12.【特集】『科捜研の女』

2018年4月29日 (日)

【科捜研の女10】第1話 土門美貴(加藤貴子)退場 / 吉崎泰乃(奥田恵梨華)初登場回

2010年7月に放送された『科捜研の女』シーズン10 初回第1話 スタートスペシャル
「狙われた科捜研!残された指紋 容疑者にされた研究員 DNAの罠!仕組まれた誤認逮捕!!接点なき二つの殺人」は
このドラマの歴史上でもひとつのターニングポイントになる回でした。
この話について紹介します。

まずこの回はなんといっても、5期にわたりこのドラマを支えた研究員・土門美貴(加藤貴子)の退場回。
↓美貴の詳細はこちら
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-345e.html

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土門美貴(加藤貴子)


そして後任の吉崎泰乃(奥田恵梨華)の初登場回でもあります。
泰乃はこの回の冒頭から科捜研に着任しているので、美貴とは入れ違いではなく、しっかり共演しています。
 
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吉崎泰乃(奥田恵梨華)


更にこの回では、この年の3月に放送された単発スペシャルに若手刑事枠で初登場した権藤克利(高橋光臣)が、
引き続きシリーズに継続出演することが明らかになりました。

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権藤克利(高橋光臣)


さて、土門美貴はシーズン5(2004年)初回に刑事部の制服警官として登場しました。
この回では研究員の日野和正(斉藤暁)、乾健児(泉政行)、
美貴の兄である土門薫刑事(内藤剛志)も初登場しています。

そして次のシーズン6(2005年)初回には榊伊知郎所長が登場し、美貴も科捜研に異動、
主演の榊マリコ(沢口靖子)と合わせた科捜研5人(+土門刑事)が揃ったのです。

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それまでの『科捜研の女』は視聴率が伸び悩み、
大幅なキャストの入れ替えを繰り返していましたが、
この時からメンバーも安定、そして数字も安定成長に転じ、
日本一の長寿ドラマに育っていくことになります。

それから5年、美貴の退場によりその体制の一角が崩れることとなったのです。


科捜研史上最大の危機
そしてこの回はこのようなキャストの入れ替えだけではなく、
ストーリーとしても京都府警科捜研にとって、このドラマ史上最大の危機回ともいえます。

それまでも主役のマリコがピンチになることは時々ありましたが、
この回では退場を控えた土門美貴が命を脅かされる大ピンチに襲われました。

また、犯人が仕掛けた罠により乾が証拠物への自分の指紋付着というミス、
日野が重要資料の盗難という汚名を着せられ謹慎、そして失職の危機に追い込まれてしまうのです。
(日野については盗まれたことは事実なので、罠とはいえ本人のミスではあるのですが。)

※この乾に対する、証拠物への指紋付着の罠というプロットは、
後にDNA付着という形で『相棒13』 第11話 「米沢守、最後の挨拶」(2015年1月)で使われています。
『相棒』の名物キャラだった警視庁鑑識課の米沢守(六角精児)が、やはり犯人の罠により危機に陥いる。
そしてこの回には、米沢の同僚鑑識課員として奥田恵梨華さんが出演しています。


ところで、この回で美貴の後任として登場した泰乃も2013年10月に退場し、
女性研究員ポジションは涌田亜美(山本ひかる)に引き継がれています。
京都府警を退職した美貴は2017年10月に約7年ぶりに再登場しました。
一方、府警内のサイバー犯罪対策課に異動した泰乃の再登場はまだ実現していません。
そろそろあってもいいように思いますが。

Old Fashioned Club  月野景史

2018年3月23日 (金)

【科捜研の女17】最終回終了/誰の降板もなく高視聴率15%で有終の美

テレビ朝日の長寿ドラマ『科捜研の女season17』は3月15日の200回記念スペシャルに続き、
3月22日には最終回2時間スペシャルが放送され、昨年10月から2クール半年に渡った全18話が終了しました。

このブログではレギュラーキャストの降板等の、シリーズを揺るがす大きな出来事があるのでは、
との物騒な予想もしたのですが、何事もなく終わりました。
200回のおめでたい記念なので、そういう事はあえてしなかったのでしょう。
考えてみれば当然かも知れません。



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最終回は榊マリコ(沢口靖子=右)とゲストの近藤正臣さん演じる元革命戦士との頭脳戦がテーマ。


ベテラン近藤正臣さんは『科捜研の女』初登場
昔から年齢不詳、生活感のない二枚目俳優で、田村正和さんとイメージの重なる人でした。

ところが、ある時期から髪が真っ白になり、随分老け込んでしまったように思いました。
しかし、今度はそこから年を取らなくなったようです。
1972年生まれで今年77歳になりますが、声も動きも元気そうで、
先日、久々に『眠狂四郎』に出演した1歳年下の正和さんよりも若々しく感じられました。


高視聴率獲得
最終回の平均視聴率は15.0%。
前週の200回スペシャルの15.1%に続く高視聴率を獲得。

今や日本一の長寿ドラマとなった『科捜研の女』ですが、
15%超えは2013年のクリスマススペシャル以来久々です。

元々あまり数字は高くなく、“高視聴率”とは呼び難いドラマで、
あえていえば“好視聴率ドラマ”でした。

その中でも、視聴率的に全盛期といえるのは14.5%を獲得したシーズン9(2009年)なのですが、
その後は下降気味で、直近の15と16の2シーズンは11%台まで落ちていました。

これは『科捜研』だけの傾向ではなく、デジタル多チャンルネル化された2011年以降、
ドラマも他の分野も視聴率は低迷しており、仕方ないところなのですが、
その状況の中、今シーズンの『科捜研』は平均12.7%とシーズン14以来の12%台を確保。
特に後半(今年の1~3月)は冬季五輪があったにも関わらず平均13.2%を獲得しました。

また2週連続の15%超えというも、シーズン9以来かと思います。
今の時代においては立派な高視聴率ドラマといえるでしょう。



多忙な土門刑事(内藤剛志)
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終わりよければすべて良しで終了したシーズン17ですが、
最終回、ちょっと気になったのは内藤剛志さん演じる土門刑事の出番の少なさ。
今回は要人警護に駆り出されたとの設定で、マリコ達と共に捜査に当たる場面はほとんどありませんでした。
マリコと日野所長とは辛うじて共演シーンがありましたが、
他の科捜研メンバーとは長時間SPなのに、顔を合わせることすらなかったと思います。

