出演させるのはあまり感心しません。
長く続くドラマは、過去のキャストにも愛着を持っているファンがいます。
そういうドラマだから、長く続いてきたのだと思います。
その気持ちは尊重してほしい。

ただ、葛山さんも降板から15年経っていますし、
年齢を重ねた魅力を別の役で見せるというのも悪いことではないでしょう。
後は、やはり過去のレギュラーとして、それを尊重するような役を用意してほしいところです。

その意味では、今回は文句のない役だったと思います。
信念を持って仕事に臨むプロフェッショナルで、
マリコからも深い敬意を寄せられていました。
(ただ、客を観察する目は鋭くても、部下を見る目は足りなかったようですが)


それに比べると、前期第15シリーズで遠山俊也さんはちょっと残念でした。
遠山さんも葛山さんと同時期、第3~第4の2シリーズにわたり
榊マリコの相棒・助手的ポジションだった鶴田幸太郎を演じました。
遠山さんはレギュラー入り以前のゲスト出演があり、
ゲスト→レギュラー→ゲストという珍しい科捜研歴を持つ事になりました。

ゲスト出演時の役の上の職業は今回の葛山さんと似ていて、
葛山さんはレストランのメートル・ドテル(=給仕長)でしたが、
遠山さんはレストランのオーナーシェフでした。

しかし、遠山さんは容疑者の1人で、殺人の主犯ではなかったのですが、
脅迫行為は行っており、犯罪者の役でした。
殺された被害者により追いつめられた、同情を誘う、気の毒な役ではあったのですが、
ちょっと寂しいキャスティングでした。

レギュラーといっても、重要度には差があります。
しかし、鶴田は上原同様、主人公のマリコとしっかり絡む主要キャストでした。
マリコからは「鶴ちゃん」と呼ばれ、初期のこのドラマを語るのに欠かせないキャラです。

また、現在の葛山さんと遠山さんのランクに大きな差がついていたら仕方ない面もありますが、
そんな事もないと思います。

遠山さんが再出演した回、マリコが遠山さんの店が怪しいかもという主旨の発言をし、
すぐに刑事達が店を訪れるシーンに切り替わりました。
通例ならマリコも同行するパターンかと思いますが、同行した研究員は宇佐見と亜美でした。
一応、それぞれの専門分野の鑑定結果を持っての訪問なので無理はないのですが、
やはりあそこでマリコが出ていかないのは不自然に感じました。

さすがにこの形での沢口さんと遠山さんの共演はないだろうと、
沢口さんか、あるいはスタッフが判断して、回避したのかと思いました。
根拠ない推測ですが。

遠山さんには別の役で再出演し、沢口さんと共演してほしいところです。
というか、鶴田役で再登場するのが一番良いのですが。


Old Fashioned Club  月野景史

2017年1月24日 (火)

【科捜研の女16】上原刑事役でレギュラーだった葛山信吾さんが第11話に別役でゲスト出演

1月23日(木)放送の『科捜研の女』(テレビ朝日)第16シリーズ第11話に、
かつて刑事役でレギュラー出演していた葛山信吾さんが別役でゲスト出演します。
http://www.tv-asahi.co.jp/kasouken16/story/11/


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葛山信吾さんは『科捜研の女』第3シリーズ (2001年)に京都府警刑事部捜査一課刑事の
上原純二役でレギュラー出演していました。(その後、第4シリーズ最終話にも登場)

当時は内藤剛志さん演じる土門薫刑事は登場前で(内藤さんは別の役で出演していましたが)、
刑事役では小林稔侍さんがスタート時から出演しており、葛山さんはその部下の若手刑事ポジションでした。
といっても、葛山さんの方が小林さんより主人公・榊マリコ役の沢口靖子さんに年齢が近く、
マリコと上原が、同世代の研究員と刑事としてのバディといった位置づけでした。


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今回の葛山さんの役は「高級フレンチレストランの“メートルドテル(=給仕長)”・羽田野公也」。
沢口さんとの共演シーンもしっかりあるようです。


