11.【特集】『相棒』

2018年12月23日 (日)

【相棒17】2019元日SP/神戸尊(及川光博)と社美彌子(仲間由紀恵)が久々登場

伊丹刑事退場、川原和久さん降板か?
と気をもませた『相棒17』第9話(12/12放送)ですが、
結局伊丹は命びろいし、無事残留となりました。

少し早めですが、これで年内の放送は終了、次は恒例の元日スペシャルです。


2019年1月1日(火・祝)よる9:00~11:15
テレビ朝日開局60周年記念 元日スペシャル
『相棒season17』第10話「ディーバ」

凱旋帰国した世界的歌姫を巻き込む誘拐事件が発生!!
さらに、世間を震撼させる“殺人の告発”が…
右京は元特命係・尊に協力要請!! 前代未聞の難事件に挑む!!




1710001

今回は2代目相棒の神戸尊(及川光博)が約2年ぶりに登場。
元日スペシャルへの出演は現役時代の2012年以来だと思います。
現在は警察庁官房付の神戸ですが、右京の依頼で特命係に協力するようです。
現4代目相棒・冠城亘(反町隆史)とアクションシーンもあるとか。



1710002

そして仲間由紀恵さん演じる警視庁総務部広報課 課長・社美彌子も久々の登場。 
仲間さんにとっては産休明け初のドラマ出演とのこと。
色々謎ほ抱えたキャラクターですが、どのような展開があるのか?



見どころ満載。
ストーリーは結構複雑そう。
内容の充実が望まれるところです。

Old Fashioned Club  月野景史

2018年12月 8日 (土)

【相棒17】12/12放送第9話「刑事一人」/伊丹刑事(川原和久)退場か?

12月12日放送の『相棒season17』第9話「刑事一人」。
あらすじを読むと、タイトルの「刑事一人」とは伊丹刑事のことのようで、
警視庁が捜査を打ち切った事件を彼が単身で追うようです。

170901


そして、予告映像には「絶対絶命の伊丹」とあります。
なにやら伊丹の退場を予感させます。
退場どころか、命の危険、殉職の可能性すら感じる予告内容です。

もっとも、退職・殉職による退場を予感させて何もなしというのは近年の『相棒』で珍しくはありません。
ネットでは「やめるやめる詐欺」などと揶揄されていたりします。
実は伊丹についても約2年前、2016年1月27日放送の『season14』第13話「伊丹刑事の失職」で、
同様のことがありました。

脚本がこのようなレギュラー陣の進退に関わるようなネタが多い真野勝成氏なので、
今回もまたそうかなという気もします。

ただ深読みすれば、伊丹の場合は比較的最近それがあっただけに、
ニ度目はない、今回は本当に退場・降板かと考えられなくもないですが。


伊丹憲一(いたみ けんいち)(演:川原和久)
警視庁刑事部捜査一課の刑事。階級は巡査部長。
2000年の『相棒』プレシーズン 土曜ワイド劇場版第1作より登場するシリーズの重要レギュラー。
かつては同じ捜査一課の三浦刑事(大谷亮介)、芹沢刑事(山中崇史)とは「トリオ・ザ・捜一」と呼ばれました。
シーズン12以降は三浦が退職したので、芹沢とのコンビの状態です。
そして、初期は同期入庁設定の初代相棒亀山薫(寺脇康文)との絡み、いがみ合いもまた『相棒』の名物でした。

2013年にはスピンオフの伊丹主演映画『相棒シリーズ X DAY』も公開されるなど、
個性的な脇役陣の中でも鑑識課の米沢守(六角精児)と並び、『相棒』に欠かせない名物キャラクター。

もう一人の米沢守は2016年3月の『season14』最終話をもって退場しています。
(警察組織には残っているので、その後も何度か顔を出していますが)

米沢もその1年少し前、2015年1月14日放送『相棒season13』第11話が
「米沢守 最後の挨拶」のタイトルで、退場を予感させましたが、残留しました。
でも二度目はなかったということになります。


川原和久さんは二時間ドラマ時代から数えると伊丹を演じてそろそろ20年になります。
伊丹役としてかなりの認知度があると思いますが、
六角さんと違って、他のテレビドラマには滅多に出演しません。
所属する劇団ショーマの仕事が忙しいのか?