内藤さんは4月から同じ枠でスタートする『警視庁・捜査一課長3』に主演するので、
その撮影が重なって忙しいのかと思ったのですが、
今期から『一課長』に出演する漫才コンビ・ナイツの塙さんのラジオでの発言によると、
3月10日の時点でまだ撮影に入っていないとのこと。

『科捜研』の撮影は早く終わっている筈なので、『一課長』でないとしたら、
TBSの『十津川警部シリーズ』など他のドラマの撮影が忙しいのでしょう。
今期は最終回以外でも、警視庁の応援に出張ということで、ほとんど出ない回もありました。

『一課長』も好きなドラマですし、
ここにきて主演スターとして輝きを増している内藤さんには“アラカンの星”として大いに活躍してもらいたい。
ですので、『科捜研』の土門はもうベテラン刑事なので、捜査で動き回るのはある程度若手にまかせ、
出番が少なめになっても構わないとは思います。
ただ、内藤さんの多忙により、ストーリー作りや撮影スケジュールに影響が出ないかは
余計なお世話かも知れませんが、ファンとしては少々心配ではあります。

Old Fashioned Club  月野景史


以下、オリコンニュースより引用
https://www.oricon.co.jp/news/2108107/full/
☆☆☆
沢口靖子主演、テレビ朝日系『科捜研の女』最終回2時間スペシャルで視聴率15.0%を獲得
女優の沢口靖子が主演する、テレビ朝日系木曜ミステリー『科捜研の女season17』の最終回が22日、2時間スペシャル(後8:00~9:48)として放送され、番組平均視聴率15.0%を獲得し、今シーズンの有終の美を飾った。前週15日に放送された200回スペシャルの15.1%に続く高視聴率。2時間スペシャルで15%超は2013年12月25日のクリスマススペシャル(15.6%)以来4年3ヶ月ぶりとなった(視聴率はすべてビデオリサーチ調べ、関東地区)。

今シーズン(2クール)は、昨年10月クールが平均視聴率11.9%、今年1月クールが平均視聴率13.2%、シーズンを通しての平均視聴率は12.7%と好成績を収めた。『科捜研の女』全201回の平均視聴率は12.3%。

視聴率の知らせを受けて沢口は「ありがとうございます。『シーズン17』をとても良い形で締めくくることができました。スタッフ、キャストを代表して感謝申し上げます! (最終回は)戸田山(雅司)さんのすでに面白い脚本に、表現者として応えたいという思いで取り組みましたが、取調室というリングの上でのスリリングな頭脳戦は演じていてとても面白く楽しかったです! 多くの皆さまにご覧いただけて本当にうれしいです。皆さまのリングの外からのご声援が聞こえました! ありがとうございました!」とコメントを寄せている。

最終回スペシャルは、不法侵入で連行された謎の老人(近藤正臣)が、マリコ(沢口)の科学捜査の力量を試すかのように自らの身元を明らかにしてみろと挑発。一方で、来日した外国の副大統領夫妻の暗殺計画が進行。謎の老人に仕掛けられた予測不能な罠に、マリコら科捜研が最新科学で挑むという内容だった。

2時間スペシャルで15%超は2013年12月25日のクリスマススペシャル(15.6%)以来4年3ヶ月ぶりとなった(視聴率はすべてビデオリサーチ調べ、関東地区)。

今シーズン(2クール)は、昨年10月クールが平均視聴率11.9%、今年1月クールが平均視聴率13.2%、シーズンを通しての平均視聴率は12.7%と好成績を収めた。『科捜研の女』全201回の平均視聴率は12.3%。
★★★

2018年3月12日 (月)

【科捜研の女】200回記念スペシャル 3/15放送/日野所長倒れる 科捜研に波乱の展開か

テレビ朝日の長寿ドラマ『科捜研の女season17』。
3月15日は第200回記念スペシャルとして放送されます

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スペシャルといっても、枠としては通常通り木曜20時からの1時間です。
そして次の3月22日放送が最終回スペシャルとなるようです。

この200回スペシャルではかつて短期間ながら京都府警管理官としてレギュラーだった
芝美紀江(戸田菜穂)が再登場します。
現在は監察官で、再登場は2回目です。


今回は科捜研に波乱か?
公式サイトのあらすじをを読むと、今回は日野所長(斉藤暁)が虚血性心疾患で倒れてしまうようです。
日野所長については、仕事を増やしてしまう榊マリコ(沢口靖子)のせいで
過労気味の様子が以前から描かれていましたが、ついに倒れてしまうのか。
そして、初登場する日野の妻が公災を申請するなど、
科捜研を中心とした警察内部に波乱が起きる展開のようです。

監察官は警察官の問題を追及する職種ですので、
マリコはこの問題で芝美紀江の監察対象になるのか?
あるいは、この件が別の問題を引き起こすのか。


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芝監察官(左)とマリコ


そして、これはもしかしたら日野の退場に繋がる可能性もあります。
以前から頻繁にレギュラーキャストの入れ替えのあったこのドラマにしては近年は安定しており、
ファンの間でもそろそろ動きがあるのではとの声が出ています。
元々日野は東京から単身赴任している設定で随分長く勤めており
いつ家族と過ごすために東京に帰る、となってもおかしくないのです。

200回を迎え今週、来週と事件も色々と起こりそうですが、
レギュラーキャストの動向にも目が離せません

Old Fashioned Club  月野景史

☆☆☆
200回記念スペシャル あらすじ
マリコ(沢口靖子)は、ある法医学の鑑定書を手にした芝美紀江監察官(戸田菜穂)の取り調べを受ける。
「私は、あなた方が、犯罪者だと思っています」
美紀江がマリコを取り調べる真意とは…!?