過去レギュラーの別役での出演
実はこのドラマでは前期第15シリーズでも、かつてマリコと同僚の科捜研研究員として
レギュラー出演していた遠山俊也さんと尾崎右宗さんが別役でゲスト出演しました。

特に遠山さんが演じた鶴田幸太郎は第3~第4の2シリーズにわたって
マリコの相棒・助手的ポジションだったのですが、
前期でゲストとして遠山さんが演じたのはレストランのシェフで、殺人の主犯ではないですが、
脅迫を行っていた犯罪者・・・といえば犯罪者の役でした。
同情すべき点はあるキャラでしたが、さすがにこのような役でかつのて主要レギュラーを使うのは、
あまり感心しないなとは思いました。

この時、マリコが遠山さんの店が怪しいかもという主旨の発言をし、
すぐに刑事達が店を訪れるシーンに切り替わりました。
当然、マリコも行くのかと思いましたが、同行した研究員は宇佐見と亜美でした。
一応、それぞれの専門分野の鑑定結果を持っての訪問なので無理はないのですが、
流れからいえばマリコが行きそうなところなので、
本来マリコが行く予定を、さすがにこの形での共演はよくないと(沢口さんの意志かはわかりませんが)
回避したのかと推測しました。

今回の葛山さんはメインゲストの扱いのようですが、どんな役でしょう?
できれば犯人役はやめてほしいと思いますが。


マリコと土門のテート!
今回はマリコと土門がドレスアップしてレストランに食事に行くシーンもあるようで、
ファンしてはそれも楽しみです。
以前にも同じようなシーンがありましたが、たいぶ前なので久々です。

Old Fashioned Club  月野景史


以下、予告文より引用
☆☆☆
外国人男性の刺殺遺体が発見された。国籍や身元を示すものは見当たらず、遺体の衣服にはサボテンのトゲが付着していたほか、ジャケットの袖にはごく小さな焦げ跡が見つかった。

榊マリコ(沢口靖子)たち科捜研の鑑定と土門刑事(内藤剛志)らの捜査の結果、事件の夜、被害者はとある高級フレンチ店で食事していたことが判明。周辺の防犯カメラには大ぶりのサングラスをかけた日本人女性と歩く被害者の姿と、2人のあとを追いかける日本人の男が映っていた。

2人を追いかけていたのは、被害者が立ち寄った高級フレンチレストランの“メートルドテル(=給仕長)”・羽田野公也(葛山信吾)で、羽田野によると、被害者はジャン・フィリップ・マルタン(ブレイク・クロフォード)と名乗り、フランスから京都に観光旅行にやって来たと話したという。羽田野は店から出たマルタンが眼鏡を忘れたことに気づいて、それを届けるべく後を追ったと説明するが、一方でマルタンが同行した女性のことは、気遣いからあえて視線を送らないようにしていたため、よく覚えていないと話す。羽田野は、決して来店客に不愉快な思いをさせない“おもてなしのプロ”らしい。

捜査の手がかりを求める土門は、マリコを誘い羽田野の店へ。羽田野に「事件の夜、マルタンに提供した料理とサービスを再現してほしい」と頼む。意外なオーダーに羽田野は驚くものの、「客の要望に応えるのがメートルドテルの使命」として、快く応じる。しかし、土門は羽田野の補佐役である辰見莉音(上野なつひ)が動揺したのを見逃さず…!?
★★★

2017年1月 7日 (土)

【科捜研の女】土門美貴(加藤貴子)/土門薫刑事の妹 “もう一人の科捜研の女”

『科捜研の女』の主人公といえば榊マリコ(沢口靖子)
ただ、彼女以外にもう一人、科捜研には女性メンバーがいます。
現在まで16期、そのポジションは何人か入れ変わってきました。
現在は涌田亜美(山本ひかる)、その前は吉崎泰乃(奥田恵梨華)がこのポジションを務めていました。

その歴代“もう一人の科捜研の女”の中でも最も長期務め、印象の強いのは
土門美貴(加藤貴子)でしょうか。
加藤さんが降板して7年目になりますが、彼女の登場回は今でも頻繁に再放送されていますので、
新しい『科捜研』ファンにも馴染みは深いでしょう。