今回は伊丹と因縁の深い亀山が移住した国サルウィンもストーリーに絡むようです。
そういえば、テレビ朝日ではつい先週の月曜と火曜に亀山薫の退場編である
シーズン7の第8話と9話「レベル4」の前後編が放送されたばかりです。
これも伏線なのか。

どうなりますか?

Old Fashioned Club  月野景史

2018年10月15日 (月)

【相棒17】10/17スタート/右京・冠城・青木 今期は特命係3人体制でいくのか?

17top

テレビ朝日・東映制作の国民的長寿ドラマ『相棒』は10月17日(水)よりseason17がスタートします。
杉下右京(水谷豊)と4代目相棒・冠城亘(反町隆史)のコンビによる4シーズン目ということになります。

2代目の神戸尊(及川光博)、3代目の甲斐享(成宮寛貴)がほぼ丸3シーズンで退場しているので、
冠城がまさかの初回退場などというどんでん返しでも起きない限り、
4期を迎える久々の長期コンビということになりそうです。

しかし、今期はスタート前に土曜ワイド第1作から出演している大木長十郎刑事役の
志水正義さんの訃報という悲しい知らせがありました。
志水さんの闘病について記した私のブログには驚くほど多くのアクセスがありました。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/post-dcd1.html

改めて志水さんに哀悼の意を表したいと思います。


さて、ドラマ『相棒』は右京・冠城コンビによる長期安定時代を迎えるのか。
しかし、そうだとしても、今期は波乱の幕開けです。
前シーズン最終話からの流れで、サイバーセキュリティー対策室の青木年男(浅利陽介)が
異動により特命係に加わってのスタートとなるからです。

となると、特命係が3人になるということ。
この特命係3人体制というのは過去に単発エピソードとしてはあるのですが、
継続的にそうなるとしたら初めてのことです。

なにしろ、当初は『相棒・警視庁ふたりだけの特命係』というタイトルだったドラマです。
それが本当にシーズン通して3人体制でいくのか、予断を許さぬところです(笑)。


1701001
左から杉下右京、青木年男、冠城亘の新特命係トリオ!?


しかし、問題はそういった表面的な体裁だけではありません。
そもそも、青木が特命係に異動になった事情からして、
『相棒』世界の常識からすれぱ、かなり解せないことなのです。

青木は中途採用の特異なポジションとはいえ、警察官の職にありながら、
これも近年セミレギュラーとして登場している雑誌記者の風間楓子(芦名星)を
背後から押してエスカレーターから突き落とすという乱暴な行為を行っています。
階段から突き落とされて意外と簡単に人が死んでしまう『相棒』ワールドにおいては、
“殺人未遂”といっていい犯罪です。

これだけの重罪を犯しながら逮捕もされず、警察をクビにもならず、
特命係入りとか・・・・あり得るのか?

しかし、この不条理感もまた『相棒』らしいと言えなくもなく・・・。
難しいところです。


ネットでは、とりあえず今期は特命3人体制でスタートしても、
青木はすぐに外れるのだろうという見方もあります。

それもわかるのですが、
なにか最近の傾向からいうと、しばらくこのままいくのでは、
という気もします。

Old Fashioned Club  月野景史

2018年9月28日 (金)

【俳優】志水正義死去/『相棒』の大木刑事役 FBでガンとの闘病を告白していた

訃報 俳優の志水正義さんが9月27日に亡くなりました。60歳

Photo_2
志水正義
(しみず せいぎ、1958年3月4日 - 2018年9月27日)