1週間前、人気ラーメン店から火災が発生。倉庫の二階部分が全焼、男性と見られる遺体が発見される。父親の跡を継ぎ店主となった南条輝明(深水元基)によると、遺体は父の代から働いている従業員の河原崎満(宇野嘉高)ではないかという。河原崎は仕込みの後、二階の倉庫で寝てしまうことがたびたびあり、出火の原因も彼の寝タバコと考えているようだ。しかし、土門(内藤剛志)が河原崎の若い妻・河原崎愛(足立梨花)に事情を聞くと、自宅でボヤを発生させてから河原崎は寝タバコはしないと約束していたと強く否定する。

出火の原因が寝タバコなら火災残渣からタバコ、ライターなどが発見されなければならない。その残渣の鑑定をしていた日野所長(斉藤暁)が倒れてしまった。原因は虚血性心疾患。東京から駆けつけた日野の妻・日野恵津子(宮地雅子)は、深夜勤務が続き帰れない、というメッセージアプリによる夫とのやりとりをマリコらに見せる。「仕事に殺されかけたということですよね?」と問いかける恵津子に責任を感じるマリコだが、恵津子はマリコらを責めずにある協力を依頼する。それは…。

火災残渣の鑑定から寝タバコの可能性が低くなる中、防犯カメラの映像で酒に酔った店主の南条が出火時刻に現場近くにいたことがわかった。南条は居酒屋で河原崎への不満を口にしており、火事に見せかけて殺害する動機もある。

恵津子がマリコから入手した日野の勤務記録をもとに、八田功警務部長(升毅)に夫の公災を申請する。あわてた八田は、かねてから検討していた「服務規定の一部改訂」を通達。マリコら科捜研だけでなく、土門や蒲原(石井一彰)までもが規定勤務時間を超えると鑑定や捜査を別の担当者に引き継ぎ、強制的に帰宅させられるという勤務システムが緊急導入されてしまう…。その結果、捜査は意外な方向へと進展していき…?

<ゲスト>
戸田菜穂、升毅、宮地雅子、深水元基、足立梨花 ほか
★★★

2018年3月 8日 (木)

【科捜研の女】200回記念 ファンが選ぶ名作エピソード・ベスト10発表

テレビ朝日の長寿ドラマ『科捜研の女』は現在、シーズン17を放送中。
3月15日の放送分で第200回を迎えます。

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テレビ朝日の警察ドラマといえば1月に『相棒』が300回を迎えます。
『相棒』は200年に2時間サスペンスとしてスタートし、2002年より連続ドラマ化。
『科捜研の女』は1999年に連ドラとしてスタートしていますので、
『科捜研』の方が100回以上少ないのですが、これには理由があります。

安定した視聴率でシーズン2から毎年2クール6ヶ月放送の『相棒』に対し、
『科捜研』は初期は視聴率が安定せず、放送のなかった年もあり、
長く1クール放送で、2クール放送が定着したのは近年です。

そんなこんなで後発の『相棒』とはだいぶ差がついています。
苦労の末、日本一の長寿ドラマに育ったというところでしょう。

番組では200回を記念して、視聴者すらの人気投票を実施し、
ファンが選ぶ名作エピソード・ベスト10を発表しました。

ただ、元々候補になったエピソードのがシーズン6以降で、
その中でも近年の作品が多く、 足掛け19年の歴史全体を俯瞰する内容にはなっていません。

前にこのブログでも書いたのですが、
テレビ朝日では午後にドラマ再放送の枠があり、
『科捜研』と『相棒』は年間通してランダムに放送されているのですが、
現在はデジタル対応ワイド画面で制作されるようになった回しか放送しておらず、
『科捜研』の場合はそれがシーズン6以降ということになります。

ベスト10は順次再放送される予定ですが、
せっかくの記念なのだから第1話からすべて放送してほしいものです。


ではベスト10を紹介します。

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ファンが選ぶ名作エピソード・ベスト10

第1位
「マリコVSバスジャック犯!!100均グッズで決死の鑑定」
season16 第16話(2017年3月2日放送)
ゲスト:林泰文、小川菜摘
●マリコとバスジャック犯のユーモラスなやりとりが大好き。二人ともキャラクターが強烈。緊張と笑いが同居する不思議な名作。
●100均グッズを使った鑑定コーナーに興奮。あのロケットをもう一度見たい。
●マリコってすごい人だな~というのを一番実感した回!!人質なのに次々と大胆な「作戦」を実行するのが気持ちいい!
再放送日:2018年3月15日(木)14:06~


第2位
「科学捜査vs祟りの村!

恐竜の化石発掘現場から出現した白骨死体!
京都〜日本海を結ぶ奇妙な手紙!わらべ唄通りに連続殺人が!!
鑑定が告げる壮絶な真実」
新春スペシャル(2015年1月18日放送)
ゲスト:洞口依子、真野恵里菜
●わらべ歌になぞらえて次々殺人が起きる!謎解きは崖で!ミステリードラマの見どころをぎゅっと詰め込んだような楽しい作品。
●恐竜発掘がテーマになっていて、ロマンがある。独創的な殺し方も良いし、マリコの浴衣姿も素敵だった。
●「科捜研の女」版「犬神家の一族」みたいな。たたりの村に金田一ではなくマリコがやって来たらこうなる、という感じ。
再放送日:2018年3月12日(月)14:06~


第3位
「白骨死体は30年前に夜逃げした親友!?

涙と執念のDNA型鑑定!東京〜大阪1100キロの大捜査!
繁華街の大爆破 迫る女探偵の罠〜マリコの過去が明白に!!」
年末スペシャル(2014年12月21日放送)
ゲスト:荻野目慶子、上白石萌歌
●マリコは子供のころから天才で変人なのかと思いきや、意外と普通の子供らしさがあって、ほほ笑ましかった。
●白骨死体と共にマリコの名前入りブローチが発見されるオープニングが衝撃的。マリコと親友「京子ちゃん」のエピソードが、切なくてとてもいい。
●マリコにもこんな頃があったなんて・・・それだけでも見る価値あり。
再放送日:2018年3月21日(水)14:06~


第4位
「疑惑の観光タクシー…予告された転落事故!奇妙なタイヤ痕、飛沫血痕の罠!! 冤罪を生んだ鑑定ミス!? 父親に尋問されるマリコ!辞職を要求する元管理官!」

season13 クリスマススペシャル(2013年12月25日放送)
ゲスト:小野武彦、戸田菜穂
●事件の真相は二転三転するし、マリコたちは絶体絶命に陥るなど、とにかくドラマチックな一本!
再放送日:2018年3月20日(火)14:06~