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土門美貴(加藤貴子 )
第5シリーズ第1話(2004年4月)~第10シリーズ第1話(2010年7月)


刑事部所属の制服警官として登場
土門美貴の初登場は『新・科捜研の女』としてリニューアルされた第5シリーズの初回でした。
この時点では科捜研メンバーではなく、刑事部所属の内勤の制服警察官。
やはりこのシリーズから登場した土門薫刑事(内藤剛志)と同居の実妹の設定です。

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科捜研メンバーではないし、基本的に捜査にも参加しないので、
1話あたりの登場シーンは多くはありませんが、クレジット順は主演の沢口靖子さんに次ぐ二番手でした。
この第5シリーズまではアナログ制作なので、テレビ朝日では最近再放送しておらず、
この期はあまり見た記憶がないという人もいるかも知れません。


現役昼ドラヒロイン
加藤貴子さんは沢口靖子さんより5歳下の1970年生まれで当時34歳。
いわゆる“昼ドラ”ことTBS「愛の劇場」の人気シリーズ『温泉へ行こう』の主演で人気の出た女優です。
『温泉へ行こう』は『科捜研』と同じ1999年スタートで、この時点では継続中。
加藤さんは『温泉』主演の合間に『科捜研』に出演した形でした。

沢口さんはデビュー当時まで遡れば“朝ドラ”NHK連続テレビ小説『澪つくし』のヒロインとして名を知られた女優。
朝ドラヒロインと昼ドラヒロインの競演だったのですね。
(第8シリーズからはやはり元朝ドラヒロインの若村麻由美さんも風岡早月医師として加わります。)


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制服姿の美貴とマリコ


制服警官のまま科捜研メンバーに
次の第6シリーズで美貴は制服巡査の身分はそのまま、事務担当として科捜研のメンバーになります。
劇中の設定では、第3シリーズ以来科捜研の事務職を務めてきた小向光子(深浦加奈子)が産休の為、
科捜研の事務関係が手薄になり、美貴本人が希望を出して異動してきた設定です。
実際には、深浦さんの癌との闘病による一時降板があったためと思われます。
(もっとも、深浦さんの件がなければ美貴の異動がなかったかどうかは判りませんが)

この第6シリーズから榊伊知郎所長(マリコの父 小野武彦)が登場。
美貴と共に第5シリーズから加入している日野和正(斉藤暁)と乾健児(泉政行)、そしてマリコ。
最盛期ともいえる第6~第9シリーズを支えた5人が揃いました。


正式に研究員に
続く第7シリーズでは光子が産休明けで事務職に復帰し、美貴は正式に科捜研の研究員になります。
既に第1話の時点で研究員になっており、経緯は詳しく説明されていませんが、
警察官から科捜研への配属は初の事例で、勉強して研究員になったらしき事が簡単にふれられています。

その後の美貴はデータ解析担当研究員として、またそれ以外の鑑定作業にも取り組み、
科捜研チームの主力メンバーとして活躍を続けけます。
そうして第9シリーズまで完走し、第10シリーズ初回で卒業しました。

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事件現場にもマリコや兄の土門薫らと共に臨場

加藤貴子さんは童顔(ロリータフェイス)で、独特のアニメ声。
その彼女が演じる美貴は明るく愛らしく、でも頭の回転もよくて結構口も立ち、
ボケ担当だった日野(現所長)に切れのいい突っ込みを入れる、このドラマになくてはならないキャラでした。

また、以前にこのブログにも書きましたが、
美貴は兄の土門薫とマリコが恋愛関係になる事を望んでおり、二人を結び付けたがる発言も時々あって、
この時期はいずれ二人の関係が深まるような予感もさせていました。

加藤さんが出演していた時代、『科捜研』の視聴率は右肩上がりで、
登場前の第4期は10.2%だったのが、第9期では14.5%まで上がりました。
現在まで含めても、この第9期が最高です。


退職して東京へ
土門美貴の『科捜研』退場は第10シリーズの第1話。
犯罪被害者のメンタルケアの仕事に興味を持ち、
東京で精神保健福祉士の資格を取得するために科捜研を退職しました。