志水さんは2000年6月に土曜ワイド劇場で2時間ドラマとして放送された
『相棒』シリーズの第1作から大木長十郎刑事役で出演してきました。

大木刑事とは・・・
杉下右京(水谷豊)のいる特命係に隣接する組対5課の所属で、角田課長(山西惇)の部下。
大木にとっての“相棒”である大柄の小松真琴刑事(久保田龍吉)と共に、いつも特命の様子をうかがっている、
小柄で髭面のダンディな刑事です。

番組スタートから最新作の『season16』(2017年10月-2018年3月)18年間、
劇場版も含めて出演を続けてきました。
当初は役名もなく、セリフのない回も多いモブ的なポジションでしたが、
『相棒』人気の高まりにつれて注目度も上がり、重要な役割を担うことも増えていきました。


志水さんはこの年代の男性には珍しく、小まめに自撮り写真付きでフェイスブックを更新する人でした。
そして今年の7月にFBで癌との闘病と、発病の原因について公表したのですが
その内容は大変ショッキングなものでした。

当時、そのことについてこのブログに記しました。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/post-dcd1.html

このブログには今まで多くのアクセスがありました。


その後、志水さんは前向きに治療に取り組むと共に、
10月にスタートする『相棒 season17』の撮影に参加していることもFBに記していましたが、
病状は悪化し、残念な訃報となりました。

謹んで哀悼の意を表します。

Old Fashioned Club  月野景史

2018年8月10日 (金)

【俳優】津川雅彦死去/昭和~平成の名優 『相棒』では政治家・瀬戸内米蔵役

訃報 俳優の津川雅彦さんが亡くなりました。78歳


津川雅彦
(つがわ まさひこ、1940年1月2日 - 2018年8月4日)

父・澤村国太郎、兄・長門裕之、祖父・牧野省三、叔母・沢村貞子、叔父・加東大介という超名門の出。
自身も大物俳優、大スターにして名優、そして晩年まで第一線の売れっ子俳優として活躍しました。
4月に亡くなった妻の朝丘雪路さんを追うかのような最期でした。

そのキャリアは輝かしいのですが、本人も述懐しているようですがやや不遇だった時代もあり、
たしかに1970年代くらいまでは「津川さんにしては意外と小さな役だな」というような作品も見かけます。
1980年代か、もう少し前からかも知れませんが、再上昇に転じた人です。

その活躍は俳優業のみに留まらず、多くの人が様々に書くでしょうから、このブログではやはり『相棒』に絞ります。


16120101
本年1月の放送より


津川さんは『相棒』シリーズに政治家の瀬戸内米蔵役で出演しました。
与党の大物で元法務大臣にして僧侶という役どころで、いわゆるセミレギュラーですが、
2時間スペシャルや劇場版などの大作に登場して、重要な役割を担いました。

初登場は2004年放送のシーズン2最終話。
以来、特命係の杉下右京(水谷豊)と初代相棒の亀山薫(寺脇康文)、
及び殉職した小野田官房長(岸部一徳)とはいくつかの事件に絡み、
深い因縁を重ねてきました。

しかしシーズン7で横領罪で逮捕され(2008年)、10年の刑に服します。
その間も獄中から特命係と関わったので、2代目相棒の神戸尊(及川光博)、
3代目の甲斐享(成宮寛貴)とも接点があります。

実はお兄さんの長門裕之さんも初期の『相棒』に外務官僚として出演しています。
特命係ができるきっかけとなった人物なのですが、こちらは大ヒール、悪役です。

それに対して瀬戸内は政治家らしいクセはありますが、
基本的には正義感が強く情に厚い一本気な人物で、特命係の理解者・協力者。
逮捕・服役も自らの信念を貫いた結果ともいえます。