第5位
「白昼の殺人雨!模倣犯による最悪の集団死マリコ路上に死す!?」

season14 第9話(2014年12月11日放送)
ゲスト:野村宏伸
●青酸テロのシーンが怖すぎる。怖いシーンと笑えるシーンが混ざり合ってて濃密。
●マリコをめぐるラブロマンスが貴重!こういうのをたまに見たいです!
再放送日:2018年3月19日(月)15:01~


第6位
「どうするマリコ!灼熱50度の監禁状態!!」

season6 第9話(2005年9月8日放送)
ゲスト:小日向文世
●土門がマリコをお姫様だっこ!!伝説の回!!
●閉じ込められてるなかで、科学の知恵をフル活用するのが楽しかった。
再放送日:2018年3月9日(金)14:06~


第7位
「最終章〜古都を襲った無差別テロ!解剖医による疑惑の鑑定!!」

season14 第8話(2014年12月4日放送)
ゲスト:野村宏伸
●まさかのドンデン返し!完全にだまされました。
●野村宏伸さん演じる解剖医の佐沢先生が、すごいキャラクター。
再放送日:2018年3月19日(月)14:06~


第8位
「13年目の鑑定対決!科警研vs科捜研、偽造紙幣の死角」

season11 第7話(2011年12月1日放送)
ゲスト:羽場裕一
●ニセ札についてすごい量の知識が入っていて普通に面白かった。
●科捜研の女でしか見れない内容という感じ。興味深かった。
再放送日:2018年3月13日(火)14:06~


第9位
「狙われた観光名所!科捜研vsサイバー犯罪疑惑の合成写真!!」

season13 第3話(2013年10月31日放送)
ゲスト:神尾佑
●京都の名所にイタズラが仕掛けられる話で、全体的にユーモアに富んでいた。
●亜美ちゃん初登場回!!亜美ちゃんも大人になったんだなぁとほっこりします。
再放送日:2018年3月17日(土)12:58~


第10位
「20年目の罠!誘拐された真犯人!! 爆死まで5秒、起爆装置の謎」

season13 第2話(2013年10月24日放送)
ゲスト:宅麻伸、手塚理美
●拘束されるマリコ、ピンチ!!最後まではらはらどきどきでした。
●藤倉部長がはじめて出てくる回。まだ鑑識だったんですね。今との違いが面白いです。
再放送日:2018年3月16日(金)15:01~

Old Fashioned Club  月野景史

2017年11月23日 (木)

【科捜研の女17】榊マリコ(沢口靖子)はマンション住まい? あの町屋風家屋はどうした?

10月にスタートした『科捜研の女 シーズン17』(テレビ朝日)も第6話が終了。
視聴率も同局の人気シリーズ『相棒』、『ドクターX』には及びませんが、好調に推移しています。

『科捜研』では新機軸として、前シーズンから毎回、主人公・榊マリコ(沢口靖子)の色々な姿を描いています。
今回は事件のテーマが今話題の「民泊」だった事に合わせ、民泊を体験するマリコが描かれました。
特に事件とは関係なく、マリコ自身の都合によるものでしたが。

それはいいのですが、そのマリコが民泊した理由が気になります。
自宅マンションの水道管改修工事の為、10日間部屋を空けねばならないからと本人が語っていました。
しかし、マリコは長く、いかにも京都らしい古風な町屋風家屋を住居としていました。
久しく登場していませんでしたが、あの家はどうなったのでしょう。


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レトロな住まいで同居していた父であり上司でもあった榊伊知郎(小野武彦)と晩酌(シーズン8)


今回はマリコの住宅について簡単に記します。

榊マリコの住居史
シーズン1でのマリコはアパートで一人暮らし。
京都府警科捜研の勤務ですから、場所はもちろん京都でしょう。

シーズン2では長期の自動車免許取得合宿の為にアパートを引き払い、
相棒的存在だった女刑事・城丸準子(伊藤裕子)のマンションに押しかけ同居していました。

そして、シーズン3(2001年)から町屋風の住居住まいとなりました。
ここで、夫と喧嘩して家出してきた母親の榊いずみ(星由里子)としばらく同居。
まもなくいずみは実家に帰りましたが、マリコの住まいの方はとりあえず安定しました。

そしてシーズン6(新・科捜研の女2)からは科捜研所長として赴任してきた
父親の榊伊知郎(小野武彦)と写真のような同居生活となります。
この時も押しかけでしたが。

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この状態はシーズン10と11の間のスペシャル(2011年)で伊知郎が退場するまで続いたと推測されますが、
実際にこの家が登場するのはシーズン8(新・科捜研の女4=2008年)頃までだと思います。
父娘は同じ場所の勤務なので会話はそこで出来ますし、また科捜研が家族的な職場ですから、
自宅で職場とは違う、家族としての姿をわざわざ描く必要もないという面もあったかも知れません。

そして伊知郎の退場からも6年半が経とうとしていますが、マリコの住居はまったく登場せず、
今回唐突な自宅マンション発言となったわけです。

それにしても、実際に住まいのシーンがあるわけでもなく、マリコの発言に出てくるだけなのに、
住居が変わったことにする理由がわかりません。
もちろん、これだけ時間が経っているのだから、転居していたとしてもおかしくはありませんが、
あえて変える必要があったのかというと疑問です。

今回のストーリーにおいて、マンション住まいである必要があったのならばまだわかりますが、
改修の為に家を空けねばならないだけならば、あの町屋風家屋で問題ないだろうし、
むしろ、マンションの住人すべてに10日間部屋を空けさせる方が大変で、非現実的に思えます。


木曜ミステリー もう一軒の町屋風家屋-『京都地検の女』
ところで、『科捜研の女』と並ぶ「木曜ミステリー」の人気ドラマにも、
かつて同じような町屋風住居が登場していました。


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『京都地検の女』(2003年~2012年 全9シーズン)