後任には民間機関からの研修の形で、吉崎泰乃(奥田恵梨華)が着任しました。
美貴は円満退職ですし、そもそも土門刑事の妹なのですから、
いつ再登場してもよさそうなものですが、現在まで実現していません。

加藤さんはプライベートでは降板後、妊娠・出産を経験して復帰し、
最近も時々ドラマで顔を見かけます。
さすがにロリータキャラは返上し、落ち着いた大人の役が多いようです。


以下が土門美貴の登場回
初登場の第5シリーズから『新・科捜研の女』とタイトルが変わりましたが、
第9シリーズで元に戻っています。

第5シリーズ(新・科捜研の女1) 2004年4月15日 - 6月10日(9回)
第6シリーズ(新・科捜研の女2) 2005年7月14日 - 9月15日(10回)
第7シリーズ(新・科捜研の女3) 2006年7月6日 - 9月7日(9回)
第8シリーズ(新・科捜研の女4) 2008年4月17日 - 6月19日(9回)
第9シリーズ 2009年7月2日 - 9月10日(10回)
第10シリーズ 第1話 2010年7月8日 (1回)

これ以外にスペシャル2本があります。

Old Fashioned Club  月野景史

2017年1月 5日 (木)

【科捜研の女】正月SP終了/ユニーク過ぎる新人研究員・橋口呂太(渡部秀)の演出意図は?

『科捜研の女』2017年第1弾は正月スペシャルの1月3日に放送されました。
ちょっとややこしいのですが、このスペシャルは『相棒』の元日スペシャルとは違い、
放送中の『科捜研の女』第16シリーズとは別枠の単発扱いとなります。
まぁ視聴者にとってはどうでもいい事ではありますが。

内容としては、戸田山雅司氏と共に長年メインライターを務める櫻井武晴氏の脚本とあり、
堅実な出来であったと思います。
いや、実は少々無理があったとも感じているのですが、
『相棒』の元日スペシャルがあまりに無茶だったので、それとの比較でそう思うのかも知れません。

それでも、24年前の誘拐犯である夫婦(羽場裕一・森尾由美)の処遇が甘いのはちょっと気になりました。
なんらかの制裁は受けるでしょうが、ほとんどハッピーエンドのようにも思えます。
24年前に彼らが犯した犯罪については、同情できる面はまったくないのに。
一方の24年前に子どもを誘拐された父親(鶴見真吾)の方は不幸過ぎます。
随分ひどい話ですが、このあたりが櫻井氏らしい不条理感ともいえますが。

この加害者と被害者のキャスティングでちょっと不思議に感じたのは、
24年前に幼い子どもを誘拐された父親(鶴見真吾)よりも、
現在子どもを誘拐された父親(=24年前の犯人 羽場裕一)の方を、役の上でも俳優さんの年齢も年上にした事です。
現実にはそういう犯罪だって起こり得るかも知れませんが、
ドラマの演出として考えると、視聴者としてはちょっと違和感がありました。
だからこそ、余計に残酷なのかも知れませんが。


さて、問題の新人研究員はなかなかユニークでした。

Photo
物理担当研究員・橋口呂太(はしぐち・ろた) 演:渡部秀(わたなべ・しゅう)

事前にちょっと特殊なキャラである事は告知されていた面もあってか、
このくらいなら私は比較的好印象だったし、ネット上でも同旨の意見も見られます。
しかし、全体としては批判的な評価が多いようです。
特に匿名の掲示板では、「まるで発達傷害みたい」のような意見も散見されます。

たしかに、橋口のKYぶりは前任の相馬涼(長田成哉)とは明らかに異なります。

私は発達障害について詳しくないですが、発達障害の中には、
例えばアスペルガー症候群のように、ある分野には天才的でありながら、
コミュニケーション能力が欠如している傾向が見られるとも言われます。
橋口呂太はどうもそれに当てはまるようにも感じます。