そして、今年の1月後半に2週にわたり放送された
シーズン16 300回記念前後篇スペシャル「いわんや悪人をや」で
2014年3月以来、約4年ぶりの再登場を果たしました。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2018/01/1612431300-986a.html


161303

晴れて仮出所し、住職として寺に落ち着くという展開。
これが『相棒』には最後の出演となりましたが、とにかく出所まで描かれたのはよかった。


津川さんはこの後、3月に放送されたアガサ・クリスティ原作ドラマにも出演していますが、
撮影時期でいうと、この『相棒』300回SPが後になると思われるので、
もしかしたらテレビドラマとしての遺作かも知れません。
ただ、まだ未放送の作品があるという話も聞くので、わかりませんが。


津川さんの訃報を受け、テレビ朝日は急遽予定を差替え追悼企画として、
今日8月10日の午後に瀬戸内が逮捕されるシーズン7の第1・2話を再放送しました。
そして明日11日14:10より上述の300回記念スペシャル「いわんや悪人をや」前後篇が再放送予定です。


以上、津川さんと『相棒』について書きましたが、
実は津川さんは『相棒』と並ぶテレビ朝日・東映制作の長寿ドラマ『科捜研の女』にも、
シーズン11のみですが、京都府警本部長役でセミレギュラー出演し、
榊マリコ(沢口靖子)や土門薫(内藤剛志)ともしっかり共演しています。
さすが、最後まで現役の売れっ子。こちらも追悼放送してほしいものです。
頻繁に放送されてはいますが。

昭和・平成の名優に、謹んで哀悼の意を表します。

Old Fashioned Club  月野景史

2018年8月 7日 (火)

【相棒】テレビ朝日が宮部たまき(高樹沙耶)登場回の再放送を解禁

今日8月7日、テレビ朝日夕方の『相棒』再放送で、
封印状態だった宮部たまき(高樹沙耶)の登場回が再放送されました。
高樹さんが大麻取締法違反容疑で2016年10月に逮捕されて以来、
約1年10ヶ月ぶりの解禁ということになると思います。


Dsc00795
放送されたのはシーズン7第6話「希望の終盤」
初代相棒亀山薫(寺脇康文)と美和子(鈴木砂羽)はこのシーズンの第7・8話で退場するので、その直前です。


高樹さんは主人公・杉下右京(水谷豊)の元妻で小料理屋「花の里」の女将・宮部たまき役として、
連続ドラマ化される前の土曜ワイド劇場第1作(2000年)から出演し、
2011年のシーズン10第1話で降板しました。
(※シーズン7以降は本名の益戸育江に改名。2016年の参院選には高樹沙耶名義で出馬。)

テレビ朝日は元々『相棒』シリーズを毎日のようにランダムで再放送しています。
高樹さんの逮捕以降、彼女の出演回を放送しなくなったのですが、
ランダム放送なので出演回を飛ばすのではなく、出ていない回をピックアップして放送していたのです。
初代相棒の亀山薫時代は出演頻度が高く、亀山時代の大半が放送されないという事態に陥っていました。

放送可能な高樹さん不出演の回についてはこちらでリストアップしています。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-84b7.html 

逮捕までの経緯はこちら
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/post-cb4d.html 


たまきの登場回を放送しないことについて、テレビ朝日側は何のアナウンスもしなかった思います。
そして今回の解禁も静かに行われました。

今後の予定を見ると、1週間後の来週火曜日8月14日に同じシーズンの第13話が放送予定です。
これは亀山退場後で2代目相棒神戸尊(及川光博)登場前、特命係が右京1人のいわゆる“片棒時代”
ランダム放送なのでその後はどうようなペースになるかは不明ですが、
『相棒』ファンにとってまずは喜ばしいことです。


Old Fashioned Club  月野景史

2018年7月22日 (日)