こちらでも主人公の鶴丸あや検事(名取裕子)が娘の鶴丸りんと
写真のような住まいで二人暮らしをしていたのです。(夫は単身赴任)



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こちらは地検の同僚や刑事達が集うサロン的な役割(『相棒』でいえば「花の里」のような)も果たしていて、
存在感が大きかったです。

それと比べてしまうと、マリコの住まいは元々存在感が薄かったのかも知れませんが、
知らないうちになくなってしまっていたとは、少々寂しく感じます。

Old Fashioned Club  月野景史

2017年10月16日 (月)

【科捜研の女』スペシャル終了/シーズン17は10月19日スタート 初回ゲストは櫻井淳子

先日のブログに書いた『科捜研の女』スペシャルの放送(10月15日)が終了しました。
殉職かと気を揉ませた土門薫刑事(内藤剛志)は重傷を負ったものの、命に別状はなかったようです。
妹の土門美貴(加藤貴子)との久々の再会は、ラスト近くまで引っ張って無事果たしました。

続いてシーズン17は10月19日(木)に、木曜ミステリー枠でスタートします。

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さて、今回のスペシャルは普段の『科捜研』とはやや趣が違い、
最新機器を駆使しての追跡アクションサスペンスといった感じでした。
科捜研の活躍をフィーチャーするためでしょうが、
刑事たちがあまり無能で、逃走犯を逃がしまくった挙句、黒幕に殺されてしまうという展開で、
さすがに疑問を感じるストーリーではありました。

これを見ると、やはり通常回の地道な証拠分析を基にした捜査がこのドラマの身上かと感じます。

視聴率は10.5%と発表されました。
なんとか二桁は確保しましたが、裏に注目の新ドラマ『陸王』の初回があったとはいえ、
いささか寂しい数字です。
ただ、派手に高視聴率は取らないけれども堅実に・・・というのも、このドラマの身上かも知れません。

私のブログのアクセスは伸びました。15日は一日で2万5000件を超えています。
無名素人のブログとしてはなかなかです。
このスペシャルの展望を書いたページだけではなく、
過去の『科捜研』関係の記事全般にアクセスがありました。

「土門美貴再登場!」
「土門薫殉職?」

このふたつの大きな注目ポイントがあったからでしょう。


次はもちろん、19日からのシーズン17に期待です。
『科捜研の女』は長く1クール制作で、放送時期も一定していなかったのですが、
近年は2クールが多く、今期も2クールと発表されています。
これで3期連続で10月~3月の2クール放送、
つまり『相棒』との同時期放送が定着しました。

一方で10月からの木曜日のテレビ朝日は20時から『科捜研』、
21時から『ドクターX』という流れも定着しつつあります。
水曜夜は『相棒』、木曜夜は『科捜研』と『ドクターX』。
ドラマ不振がいわれる中、これだけの人気シリーズを並べて、
他局からすれば贅沢な話でしょう。

ただ、『ドクターX』のおかけで『科捜研』の時間拡大スペシャルが作り難くなった面があり、
今期も通常枠でのスタートとなります。
その分、15日のスペシャルがあったのだともいえますが。


櫻井淳子ゲスト出演
初回のゲストは中川大志さん、櫻井淳子さん。
目玉は民間鑑定所の若き鑑定人・江藤役の中川さんのようですが、
『木曜ミステリー」ファンとしてはどうしても櫻井さんが気になります。
かつて木ミスで『科捜研』と並ぶ人気シリーズだった『おみやさん』(渡瀬恒彦主演)のヒロインとして、
渡瀬さん演ずる鳥居勘三郎の相棒である女刑事・七尾洋子を8期10年務めた人ですから。
予告を見る限り、1回限りのゲストのようですが。

Old Fashioned Club  月野景史

2017年10月10日 (火)

【科捜研の女SP】10/15放送/土門美貴(加藤貴子)再登場! 土門薫(内藤剛志)殉職か?

テレビ朝日の長寿ドラマ『科捜研の女』シーズン17は10月19日(木)スタートですが、
その直前の10月15日(日)にスペシャル版が放送されます。
シーズン17の初回スペシャルではなく、あくまで単発の位置づけのようです。
http://www.tv-asahi.co.jp/kasouken17/story/special/

今回の目玉はかつての主要レギュラー土門美貴(加藤貴子)の7年ぶりの再登場!

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久々の再会。左から主人公の榊マリコ(沢口靖子)、美貴、京都府警科捜研所長の日野和正(斉藤暁)。

更に、予告映像には美貴の兄でもある土門薫刑事(内藤剛志)の殉職を思わせる描写もあり、目が離せません。





土門美貴は2004年の第5シリーズに刑事部所属の制服警官として兄の薫と共に初登場。
当時、加藤さんは“昼ドラ”ことTBS「愛の劇場」の人気シリーズ『温泉へ行こう』の主演女優でした。
美貴はその後、警官として科捜研に異動、やがて研究員になり、2010年の第10シリーズ第1話まで出演しました。
視聴率で見れば、このドラマの全盛期ともいえる頃を主要キャストとして支えました。

土門美貴についての詳細はこちら↓
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-345e.html

美貴の退場理由はメンタルケアの仕事に興味を持ち、資格取得の為に東京へ行くというものでした。
円満退職だし、兄の薫が残っているのだから、いつ再登場してもおかしくなかったのですが、ようやく実現するようです。


土門刑事はどうなる?
美貴の久々の登場はファンとしては嬉しい限りですが、気になるのは兄の土門薫刑事の方です。

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予告映像を観ると、土門刑事は誰かを助けようとして線路に飛び込み、
電車に轢かれて血まみれになっているようです。

また、マリコが電話で土門の検視を依頼する衝撃のシーンもあります。
(電話の相手は風丘早月医師(若村麻由美)か?)