発達障害のついての認識が進んだのは比較的最近の事だと思います。
ドラマの中で、それも特にそういった問題をテーマとした作品でなく、
『科捜研』のように長く続く警察ドラマの脇役として、このようなタイプが登場するのも、
今の時代ならばこそなのかも知れません。
しかし,現時点では制作サイドがそこまでの意図を持っているのかわかりませんので、
ここまでにしておきます。


前回のブログでも書きましたが、
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/16201713-24-4ad.html
渡部秀さんは以前、『科捜研の女』と少し似たドラマに出演しています。

寺脇康文さんと相武紗季さんが監察医役で主演した
『ラスト・ドクター〜監察医アキタの検死報告〜』(2014年7月11日 - 9月12日、テレビ東京)
http://www.tv-tokyo.co.jp/last_dr.akita/

このドラマは『科捜研の女』同様、科学鑑定の現場である監察医務院が主舞台のドラマで、
渡部さんは渡辺いっけいさん演じるベテラン刑事とコンビを組む刑事役でした。
『科捜研』でいえば土門の部下の若手刑事役、現在なら蒲原勇樹(石井一彰)のポジションでした。

ただ、このドラマでは『科捜研』と違い、監察医の寺脇・相武さんと警察のいっけいさんの関係があまりよくなく、
渡部さんはその間に挟まって苦労し、また寺脇さんや相武さんに上手く利用されてしまうような役回りでした。
強いていえば、『相棒』における芹沢刑事(山中崇史)に近い面があるかと思います。
もちろん、今回の橋口呂太とは全然違うキャラでした。

ともかく、ファンとしては今後の橋口呂太に注目です。
『相棒』もそうなのですが、複数の脚本家が執筆しているドラマは、
途中参加の複雑な個性を持ったキャラの描き方は難しいのですが、どうなりますか?


視聴率は11.2%
正月スペシャルの視聴率は11.2%と発表されました。
『相棒元日SP』の17.3%にはたいぶ差をつけられたし、せめて12%ほしかったところではありますが、
正月三が日の激戦であることを考慮すれば、充分立派な数字かも知れません。
特に、裏番組に嵐の櫻井翔さん、長澤まさみさん、香川照之さんら華キャストを揃えた
フジテレビの新春ドラマスペシャネル『君に捧げるエンブレム』があり、ドラマ対決となったのですが、
あちらは8.4%だったので、『科捜研』の完勝でした。

Old Fashioned Club  月野景史

2017年1月 3日 (火)

【科捜研の女】榊マリコの助手役・歴代若手研究員の系譜/乾健児 相馬涼 橋口呂太以前も

本日1月3日21時より放送の『科捜研の女』第16シリーズの正月スペシャルから、
京都府警科学捜査研究所の物理担当研究員として橋口呂太(渡部秀)が登場します。

この役どころは若手男性俳優が担当する、主人公・榊マリコの助手的ポジションです。
厳密には担当が違うので、「助手」ではありませんが、そのような役柄です。

このポジションは第5シリーズから第11シリーズ前半は乾健児(故泉政行)
そして前回(=第16シリーズ前半)まで相馬涼(長田成哉)が務めてきました。

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左から乾健児、相馬涼、橋口呂太

1965年生まれの沢口さんに対し、泉さんは1980年生まれ、
長田さんは1989年生まれ、渡部さんは1991年生まれなので、かなりの差があります。
長田さん、渡部さんとは、親子といってもいいくらいです。

ではこれ以前、リニューアル前の第1~4シリーズではどうだったのか?
以前書いた「若手刑事枠」ほど明確に、ポジションとしての系譜を辿るのは難しいですが、
初期から簡単に追ってみます。


第1シリーズ(1999年)

まず第1シリーズ、若手男性研究員としては、
沢口さんよりひとつ下の1966年生まれの橋本さとしさん演じる小清水司がいました。
物理ではなく、化学担当の研究員です。
ただ、橋本さんは当時33歳で、若手というイメージだったかというと微妙です。
マリコとの関係も同世代の同僚といったところ。

むしろ、マリコの助手という点でいえば、女性研究員の奥田奈々美(小林千香子)の方が、
このポジションの元祖といえるかも知れません。
小林千香子さんは1975年生まれなので、沢口さんとは10歳差です。