【相棒】大木刑事役の俳優・志水正義さんが癌との闘病とその原因をFBで明かす

追記:志水正義さんは2018年9月27日に死去しました。


『相棒』ファンには衝撃的なニュースです。

2000年の『相棒』ファーストエピソードから脇役の大木長十郎刑事として出演している俳優の志水正義さん(60歳)が
重いガンと闘病中であることを明かし、併せて病気になった原因について告発しています。


Photo
志水正義さん


『相棒』の大木刑事は杉下右京(水谷豊)のいる特命係に隣接する組対5課の所属で、角田課長(山西惇)の部下。
大柄の小松真琴刑事(久保田龍吉)と共にいつも特命の様子をうかがっている、小柄で髭面のダンディな刑事です。
『相棒』歴は古く、2000年6月に土曜ワイド劇場で2時間ドラマとして放送された『相棒』第1作から、
最新作の『season16』(2017年10月-2018年3月)まで、大木にとっての“相棒”である小松刑事と共に出演を続けています。
もっとも、この大木、小松の役名がついたのはずっと後ですが。


志水さんは2018年7月15日付と21日付のフェイスブック(FB)で、

・手術不可能の膵臓がんと肝臓がんに侵されていること
・その原因は現在関わっている某局(テレビ局と思われる)の過酷な仕事によるストレスであること
・経済的に困窮しており、治療のための義援金を求めていること


要約すると、以上のようなことを記しています。
大変ショッキングな内容です。詳しくは志水さんのFBを参照してください。
https://www.facebook.com/seigi.shimizu.9


Fb02

↑志水さんのFBの画像です。クリックしても開きません。
上記のアドレスからアクセスしてください。


FBは不慣れな人には読み難いでしょうから、少し補足をしておきます。
まず記述を読む限り、病気の原因となった過酷な仕事とは『相棒』ではありません。
明らかに違います。



志水さんはこの年代の男性にしては珍しく、小まめに自撮り写真付でFBを更新しています。
昨年までは『相棒』の話題を中心に比較的のんびりした印象でした。


今年になってから、故郷熊本を中心とする各地での過密なロケについての記述と、
合わせて体調不良に関する記述が増えていきます。
病気の原因になった仕事とは、この地方ロケに関わるものだと推測されます。

4月3日のFBで「N局」の仕事で熊本に向かう記述があり、この局に対する軽い不満も書かれています。
これ以前に脚本の仕事に関わる記述で「渋谷のN局」とあり、志水さんの書く「N局」とはNHKのことだと思われます。

ただし、FB記載の地方ロケのすべてが同一の仕事かは断定できないし、
よって病気の原因となったという「某局」がどこかも今は断定できません。

また、元々FBには経済的困窮の理由について、
この某局からのギャラ、経費等の未払いによるものとの記載もあったのですが、
この部分は現在は削除されています。


とり急ぎフェイスブックから得られる情報だけをまとめて紹介しましたが、
志水正義さんのご回復を祈っております。


追記:志水正義さんは2018年9月27日に死去しました。
このブログを書いた後、志水さんはFBで前向きに治療に取り組むと共に、
10月にスタートする『相棒 season17』の撮影に参加していることも記していましたが、
病状は悪化し、残念な訃報となりました。
謹んで哀悼の意を表します。


Old Fashioned Club  月野景史

2018年6月19日 (火)

【相棒11】波瑠が旧家令嬢を演じた出世作 2013年元日SP「アリス」 テレ朝55周年記念作/滝藤賢一も出演

2013年1月1日、テレビ朝日55周年記念作として放送された
『相棒season11』元日スペシャル第11話「アリス」は、
今や20代を代表する女優となった波瑠さんの出世作・・・のひとつといえるでしょう。

※「アリス」は2018年6月23日(土)13:57よりテレビ朝日で再放送されました。

111101

110203


波瑠さんの出世作といえば、まずはNHK朝ドラの『あさが来た』(2015年秋~2016年春)。
それ以前の重要なドラマだとヒロインを演じた2014年4月クールの『BORDER』があります。