そして、マリコと美貴が抱き合って泣いているようなシーンまで。

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これは、そのまま素直に取れば土門薫殉職編でしょう。


ただの前宣伝だとは思うが・・・
しかし、内藤さんの降板などまったく発表されていません。
レギュラーキャストの降板は事前に告知される事もあり、サプライズ的に行われる事もありますが、
土門のような長年の準主演格キャラの退場、そして今や主演スターとなった内藤剛志さんの降板となれば、
しっかり告知して、一大イベントとして放送するのが当たり前でしょう。

そもそも、直後にスタートするシーズン17公式サイトにはキャストとして内藤さんの名もあるので
普通に考えれば、予告映像は前宣伝の煽りだと思います。
テレビ朝日のもうひとつの長寿ドラマ『相棒』にも似たパターンが多く、
「死ぬ死ぬ詐欺」とか「やめるやめる詐欺」などと揶揄される向きもあります。

ただ、内藤剛志さんは主演の『警視庁・捜査一課長』が連ドラとしてシリーズ化され、
『科捜研』と合わせて年間3クール=9カ月「木曜ミステリー」枠に出ずっぱりの状態になっており、
主役ではない『科捜研』の方をそろそろ降板してもおかしくないという状況でもあります。

それともうひとつ、今回が土門刑事にとって重大な回ではと思われる理由があるのです。


今回のスペシャルは3月に撮影済?
実は、この2017スペシャルの撮影は今年の3月にはクランクアップしているようなのです。
このことはテレビ朝日や東映からは何も公表されていません。
では何故わかるかというと、加藤貴子さんのブログにそれをほのめかすような記述があったからです。
『科捜研の女』の名は出ていませんでしたが、明らかにこのドラマに久々に出演したと取れる内容でした。

『科捜研』では近年もシーズン終了の翌月に単発スペシャルの放送があったので、
ファンとしてはいつ放送なのかと待っていたのですが、4月にも、6~7月の改変期にも一向に告知されず、
あのブログの記述は何だったのかと、一部のネット掲示板でも話題になっていました。
今回、ようやく放送となったわけです。

それにしても、10月放送のスペシャルを3月に撮影というのはちょっと不自然に感じます。
もっと早く放送の予定だったのが、延び延びになってしまったのか?

実は、加藤貴子さんは8月に第2子を出産しています。
もし、今回のスペシャルが最初から10月放送の予定で、加藤さんの出演が不可欠だったとしたら、
出産予定月であろう8月前後に撮影予定を組むのは難しく、
また、お腹が目立ち始める事を考えれば3月がぎりぎりだったでしょう。

もし、今回が土門の退場回だとしたら、無理なスケジュールを組んででも、加藤さんの出演は必須だった、
と考えられなくもないですね。

さてどうなるのか?
後は放送を待つのみ。

Old Fashioned Club  月野景史

2017年3月 9日 (木)

【科捜研の女】第16シリーズは粛々と終了/数字は前期より伸ばしてまずまず

『科捜研の女』第16シリーズの最終回となる第17話の放送が今日3月9日に終了しました。
時間延長もなく、通常回に近いノリの回でした。
前期の第15シリーズのラストは時間延長こそしませんでしたが、
前後編で、落合刑事(池上季実子)の壮絶な殉職がありました。
それに比べると、今回は淡々とした印象でした。

主人公の榊マリコ(沢口靖子)が拉致監禁されるという展開はありましたが、
マリコは前回の第16話でもバスジャックにあってますし、
特に刺激的ともいえませんでした。

今シリーズは中盤に研究員・相馬涼(長田成哉)の降板、
橋口呂太の登場というレギュラーキャストの交代劇がありましたから、
最後は静かに、粛々とというところでしょうか。

そもそも『相棒』のような大事件が頻繁に起きるのは『科捜研』には似合わないかも知れません。
ただ、初の2期連続2クール放送のラストとしては、少し寂しい気もします。


今シリーズは過去キャラの再登場もありませんでした。
(過去のレギュラーキャストの別役での出演はありましたが)

吉崎泰乃(奥田恵梨華)や木島修平(崎本大海)は京都府警本部内にいる筈、
過去キャラも番組の財産もといえますし、たまには出してほしいものです。

また、昨年は4月の春の2時間スペシャルの放送がありましたが、
今年は現時点では発表されていません。

これについては、3月に終わって4月にすぐスペシャル放送するよりは、
6月か7月にやった方がいいような気もしますが、
今回の場合は3月の最終回が淡々という感じでしたから、何月でもいいので、
出来ればやってほしい気もしますが、今公表されてないとなるとどうでしょう?


視聴率は?
第16シリーズ全体の視聴率は単純平均で11.6%ほどのようです。
第6シリーズ(2005年)から前々期の第14シリーズ(2014年)までは常に12%を超えていたので、
それに比べると物足りない数字ですが、前期がギリギリの11.0%でしたから、挽回していますし、
今の時代においてはますまず立派な数字で、来期以降の継続も間ほぼ違いないでしょう。


次週は内藤剛志主演のスペシャルドラマ放送!
ところで、最終回の3月9日での終了は少し早めで、WBCの影響かと思いましたが、
次週は『科捜研』に土門薫刑事役で出演している内藤剛志さん主演のドラマを放送するようです。

『ミステリースペシャル 特殊犯罪課・花島渉』
2017年3月16日(木) 20:00 ~ 21:48
番組概要
内藤剛志が人間味溢れる“交渉人"として緊急出動!
絶対に失敗しない最強の交渉人・花島渉(はなしま・わたる)が
“言葉"を武器に難事件に挑む、衝撃のミステリーが誕生!
http://www.tv-asahi.co.jp/hanashima/


そして、4月からの木曜8時は内藤さん主演の『警視庁捜査一課長』第2シーズンが始まるのですから、
内藤さんはテレビ朝日の屋台骨を支えています。

Old Fashioned Club  月野景史

2017年2月15日 (水)

【科捜研の女】超入門② 榊マリコ(沢口靖子)の基礎知識/家族 年齢 住居

☆最終加筆:2018年5月18日

京都府警本部 科学捜査研究所(科捜研)の法医担当研究員・榊マリコ(沢口靖子)。
タイトルロールである“科捜研の女”。
日本一の長寿連続ドラマ『科捜研の女』の主人公です。

Photo


『科捜研の女』超入門シリーズ。今回は榊マリコの基礎知識。


◆家族
榊マリコの実家は2014年末時点で横浜にあります。
子どもの頃も横浜に住んでいましたが、その後に何度も転居繰り返したようです。
両親は健在。

父親:榊伊知郎(小野武彦)
母親:榊いずみ(星由里子)