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マリコ(左)、奥田奈々美(中央)。右が小清水司


※ 名前が似ていてややこしいですが、奥田役の小林千香子さんは
第2~4シリーズに婦人警官役で出演した小林千晴さんとは別人です。
千晴さんは木場警部役で出演していた小林稔侍さんの娘さんです。


第2シリーズ(2000年)
第2シリーズではマリコ以外の科捜研メンバーは総入れ替え。
若手男性研究員としては、染谷優(川岡大次郎)が登場します。

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マリコと染谷優(右)

第2シリーズのマリコは科捜研の主任で所長代行的な立場になり、染谷はまさに助手でした。
Wikipediaでは「運転手」となっています。
運転専任ではないと思いますが、専門が何かはっきりしません。
川岡さんは1978年生まれで沢口さんより13歳下。


第3~第4シリーズ(2001~2002年)
第3シリーズでは物理担当として鶴田幸太郎(遠山俊也)が登場。
第4シリーズでも続投します。

第3シリーズから宮前新所長(山崎一)が登場し、マリコの“主任”という役職はあやふやになります。
鶴田はマリコからは「鶴ちゃん」と呼ばれる、少し研究おたく系のキャラでした。
遠山さんはレギュラー入り以前に別役で、マリコの後輩としてゲスト出演した事があります。

ただし、遠山さんは1962年生まれなので、沢口さんより3歳年長です。
鶴田としての登場時点で39歳なので、役者の実年齢だと若手とは呼び難いですが、
劇中での鶴田はマリコより少し年下くらいに感じられます。
研究員としての相棒といったイメージですが、マリコに仕事を色々頼まれるので、その点では助手的でもありました。


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マリコと鶴田幸太郎 
この2人は名コンビでした

遠山さんはつい最近、第15シリーズで別役の容疑者として13年ぶりに『科捜研』に出演しました。
さすがにこのキャスティングはいかがなものかと思いましたが。

尚、鶴田以外に第3シリーズでは白鳥望湖(長江英和 1958年生まれ)、
第4シリーズでは久保敦夫(尾崎右宗 1972年生まれ)が研究員として登場しました。

この後、第5シリーズにおいてこのドラマは『新・科捜研の女』としてリニューアル。
鶴田の後任ポジションとして物理担当の乾健児が登場するのです。

Old Fashioned Club  月野景史

2016年12月31日 (土)

【科捜研の女16】2017正月スペシャル1/3放送/新メンバー橋口呂太(渡部秀)登場 24年の時を越えた誘拐事件

『科捜研の女』第16シリーズの2017年第1弾は正月スペシャルとして、
1月3日(火)21時より放送されます。

同じテレビ朝日・東映制作の『相棒』は元日スペシャルが恒例になっていますが、
『科捜研』の正月三が日の放送は今年に続き2回目です。
前回は13.6と好視聴率でした。今回もそういきたいところです。


正月スペシャルで新メンバー登場
今回の一つの目玉は新たなレギュラーキャストの登場です。
前話で、物理担当の若手研究員・相馬涼を5年間演じてきた長田成哉さんが卒業しました。
かつては故泉政行さんが演じてきた乾健児、そして相馬と引き継がれてきたポジションです。
※若手研究員の系譜は →こちら

今回からその後任として、渡部秀(わたなべ・しゅう)さん演じる橋口呂太(はしぐち・ろた)が加入します。
「呂太=ろた」とは珍しいネーミングです。

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新メンバー・橋口呂太を囲んで レギュラー陣勢揃い


このドラマは『仮面ライダー』や『戦隊』シリーズなど、
東映特撮ドラマで人気の出た若手俳優の起用が珍しくなく、
長田さんは違いますが、泉さんや現メンバーの山本ひかるさんもそうでした。
渡部秀さんも『仮面ライダーオーズ/OOO』(2010年9月5日 - 2011年8月28日) の
主演・火野映司役を務めた俳優です。
ただ、終了からもう5年が経っていますが。