この2本と同列に扱うのは無理かも知れませんが、『BORDER』の前年、
正月の風物詩ともいえる国民的ドラマ『相棒』元日スペシャルへのメインゲスト起用は
波瑠さんのキャリアの中でも重要かと思います。

当時の波瑠さんの女優としてのポジションを論ずるのもちょっと難しいのですが、
地上派連続ドラマのゲストという点では、
前年2012年4月放送の『リーガル・ハイ』第1話があります。
この時は端役とまではいいませんが、それほど大きな役ではありませんでした。
これと比べるなら、『相棒』での起用は抜擢と言ってもいいかと思います。



『相棒11』第11話「アリス」(2013年1月1日放送)
前年10月から3代目相棒として甲斐享(成宮寛貴)が登場。
杉下右京(水谷豊)・カイトの新コンビとなって初の元日スペシャルでした。
メインゲストの波瑠さんが演じるのは旧家の令嬢・二百郷茜(におごう あかね)。

57年前、1955年のクリスマスに起こった謎の少女失踪事件。
タイトルの「アリス」に相応しく不可解でファンタジック、そしてノスタルジックな雰囲気ながら、
現在の場面では謎の集団相手に『相棒』としては過激なアクションもある異色作。
波瑠さんのアクションシーンがあるわけではないですが。

『相棒』の長時間スペシャルの中でも名作と言っていいかと思います。
最近の波瑠さんは主演・ヒロイン女優として、クールなイメージもあり、また熱血漢もと、
かなり多作で意外と幅広い役柄をこなして活躍中ですが、
この透明感のあるお嬢さんは、もしかしたら一番似合っていたかも知れません。


滝藤賢一も出演
この回は他にもゲストがユニークで、
今や超売れっ子脇役といえる滝藤賢一さんが『半沢直樹』(2013年7月クール)での
ブレイク直前の時期での出演。

111102
ちょっとわかり難いですが、相棒コンビの間が滝藤さん。右が波瑠さん。


また、57年前に行方不明となった少女は広瀬アリスさんが演じています。

そしてもう1人推したいのがカイトの同期である大石真弓婦警を演じた松本若菜さん。
柔道3段の設定で、謎の敵に襲われる茜の身代わりとなってのアクションも披露します。
大石はこの後、シーズン12でもう1度だけ登場しますが、大きな活躍はなく、
やがてカイトは退場、彼女もフェードアウトしてしまいました。
『相棒』ファンの間では人気があり、またもっと活躍してほしかったと
惜しまれているキャラでもあります。


Old Fashioned Club  月野景史

2018年4月19日 (木)

【相棒】三浦刑事退場回 seazon12初回SP 4/23再放送/カイトはオカルトに嵌る?!

来週4月23日14時57分よりテレビ朝日では
『相棒seazon12』の第1話2時間スペシャルとして2013年10月に放送された
「ビリーバー」を再放送します。

テレビ朝日の午後の14時台~16時台はドラマの再放送タイムで、
特に同局が誇る二大長寿警察ドラマである『相棒』と『科捜研の女』を
ランダムに放送しています。

その意味では、今回はたまたまこの回が放送されるということですが、
実は本放送時に大きな話題を呼んだ回です。

3代目相棒甲斐享(カイト=成宮寛貴)が登場して2シーズン目の第1話であり、
前宣伝ではカイトがオカルトにはまってしまうというのが目玉でした。
それまでの2代の相棒に比べるとだいぶ若いカイトなので、
どうなってしまうのかと注目を集めました。

しかし、実はこの回にはそれ以上に衝撃の結末が待っていました。

相棒シリーズが連続ドラマ化される以前、
土曜ワイド劇場で放送された第2昨(2001年)からのレギュラーキャストであった
警視庁捜査一課、三浦信輔刑事役の大谷亮介さんが退場してしまったのです。
01_2