母と娘
ドラマへの登場は母親の榊いずみの方が先で、第3シリーズから。
夫と喧嘩して家出し、京都のマリコ宅に押しかけ、短期間同居するという展開でした。
ちょっと奔放な自由人といった感じのキャラ。
喧嘩したという夫が伊知郎ということになるのですが、この時点ではまだ登場していません。

いずみ役の星由里子さんは戦後の日本映画黄金期である昭和30年代からの
東宝映画の大スターで、今も東宝芸能所属。
東宝シンデレラ出身で、現在の同社の看板スターである沢口さんにとって大先輩です。
つまり新旧の東宝看板女優が母娘役で共演しているのです。

いずみは第3シリーズの第1~5話、第4シリーズ全8話に登場。
レギュラーとして本格登場したのはこの時だけですが、その後も時折登場しています。
現時点での前述の2014年末スペシャルが最後。
この時はマリコが仕事の関係で横浜の実家に里帰りして顔を合わせる展開でした。


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横浜の実家で母娘再会。
伊知郎は仕事なのか不在で、いずみだけの登場でした。

マリコのセリフの上では、いずみはその後も時々登場しています。

追記:星由里子さんは2018年5月16日に死去しました。↓こちらに追悼記事を記しています。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/post-b629.html



父と娘
父親の榊伊知郎は第6シリーズ第1話から。
こちらも押しかけ同居のような形での登場でしたが、
実は伊知郎はマリコが所属する京都府警科捜研に、所長兼化学鑑定担当として赴任してきたのです。
第1話のラストで科捜研で顔を合わせて、初めてマリコもそれを知るという展開でした。

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マリコの町屋風住まいでの父・伊知郎との同居風景
たまにはこんな和やかな晩酌シーンもありました。

伊知郎は元々科学者で大学教授でしたが。警察への就職は初めてだったようです。
以降第10シリーズまで、所長であり、マリコの父親という主要キャストてして、このドラマを支えました。

Wikipediaに、最初マリコは科捜研で伊知郎との関係を隠そうとしていたのと記述がありますが、それは違います。
親子ではなく、所長と研究員として振る舞おうとする素振りはありました。
当然でしょうが。


伊知郎は第10シリーズと第11シリーズの間の2011年の単発スペシャルで、
新たに設立される科学鑑定監察所への転職の為に退場しました。
その後、2013年のクリスマススペシャルに監察官として再登場しています。
これが現時点での最後の登場です。



◆年齢
榊マリコを演じる沢口靖子さんは1965年6月11日生まれなので、現在51歳、
今年2017年で52歳になります。
若々しくて美しいアラフィフ女性です。
『科捜研の女』のスタートは18年前の1999年10月なので、当時は34歳でした。

その沢口さんが演じる主人公・榊マリコの年齢については、
劇中で今までに何度か言及がありました。


第1シリーズ終盤(1999年12月)で30歳
古くは第1シリーズ、1999年12月の放送回で、犯人側が入手したマリコのデータ内に30歳との記載があります。
1999年12月に30歳なら1969年生まれの可能性が高く、沢口さんの実年齢より4歳年下ということになります。
1968年暮の可能性もありますが、ともかく2017年は48歳の年でしょう。


2005年7月で37歳?

6年後、第6シリーズ初回の2005年7月放送分で、京都に押し掛けてきた父親・伊知郎の「40女」発言に対して、
マリコが「37歳」だと返すシーンがあります。
これだと単純に計算すれば、1967年7月~1968年7月の間の生まれということになり、
第1シリーズのデータとは僅かながらズレてしまいます。

この場面はマリコが自身の年齢に言及した貴重なシーンなのですが、
売り言葉に買い言葉的なやりとりで、信憑性にやや疑問があります。
ただ、それなら若くいうのが自然ですが、逆サバを読んでることになってしまうのですが。

また、第1シリーズのデータが少し古いものだったとすれば、合致するという解釈もできます。
強引ですが。


1970年生まれ?

最近の年齢への言及としては、2014年の年末スペシャルで30年前に14歳という話がありました。
ちょっとややこしいですが、2014年末時点で「30年前に14歳」だと、放送当時は44歳、
おそらく1970年生まれということになります。
若干若返りました。
ただ、生年や現年齢が明示されてはおらず、「30年前」というのもやや漠然した印象があります。
最新の言及だからこれが公式設定、というにはやや曖昧なのです。

以上の3話から推測する限り、完全に整合性の取れた答えを導き出すのは難しそうです。
とはいってもそれほど大きなブレはなく、上は1967年生まれの可能性もありますが、だいたい1968年~1970年くらい、
実際の沢口さんより3~5歳下で、2017年は47歳~49歳くらいというところでしょう。



◆住居
前述のように榊マリコの実家は横浜にあるとして、京都での住まいはどこでしょう。
最近は全然登場しません。

遡ると、マリコは第1シリーズではアパートで一人暮らしでした。第2シリーズでは長期の自動車免許取得合宿の為にアパートを引き払い、
女刑事・城丸準子(伊藤裕子)のマンションに押しかけ同居。

第3シリーズから京都情緒を感じさせる町屋風の住まいとなりました。
前述のようにここで母親の榊いずみ(星由里子)としばらく同居します。


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そして第6シリーズ(新・科捜研の女2)からは科捜研所長として赴任してきた
父親の榊伊知郎(小野武彦)と写真のような同居生活となります。

しかし、伊知郎の退場以降、正確に言えばそれより少し前から、
この住居はまったく登場しなくなりました。

そして、2017年11月放送のシーズン17第8話において、
マリコはマンション住まいである事を自ら語りました。
実際に住まいの様子が描かれたわけではありませんが、どうやら転居したようです。

↓この転居問題については、こちらに記しています。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/17-9596.html


Old Fashioned Club  月野景史

2017年2月14日 (火)

【科捜研の女】超入門①/日本一の長寿ドラマの歴史と雑学

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『科捜研の女』

テレビ朝日木曜20時の「木曜ミステリー』枠で1999年10月スタート。
2016年10月~2017年3月まで第17シリーズを放送中。制作は東映。
『相棒』に先行する、現在、連続ドラマとしては日本一の長寿シリーズです。