その間、渡部さんは『科捜研の女』と少し似たドラマに出演しています。
寺脇康文さんと相武紗季さんが監察医役で主演した
『ラスト・ドクター〜監察医アキタの検死報告〜』(2014年7月11日 - 9月12日、テレビ東京)です。 
http://www.tv-tokyo.co.jp/last_dr.akita/

このドラマは『科捜研の女』同様、科学鑑定の現場である監察医務院主舞台のドラマで、
渡部さんは渡辺いっけいさん演じるベテラン刑事とコンビを組む池田刑事役でした。
『科捜研』でいえば土門の部下の若手刑事役、現在なら蒲原勇樹(石井一彰)のポジションです。

ただ、このドラマでは『科捜研』と違い、監察医の寺脇・相武さんと警察のいっけいさんの関係があまりよくなく、
渡部さんはその間に挟まって苦労し、また寺脇さんや相武さんに上手く利用されてしまうような役回りでした。
今度の『科捜研』でのキャラクターは、それとはちょっと違うようです。

公式サイトによると、橋口呂太は
「誰にでも“タメ口”で話しかけるマイペースな若者ですが、かわいげがあって憎めないキャラクター。
しかし、鑑定の腕は抜群で、物理研究員としては超優秀という設定です!」
だそうです。

誰にでもタメ口・・・、髪型を見ても、まずはちょっとうざい若者という感じ。
このあたりは相馬涼を継承しているのかも知れません。
うざいけれども、研究員としては優秀というアピールをしていくのでしょう。


正月スペシャル
※放送は終了しました。感想等はこちら↓
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/sp-dbb2.html

今回は誘拐事件がテーマのようです。
それも今起こっている誘拐事件と、24年前に起きた事件がリンクする展開です。
時間的スケールの大きい話になるようです。

そして、ストーリーにはあまり関係ないかも知れませんが、
予告映像の冒頭に登場する「半纏」を着てヘルメットをかぶり、そば屋の「岡持ち」を持った
榊マリコ(沢口靖子)も気になります。

160902
日野所長(斉藤暁)まで巻き込んで、なぜ、そば屋の出前姿?


今回はゲストも鶴見辰吾さん、六平直政さん、羽場裕一さん、森尾由美さん、寺田農さんと粒ぞろい。
森尾さん以外は別役で出演済みです。

あらすじを東映の番組公式サイトより引用します。
☆☆☆正月スペシャル
2017年1月3日(火)21時~

京都市内で乳児誘拐事件が発生。
父親の間山悟(演・羽場裕一)が目を離した隙の犯行だった。
犯人からの要求は身代金3000万円。
土門刑事(演・内藤剛志)は赤ん坊の母親・圭子(演・森尾由美)が夫に言い放った「わざとやったの?」という一言が気になっていた。

一方、マリコ(演・沢口靖子)ら科捜研は新たな物理研究員・橋口呂太(演・渡部秀)と共に、現場から逃げ去った犯人のバイクを「3D認証」で捜索。
結果判明した犯人の逃走ルートから、犯人が落としたと思われる緑色のガムテープ片が発見される。それを見た滋賀県警の岩内刑事(演・六平直政)の目に動揺が走った。

岩内の反応を不審に思った土門は、かつて岩内とコンビを組んでいた元刑事の矢野(演・寺田農)を訪ね、かつて岩内と矢野が担当していた24年前の未解決誘拐事件の存在を知る。
24年前に誘拐されたのも、やはり乳児。
父親の石井和夫(演・鶴見辰吾)が身代金を払ったものの、赤ん坊は戻ってこなかった。
この未解決誘拐事件と今回の誘拐事件――2つの事件には、3000万という身代金の額、緑色のガムテープや脅迫電話に使用された電話ボックスに至るまで、奇妙な符合がいくつも見受けられた。
まさか、かつての犯人が24年の時を越えて現れたのだろうか?
それとも、犯人は24年前の誘拐事件の「模倣犯」なのだろうか――?

やがて、身代金の受け渡し時刻が訪れる。
犯人との壮絶なカーチェイスの果てに、物語は予想もしなかった方向に転がり始める。

脚本:櫻井武晴
監督:田﨑竜太
★★★

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