『相棒』はそれまで、W主役の片割れである水谷豊さんの相棒役、
寺脇康文さんと及川光博さんの二度の交代を経験しています。
だが、これは事前に告知されていました。

この時の大谷さんの降板は事前にまったく情報がなく、
ファンにとってはそれこそ『相棒』史上最大ともいえる衝撃だったのです。

この時に書いたブログにはその後も長く多くのアクセスがありました。
http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/12-8542.html


またこの回はシーズン13最終回「ダークナイト」で衝撃の退場となる甲斐享がフィーチャーされました。
まさかカイトにあんな結末が待っているとは。
その後、演者の成宮寛貴さんも芸能界を引退してしまいました。
Aibou12


こんな回を『相棒』本放送がオフの平日にさらっと放送するというのも・・・、
まぁテレビ朝日らしいともいえますが。

Old Fashioned Club  月野景史

2018年3月14日 (水)

【相棒16】最終回は異色の犯人探しミステリ/青木(浅利陽介)が特命係に異動

『相棒 season16』最終回第20話2時間スペシャルが終了しました。

『相棒』の長時間スペシャルというテロだ国家権力だ公安だと大袈裟な話が多いのですが、
今回は異色で6人の容疑者をターゲットとした犯人宛てミステリでした。
ただし、その6人はいずれも『相棒』のセミレギュラーで警察官、ほとんどが幹部クラス。

おなじみの甲斐峯秋(石坂浩二)、社美彌子(仲間由紀恵)、
内村刑事部長(片桐竜次)と中園参事官(小野了)、
そして衣笠副総監(杉本哲太)と青木(浅利陽介)の3組6名。


162001_2

杉本哲太さんは先日亡くなった大杉漣さんの代演で、今回が初登場。

被害者はこれも前シーズンからセミレギュラーとして登場している
写真誌「週刊フォトス」の記者・風間楓子(芦名星)。
彼女をエスカレーターから突き落とした犯人は誰かというのがテーマ。


この6名からの犯人探しを特命コンビ、及び捜一コンビが行い、
それに実家が関西のやくざだった楓子の母・匡子(加賀まりこ)が絡み、
話が色々こじれれた末、犯人は青木という展開でした。

犯人当てミステリとして特に優れていたとも思えませんが、
豪華なレギュラー陣を使ってのこういう話もたまにはありでしょう。


この決着でいいのか?
ただ、決着の付け方には疑問があります。
ひとつはやくざの暴力による報復を肯定的に描いてるように感じられること。
今までにないくらい暴力団に好意的・同情的のように思えました。

もうひとつは、明らかに重罪を犯している青木に大したお咎めなしで、
右京ですら重大視していないように思える点です。
青木の犯罪に情状酌量の余地があるとは思えないのに。

これが新参の脚本家が書いた話ならもっと文句も出るところでしょうが、
スタート以来のメインライターである輿水泰弘氏ですから、仕方ないというところか。


青木が特命係に
そして更にサプライズですが、ラストで青木は特命係に異動になってしまいました。
この異動辞退がお咎めといえばお咎めということです。

かつて特命係は陣川警部補(原田龍二)を加えて3人体制になったことはありますが、
あくまで単回での出来事で、再異動ですぐに2人に戻りました。
今度はどうなるのか?

『相棒』はこれから半年のオフに入ります。
次は今年の10月スタートのシーズン17。
まだやると発表されているわけではありませんが、ここは間違いなくやるとして、
17はシーズン通して特命係3人体制になるのか?
それとも、またすぐに再異動で2人に戻るのか。
まだまったくわかりません。

早くも、3人体制では“相棒”ではなくなるなどとの声も出ています。
まぁこの点は、青木が特命係に加わっても、基本的には後方支援で、
刑事として捜査を行うのは右京と冠城コンビだけかと思いますが。

Old Fashioned Club  月野景史

より以前の記事一覧

フォト
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
2019年1月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