主役は京都府警 科学捜査研究所(科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)。
「科学」の力で証拠物を鑑定し、真実を追求する“科捜研の女”です。
準主役はマリコ達科捜研メンバーと協力して捜査に当たる京都府警 刑事部捜査一課刑事の土門薫(内藤剛志)。

しかし、初期は視聴率が低迷し、シリーズごとにキャストを大幅に入れ替えるなど、苦戦を続けていました。
このドラマについて書いた当ブログのページには、毎日多くのアクセスがあります。
日本一の長寿ドラマで、全国のテレビ局で毎日のように再放送されているのに、
研究本の発行も、ファンサイトらしきものもなく、
DVDも第7シリーズしかリリースされておらず、情報不足なのだろうと思います。
再放送の時間になると(もちろん本放送も)、アクセス数が急伸します。

ここでは『科捜研の女』の入門編として歴史と雑学を記します。
といっても、そもそもベースとなる資料が乏しいので、多くは推測になります。


◆数字に見る『科捜研の女』史

視聴率低迷 リニューアルを繰り返した初期
1999年10月にスタートした第1シリーズ全9話の平均視聴率は9.3%。
今でも続編は難しい数字ですし、全般の視聴率が今よりも高かった当時なら尚更です。
にもかかわらず、翌2000年には第2シリーズが制作されました。
これにはちょっと事情があります。


東映京都の制作枠
「木曜ミステリー」のドラマは基本的に東映京都撮影所の制作。
だから『科捜研』も、『おみやさん』や『京都地検の女』など他のドラマもみな京都が舞台なのです。
京都撮影所では古くから時代劇を制作してきましたが、時代の波に押され時代劇枠は縮小、
1999年から1月から現代劇の「木曜ミステリー」をスタートさせました。
第1作は『京都迷宮案内』(橋爪功主演)、10月スタートの『科捜研』は第4作です。

初年度放送の4本は視聴率はいずれも一桁に低迷しましたが、大事な枠なのですぐにはやめられず、
残りの2本よりは数字の良かった『迷宮案内』と『科捜研』を継続することになったのでしょう。
このあたりの経緯については以下に少し詳しく記しています。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-8767.html

第1シリーズの科捜研メンバーはマリコはじめ5人、彼らと協力する捜査一課のレギュラーは3人という陣容。
土門刑事はまだおらず、小林稔侍さん演ずる木場警部が刑事側メンバーの中心でした。
また、後に日野(研究員→所長)として長く出演する斉藤暁さんは別役の研究員を演じていました。


悪戦苦闘が続く
数字が悪いのに続けようというのだから、かなりのテコ入れをする事になります。
2000年10月スタートの第2シリーズは、マリコを主任に格上げし、他の科捜研メンバーは総入れ替えするなど、
大幅な変更をして臨みますが、9.2%と僅かながら下げてしまいました。

ところが、更にメンバーを変えて迎えた翌2001年11月の第3シリーズは12.3%と急伸します。
数字が良くなったので当然ながら、翌2002年7月にはメンバーをあまり変えずに
第4シリーズが作られますが、また10.2%まで落としてしまいました。
こうなると、なぜ第3シリーズで数字が伸びたのかがむしろ不思議です。


大幅リニューアルで『新・科捜研の女』に
前期から1年半のインターバルをおいて2004年4月、
タイトルも『新・科捜研の女』と変えて第5シリーズがスタートします。
前シリーズで木場警部が殉職のため退場したので、過去にプロファイラー役でレギュラーとして出演していた
内藤剛志さんを刑事役で登場させ、また斉藤暁さんを別役研究員で再登場させるなど、
かなり思い切った・・・というか、荒っぽいリニューアルをしました。
視聴率は10.8%と僅かに伸ばすも、まだ物足らない数字。

更にリニューアルした2005年7月スタートの第6シリーズでようやく12.8%
このシリーズから数字もキャストもようやく安定し、現在まで続くスタイルが定着しました。
番組開始から既に7年が経っていました。


安泰した長寿ドラマに
続く第7シリーズ(2006年)から第10シリーズ(2010年)までは13%以上を記録。
最高は第9シリーズの14.5%。日本を代表する長寿ドラマとして安定成長していた時期です。
ただ、この時代において“高視聴率”とはいえないでしょう。“好視聴率”というところか。
ここらが、研究本やDVDが出ない所以かも知れません。
尚、第9シリーズでタイトルから『新・』は外れ、『科捜研の女』に戻りました。

第11シリーズ以降は13%を超えていませんが、
地デジ時代における全般の視聴率低迷もあり、仕方ない面もあります。
近年は2クールでの放送も多く、11~12%台を確保する貴重なドラマです。
そして、再放送の超優良コンテンツでもあります。


◆科捜研の人員構成

レギュラー5人は定番だが
現在の京都府警科捜研のレギュラーメンバーは所長以下5人(男3人・女2人)
これは第1シリーズもまったく同じでした。
その後、顔ぶれは激しく入れ替るも、総数は4人~6人の間で推移し、事務職員が含まれることもありました。
研究員だけなら最少で4人、最大5人とほぼ一定しており、第8シリーズ以降は研究員のみ5人体制が定着しています。

初期はモブ研究員が存在
ただし、実は初期には大きな違いがありました。
第1シリーズの5人というのはあくまでレギュラーキャストの話で、
他に、所内には無名の研究員達が複数存在していたのです。
いわゆる“モブキャラクター”というやつですが、『科捜研』のモブぶりは徹底しており、
本当に背後にチラッと映るたげで、まともに顔が確認できるシーンは滅多にありません。

この状態は第6シリーズまで続き、第7シリーズからレギュラーキャストのみになりました。
第7シリーズでは事務職含め6人でしたが、次の第8シリーズから研究員のみの5人体制となりました。

現実世界の都道府県警察本部に存在する科捜研の人員は各10人から70人くらいだそうです。
京都府警ならばそれなりの規模でしょうから、このドラマの5人というのは少な過ぎですねね。
あくまでフィクションとして、このドラマではそういう組織だということです。



※このブログは書きかけです。
Old Fashioned Club  月野景史

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